まともじゃないのは君も一緒のレビュー・感想・評価
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久しぶりにおもしろい映画に出会えた。 「数学が恋人」みたいな予備校...
久しぶりにおもしろい映画に出会えた。
「数学が恋人」みたいな予備校講師の成田凌は初めはロボットみたいだったのにどんどん人間っぽくなっていくのが見どころ。
あと、清原果耶はこれまで謎めいた美少女役しか観たことがなかったが、こんなにコミカルな演技もできるのか、と新たな発見。
カラオケでパフィーの歌を歌うなど、一般的な女子高生とはちょっと違う。
ところどころで笑わせてくれるシーンがあり、作品も100分にまとまっているので飽きがこなかった。
耳年増ととっちゃんぼーや
予備校講師(成田凌)は頭はいいのだが、他者とのコミュニケーション能力が低い。
生徒の女子高生(清原果耶)は恋愛のベテランを自認しているが、実経験はない。
こんな二人の会話がテンポよく交わされ、とても楽しい。
2人は2人でいいじゃん
成田くんがすごくかっこよく見えた。しわくちゃでくたびれた黄色いジャ...
普通って何?
まともじゃないのはみんな一緒
前々から予告編見てとても気になってたんですが、なかなかタイミング合わずようやく鑑賞できました。
清原果耶さんが、こんなコミカルな俳優さんだとは知らず、お帰りモネのこれからがますますたのしみになったのと、成田凌との掛け合いがすばらしく、またこの二人で作品やってほしいなと思う次第でした。
また、
フツーって意外とフツーじゃない。
フツーって難しい。
フツーってなんだっけ。
学生のころにぶつかってたフツーへの疑問って大人になるに連れなんだかんだうまく付き合っていくようになってきたのだけど、
改めて本作を通して、フツーって難しいなと思ったけれど、かすみの「まだふつーでいたい?」ってセリフに気持ちが軽くなった気分でした。
また、ぜひ見たい作品ですね。
成田くんの時任さん感たるや
予備校生のかすみとその講師の大野。数学ばっかりやってきて常識に一見普通ではない行動をとる大野だが実は普通の生き方に憧れをもつ。一方でかすみが好意をいだく実業家の宮本。かすみは宮本を婚約者と別れさせるため、大野は普通な恋をするため、二人の利害が一致してかすみの指示のもと宮本の婚約者に近づき。。。
宮本がゲスすぎて婚約者の美奈子もかすみもどっちも愛おしくなってしまうので中盤以降なんとも切ない気持ちになりますが、大野と美奈子の普通の現実感のある終わり方も納得感があります。
かすみ役の清原果耶ちゃんの表情のアップが多くあるが、感情のうつろいを見事に表現していて素晴らしい。あまりイメージにない乱暴な感じから、酒に酔ったかのように心の葛藤をぶちまける振り幅、最後に全て受け入れられて自分の心からの言葉を発する様。噂ばかりだけど実はとてもまっすぐで嘘のない同級生カップル2人も良かったし、そことの関わりも心地よい。
成田くんもこんな人いるなーというレベルでのちょっと変な表現が絶妙。笑い方たまりません。
小泉孝太郎はげすいし泉里香美人すぎて最高でした。
ありがとうございます。
会話のテンポが小劇団!
コメディタッチの爽やかな男と女の関係
2020日本アカデミー賞最優秀作品賞「新聞記者」受賞後の藤井道人監督の最新作かつ部谷美術監督の「宇宙でいちばんあかるい屋根」の主役の清原果耶に感動して、見に行った。
清原果耶は「望み」「デイアンドナイト」にも出ていたが、今回は打って変わってコメディタッチの爽やかな映画だった。
予備校講師役の成田凌との機関銃のような言葉のやり取りと先生と生徒の関係。憧れの実業家小泉孝太郎との関係などなど、ストーリー展開もテンポよく、心地よいものだった。成田凌が朝ドラと全く違うキャラだったのも意外な面を見た感じで面白かった。
個人的にはあまりこの手の映画は見て来なかったが、youtubeの舞台挨拶で見た出演者間の人間関係がいいのだろう、とてもいい映画だった。
清原果耶は2020年11月の広島国際映画祭の「宇宙でいちばんあかるい屋根」の上映の後の舞台挨拶に藤井監督と登場。この時期、今年5月から始まったNHKの朝ドラの収録など、さまざまな映画に出演し多忙を極める中、撮影現場から駆けつけてくれたのである。
今一番注目したい女優である。
イケメンの数学ばか
先生は何かと香住ちゃんの気持ちを伺ってました。
『ばか』だからズケズケ聞いちゃうんですね、
『気になる人』の気持ちを。
で、ちゃんと理解したいからオウム返しもしちゃう。
香住ちゃんは大人ぶっていても
やっぱり女子高生ね、
どうしても悲劇のヒロイン気取りでいたいみたい。
成田凌くんのまともじゃない役どころは
ホントに毎度お上手(*´ω`*ノノパチパチ!
あーゆー笑い方する人いるけど
なかなか真似出来ないよ。
しかも自分で言って自分でウケるタイプ((*≧艸≦)ププ
清原果耶ちゃんももはや安定の演技力で
小泉孝太郎のゲス男も珍しいけど
ホテルでのすれ違いのやり取り、良かった〜
何度も笑いが込み上げてきて、
思わず大笑いしちゃうほどの傑作でした。
タイミング逃してしまい公開から1ヶ月経っていて、
もう上映館が少なくなってしまったけど
出来たらもう一度映画館で観たい作品です!
最高のラブコメ
これが「普通」?
成田凌も清原果耶もすごく上手い。ストーリーが展開するにつれて変わっていく大野の恋愛スキルと、二人の立ち位置。その心理描写が初々しくて、応援する気持ちが増していく。
だけど。
基本的に、空気の読めない大野はアスペルガーなわけで、それは天邪鬼なわけでもなくてホントに人の心が読めないわけで。森に安心を求める彼は、自然界の調和に身をゆだねる心地よさを知っている。思惑ばかりの世間から離れたいと思うのは、社会的スキルの欠如した彼としては当然なのだ。あの変な笑い方をみると、僕は「気持ち悪っ」て笑うどころか、胸を締め付けられる。ああアスペなんだな、って思うから。その彼を「普通じゃない」と断罪して始まるところから、ちょっと冷めてしまった。彼は彼で、世の中での生き方を覚えたうえでの人付き合いをしてきたのが垣間見える。美奈子と上手くいったのは、彼女自身が欲の渦巻く大人の世界に疲れて、純粋な大野の言動に安らぎを覚えたからじゃないかな。だから、会いたい気持ちはあっても、この先一緒に生きていく決心までは揺らいでしまうのだ。利発なゆえに自分の境遇を受け入れざるをえない不憫な美奈子と、おそらくこの先も「普通」じゃない大野。なんか、そっちに感情を持っていかれて、純粋に楽しかった、って言い切れない。最後の締め方にわずかでも将来の希望が見えたのが救い。
「じゃない」が普通
たぶん劇場にいた全員が成田凌を好きになった。
成田凌が最高でした。コミュニケーション力が低くて、ダサくて不器用だけど、まっすぐで。彼がしゃべるたびに映画館に温かい笑いが起きていた。
あらすじだけ聞くとラブコメっぽいけど、本質はそこじゃなくて、「普通って何?」ということなのかなと思った。「普通ってなんだ、何かを諦めるために普通って言ってるんじゃないか」という成田凌の叫びがすごく心に突き刺さった。
役名も無いけど美思っちゃんの立場…。
コミュ障な予備校の先生と憧れと恋を混同する女子高生の恋愛講座&略奪大作戦。
顔もスペックも高くモテるけれど、「普通」がわからない予備校先生が将来を案じて、よこしまな教え子にレクチャーを受けて巻き起こるストーリー。
すっとぼけた笑いを散りばめながら、女子高生の恋心の変遷や気付きと嫉妬、コミュ障男の成長等を、愉しく爽やかにみせて行く流れが非常に上手く、正に調和とバランスという感じ。
ストーリーとしてはありがちながら、恋愛映画があまり得意では無い自分からみても非常に面白かった。
公開から約1ヵ月、今週は新規公開作品が少なく時間潰しに観賞したら7~8割の客入りでびっくり。でもそれも納得な出来だった。
…明日はお付き合いでもっと今更な恋愛映画観賞予定だけど、少し前向きになれたw
なんか良い
TALK
台詞の掛け合いが楽しい。
オーソドックスな展開ながらも、キャラクターの妙というか、組み合わせというか…◎膨大な分量の台詞の応酬が心地いい。あんなにリズムがいいと編集大変だろうなぁと思うのだけど、これまた見事な編集で、その台詞の流れを一切止める事もなく実に流麗に流れてくれる。
ざっくりとは恋愛ストーリーなのだけれど、ヒロインの性格やその年齢によって、清々しい結末で主演2人は絶品だった。恋愛を絡めてはいるものの、行われる会話はどこか懐かしい空気を感じさせてくれていて、高校時代の自分達と被るようでもあり、青春映画としても優秀なのである。
中盤くらいにものすっごい長回しがあって、しかもずっと喋りっぱなしで面食らった。このシーンに1日かかったと言われても充分オツリが来るような分量だ。
アレだけ捲し立てられたら疲れそうなものなのだけど、疲れるどころか飽きもしない。どころか、2ショットがあると期待感が膨らんでいく。
ネタ的にも恋愛のみならず「普通」っていうよく分からない基準も投入されていて全年齢層が共有できそうで、とても有意義なメッセージも感じる。
かなり大量な台詞にも関わらず、印象に残る言葉が埋もれる事はなく…役者と演出の相性の良さというのだろうか、素晴らしかった。
久しぶりに映画館で笑ったような気がしてる。
「フフッ」とか「クスッ」はあるのだけれど、声に出して笑ったのはいつ以来だろうか。
何と言うか、役者やシーンではなく、作品全体に楽しませてもらったような感覚があり、とても心地いい時間だった。
ふつうじゃない恋愛コメディ
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