THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価
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憎悪、嫌悪、腐敗にまみれたゴッサム。そして復讐と怒りに燃える者たち
バットマンの新たなるストーリー。ブルースがいかにしてバットマンとなるのかは先のビギンズにて非常に完成度の高い映像によって紡がれており、本作は敢えてそこには触れずに、バットマンが現れてニ年目の世界を描いている。悪人は闇の中にバットマンがいるかもしれないと怯え、世の中は自警団気取りのコスプレした奴がいる。程度の認識が浸透し始めた頃。その「彼はまだヒーローではない」の距離感が大変に良い。ブルースは復讐に燃えており、静かに闇の中で怒りを悪にぶつけている。その未熟さは痛々しくも猛々しく、これまでのバットマンでは見られなかった姿を見せてくれる。
そして復讐に燃えているのは彼だけではなかった。ゴッサムの中にはとても抱え込むことのできない憎悪が渦巻き、同じように怒りに燃える者達が現れるのは必至なのだ。その怒りと復讐と対峙したとき、ブルースは、バットマンは、果たしてヒーローたるのか?
兎に角、終始暗い。ゴッサムのどうしようもない憂鬱とした姿はこれまで以上で、しかしそこで起きている事柄の大半は現実の世界でも起きていることの殆どであるから、余計に遣る瀬無い。あの街で怒りに燃えて復讐に狂っている者たちはフィクションとはいえそれだけでは無視できないものを感じさせる。彼らの怒りが外ではなく内側に向いているのも現実の問題に即しており恐ろしく感じた。
ところで今回のバットマンは珍しくちゃんと探偵をしている。スーパーガジェットが出てこず、ちゃんと謎解きをしながら進めていくのがヴィランのリドラーと相性がよくよく考えられている。
シリーズ化の決定はまだないが、ロバート・パティンソンが若いバットマンとしてハマっているため、続けてほしいところ。
地に足の着いたヒーロー映画
DCコミックスの実写映画は、良い意味でマーベルとすみわけがなされてきたなと感じています。マーベル映画もとても楽しく見させてもらっていますが、正直あの映画の世界に自分はいないような感じがあります。よくも悪くも「フィクション」。ある意味「ファンタジー」のようにも見えていました。
しかし、「ジョーカー」や本作は、私たちが生きる現実の延長線上にあり得そうな、大きなリアリティを持って私の前に迫ってくる感覚がありました。他のレビューにもありましたが、バットマンが一般の警官の中に混じって事件現場に立つシーンや、名もない消防士と同じように災害救助にあたるシーンなど、まるで自分の隣にいそうな、魅力的なキャラクター表現がなされていました。
若いブルースと渋いゴードン警部とのバディものとして見ると「セブン」の二人を思い出し、セリーヌとの突かず離れずなやりとりは往年の「007」の、大人な男女の駆け引きを見ているようで、過去の名作との共通性も見出せるのではないかと思います。そういえば「ジョーカー」も「タクシードライバー」や「キングオブコメディ」との類似が見られますし、過去の名作との比較で鑑賞を深めることができるのも、本作が良作と言える理由なのではと思いました。
ただやはり、過去のバットマン作品を見ていないと、キャットウーマンやペンギンのキャラクターがはっきり立たないので、新規のファンを取り込むのは難しいと感じたので-0.5とさせていただきました。バットマンファンとしては新たな試みも多く、とても楽しめる作品でした。
意外性
ずっとバットマンシリーズは見続けていたので今回も楽しみでした。
オープニングからバットマンらしいダークな雰囲気とサスペンスとミステリー的な要素があって従来のアクションとは違い新鮮味がありましたが…バットマンが普通に警察と捜査するところはどこかシュールで見ながら、えっ普通に一緒に捜査していいのって
ツッコミそうでした(笑)
ヴィランがリドラーと言うことで事件も謎解きが中心でどうなるか楽しみに見てましたが中盤になりペンギン🐧=ネズミ説から内容が大雑把になりいつの間にかブルースの父親も悪事に関与した設定になり最後もアクションからまさかのテロでちょっと残念(笑)
個人的にはせっかく3時間かけてるなら最後までサスペンスやミステリーの路線で行ってほしかったなぁと思いました。DCユニバース含まないで続編やるんですかね(笑)
くらっ!
吹き替えを鑑賞しました。
画は基本変わりません。
ずーっと暗いです。ほぼ夜。BGMも重ため、怖めです。
シリーズを見ていないため、『わー、なんだこれ。。』が最初でした。
暗いし音楽重いし、ブルースはなんだかずっと髪濡れてるし。
バットマンになっても、暗い。トーン重ため。
正にダークヒーロー。
うーん。。。、と思っていたけれどだんだん、引き込まれていきました。
バットマン、イケメン!マスクしてると
そしてクレバー。
キャットウーマンもとってもキュートでした。
ラブシーンがなんだか唐突だったような。。
いつもこんな感じなのでしょうか。
『もっといけ!』と、若干もどかしくなりました。
マーベル作品は続くのですよね、今回もこれで終わらなそうな最後でした。
吹き替えについて。
櫻井さんはさすが声優さん。暗さも憂いも帯びたお声でピッタリでした。
キャットウーマン、ファイルーズさんもさすがのお声。キュートでセクシー。
でもこの方、プリキュアで、相席食堂出てて。。降り幅スゴいけど本業もスゴい方なんだなと実感。
金田さんは金田さんでした。
それだけ役者さんとして存在感があるのでしょうね。
佐藤隆太さんとノブさんのあっという間の駆け抜け感にはビビりました。
注意していないとおわってます。。
佐藤隆太さん出演で吹き替え鑑賞をきめたけど、それ目当ての方、要検討です。。
ただ櫻井さん、ファイルーズさんが素晴らしかったので個人的には満足でした。
ウワッ!とR指定ちっくな場面もあるので血系が苦手な方もよく考えてのご鑑賞をおすすめします。
評価は3.5でも4.0でもなく、3.8というイメージでした。
善と悪は表裏一体、正義とは何かがわからなくなるストーリー
正直バットマンはノーラン版くらいしか観ていません。他のヒーローものがそこまでハードルが高くない一方、何故かバットマンは自分にとっては手を出しにくい作品だったりしています。多分何かの過去作を観た時に(ダサい)と思ってしまったせいかと。あ、ちなみにノーラン版は好きです。
じゃあなんで今作を観に行ったのかと問われれば、主演がロバート・パティンソンでなんでか知らんけどNirvanaが流れてるから。多分、これはダサいと思わなくても済みそう。むしろ推せるかもしれん。そんな期待があったから。
結論としてどうだったかと言えば、観に行って良かったです。開幕早々のアヴェマリア。今までより夜行性な感じのパティンソン版バットマンと善悪は表裏一体だというこの映画の主題、そこにNirvanaのSomething In The Wayがよく似合う。
要所要所でツッコミどころはありましたが(例:ブルース素直すぎじゃね?え?それって正体モロばれじゃね?など)、ノーラン版より闇の分量マシマシなビジュアルと現代社会にも通ずる犯人の犯罪動機はなかなか見応えがありました。ええ、面白いかったです。3時間弱があっという間でした。
MARVELとの棲み分けに成功か?!
新生バットマン!
シブいっ!シブすぎるっ!
ダークナイトの更に上を行くシブさ!
世界観、空気感はホントにかっこいい!
マーベルシリーズのようないわゆるスーパーヒーローとの差別化に成功したのではないかな?意図的かどうかは知らんけど。
あちらのようなドンパチを期待しちゃぁいかんけど、これはこれで良いですよ!
最近のバットマンは正義とは?悪とは?
みたいなテーマになってるのかな?
ホアキンJOKERがすごい良かったんで
すんなり受け入れられました。
な の に !
カーチェイスがちょーかっこよかった!
あと演出と構図ね!
言うならばもう少し新バットマン役の俳優さんの変身前のシーン、もっと見たかったな。
とにかく次回作に期待しちゃいますね〜!
長かった。 画面暗いし。 比べるもんじゃないけど最近みたスパイダー...
長かった。
画面暗いし。
比べるもんじゃないけど最近みたスパイダーマンより明らかに爽快感がなかった。
ほいで何かシーンごと、切って貼った感がすごいなぁ。
長丁場も重なってしんどかったわ。
もーちょい滑らかに見せれんかね。
映画撮るん下手か!
この路線でお願いします
3時間という長さを感じさせないとても濃厚な作品でした。
お馴染みのウェインパパとママの事件のトラウマから恐怖で世直しをしようとするブルース。時を同じく、その出来事が発端で救いがなくなり街を破壊しようとするリドラー。
貧富の差がそのまま善悪になるのは逆にリアルに感じます。
やっぱりバットマンは人間でスーパーではない所が垣間見えて好き。
防弾スーツ凄すぎ、本人強すぎ、は目をつぶる。
最後のキャットウーマンとのバイクのやり取りはなんともステキなシーケンスでした。
ただ一点だけ!
救援のシーンはブルースでやって欲しかった。バットマンは恐怖の象徴でないといけないし、新しい市長が前フリしてたのに。。
ジョーカーに引き続き、重いトーンのDCに今後も期待したいです。
サスペンス色の強いバットマン
2年目バットマンが、
連続殺人鬼が残す謎々を解いていく話。
ノーラン版のようにシリアスでダークな作風でした。
あと謎解きがメインとなっていて
アクションというかサスペンスという印象でした。
リドラーのキャラデザもリアリティ性が高い、
個人的にはジムキャリーリドラーのほうが好きです。
とはいえ肉弾戦はかっこいいし
カーアクションは見応えありました!
IMAXで観る価値ありでした。
ロブ様バットマンかっこよかったです。
ほんとに若手バットマンって感じで、
これまでの実写バットマンには無いような
新鮮味があってよかったです!
3時間もありますが、謎解きのテンポも良く
そんなに長く感じませんでした。
ただバットマン映画として目新しさはないのが
残念でした、、まあ仕方ないか、、
これまで作られた中で最も内省的なバットマン映画。リドラーの正体と動機探しが、ブルース・ウェインのアイデンティティー探しとの二層構造(或いは鏡の表と裏)になっている脚本が上手いと思った。
①『ジョーカー』ではラストクレジットに流れるフランク・シナトラの「Send in the clown」に酔わされたが、今回は冒頭からシューベルトの「Ave Maria」が流れて驚かされた。ニルヴァーナの「Something in the Way」という曲も印象的に使われているそうだが、恥ずかしながらニルヴァーナ聴いたことないので今度聴かなくちゃ。②ただ、『ジョーカー』とは映画の作り方や方向性が違うので、同じDCコミックが元とは言え同系列と考えない方が良いと思う。“『ジョーカー』は予告に過ぎなかった”とか“『ジョーカー』を越える衝撃”とかいう宣伝文句は真に受けないように。どうも最近の映画の宣伝文句は的外れが多い。その落差を宣伝文句のせいではなく映画自体の問題と勘違いしてゴッチャに評価しているコメントも見られるし…おっと閑話休題。③これまでに作られた中で最もコミック臭が薄いのが気に入った。評判の高い(私はそれほど高く評価していませんけれど)『ダークナイト』でもコミック原作もの匂いはしていたし。ということは最も“一般映画”に近いバットマン映画だと思う。④本作のバットマンはあまりカッコ良くない(駆け出し時代だしね。映画の中でもヒーローではなく“マスクをした男”扱いだし、警官も胡散臭い目で見てるし。現場に入れたのも窮地を抜け出せたのもゴードン警部のおかげ。警部に感謝しなくちゃ)。結局、最後の最後までリドラーの手のひらで踊らされていたし、防波堤の爆破も止められなかったし。ラスト、リドラーと同調したテロリスト達の暴挙を何とか阻止できただけ。⑤それに対してリドラーは最初の犯行に“カーペット剥がし”を使用したことをはじめ、細部まで計画しつくした上で決行したのだろう。市長宅への侵入や、検事の車に忍び込むのも、射撃も前もって準備していたと思う。恐らく唯一の計算外はキャットウーマンの飛び入り参加だったのだろう。演じるポール・ダノも『There will be blood』で当代最高の俳優ダニエル・デュ・リュイスと渡り合った演技派だけあって、映画後半からの登場ながら鮮やかな印象を残す。⑥リドラーの正体とその動機とがわかった時点で、実はバットマンとリドラーとは1枚の鏡の裏表だったことがわかる。ブルース・ウェイン=恵まれた孤児、は自分から両親を奪った「悪」に「復讐」するためにバットマンとなりゴッサムシティに跋扈する全ての「悪」を相手には出来ないから“自分を「悪」にとって「恐怖」の対象とする“ことで悪事を未然に防ごうとする。一方、リドラー=恵まれなかった孤児、は「社会」に「復讐」するのにバットマンのやり方を真似て「恐怖」(偽善者にも、悪党にも、市民にも)でゴッサムシティを翻弄する。⑦そしてリドラーとの闘いを通してその正体・動機・目的・やり方を知ったことにより、バットマンは「復讐」からは何も生じないこと、「恐怖」を武器にしてはいけないこと、「過去」に囚われていては前に進めないことを身をもって理解する。そういう意味では至極全うな1青年の成長物語とも言えよう。⑧演出は終始揺るぎないペースを保ち180分という長尺ながらだれない。ロバート・パティンソンも最初の頃は単なるアイドル俳優(そんなにイケメンでもないし)と思っていたが、今や『テナント』『ライトハウス』&本作の好演と立派に本格派の俳優さんになった。渋目の共演陣も作品のトーンに合っている。コリン・ファレルは素顔がわからないほどのメークアップなのでコリン・ファレルがやる必要性があったのかどうかわからないが、『ハウス・オブ・グッチ』でのジャレット・レトのオチャラケ演技よりはずっとマシ。
良く言えば期待どおり、悪く言えば期待を越えない。
言わずとしれたバットマンのリブート。
マーベル系とは一線を画すようにリアルな作風に寄せて来てるのは、ただの住み分けなのか、ダークナイトやジョーカーがヒットしたことを受けてなのかは分からないが、個人的にはこちらの方が好みではある。
ロバート演じるバットマンもなかなか。悩み事多めで寝れてないんだろうな感が伝わってくる。
それと、あっさりヴォルデモートに殺されてしまった過去を思えば、大分強くなったなぁとしみじみ。
ゾーイのキャットウーマンも好み。
コリンファレルのペンギンはもうあれが本物なんじゃないかと思う出来。
アクションシーンは悪くない。カーチェイスは特に良かった。ただ、空を滑空して高架に引っかかるシーンはかなりチープなCGでカットした方が良かったと思う。
ストーリーは、ミステリー物。
連続殺人事件にウェイン家やゴッサムの要人たちのスキャンダルが絡んでくるという、ありがちな話だが見応えはある。ただ、殺される順番や殺し方、標的など一貫性がありそうでなかったり、暗号もちょっと下らないクイズだったりと純粋なミステリー物として見てしまうと少し物足りなく感じる。
また映画の主題に関連する点でも疑問符がつく。
リドラーがバットマンの正義感に感化されて犯行を行い、バットマン自身もその一端を担わされていたことが、従来のヒーロー映画・勧善懲悪に対する重要なアンチテーゼであるはずが、その点について特に悩むこともなく最後の独白で、これからもっと成長していきます、って終わり方だったのは拍子抜けしてしまった。
全体的にリアルな雰囲気には寄せているが、あくまでもエンターテイメント映画であり、ダークナイトやジョーカーほどの鬼気迫る雰囲気はない。そっちに振り切ることも出来たのではないかと思うが、そこはバランスをとったのか、出来なかったのかは判断が付かないが、そこを振り切っていればミステリー的な穴は気にならなかったかもしれない。
総評として、ストーリーや演技など多くの要素が上手くまとまっており期待を裏切らないが、良くも悪くも期待通り。想定は越えない。つまるところ、傑作にもなれたかもしれない佳作というところか。
めちゃくちゃ良かったけど3.11に公開日当ててくるのは喧嘩売ってる?
クリスチャンベールのバットマンとはまた違った良さ
親を失った子の生き方や傷がひしひしと伝わるし、なぜ父親が殺されたのかも判明
DCってdetective comicの略らしく原点回帰なんですと
あとバットマンじゃないときのロバートパティンソンが影のあるイケメンすぎて推せる
しかしとにかく画面が暗い
IMAXで見たけどだいぶ暗かったから普通の映像だと目が死ぬ
あとね、大洪水が起こるの
それなのに3.11に当ててきてるの配給会社のせいなのかDCが喧嘩売ってるのかどっちか
映画館に注意書きも無かったし知らずに被害者の方とか見たらトラウマ蘇るレベルの映像だったよ
キスで悲しいメロディが流れる
時代の揺り戻しとしてキスがあるのは分かるけれど悲しいメロディが流れるのはさすがに古臭く見えてしまった。犯人が孤児院で育ち法廷会計士をしていると言っていたがよくやってるじゃないか。それにしたって、いかにもな知能犯過ぎる。孤児院×会計士って、バットマンの先輩がそんな映画で主演していたな。ジェフリー・ライトご外部の面倒見が良い頼れるおじさんなのは、どこかで見たなぁと思ったら007でした。
カーチェイスでカット割り過ぎなのが余計に見えてしまう。全体として照明のトーンは格好良くて、男性的ハードボイルドな仕上がりを目指しているのだろうけど、(その副反応として、ダサいキスシーンになってしまった) この時間の長さが気になってしまう。もっとスッキリしたハードボイルドを見たい。カート・コバーンも合ってるけれど、どうしても若くして死んだおじさんになるのを拒否した男の子の印象が強くなってしまう。なので、男子感が全体的に濃い。
物語として出される論点が多すぎるのかもしれない。ウェインの親の闇、検察や警察の賄賂、犯人の動機と出生、キャットウーマンの出生などなど、かなり多いけれどそのどれも決着はつけられないので締まりがなく見える。犯人は途中まで社会正義の為の犯行かと思いきや、島全体を破壊させてしまうので、何がしたいのかよく分からない。山場のネットコミュニティに襲撃させるのは議事堂襲撃がモデルか、それにしたって、デカい丸メガネをみんなで着けているのはミーム感が強い。ミームとしてのテロなんて笑ってしまうけれど、現実に則した結果、こうなってしまったのかな。アジアンヘイトクライムも意識しているよう。
ペンギンの造形が去年見たトム・ハーディのカポネを思い出した。それと、バットマンの目の下をスーツ着ている時に黒いチーク?を塗っているのが、不思議だった。マイ・ケミカル・ロマンスとかエモバンドの雰囲気。
それと、最初の市長に襲いかかるときに殴るより前に声を出ているのが、リアルでも無いしカッコ悪いが気持ち悪さ、不気味さを表現しようとしているなら良い演出だった。
エンドロール後はあるけど観なくても良い
映画2本分の内容を観られると思えばお得ですが、とにかく長く1本の映画としては内容がとても多く詰め込まれています。どんでん返しが多く、黒幕が誰なのか中々分からないのが楽しいです。新バットマンは吸血鬼からのコウモリ繋がりの人で特に違和感はなく、主役交代は成功だと思います。ただ作品の完成度は前シリーズの方が高かったと個人的には感じました。ラストの友達のくだりはエンドロール後に持ってくれば良かったと思います
後半が良かったかな
ダークヒーローという言葉に支配されている感じ、中盤まであまり乗れなかった。特に長ゼリフ多用には辟易。さすがの私も聞き取れない、ウソ、字幕読んでますが。みんな面白かったのかなぁ。
キャットウーマンのゾーイクラベッツは可愛くてスタイルもよくかっこよかったけど、マスクが鼻の下で繋がってて、江戸の盗っ人に見えた。
後半になってバットマンが活躍し始めてからはラストの別れまでは楽しめた。
悪役リドラーはビル・ゲイツ風でバットマンがブルースってバレてるんだが、ていうかなんで周りの人たちは気づかないのかってことなんだけど。そこ謎。
追記。映画秘宝の監督インタビュー読んでびっくり。バットマンになりたてで彼自身がよくわかっていない状態を描いたって。あの格好で世に出る時点で相当な覚悟が必要なはず、また限定的であれすでに警察との協力関係ができている状態、そんな曖昧な状態って設定が無理じゃろ。
楽しみにしてたけど
暗い、長い、話が全然進まない。
シーンの殆どが暗いシーンで見辛かった。
序盤が全然話が進まないし、全体的に長い話だが、カットしようと思ったらもっと出来たはずだ。それほどつまらない話だった。
最後は持ち直したが、3時間も苦痛な中ダラダラした話を見せられてしんどかった。
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