狭霧の國

劇場公開日

  • 予告編を見る
狭霧の國
狭霧の國
0%
50%
50%
0%
0%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

1990年代の怪獣映画にオマージュをささげ、着ぐるみの怪獣とミニチュアを用いた特殊撮影という旧来の特撮映画の手法を取り入れて製作された短編アニメーション。監督は、特撮映画の造形スタッフを経て、これが商業映画の監督デビューとなる佐藤大介。劇中に登場する怪獣ネブラの着ぐるみを、ゴジラシリーズや昭和ガメラシリーズなどの造形を手がけてきた村瀬継蔵が担当している。明治42年。山に囲まれた九州の町に帰ってきた少年・栄二は、そこで目の見えない少女・多紀理(たきり)と出会う。そしてある霧の夜、栄二は山の湖に住む盲目の巨大な怪獣「天乃狭霧(ネブラ)」と多紀理が一緒にいる姿を目撃する。人知れず生きてきた多紀理とネブラの存在は、やがて町の人々にも知られてしまい……。

2020年製作/35分/日本

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
脚本
佐藤大介
撮影
佐藤大介
美術
佐藤大介
特殊技術
佐藤大介
編集
佐藤大介
人形制作
佐藤大介
怪獣スーツ造形
村瀬継蔵
特殊造形
松本朋大
背景画
島倉二千代
音響効果
神山大輝
音楽提供
Chouchou
脚本協力
梁瀬洋平
キャラクターデザイン協力
inumoto
コンセントデザイン協力
松本智明
全てのスタッフ・キャストを見る

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

フォトギャラリー

映画レビュー

4.0世界観が怪しくて、かつ妖しくて良かった。

2020年3月1日
PCから投稿

ネットの映画ニュースか何かで「人形劇+怪獣特撮」って目にした瞬間に、僕の中で何かがドクドクッ!と“催した”。まだ観てもないのに一目惚れみたいな感じ。名古屋ではやっていなくて京都みなみ会館。35分間の短編のためにわざわざ京都まで行くのか?って思わなくもなかったけど、ちょうど大阪に用事もあったし、なんだか「京都にわざわざ観に行くのにピッタリな雰囲気」の映画だなって思ったしということで観に行った。

そして、わざわざ観に行ってよかった。

明治時代の霧深い山奥、ワケ知り風な老婆、盲目で目隠しで着物の女、双子の弟、首長の化物。

映画を構成するひとつひとつの要素と、その連なりが醸し出す「ある種の世界観」が、なんていうかとても怪しくて、かつ妖しくて良かった。性的な描写や設定は全くと言っていいほどないのに、勝手に江戸川乱歩の本のようなイヤラシさを感じたりもしたし、横溝正史の本のような薄気味悪さを感じたりもした。

本作の主役である2人というか「2体の人形」は、女は目隠し布で、男は長い前髪で観客にほとんど目を見せない。たぶん生身の人間と人形がいちばん違うのは「目に宿る生命感」なんだろう。だから人形の目を隠すことによって、観客は主役2人を人間だとは思わないまでも、人形だということを少し忘れて観ることができる。

首長の巨大な化物は、怪獣特撮への思いが溢れる素晴らしい造形だったし、暴れっぷりもなかなか良かった。ただ僕の思う「怪獣」とは少し違った。僕の思う怪獣とは、「人間の日常の中に突如現れ、圧倒的な巨大さでもってその日常を破壊する異物」という存在なんだけど、本作に登場する首長の化物は、前述した「ある種の世界観」においての異物感がなく、その世界の神とか、神の使いとか、またはヒロインの怒りや呪いの具現化とか、そういうもののように感じられた。だからダメかと言ったら全然そうではなくて、その化物もとても良かった。

また機会があれば観たいなと思うし、「この先何十回でも観たい」っていうハマり方をする人もいるだろうなと思う。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 3 件)
ウシダトモユキ(無人島キネマ)

3.0当然の帰結なのかもしれない。

2020年2月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
しゅうへい
すべての映画レビューを見る(全2件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る