大怪獣のあとしまつのレビュー・感想・評価
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主演も認める銀杏オチ
2022年劇場鑑賞35本目。舞台挨拶中継付。
予告では誰もが知っている大怪獣という事でゴジラを連想させようとしていますが、実際のゴジラが死んだ時は海で骨になったか爆発したかの2回だけなのでこのような事態になっていません。どちらかというとウルトラマンの怪獣でしょうね。
昔見た本でツインテールという怪獣の中をくり抜いて展望台にしたというあとしまつの方法を見て子供ながらにサイコパス過ぎると思った記憶があります。
それはさておいて、映画の99%はドタバタ政治コメディとして面白かったです。あのまま終われば☆4.0はつけていたと思います。
しかし、舞台挨拶の第一声で山田涼介も触れていたクソオチ、いやこの映画風に言うなら銀杏オチで一気に台無しにしてくれました。この2時間ちょっとのやり取りが全て無駄になるオチ(予想はしていたけどオチにするとは思っていなかった)でこの映画の評価は決まってしまいました。
まれに見る酷さ、心のあとしまつが…
大怪獣のあとしまつ
めっちゃ期待してたのに
冒頭から失望してしまいました
着想はいいのに上手く具現化できずとっ散らかったまんまで作品として世に出してしまった感
今年邦画ラズベリー賞No.1かも
とてもとても残念すぎるよ💧
プロの方々の評価が逆に不思議
勘違いしてしまいました。
映画館で鑑賞しました。
「倒された怪獣の後処理」という題材が面白そうだなと思い、シン・ゴジラのような雰囲気を楽しみに映画館に行きました。鑑賞中に自分の前提が間違えていたんだな、と思いました。
科学的なシーンは少しあるものの、閣僚シーンはほとんどコントでした。
どの官庁が後処理の管轄をするのか、腐敗の臭いをどのように表現するか、怪獣の名称発表のシーンといった皮肉っぽいシーンは割と自分的には好きでした。笑いのツボは人それぞれなのでなんとも言えないですが、その他の閣議コントは「こんなシーンをずっと流せるってすごいな」と思ってしまい、基本的にスベっているように感じました。
主人公周りのシーンはどちらかというと真面目な雰囲気で進んでいました。恋愛事情とかは必要あるのかよくわからなかったですが、こういうシーンを入れること自体が皮肉っぽさの表現なのでしょうか。
最後のオチについては、もう特になんの感想もありません。
映画全体の感想としては、笑いのシーンと真面目なシーンの配分がとても中途半端に感じ、どちらかに振り切ってくれよ、というのが正直な感想です。
三木聡監督の作品は初めて見たのですが、監督の作品が好きな方には面白かったのでしょうか。初めからそういう作品だと思って見ていたらもう少し楽しめたのでしょうか。
閣議シーンよりも、この映画の製作陣がどのような会議を行ったかの方が興味がわきました。
残念ながら予算の無駄遣いだったようだ
途中から、何だかとっ散らかった映画だなと思いはじめた。どうやってまとめるのかなと案じていたら、とうとう収拾がつかないまま終わってしまった。もしかしたら、かなりの駄作かもしれないという思いを禁じえない。
そもそも映画のジャンルをどうしたいのか、決めないまま製作している感じだ。印象で言えばコメディ7割、ラブストーリー2割、怪獣もの0.5割、ヒーロー物0.5割というところである。
怪獣ものは、政治組織が絡むから群像劇のようになりがちだが、それでも主人公は必要だ。評価の高かったシン・ゴジラも登場人物がたくさんいたけれども、長谷川博己が主役だった。本作の主役は誰なのか。出演時間で言うと、土屋太鳳か濱田岳か、それともふせえりか。少なくとも山田涼介でないことだけはたしかだ。
取って付けたようなプロットが酷くて、何も心に響いてこない。誰にも危機感がないから、緊迫感ゼロの鑑賞になってしまう。やはり本作はお笑いなのだろう。しかしそれにしてはくだらないギャグやダジャレや意味不明のジョークばかりで、人間存在の馬鹿馬鹿しさを笑い飛ばすような、本物のお笑いは皆無だった。意味不明のキスシーンも理解不能。
松竹と東映の共同配給、沢山の登場人物、作り込まれたVFX、それに特撮と、お金は相当使ったんだろうなと想像できるが、残念ながら無駄遣いだったようだ。
ゴミ映画 まったく動きなし
テーブルで話し会うだけのゴミ映画でした、拷問です。怪獣の死体もレスキューなアクションも斬新な作戦もなし、絶対いらない恋愛シーンとか喧嘩シーンとかあります、怪獣とか災害とか関係ないです。
こんなもったいない設定ある?
原作未読。
ウキウキ喜び勇んで公開初日に視聴。
……うーん?
事前に流れてくるあらすじで「あれ?思ったのと違う」って言うのは多々ある。
大概、良い意味で裏切られて「やられたー!」ってなんるだけど……うーん?
誰でも一度は『ウルトラマン』とか見て「この後、大変だろうなぁ〜」って想像すると思うのね。
街は壊され、そこに飛び散った怪獣の大量の肉片と血。
宇宙から来たなら、腐り始める時間は地球上の生き物と一緒か?
変な菌とかない?
そのお片付けをリアルに映像化するってそれだけで面白そうじゃない。
『シン・ゴジラ』では、怪獣(ゴジラ)が来たときの政治や自衛隊の働きや仕組みを、こうなるのではなかろうか?と出来る限り現実に近い感じで描き、今作でもそういうシーンがあって、面倒事を擦り付け合うシーンにクスリとするんだけど、勿体ないくらい描き込みが浅い。
そういう美味しそうな設定がいっぱいあるのに、見事なくらい全部生かされてない。
『ゴジラKOM』が監督の好きな物を全部入れたら美味しい闇鍋が出来たのに対して、バランスとか考えてこれ?みたいな残念なことになってる。
オチがまた「だったら最初からそうすれば良かったんじゃね?」て思うんだけど、それはウルトラマンに「最初っからスペシウム光線でやっつけりゃいいじゃん」みたいな野暮な話なんだろうなと思いつつ、モヤモヤしながらEDを見た。
渋い役者達が騒ぐ壮大なギャグ映画
何となく雰囲気は想像しつつ見にいったが、良い意味で予想を裏切られた感じ。内閣達の繰り広げるドタバタは笑いどころ満載。そこと平行してマジの怪獣処理で体を張る特殊部隊との対比が絶妙で、不思議なバランスの面白い作品だった。くせ者の役者達との対比でストレートに演じる山田涼介と土屋太鳳は最後まで特撮アクションを貫く、それがむしろパロディみたいな感じとでも言おうか。首相官邸のシーン中心で舞台化してもいけるのではないかと思ったぐらい芝居のクオリティは高くて面白かった。そして最後が、えーっ今更そういうことー!という感じが急にパロディっぽくなった所以。
賛否分かれるかもですが、私はかなりこのティスト楽しみました。
意外とハマった
巨大怪獣が、ある日突然光包まれ死んでしまい、日本国民は歓喜に沸くが、残された死体は徐々に腐敗が進んでいった。このままでは爆発し、一大事を招くおそれがあった。そこで、死体処理を任されたのは、国防軍でも警察でもなく、特務隊員の帯刀アラタだった。さてどうなる、という話。
確かに、ウルトラマンなどが倒した怪獣って、その後は描かれない場合が多いけど、後始末が大変だろうな、って思った。
そして、意外とまじめに問題点を抽出し、ありそうな省庁バトルも有り、楽しく面白く観れた。コメディも有り、少しエロいのも良かった。
総理秘書官の濱田岳がまじめに振る舞ってておかしかった。
ふせえりが主役級の活躍だった。
これはヤバい。
これだけのキャストを揃えて、よくぞここまで面白くなくできるな、と逆に感心。
発想は悪くないんだから、ちゃんとした監督が撮ればもうちょっとマシになったのでは。
上映前予告編のシン・ウルトラマン特報がピークでした。
クソ映画オブザイヤー
2022年のこんな早い時期に今年イチの駄作に巡り合うとは思いませんでした。
設定は良いのですが監督と脚本の力量が伴っていないので中身のないスカスカの自己満足の作品です。
物語の中心に怪獣を置いたシンゴジラのような群像劇を描きたかったのでしょうが内容にリアリティも説得力も感情移入できる要素もないのでただただ薄っぺらい。
それを誤魔化すかのようなお寒いコメディ要素。公開初日だというのに劇場内クスリともしてない。
ラストに関してはしょうもないちゃぶ台返しのような結末。ここに至る2時間に渡る展開を皮肉として捉えるにはあまりにも下品。こういう結末にせざるを得ないほどに力量がない。にもかかわらず勝手に期待して逆に申し訳ないです。
怪獣よりもこの作品の後始末のほうが現実においては深刻です。合掌。
駄作。
予告を見て期待してた。
しかしながら、こんなにグロくて、はちゃめちゃなストーリーだと思わなかった。
インバウンドを推進する行政への批判でもしたいのか?
コロナ禍の中で、緊急事態宣言をする行政への批判?
某野党の議員へのアンチテーゼなのか?
2時間とてもイライラしてしまった。
豪華な役者の無駄遣い。
決して誰にもおすすめできない映画だった。
名前の通り腐った映画でした
予告からこれは面白い特撮映画が来た!と公開まで楽しみにしていました。
人類と怪獣の死骸とのリアルな戦い。国や政治目線でこの緊急事態にどう対処するのか。
長年疑問だった怪獣の後処理について遂に解き明かされるんだとシン・ゴジラそして今年公開のシン・ウルトラマンに合わせてより一層楽しめれるかなと思いましたが、全くそんなことはありませんでした。
リアリティの欠片も無い。
終始面白くないやり取りで本当につまらなかった。
全く要らない恋愛要素に吐き気がしました。
グダグダした適当な茶番劇はまだいい。
ラストのオチが最悪でした。
話が進むにつれて、頼むからあの終わり方にはしないでくれ!!と願っていましたが………。期待を裏切られて寧ろ詐欺じゃないかと肩を落として帰るお客さんが多数いました。
この映画の後始末は誰がするの?
意味不明なキスシーン
今日見て来ました。
発想はとてもいいと思うのですが、ギャグコメ映画なの?シリアス映画なの?と思う。どちらかにハッキリ決めて作って欲しいと思う。どちらともつかない中途半端な作品に感じる。
前半に何度か出てくるキスシーンと、それによって連想させる人間関係は何か意味があるのか?
SEXがどうだとかのジョークはいらない。
その二つによって子供に見せづらい作品になっていると思う。この映画の観覧対象は大人?
一本だけ違うキノコが生えているというギャグは個人的にはサイコーに面白かったが、二度続けて同じギャグで二回ウケようとするのは安易。二度目のは必要ないと思う。あのギャグは最初の一回だけにしといた方が…。あれは女の人が言うから面白いんだと思うけど。
最後の山田涼介が土屋太鳳を手で制止して変身するシーンはシリアスでカッコ良かったがが、変身に使う道具がスマホなのはいただけない。地球防衛軍の戦闘機(?)とヒーローを実体を見せずに影だけで描いてるのは、想像力をかきたてる良い表現方法だと思う。
総合すると、面白くない事はないが、とびきり面白い事もない、とてもいい発想だけどあまり練らずに作った、不要な下ネタと意味の分からないキスシーンを何度か盛り込んだ、男子は土屋太鳳にときめいて、女子は山田涼介にときめく、中途半端な映画だと思いました。
でも個人的にはそんなに嫌いじゃない映画です。
2作目に期待。
土屋太鳳のキスシーンの相手がうらやましい(笑)
酷い映画。2020東京五輪の閉会式を思い出した。
公開初日に鑑賞。
公開前から、豪華キャストかつ松竹、東映共作で面白そうだと思って期待をしていた。
しかしながら、オープニングのCGでこの映画はダメだと感じた。
開始3分の土屋太鳳の教室のシーンで1,200円払ったことを本気で後悔した。
この映画を通して、作り手が何を伝えたいのかさっぱりわからない。
この期待の裏切られようは、まるで東京五輪の閉会式のようだった。
しかもストーリーが下品すぎる。
最後の結末も訳が分からなかった。
唯一の救いはナレーションの心地よさ。
安っぽいCG、はちゃめちゃなストーリー、某野党議員のそっくりさんパロディー。
こんなクソ映画に、文化庁の助成金出てる時点で日本終わってる。
主演の山田涼介も存在感がまるで無く、こんな役回りをやらされていることに対し、とても気の毒に感じた。
今の日本のダメなところが詰まった映画だった。
いろんないみでかわいそう
これも宣伝が壮大にやらかして作品を余計なマイナスに引っ張り込んでいる。ふつうに『日本以外全部沈没』みたいな単館系の、っていうか三木聡の怪獣映画パロディって観ればそんなに…ってこともないか、まあ。
いや〜よくこんだけの役者が出たな。というのは三木聡のキャリアからしたらなくはない。あらゆる手を使って顔出しさせるのでいろんなテレビドラマも思い出した。しかし本作はたいして面白くない。ひとえに状況と局面がよくわからないから。脱線は本筋があって脱線なのでなんだかんからない有象無象のギャグはちょっと面白いところはあるけどこんだけ乗れないところが多いとキツい。
宣伝はハッタリかますのはいいけど、あの予告編みて来たら怒るよね、きっと。もっとショボさが魅力、みたいに見せて小さくやっておけば、という中身をこう作ってこう公開してるのはプロデューサーの責任だろう。
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