まともじゃないのは君も一緒のレビュー・感想・評価
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まともとか普通とか、どうでもいいね、うん
素敵な映画でした👏 さすが成田凌&清原果耶! ストーリーがテンポよくて無駄がないので非常に見やすく、ところどころ笑いどころもあって飽きない映画。誰もが悩む、自分が人と違うところだったり、世間にとっての普通とかまともとかだったりがテーマ。 ほんと普通ってなんなんだろう。誰が決めたんだ。世間にとっての普通じゃなく、自分が一番ストレスがない自分が普通と思える状態で生きたいですね。それを認め合えるような相手と出会えるのが一番です。 成田凌のキャラツボでした。勉強しかできない感じのダメ男のキャラクターが成長しつつ、でもやっぱりうまくできなくてというか、思ったことをただまっすぐ言ってるほうがかっこいい感じになっていって良かったです。食べ物知らなすぎたらたぶん普通は引かれるけど、それをおもしろいと思ってくれる人もいるんだろうな。全体的に母性くすぐられる感じ。 清原果耶は安定でした。末恐ろしい演…続きを読む
ほんわか
予告編の「定量的に言ってくれる?」で面白そうと思ったけど、そのまんま、ちょっとオタクっぽい確認する会話、ツボでしたー!
小泉さんがまたいかにも怪しい口先だけのなんちゃって実業家の演技が上手い!!こういう政治家や起業家に口先だけでコロッと騙される民衆になっちゃいかんな〜〜と思わせてくれる良い演技でした。
主演の2人、最初から分かり合える状態にいたところと、最後「君を傷つけるこの男を俺は許さない!!」って、君が好きだより100倍嬉しい告白の台詞を自然に言ってたところがグッドでした!!
「そこ、変だよ?」って本音をちゃんと言い合える人が本当の相手なんだな、って改めて実感出来る、ほんわかした良作でした。
「先生、どんな感情?」
ら~ら、らららら~ら、らららら~ら、なんて。エンドテーマと一緒にハナウタしたい気分になる、すっごく素敵な映画。今んとこ、俺的には年一ですもん、これ。無茶苦茶好きですもんw
「おとなの恋はまわり道」はキアヌ・リーブスとウィノナ・ライダーの「ナルシズム」をテーマにした会話劇。ひん曲がりのラブコメ。「月極オトコトモダチ」はレア設定の中で、徐々に自分の恋心を認めて行く女子のラブストーリー。最高のB級邦画です。
この2本を思い浮かべてしましまいました。
脚本と主演の2人の演技が、ほんとに好き過ぎてヤバい。劇中人格も演技も最高です。2人とも「フツー」じゃ無いです。男も女の子も、十二分にウザくてメンドクサイ。でも、はたと思った。「オレも、ツマも、もしかして、もっとめんどくさくてフツーじゃないことないか?」
予備校の、成田凌と清原果耶の正面激突がツボに入りまくりでニヤニヤしてしまいます。成田凌の返事に、いちいち頭抱えたくなります。清原果耶のツッコミが、こちらのハートにもグサって来ます。「あー、何か、それ、言われたことあるw」
「かすみ」「もう一回」「かすみ」「もう一回」「かすみ」「もう一回」
もうね、この辺りの清原果耶の可愛さが半端ないです。
メリハリ付けてリズム感を感じさせる時間感覚。軽くても刺さる言葉。予備校講師である大野の生き方と価値観への共感。
最後にわかるんです。
スタート時点の「フツー」は「幸せ」の読み替えであったことが。いや、2人の中では脳内変換後だったってことが。
だから。映画タイトルは「フツー」じゃなくて「まとも」なんだと。
普通(まとも)になる事に、何の意味も見出せなくなった2人の関係は、友達だとか、恋人だとか、普通の言葉では定義できない。まぁ、幸せになるのに、誰が決めたのか分からないルールに従う必要も無いよ。って事で。
「グフフフッツ」
「いや、その笑い方気持ち悪いって」
良かった。とっても!
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3/22
21日に2回目を見てしまいました。夜、遅い回だったとは言え、観客2名です。これは先行き不安だすw
ところで。パンフ買ったんですが、¥800-の。小さすぎ、軽量すぎ。と言う事で、あまりパンフを買わない私が持っている、他のものと比べてみた。
まときみ=102g
シンエヴァ=366g
鬼滅=274g
マイルスデイビス-クールの誕生=128g
シンエヴァの1/3にも満たないんですよ、これが。内容的には文句ありませんけど、ちょっと「定量的」に比較してみたかっただけ。パンフを質量で比べるのも、変な話なんだけどw
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3/23 3回目
お客さんは3人。やった、1人増えた!
けど、もっとひと入っても良い映画なんだけどねw
やっぱり、愛おしい映画です。単館B級感覚も、すごく好きw
星も修正だす!
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3/25 4回目
「実は、大野と美奈子が一番上手く行くんじゃない?相性も最高そうじゃん、二人とも魅力的だし!」と言うところも、物語りの魅力を引き立てたと思います。美奈子に「元のさやに収まった理由」を説明させなかったところも、後味の良さにつながってて。脚本が最高に気が利いてるし、計算されてて、足立紳さんを更に良くした印象を持ちました。高田亮さん、追っかけ確定ですw
4回目にしても、飽きるどころか、森から立ち去る二人の後ろ姿が愛おしくてたまらないってのは。これ、やっぱり良い映画です。
よほどの事が無い限り、今年の邦画の年一はこれだよ!
って言う映画がある年に限って、後半にドカーンって言うのが来るんですよねぇw
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4/1 追記
大野の言葉と考え方は、この語りに現れます。
「森の中は調和が取れており変化もある。数学はすでにある法則の一部を解明しているだけに過ぎない。人の社会も同じ。沢山のルールに縛られている様に見えるけど調和と変化のためには必要なのかも知れません。」
「たくさんのルール」は調和と変化のために必要なこと。そこで生活することが「普通」になるという事。
かすみが宮本に傷つけられたと思い込んでいる大野の悟性は、かすみの言葉に過剰に反応してしまいます。
「普通は何かを諦めるための言い訳なのか。俺は君のことを傷つけたアイツのことが許せない。」
美奈子の困惑した表情を見ながら、冷静さを取り戻した大野は、概念の内在的な発展を自ら感じつつ、こう言います。
「あなたがそれで良いんなら良いんです。それが普通なんでしょうから。サヨウナラ。」
かすみは「友達」ってのとは違う。「恋人」は言い過ぎ。でも、彼女を傷つけた奴は許せない。でもって、最初から好きだった。「普通は」女の子を連れて行かない様な定食屋だけど、彼女が行きたいっていうなら良いか。普通になるのも止めたんだし。
「全部ウソ」だと言われ、うろたえる先生。「さっき好きだって言ったのもウソ?」
常識も無く、人とのコミュニケーションの取り方も知らず、孤独死に向かっている様にしか見えなかった男ですから。それが、世間一般で言うところの「恋愛感情」であると気づくだけの悟性は、まだ身に付いてないと思われ。
聞いてみたいよね、彼に。
「どんな感情?」
会話劇が好きな方は是非観て下さい。
はい。私の馬鹿レビュー。いや殆ど与太話。良く覗きに来て頂きました。 東京の桜は二分咲きくらいでしょうか?良くテレビで写し出される千鳥ヶ淵の桜ですが満開になると圧巻の光景ですね。さだまさしの歌にも出てきます。でも花見はご法度です。鋸引きの刑ですよ。 まず文句を言いたいんです。相手は配給会社のアニプレックスさんです。今年の2月19日公開予定だった、「夏への扉」 山崎賢人主役、ヒロインは清原果耶。時間SFのクラシック。または猫SF。監督は三木孝浩(陽だまりの彼女も撮っている❗️)私が好きなものしかございません。しかし・・・ 公開延期だってよ❗️ 公式HPではコロナのせいにしていますが・・・違いますよね。鬼滅の刃のせい。わかってますよ。まだ勢いがあるもん。400億円の興収を狙うんですよね。言いづらいんですが、そういう事にしておけば・・・いい感じですし。でも私は鬼滅の刃も大好きなんです。緑と黒の格子…続きを読む
人それぞれの見方がありそう
講師と生徒の関係がいいですね!
似たもの同士の2人がうまく表現されていると思います。
ただ、大野は本当に普通じゃないのか?演技でそうして教え子の秋本に近づいたのか?
戸川美奈子と一緒にいる時の大野が本当の大野なのでは?とも思わせるところが面白いと思いました。(僕はですが)
秋本が、スナックで自分の気持ちに整理がつかず「ワーー」ってなるシーンは、出来ればもっと静かに1人で悩んでいる方が、グッと来る気がしますね。
秋本の大野に対する嫉妬時な行動も、もう少し繊細な表現が出来たらもっと面白いと思います。
全体的に面白い作品なだけに、何か1つ強烈に心に残るシーンがあればと思いちょっと残念です。
ンフゥフッヘッンフッ
さらっと予告を観て鑑賞。想像よりずっとずっと良かった!!!まずポスターからすごく好きな作風でお洒落!nicolaで果耶ちゃんを見ていた世代なので今大女優としてこんなにも活躍しているのが新鮮でした。大野先生と秋山さんの掛け合いが最高に面白かった。大野先生の「ンフゥフッヘッンフッ」みたいな笑い方が個人的にかなりツボでケラケラ笑ってました。大野先生の笑い声集みたいなの公式で出して欲しい。小泉さんのクズさもかなり良い。泉さんめっちゃ綺麗めっちゃ可愛い。眼福でした。
王道のつくり(言い換えればありふれた)のラブコメディです。
王道のつくり(言い換えればありふれた)のラブコメディです。 筋書的に目新しいものは何もありませんし、冒頭の森の景色の意味を含め、途中で話は全て読めてしまいました。 物語に特徴がないとなると、あとは出演者がどうか、ということですが、 ・演技については2人とも文句なしでお上手ですね。 ・ただ、残念ながら、お二方ともコアのファンの方はあまり多くないようで、客入りはイマイチでした。 主役の清原さん、映画出演も続いていますし時期NHK朝ドラ主人公を演じます。今後が楽しみですね。
気楽に楽しく見れる作品
普段はラブコメが苦手という人にも是非見ていただきたい作品です。面白くてクスクス笑ってしまうシーンが大半ですが、ラストは少し考えさせられます。主役だけでなく、脇を固めるキャスティングもぴったりで作品に引き込まれました。わたしの印象としては、付き合う前、付き合いたてのデートで見るのにちょうど良い作品だと思います。
題名がよろしい。「フツー」というのは、人と違っていることに恐れる人間の不安感を紛らすために生まれた便利だけど中身の無い言葉なんでしょうなあ。
①凸凹コンビのラブコメ、恋のキューピッド役をしているうちに相手に恋してしまい…というラブコメは30年代のハリウッド黄金時代から数限りなくある。この既視感ありありの映画群を面白く魅せるのは、何よりシチュエーションとキャラクターの設定がミソで、あとはシチュエーションを活かす演出・脚本の妙やコメディセンス、キャラクターに扮する役者の魅力と演技力である。②そういう点では、この映画はシチュエーションとキャラクターの設定はOK。何より主演の二人の掛け合い漫才のようなやり取りが面白い。脚本も悪くない(脚本の高田亮は『さよなら渓谷』や『ここのみで光輝く』※どちらも秀作、の脚本家なんだ。何でも屋かコメディは得意分野でははいのか)が、この映画の魅力はこの二人の演技合戦に尽きるといっても良いだろう。清原果耶はこの映画ではいつもより気が強く口が達者でしかし頭でっかちの現代っ子の役。しかし、この歳で安心して演技を見ていられるというこの安定感・信頼感は凄い。大野への想いに気づくシーンも流石に上手い。ご贔屓の成田凌も相手役として遜色ないが、敢えて注文を付けるとすれば、もう少しトッポい感じがあれば良かった。ただ、このキャラクターには珍しく熱く語るシーンには実力を見せた。③美奈子役は少しキレイで演技が出来れば誰でもソコソコ行けるという役なので可もなく不可もなくというところだが、問題は宮本役の小泉孝太郎にある。良くできたハリウッド映画(コメディ)であれば、この役はヒロインが疑似恋愛に陥るほど表面はカリスマ性と魅力がありながら、実は小心者でセコい内面とのギャップの暴露にコメディセンスを発揮できる名脇役に演じさせる役である。ラブホテルの一室でのシーンも役者次第ではもっと面白いシーンになった筈。その点では小泉孝太郎は役者としてまだまだ力量不足。この映画での一番の不満点である。④監督は無難に纏めているが主役の二人におんぶにだっこみたいな感じで『婚前旅行』でも感じたがももう少し演出にコメディセンスが欲しい。
面白い。成田凌がハマり役。笑えます。
恋愛指南のドタバタ劇で、予定調和的に最後は収まる安定した映画。 主役は成田凌と清原果耶の実は二人とも「恋愛初心者」がおりなすドタバタ劇。 成田凌。「カツベン!」でも感じてたんだけど、この人の醸し出す雰囲気、天然ボケで喜劇系。 不器用な数学予備校講師がピッタリハマって面白い。 確かに「まともじゃ無い」よ。成田凌。天性の喜劇役者。映画館を笑いで支配してた。 モデル出身らしいがスクリーン上はそれを感じさせない。 こういう映画は難癖つける評論家どもの評点が低いのが相場だけれども。 そもそもそんな連中に評価されたくない映画。万人受けする映画です。 面白いので、老若男女、一人でも、カップルにもおすすめ。やっぱり映画は疲れないのが一番ですよ。
まともじゃない成田が私は大好き
我らが成田凌と最近大注目の清原果耶。2人が初共演というだけで神なのに、なんと予告がめっさ面白そう。今年公開映画TOP5には入る期待値の高さ。 この日を待っていた...と思わずチケット購入時にガッツポーズ。でも、どうなるだろうか。こうやって期待してる時に限って大コケするんだよなぁ この映画を制作された全ての人に謝罪をしたい。 心のどこかでコケるだろうなと思っていたことを深く謝りたい。めちゃくちゃ面白かったですわ!!! なんとぶっちぎりの今年1位。最高や!! カッコイイのに今まで数学しかやってこなかったせいで「普通」を全く知らない予備校講師・大野(成田凌)は、教え子で普通を知ったかぶる変わり者・秋本(清原果耶)に「普通」を教わることになる。 兎にも角にも成田凌と清原果耶が最高すぎる。 早口で笑い方気持ち悪くて常識を知らない男がすごく似合う成田凌。まともな役よりもこんな変な役が私は大好きです笑笑…続きを読む
あ、この映画括るとラブコメ枠なのね
成田凌×清原果耶。これだけで面白いはずなので、作品紹介等あまり見ずに鑑賞。この二人はほんとになんでも綺麗にこなしてしまうので、ちょっとやりすぎな所も違和感なく楽しめますね。 中身はシンプル。タイトル通りで裏切られた!という感じはなかったが、万人が見て楽しめる映画かと。
【”普通に生きる、恋愛するってどういう事?”脚本良し。成田凌、清原果耶の掛け合い演技良しの、コメディ要素をパラリと塗したセンス溢れる会話劇。】
■感想 ・コミュニケーション能力が、やや一般的な人と異なる予備校講師大野(成田凌)と、大人びた口をきく女子高生であるが、恋愛未経験者である香住(清原果耶)の、掛け合い漫才の様なテンポの良い会話の中にそっと織り込まれた、大切な言葉の幾つかが、心に残る。 ”今日、会って、明日も会いたくなる人・・” ”普通なんて、どうでも良い。縛られる必要なんてない・・” ・”普通”って何ですか? 良く使う単純な単語であるが、”定義を言え!定量的に!”と言われたら困惑する単語でもある。 それをキーワードにするセンスの良さ。 ・成田凌、清原果耶の嚙み合わない掛け合いから、クスっと起こる可笑しみが、とても心地よい。 <今や貴重なオリジナル脚本の邦画である。そして、脚本のレベルの高さと、それに応える、今や若手邦画を牽引する成田凌、清原果耶の自然な演技も、又、良い。品のある、コメディ要素をパラリと散らした…続きを読む
清原果耶ちゃんに星4つ
清原果耶ちゃんの演技力だけで、物語に見入ってしまう。 成田凌とのテンポと小ネタも良かった。 普通、普通でない、普通って何だの掛け合いは永遠のテーマ。 世の中を変える、どうやって?、具体的中身が無い、も現代の病。 恋に気がつく、気がつかない、古いテーマ。 いろいろ混じって、共感できました。 共感は大事。
女子高生ってコワいのよ ((( ;゚Д゚)))
1. 成田凌と清原果耶のダブル主演のこの映画を首を長~くして待っていました。
2. 最初は清原果耶じゃなきゃ、手をあげてしまいたくなるような生意気学生なのに、だんだんいいテンポの絡みになってゆき、演技力に魅せられて、ずっと楽しく見られました。
3. この二人のようなカップルが実際いたら、きっと絶対面白い。でも、学校や塾で超ウワサになること請け合いなのに、そのへんは商店街の小汚ないバーの娘のカップルの方に注意をそらすかたちで、脚本的にクリアして、主題をブレさせない力技。
4.高校3年なのに恋を知らないけど、デートやトレンドの知識だけは豊富で、年に似合わず普通の社会常識に長けていて、大年増みたいに厚かましいほどのおせっかいスキルを持ち合わせた香住役が清原果耶にぴったり(誉めてます もう、メロメロです)。ほかに適役はちょっと思いつきません。 中年にさしかかっているのに純粋でオクテなお兄さん役の成田凌がどハマりで、今回もヤラレました。
5. 宮本役の孝太郎の純一郎パパはいい意味で「まとも」じゃなかったけど、孝太郎はまとも過ぎる。小泉孝太郎は永遠の脇役確定🙏 主演の二人と婚約者の美奈子を大いに輝かせてくれました。ラブホに直接誘ったのは孝太郎だけど、しむけたのは果耶。孝太郎の格好は自意識過剰過ぎ。小物感半端ない。ハズキルーペのサングラスかけていた? ラブホのベッドに仰向けになって、宮川の顔が近づいて来ても香住は恐ろしいほど落ち着いていました。清原果耶のラブホシーンは初めてで、こちらの方がドキドキしてしまいましたw 私も高校卒業したら・・・18歳でも女子高生はまずいんですね。
6. 香住の作戦立案能力と実行力が素晴らしい。若いOL二人に「妹が注文し過ぎたから一緒に食べませんか」作戦は失敗だったけど、突然過ぎてびっくり。宮本の妻の美奈子にわざと遭遇させての恋愛指南。SNSありきの物語ですね。宮本の結婚を壊すことが動機。だんだん大野と美奈子がいい感じになって、イライラしてゆく様も分かりやすくてよい。自己嫌悪も混ざって、嫉妬からやっと大野が好きだと気がつくのもベタなんだけど、清原果耶だからなんかいいと思ってしまう。
7. 大谷麻衣が婚約者の美奈子の友達?のブティックオーナーで出ていて、嬉しかったです。商店街のバーの呑兵衛親父のひとりが岬の兄妹の松浦祐也なのもグーでした。どこがガールズバーなのよw カウンター内の山谷香純とその彼氏が意外とピュアで、親切なところも好感度高かったです。こじらせて泥酔?状態の香住とのコントラストが効いていて。エナジードリンク10本は危ないですねー ついつい、香辛料入りの🔥印のアレを想像してしまいました。あとでおカネ払ったかなぁ?たぶん、踏み倒しましたね。カラオケではPUFFY歌っていましたね。アレ何年前?清原果耶生まれてませんから、中年世代へのサービス?
8. 結婚って相手のダメなところも含めて大事にできるかどうかだなぁって思わせてくれました。気が利かない男とおせっかい毒舌女の組み合わせって、結構いるいる。男は幼稚で、女は現実的で怖い存在。普遍的なテーマと言えばそうなんだけど。普通でないことはちょっとだけ輝いていて、羨ましい。成田凌だからよけいに思ってしまうんだよなぁ。
9. 冒頭の暗い木立のなかを歩くシーンが後で二回生きて来ます。ひとつは割烹料理屋から出て宮本の婚約者と歩きながら森の音のことを話すシーン。もうひとつは最後の昼間の森。未来が開けそうな明るいエンディング。
10. 30がらみの塾講師が清原果耶と付き合えるなんて羨ましい。この映画に触発されて、わざと真面目な変人教師を装って、女子中学生とコソコソ付き合ってしまう塾講師の方がたが増えないことを祈り、私のおバカなレビューの最後とさせていただきます🙏
満たされない承認欲求を欲し続けるのが人生なのかもしれません
人が生きていくうえで、それはなければなかったでそのことに気が付かないまま過ぎたとしてもさして困ることはないかもしれない。 だけど、それがあればもの凄く気持ちが落ち着くし、次に踏み出す勇気を与えてくれるもの。 そんな大切なことが深く心に沁みてくる上質な作品でした。 何かを決めた時、その決断の中身については、肯定も否定も評価もせず、ましてや〝普通〟かどうかなんてモノサシなど関係なく、あなたが自分で決めたことだよね、それでいいんだよね、と認めてくれる人がいること。 『承認欲求』は誰にとってもほとんど本能的なものだと思いますが、自己の決断を認めてくれる人がいることはとてもありがたくて幸せなことです。 望んだわけではないけれど、ひとりで生きていくことしかできない人。 生活のうえでのパートナーはいなくても、何か大事な決断をした時に、ただ受け入れて分かってくれる人が身近にいてくれたら、なんとか乗り越えて…続きを読む
#23 普通とは何かを問う話
人の悪口ばかり言ったり、恋人の不貞を見て見ぬふりしたりするのが普通なら普通じゃないほうがマトモ。 そもそも普通とは何だ? 数学者にとっては、自然を数理で表現することが普通らしい。 お互い変わったもの同士の宮本さんと先生の掛け合いがほのぼのして楽しい映画。
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