シークレット・ガーデン

第1次印パ戦争下、コレラによりインドで両親を亡くした少女がイギリスで暮らすおじさんに引き取られ、その広大な屋敷の敷地で秘密の庭園をみつける話。

おてんばワガママ金持ちお嬢ちゃんが、妻を亡くしたおじさんの屋敷で暮らす中で、森の様な広さを持つ敷地で庭園をみつけ…。

犬や庭園に始まって、足の不自由な従兄のなんちゃらもそうだし、都合良くみつける手紙もそうだし、なんだか答え有りきで突き進んで行くような展開で薄っぺらさを感じる。

ファンタジーの様であり、ただのご都合主義の様であり、しかも主人公の性格が昭和の精神論さながらな精神論有りきな感じで結果オーライですか…。

というか、場所そのものは秘密でもなんでもなくてみんな知ってたんだよね？

どうせならもっとファンタジーにしちゃえば良かったのに。

子供のころから知っている物語で、何度か映画やアニメで見てきたけど、今回はロンドンのキューガーデンズが協力しているというし、コリンファースが出演するので､観に行った。
植物はCGと実物の境界がはっきりわからなくて、映像は綺麗だけど主人公たちが庭作りに汗したと思えず、そこが大事だと思っていたので、ちょっと残念だった。
ファンタジー色が強かった。

特別な事が起きないけど、
とっても特別な映画 という感じです。
純粋な世代の子供たちに見てもらいたいものです。
しかしこんな国立公園レベルの庭がある
個人宅ってあったりするんでしょうか？