砕け散るところを見せてあげるのレビュー・感想・評価
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ヒーローは酸素で出来ている。る?
いや、そこはアンコって言って欲しかったけど。と言うか、酸素で出来てたら爆発的酸化反応で一瞬のうちに消滅だよw
エグゼクティブプロデューサーにEXILE HIROのクレジットがある時点で「スルー確定!」って言いたくなったりしますが。映画が好きなのは分かるんだすが、下手に資金があるだけに、なんか空回りしてる感が強かったんですよねぇ。だからEXILE絡みとなるとスルー続きでした。が。これは来たかも知れない。と言うか、来ました。いや、ガツーンと来た!
中盤まではストレートど真ん中のラブ・ストーリーです。「聲の形」を想起させます。コレがですよ。斜め上に急変化。え。そっち系なの?どこに行くんだよ?やめてくれなはれ!って大声でクレーム付けたくなります。観客置いてけぼりの三回転捻りにため息。だがだがだが。気付いたら胸元をえぐる剛球でキャッチャーミットに音を立てて収まってると言うラストw
今年の邦画界、良いなぁ。めちゃくちゃ良いw
ここ数年、巨匠の弟子達とカワムラミチノブ一派が焼け野原にした邦画界。今年の公開作品からは、完全に復活して来た実感が有ります。素直に嬉しいw
清原加耶を脇に追いやるのも納得の、石井杏奈の熱演です。中川大志は過去最高作である事に疑問無し。この2人が泣かしてくれますもん。
ここまでノーマークってのが不思議になる泣けるラブストーリーは、128分の長さが全く気にならない一級の変化球。脚本の作りに安っぽさがあるのは気になるけれど、それを埋めて余りある若い2人のヒーロー振りは、邦画が死んでないことを証明する力作でした。
2人がココロを通わせた通学シーンが不思議なくらいに涙を誘うんですよ。ほんっとに好きw
良かった!とっーても!
異型だが最高のラブ・ストーリー
全力で彼女のヒーローになろうとするエネルギーが画面からつたわってきましたね、良かったと思います、心が震えました。
個人的には作品を小馬鹿にしたようなツッコミすら受けつない魂が宿っているようなワンカットワンカットが珠玉のように感じました。
純粋にもう一度観て感じてみたい作品です。
ラブストーリーからの急展開サスペンス
掃除用具入れの脱出シーンはもうちょっと短くても良かったかも。
見てる内にだんだん玻璃が可愛くなってくる所までだと予告編とはまるで別物の映画のよう。
サスペンス雰囲気をちょっと緩和するためにUFOと言う疑似像を使っているけども、解釈の伝わりやすさは捉える人によってバラバラだと思う。
個人的にはもうちょっとサスペンス寄りの方が好みだったかも。
非常に面白かった!ぜひ見て欲しい!
主人公濱田清澄のとても素直で勇敢な性格に心を打たれました!本当は違う意見を持ってるけど、周りに合わせてる人や色んな人に見てほしい!
大人がいない
主役二人の熱演はすばらしい。ただ、病院なり警察なり公的機関に頼れよという判断をギリギリまで誰もしないのが気になりすぎて。玻璃の父とのファーストコンタクト、清澄の母は決定的に不審に思う場面じゃない??クリーニング店も学校の教師も……。
子どもがヒロイズム的な感傷に浸るための物語に干渉する(=子どもを守るための判断をする)大人がいない、ていうかいるけどほぼ書き割りの背景としてのみ機能している、ものすごく閉じた世界だった。
笑いあり、ホラーあり、トキメキありで楽しめる
「学校でいじめられている女の子に、年上の男の子が救いの手を差し伸べる」ところから物語がスタートする。殻に閉じこもっている玻璃(女の子)の心を何とか和らげ、学校生活に適応させようとする清澄(男の子)の振る舞いが温かく、微笑ましい。
清澄のおかげで玻璃は徐々に明るさを取り戻していくが、心の奥底には深い闇があるように垣間見え、玻璃が言うところのUFO?に原因がありそう。。。
明るさと怖さを織り交ぜながら見せてくれるので、ドキドキしたい人にオススメです。
青春恋愛物語に纏わりつく不穏な空気と独特の世界観
前半は、いじめられっ子の女の子を放っておけない正義感溢れる少年との青春恋愛物語。不器用ながらお互いを思いやり、徐々に打ち解けていく様が描かれる中に、所々おかしな要素や不穏な空気が差し込まれていきます。
後半は、前半の空気感ゼロの「あっちの世界に行ってしまった2人」が選んだ人生と、それでも残る心のわだかまりが、前半の伏線回収とともに描かれていました。
独特な世界観なので、好みは分かれそうな作品。個人的には、主人公が玻璃にめり込む理由が「なんとなく気になってしまう、自分の過去とも少し重なる」くらいだったので、もう少し丁寧にこのあたりの説明が欲しかったかな。もう一息といった感じです。
UFOvsヒーロー
いい映画に出会えました
好みの問題かもしれないけど、好きですこういう映画
最初から最後まで、ほとんどバックに音楽が流れない自然な映像
後半少し効果音が入っていましたが、ほとんどリアルに音楽などなしでリアリティがあって感情移入しやすかったです
最初から心つかまれました
濱田清澄(中川大志)と倉本玻璃(石井杏奈)の恋物語な流れですが、後半の展開もすごかったですが、尾崎姉(松井愛莉)、尾崎妹(清原果耶)の存在が心の救いでした
懐かしくて、切なくて、最後まで引き込まれました
井之脇海(田丸玄悟)の存在も心強かったです
石井杏奈、ホムンクルスに出ていた女子高生とは気づきませんでした
素晴らしい
若い俳優の躍動感と、ベテランの良さがうまく組み合わさった作品だと思う映画でした
凄く余韻の残る映画であり、是非観ていただきたいと思う作品でした
思っていたのと違ったけど
ようやく公開ですね。
かなり豪華な俳優陣です。
特に若手俳優見てるとちょっと若い。公開まで時間がかかったのだと思った。
中川大志も石井杏奈もとても良かった。
特に、石井杏奈は守ってあげたくなるよね。
清原果耶と北村匠海が脇役なのね。今なら贅沢だ。
予告映画から、高校生の狂気や恐ろしさのなしだと思ってた。〇〇が実は殺人鬼だとか。
そんな話ではなく、どちらかと言うと高校生の幼稚さの方が気になる。高校生って、、、こんなに子供だっけな?
思っていたのとは違い、ちょっとストーリーが浅かった。
それでも、ハリが可愛らしかったり、光とか空気感で、切ない気持ちにはなった。
終わり方ってあれでいいのかな、、思っていた通りというか、期待を裏切らない。
多くの要素が含まれた映画
原作を読まずに鑑賞。
いじめられっ子の後輩と正義の味方の先輩のラブストーリー(つまんない)と思っていたら、堤氏が出るあたりから不穏な空気に変わる。サイコサスペンス(ドキドキ)なのかと思いきやラストはオカルト(えぇ、そっち?!)に。見応えありました。
最初のシーンを見ていたら、当該映画と思えず、劇場間違ったか?と思った。
何がいったい言いたいの?
しかしテンポが悪い…。何が言いたいやら、何がしたいのやら、サッパリわからない…。
出だしから、中盤、ラストとまったく意味不明なストーリー展開がダラダラと続く。
これは映画ではないね。駄作の範疇にも入らない評価対象外作品。
キャストの皆さんも、困ったんじゃないかな。よく演技してますわ。
映画化する意味がない作品ですね。疲れますわ…。
原作をわかりやすく映像化した良作
映像化が難しい?っと思ったシーンを除いて原作をキチンと描き切っていると思いました。
イジメシーンからほんわかシーンを得てDVシーンへの移行が丁度いいバランスでテンポ良い。
中川君と井之脇君の友達具合も原作通り素晴らしい。
清原果耶ちゃんのセーラー服も素晴らしい(笑)
高校生達の学内での過ごし方の撮り方も素晴らしい。
先生のスタンスがイマイチだけど。
息子の北村匠海君との変身シーンはもっとシンクロさせてもらいたかったな。
原作読んだ人の期待を裏切らない一作だと思います。
変な映画
これは一言でいうと変な映画で何とも評価がし辛い作品です。
前半まではいい流れだったがUFOの話が出た頃から頭の中が???になりました。
恋愛、サスペンス、SF、サイコパスがごっちゃになった感じですかね。
この映画のタイトルの意味が考えながらずっと観ていましたが結局良く分かりませんでした。
トイレのシーンとか冗長なシーンが多かったかな。
携帯もスマホもない時代設定を選んだ事には好感を持てた。
2つの異なる映画をミックスして、あれもこれもいれて欲張ったせいで、作品の焦点がすっかりボケてしまった。
前半部分を言いたかったのか? 言いたかったのは後半部分なのか?
あと30分もあれば、それらの疑問を解決できたのか?
後半部分が主テーマなら、前半をもっと簡潔に削る冪。
3人の男優陣(中川大志さん、井之脇海さん、堤真一さん)はそれぞれ非常に良い仕事をした。
3人とも満点。
若手女性陣はどの子も、もう1摘み塩味が利いていない。
特に石井杏奈さん、可愛いく魅せるのは後半だけにして、
前半 特に制服を乾かしているあたりの時間帯で
「本当は可愛いく、おしゃべりな女の子」の演技・演出は映画の質的価値を大きく下げてしまった。
前半はもっと口数を減らしたブスにしないと、中盤以降に彼女を素敵に変化させることができなくなってしまいます。
石井杏奈さんのような美的な女性ではなく、もっと個性派女優さんを起用すべきでした。
手の跡から予想された展開にすすまなかったが、
だったら、関連するシーンはちゃんと全カットす冪だ。
冒頭「死んだのはふたり」これは、何? 冒頭で出す意味はまったくない。
スーツケースの持ち主の事を意味しているのは判るが、
この思わせぶりな会話は作品の品位を壊している。
商店街のシーンでは後方に見える赤橙が気になってしまい、シーンに集中できませんでした。
これはカメラの露出が主要2名に合っていないからです。夜の撮影にはちゃんと露出計を駆使して欲しい。
同じように、演出に関係なく、昼間や室内でも周囲・背景の明度に露出があってしまい、
本当に描きたい部分の画質が落ちてしまうのはもったいない。
これは今時にしては、性能が悪いカメラのせいでしょう。この辺で予算を抑えたのは失敗でした。
そういった撮影が非常に悪いシーンが沢山あり、残念な映画になってしまいました。
カメラと照明スタッフそして機材はアマチュアレベル。
この映画の後半は園子温監督風にしたかったのだろうか?
まとまらず残念。映画の製作者は欲張り過ぎました。
「冷たい熱帯魚」とでも、見比べてみようかな
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