劇場公開日 2022年3月11日

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THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価

全630件中、421~440件目を表示

2.0画は最高だけど脚本と基本設定が…

2022年3月13日
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鑑賞方法:映画館

バートン版とノーラン版、単体ではないもののザック版を視聴済みです。
画はめちゃくちゃかっこよくて非の打ち所がなかったです。バットマン役のロバートパティンソンさんの仕上がりも非常によく、ビジュアルが現代の好みにアップデートされた感じがしてめちゃくちゃ良かったです。
ただ、それを上回る感想として、バットマン、硬すぎじゃない?そもそもバットマンじゃなくない?でした。

防弾性能があまりにも高すぎて銃相手に一切避けることなくズンズン進んで行くんです。
バットマンとしての恐怖ではなく、絶対に倒せないモンスターとしての恐怖をバットマンに付加してしまうのは個人的には抵抗があります。
outlastを代表とする2010年代から主流となった絶対に勝てないモンスターから逃げるタイプのホラーゲームと恐怖の構図が非常に似通っています。特に孤児院でのちらっと人が見える演出はゲームそのものでした。
それに伴い、戦い方もかなりワイルドになっています。バットマンは銃で囲まれると負けてしまうぐらい弱いけれど暗闇と知能を駆使して戦うのが1番の魅力だと思っています。
暗闇から悲鳴が聞こえて誰だ!返事しろ!と言ってる間に仲間が誰もいなくなり、満を持してバットマン登場。叫ぶボス。
みたいなのがイメージでしたが今作は銃で武装した敵のど真ん中に突っ込んでいき片っ端からぶちのめす戦法です。要はスーパーマンだったりルフィの戦い方です。
今までのバットマンだと悪党は暗闇を恐れていましたが今作ではバットマンそのものを恐れている感じがします。その証拠に、悪党が暗闇を恐れるのは序盤のオープニングのみで他のシーンでは暗闇を一切恐れていません。
悪党はバットマンが視界にいなければ大丈夫みたいな感じでかなり大胆です。
やたらと硬くて絶対勝てないタイプの人間。それ、別に武装した警察でもいいんじゃない?という感じでバットマンとしての恐怖は感じなかったです。
それとバットマンの得意技、敵を吊るすもなんだかおかしかったです。今までのバットマンは無傷の敵を本人も気付かぬうちに吊るして無力化してそれを見た敵が恐怖におののいていましたが今作では敵の目の前でぶちのめした後に敵の目の前で吊るしたりしています。それって何の意味があるの?メキシコのギャング?
さらに銃に対する考え方の違和感が凄いです。
両親を銃で失ったバットマンは銃を絶対に許しません。敵を倒すよりもまず銃を破壊します。
バットマンといえば銃=絶対悪というイメージでしたが今回は銃を撃ちこそしないものの銃で敵を殴打しています。特に受け入れ難かったのが敵の弾を避けて後ろの敵に当てるシーン。
バットマンであれば自分の視界内で銃で人が死ぬのを絶対に許さないはずです。後ろに敵がいることを察し、自分が盾になってでも人間を救うバットマンが最高にカッコよくて大好きなんです。今作のバットマンは銃で敵が死ぬことに対して何も思っていないように感じました。
悪党であれど絶対に命を助けるのがバットマンですが、終盤の敵が落下するのを見向きもしていません。
今までのバットマンは正義に取り憑かれ、ある意味でジョーカーよりもサイコパスでしたが今作は常にポケットに正義と書かれた教科書を忍ばせている感じでバットマンとしての正義は感じられなかったです。

また、リドラーもサイコパスとしての魅力は全く感じられませんでした。
フィクションにおいて魅力あるサイコパスといえば信念が強くてしかもその主張自体が同意できる。ただ、行動は同意できないといったものでしたが今回のリドラーはただの駄々っ子と言うかサイコパスに憧れるニートみたいで痛々しかったです。
信念は街を正すことかと思いきやただの駄々っ子?という感じでいまいち共感できませんでした。
設定に忠実にリドラーを理解するのであれば彼はナゾナゾを通してでしか人とコミュニケーションを取ることが出来ないのです。だからこそ孤独感を感じていました。
そこに現れたのがバットマン。自分のナゾナゾを次々と解いていく。自分の人生において初めて現れたのがバットマンだったのです。言うなれば理想の恋人。
ただただバットマンに振り返ってもらいたくて仕方なく事件を起こす。自分が苦労して考えたナゾナゾを解いてもらうのが嬉しくて嬉しくてたまらない。自分はバットマンにナゾナゾを解いてもらうために生まれてきたのだと思うはずです。
だからこそ、バットマンを標的にするメリットが全く理解できませんでした。
もしバットマンがいなくなってしまったら、彼の人生は砂糖抜きケーキのように味気なく、虚しくなるはずです。
結局今作のリドラーからは正義に取り憑かれたバットマンのような信念も、雨上がりの水たまりに長靴を跳ねさせる小学生のような可愛らしさや無邪気さは一切感じられませんでした。
人物像としては何となく英語セブン見たらやってみたくなったぐらいの感じでおそらくジョーカーに会ったらあー、そうだよね。うん。みたいな感じでドン引きしそうな普通の人に見えました。
主演の方は大のバットマン好きとのことでしたがこの脚本に違和感は感じなかったのでしょうか?
バットモービルがただ早いだけの車だし。ボンドカーみたいなギミックは一切なし。

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yuki

4.0映像が格好良い

2022年3月13日
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福島健太

3.5なんのためになぞなぞをだしたの?

2022年3月13日
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リドリーのなぞなぞの目的を読み取ろうと、集中して3時間観られた。
そこに最大の目的があるのかと思ってたのだが。

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SUZUKI TOMONORI

4.5暗い

2022年3月13日
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TPO

3.5ゾーイ・クラビッツが魅力的だった

2022年3月13日
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興奮

知的

萌える

両親を殺されたブルースは復讐のため、夜になると黒いマスクで顔を隠し、犯罪者を見つけてはねじ伏せて悪を倒すバットマンになろうとしていた。そんな時、権力者が標的の連続殺人事件が発生し、知能犯リドラーが犯人として名乗りを上げた。リドラーは犯行の際、なぞなぞ、を残し、警察やブルースを挑発していた。やがて政府の陰謀やブルースの過去、彼の父親が犯した罪が暴かれていくという話。
全般的に暗くてバットマンはヒーローなんだろうけど、ヒーローっぽくなかった。黒いコウモリだからかなぁ?金色のコウモリなら良かったかも。それじゃあ黄金バットになっちゃうね。
リドラーの周到な犯行の準備は素晴らしく謎解きは面白かった。
セリーナ役のゾーイ・クラビッツが小柄だけどスタイル抜群でアクションも素晴らしくて魅力的だった。

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りあの

5.0面白さ期待以上◎

2022年3月13日
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708kg

3.5ダークナイト味

2022年3月13日
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終始、暗いピアノの旋律が流れる、ダークでノワールなバッドマン。ロバート・パティンソンが悩み多きバッドマンを好演。ブルースが暗過ぎて、目の周りを黒く塗ったのは、はじめノイローゼかと思った。リドラーにどんどん精神的に追い詰められる様は息が詰まる。
リドラーもジム・キャリー版と当然違う。リドラーってイカれてるけど、もっと明るくなかったっけ?
また、クライマックスの混乱とか、ダークナイト味を感じた。バトルは一番リアルかも?ガジェットの使い方とかも。
暗闇の演出とか、タイトルロゴの出し方とか色々凝ってて楽しめました。あと、キャットウーマンがかっこよすぎて、暗い映画の一服の清涼剤です。コリン・ファレルも特殊メイク凄い!

エンドロールの後の演出も遊び心があって面白い。

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mz

4.0全編通した暗い雰囲気にハマりました

2022年3月13日
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長いのでどうしても集中力が途切れてしまいました。ただ、全編通した暗い雰囲気は好きだったので最後まで楽しんでみることができました。
テンポも良いですが、バットマンの知識があるとなお一層楽しめるかもしれないです。
自分はあまり知識がなかったので、なんでこのキャラクターが出てくるのだろう?がいくらかありました。

バットマンスーツは銃弾弾きますが、顔撃たれたら一発ではないのか?が途中から気になってしまいました。

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エレファント

4.0令和のバットマン

2022年3月13日
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暗いという話を聞いてたのでジョーカーのような陰鬱な感じの映画かと思いながら鑑賞。
全編通してシリアスで骨太な世界観でした。全体通して夜や地下鉄駅など暗いロケーションが多かったためストーリーとあわせて暗い印象になってるんでしょうね。重厚というよりも少し冗長で切れが悪い感じが残念。単作で評価しづらい作品だと思います。本当の評価は次回作次第かと。

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岩兵衛

5.0虚像のダークナイトシリーズから、ついに実像のバットマンへ

2022年3月13日
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映画『ダークナイト』以降の印象が強いバットマンーーしかし、ここで傑作がきた。

先に言及しておきますが・・・
『ダークナイト』からバットマンを好きになった人には、あまりオススメできません。

恐らく日本で最も印象深いバットマンは『ダークナイトシリーズ』。
『ダークナイトシリーズ』からバットマンを好きになった人も多いだろうが、あれがエンタメ化したバットマン。つまり虚像。ただ、「ダークナイト」のバットマンを否定はしてる訳じゃない。
でも、『THE BATMAN ザ・バットマン』こそ「限りなく本物のバットマン」なので、ニュアンスがだいぶ変わる気がします。

●ヒーローへの認識の違い
アメリカのヒーローは日本のヒーローと違う。
日本では弁護士や刑事などが正義として描かれる。それは、悪のカウンターだ。
一方、アメリカのヒーローは夜な夜な秩序を守る慈善家だ。
アメリカのヒーローは献身的な自己犠牲の慈善活動家と言える存在であり、だからこそ自らを蔑ろにして人の尽くす姿に共感を得られない事もある。
日本の正義とは根本考えが別物であることを留意してほしい。

●バットマンの本質を描いた作品
『THE BATMAN ザ・バットマン』はDCコミックの中にいるバットマンというヒーローの本質。
そして、あり方を正したような気がした。
バットマンは子供の時、自分がコウモリを怖がったことがきっかけで両親を亡くす。
つまり、バットマンは自らの恐怖を乗り越えようとする人間でもある。

本質的にバットマンは復讐者だ。
悪を憎む=悪への復讐者。
犯罪への復讐者であり、邪心への復讐者であり、弱かった自分への復讐者である。
けして、悪人への復讐者ではない事をしっかりと描いた。

●正しい異名は?
バットマンは「World's Greatest Detective(世界最高の探偵)」、「Caped Crusader(ケープを纏った十字軍騎士)」という異名を持つ。
実は本質的にはこの2つの方がバットマンを正しく表している異名でもある。
今回のバットマンはヒーローというより、混沌のゴッサムシティにおける探偵。
そしてクライマックスに訪れるシーンによって、まさに「人々を導く騎士=十字軍騎士」であることを証明したのだ。

●総評
個人的にはアメコミヒーロー映画における最高傑作の一角。

近年のヒーロー映画。そして、バットマンの世界観における映画シリーズに対するアンサー。
DCヒーローとはどういうものか世界に示した作品に感じた。

「教えてやるよ。これが本当のバットマンなんだ」

そんな意志を制作側から感じ、胸を張ってバットマンを描いたと感じた。

でも、日本で受けるかは微妙だ。
ハッキリ言って選り好みする作品だと思う。

DC特有のダークで文学的で悲壮的な部分を、ヒーロー映画で臨むのだろうか?
赤いスーツで有名な映画『JOKER』はかなり原作に近い存在だったが、『ダークナイト』のジョーカーを想像した人からは不満も多かったはずだ。
今回のバットマンも初期の原作に近い存在なので、不満は多いと思う。

正直言って、ダークナイトからバットマンを好きになった人にはちょっとオススメするのをためらう。

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JanSmash

5.0ダークナイトには敵わないけども、まぁまぁ面白かったです。 物語は市...

2022年3月13日
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怖い

知的

寝られる

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パナソニック

3.5長い

2022年3月13日
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暗い、長い。バットマンが好きでないと耐えられないかも。内容は悪くない。なぜバットマンは普通のバイクにのってる?そこが突っ込みどころ。

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ジムヘルウィッグ

4.0津波もどきありなので注意

2022年3月13日
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ラスト近くに、町が洪水にあうシーンがあります。津波によるダメージがある方は気をつけてください。
全般にくらーく、バットマンがひたすら病んでます。
「ジョーカー」など、以前の作品でジョーカーのの非道さに嫌気がさしていた自分には、こちらの方が普通の映画に見えました。

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monm

4.5ヒーロー映画とおもうなかれ。

2022年3月13日
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今までのバットマンで最高の一作かも。暗い画面続きであんまり好きなDCキャラではなかったけどいつになく今回は普通な人に近い。お話も謎解きがベースにあるから飽きがこない。3時間弱の尺があっという間だった。トワイライトのイメージが強いパッキンソンも悩み考えるバットマンを上手く演じてて引き込まれる。なかなかな傑作だった。

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peanuts

4.5賛否両論の理由が凄く分かる

2022年3月13日
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スーツに身を包み犯罪者に制裁を加えるブルースは殺人現場になぞなぞを残す猟奇的な殺人事件の捜査のため街を駆ける…。
ハードボイルドなミステリ映画であり、何ならバットマンのガジェットすらやや浮いている。エンタメ感の強いアメコミ映画より個人的には好みでした。

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shotgun

2.0コスプレ刑事!?

2022年3月13日
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バービーガール2

4.0重たくて暗い

2022年3月13日
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怖い

興奮

知的

作品全体を支配する抑うつ的な空気が良い。ロバート・パティンソン演じるバットマンはどこかナイーブな感じがして、これはこれでブルース・ウェインの複雑な内面をよく体現していると思う。

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たろ☆

5.0名探偵バットマン。弱者男性のクーデターという現代の問題。僕は好きでした。

2022年3月13日
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本作は世間での評判はイマイチですが、僕は楽しめました。
特に前半はこれまでのバットマンとは違うサスペンス風の展開が好きでした。
警察とバットマンが割と仲良くしてるのは僕は好きですね。
様々なアイテムを駆使して謎を解いていくのは少年探偵団みたいでよき。

インセル(弱者男性、負け組中年男性)が国内テロリズムの予備軍となっているのはアメリカでは深刻な社会問題らしい。
日本だとこういう描写をしたら、オタク差別だと叩かれそうですね、、。

あえてマイナス面を言うなら長すぎる点。
キャットウーマンの父親がどうやら、バットマンとのロマンスは削っても良かったのでは。
あとペンギンのカーチェイスが長い。
(ただカーチェイスが終わった後の業火を背にするバットマンは恍惚するほどかっこいい)

今作のバットマンはマジでかっこいい。
僕は楽しめた。
ただ、長いので何回も見るにはちょっと気が引ける。

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サラファンZarephath聖処女ヨナ

3.5今回こそモーガン・フリーマンだろ!

2022年3月13日
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ヘルスポーン

4.5寡黙なバットマン

2022年3月13日
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とても現実的なバットマンですね。
車もバイクも気を衒ってなくてとても普通。
ほとんど喋らないしバトルも殆どない。
今回のバットマンは 目 で演技してる!
パティンソンさん、良いです!
無駄に長いと感じるかじっくり演出していて良いと感じるか。
微妙ですが、私は満足でした。
バリーコーガンさん、どんどん魅力的な俳優になっていきますね。
もちろんジェフリーさんもファレルさんも良かったですよ!

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けはえ