モービウスのレビュー・感想・評価
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ジャレッド・レトのハマリ役
ジャレッド・レトがいい味出してハマリ役ですね。
モービウスの事は全然予備知識がなかったけど
ダークヒーロー的でいいんじゃないっすか。
今後に繋がるかは分かりませんが
MCUで出てくることにも期待しましょ。
生きるための「血」への渇望と悔恨に苛まれる「ダークヒーロー」
アメコミのダークヒーロ「モービウス」
その暗さと闇がアメコミならぬ底深い情念を感じさせる。
生まれながらに血液系の不治の病の少年マイケル・モービウス。
ダークとは言え血を飲むと強大なパワーを持つヒーローになる。
その設定は難病の子供たちに夢の一端を与えるかもしれない。
マイケル・モービウスは生まれながらに1日として“気分の良い日”を
迎えたことが無い。
その頭脳を買われて奨学金で大学に行き医師になる。
そして研究で《人工血液》の発明する。
ノーベル賞を辞退したモービウスは更に蝙蝠から血清を作ろうとする。
その研究の過程で《血を飲む》と凄い能力を持つ《アメコミのダークヒーロー》に
変身するのだった。
蝙蝠つながりで「バットマン」にも似ているが、バットマンは人で、
「モービウス」は変身ヒーロー的でそこが違う。
主人公の3人が魅力的。
不治の病から生き血を吸うモービウスをジャレッド・レト。
変幻自在のレトは血を飲まなければ死に至る自身の葛藤を繊細に表現。
その幼馴染のマイロをマット・スミス。
モービウスの同僚の女性医師のマルティーヌにアドリア・アルホナ。
ちょっと地味めのキャストではあるが、後に自らも生き血を欲するマイロ役の
マット・スミスは若い頃のニック・ノルティに酷似した性格俳優。
個人的にはフランケンシュタインも少しの特殊メイクで演じられそうな異形で
先が楽しみだ。
難攻不落の刑務所を脱獄するほどのパワーがあるなら、逮捕されないと思うし、
そのパワーを全く善行に使わないヒーローなので、感情移入も限定的だ。
不治の病のダークヒーローというとナイト・シャマラン監督の
「ミスター・ガラス」を思い浮かべたのだが、ガラスに較べればまだまだ
悪のエッセンスが足りない。
超能力を使う「大義や目的」が感じられないのもマイナス点だ。
ラストにマイケル・キートンが顔を見せて、次作は、
「クレイブン・ザ・ハンター」だそうだが、どう関連するのかは不明だ。
「モービウス」のラストもボヤかしてあるので、ますます評価が難しい。
しかし映像や雰囲気は悪くない。
私はそこそこ楽しめました。
魅力的なキャラをジャレッド・レトが好演
相変わらずRotten Tomatoesの批評家の評価はあてにならない。
SSUにまた魅力的なキャラが参入!
ヒーローともヴィランともいえない主人公をジャレッド・レトが好演。
ヴェノムでも見せてくれた能力を表現するVFXの独創性はモービウスでも発揮されていて映像的にも楽しい。
本作のヴィランの位置付けとなるマイロ(マット・スミス)がまた良いキャラで、ウキウキのヴィランっぷりが可愛い。
ミッドクレジットシーンは「おお!ここでそこに繋げてきたか!」という感じ。今後が楽しみでしかない。
マルティーヌどっかで観たなと思っていたら『トリプル・フロンティア』か!
そういえば、HORIZONっていう施設が登場して、刑事も「ホライゾン(ホライズン)」って発音しているのに字幕が「ホリゾン」になっていて気になった。円盤化された時は直るのかな?
一昔前に感じる
もはやマルチバースの扉が開いてしまった今、
モービウスを観ると一昔前のヒーローアクション映画
のように感じました。
キャラ紹介に徹した話なので、
インパクトは弱いけど、
この後アベンジャーズのようにヒーローが揃ってくると
推せるキャラにはなってるのかなと思います。
ジャレッドレトもマットスミスもカッコ良いのに、
変身後化け物じみてて、
僕的にはあまり好きではなかった。
アクションシーンの体から煙が出る演出は
他のヒーローとは違って格好良かった。
エンディング後の映像は引きになってたのか?
引にしては弱い気がしました。
またしても、いいヴィランが誕生
ヴェノムさんに続いていいヴィランの誕生ですね😄単体の映画としてはそこそこといったところでした、レトさんは怪演でした😆
コウモリ男とトリ男を演じた、あの俳優さんが、トリ男の姿でコウモリ男の映画に出てきて笑ってしまいました😂
ここまで盛り上げられると、トムホ君には、どうしても、続投してもらわないといかんですね、なんなら歴代2人も・・。
あと、ヴェノムもモービウスも敵として観れなくなっちゃったんですけど、その辺はどうするんだろう?
どっちにしてもソニースパイダーマンユニバース盛り上がってきましたね😆😆
ドクター・モービウス マルチバース・オブ・シニスター・シックス
見てたら、幾つかのヒーローを連想。
コウモリをモチーフは、バットマン。
血への渇望は、ブレイド。
そしたら、本当にバットマンが出てきた!…じゃなくて、『スパイダーマン:ホームカミング』のあのヴィラン。ラストで何やら結託…?
一体、何者…?
俺はヴェノムだ…ってのはジョークとして、
ヴェノムと同じ『スパイダーマン』の敵キャラクター。
MCU版『スパイダーマン』から派生される“SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)”の、『ヴェノム』2作に続く第3弾。
コウモリの力を宿したダークヒーロー。
モービウス!
『ヴェノム』よろしく、このユニバースは話はチープ。
天才的な頭脳を持ちながらも、子供の頃から治療法の無い血液の難病を患う医師マイケル・モービウス。同じ病を抱える親友マイロと自身の為に治療薬を模索していたある日、吸血コウモリから血清を開発。自身の身体に投与した所、超人的な力を手に入れる。が、その代償として人間の血を摂取しないと生きられない…。殺人事件の容疑をかけられ、さらにマイロも血清を投与し、人々を襲う暴走。自身の身体の苦しみに葛藤しながら、親友の暴走を止める闘いへ…。
苦悩・葛藤、親友との闘いなどドラマチックな要素を描いてはいるものの、引き込まれるような深みは無い。ツッコミ所、難点・粗や雑も多い。
主人公の苦悩・葛藤も典型的、ヴィラン描写もステレオタイプ。二人の子供の頃からの関係やドラマも薄く、グッとさせられるものが無い。よって、やがて闘うに至っても哀しさやスリリングさもいまいち盛り上がらない。
これは演出や脚本が致命的に悪い。来年のラジー賞最有力とまで言われる全米大酷評も分かる気がする。
この点を改善しないと、幾ら今後SSU展開に期待しようとも、企画倒れになってしまうかもしれない。
とは言え、本作はモービウス誕生~紹介編。
私自身も初めましての“モービウス”というキャラを知るには、一定の役割は補った。
コウモリの力を得た事で発揮するそのパワー。
身体能力は、高い壁も軽々と。天井にだってぶら下がる。
俊敏な動き。目にも止まらぬスピード。
力も凄まじい。片手で人を鷲掴みし、鋭い爪の一撃で死に至らしめる。…アレ? コウモリってこんなに力あったっけ?…って事はさておき。
コウモリのように反響音で空間を把握するビジュアルは秀逸。
スローモーションを駆使し、劇画のようなCGアクションもクール。
ユーモラスなヴェノムよりダークヒーローな魅力はあり、コウモリの特性を活かしたアクション共々、今後の見せ方次第では際立ったキャラになれそう。
序盤の痩せ細った身体。力を得てからの筋肉質な身体。
人間マイケルと怪物モービウスの演じ分け。
苦悩・葛藤の熱演。凄みのある怪演。
凝った役作りや巧演を披露し、カメレオン俳優ジャレッド・レト劇場。
敵役マット・スミスが何だか途中からウィレム・デフォーに見えてきて…。
登場人物が少ない上に、周りがあまり特色ナシ。そのせいで、最後に登場したあのヴィランがインパクトさらっていっちゃった。
でも正直、ほとんどの人が気になるのはこの一点に尽きるかも。
『アメイジング・スパイダーマン』の頃から企画されていた、スパイダーマンの敵キャラクターで構成される“シニスター・シックス”。
一度企画は消えかかるも、『ヴェノム』の成功で再計画。
『スパイダーマン』との世界や『ヴェノム』との繋がりも示唆され、本作ラストの展開、今後もSSUワールドの『クレイヴン・ザ・ハンター』『マダム・ウェブ』が公開予定。
シニスター・シックスのマルチバースは開いたばかり。
MARVEL×ドラキュラ、心地良いホラーテイストのSSU第3弾。
何処かで観た様な知ってる様な、至極平凡な物語と展開。逆に言えば安定感は抜群。MARVELになるととりあえず観れてしまうのは流石。
そこをきっちり魅せてくれるのはモービウス役ジャレッド・レト。マイケルの時の優しい目と、吸血鬼化した時の目のギャップが素晴らしい。
起承転結もしっかり作られてはいたが、大きな驚きも伏線も無く、ただただ無難な脚本だったのが残念。優等生的な作りだがシンプルに良作。
【デアデビル】の様に"音"を視覚として感じさせてくれる表現は素晴らしく、コウモリの感覚を無意識に理解出来る表現が良かった。
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)第3作目なので、きっちり【ヴェノム】や【スパイダーマン】と絡めてくる。ここからの関係性も含めて、続編も楽しみ。
角度変えて描いてもよかったのでは?
同じ能力同士の戦いで展開させてしまうと、結局、『ヴェノム』のまんま。
タイトル変えただけで、似た作品を連続で見せられた感じ。
能力を得てから、悪の道に染まるまでのドラマでも良かったのでは?
ラストも、本筋に期待させるような感じでもなかったし。
戦略の練り直しが必要かも。
ジャレット・レトにこそ、治療法を授けて欲しいと願ってしまう一作。
原作ではスパイダーマンと敵対する、マーベルコミックのヒーローであると同時にヴィランでもあるモービウスの誕生を描いた本作で、主演のジャレット・レトは、病身の痩躯から吸血鬼化した後の筋骨隆々な身体を、過酷な身体改造によってモービウスを演じきりました。
不治の病を受け容れるか、それとも吸血鬼となっても生きるべきなのかなど、作中でモービウスは様々な葛藤に苦しみます。そのため彼が後々敵対することになるスパイダーマンとは対照的に、画面も物語も終始沈鬱さが付きまといます。時々ヴェノムを使ったジョークで笑わせるくらいでしょうか。そのため本作で爽快感を求めると肩すかしを感じる可能性がありますが、例えば『ザ・バットマン』などのジョーク控えめなダークヒーロー作品を楽しめる方であれば、本作の魅力を存分に味わうことができると思います。
モービウスとその友人がかかっている病気はどのような症状、深刻さなのか、どうやってモービウスは対処法を発見したのか、といった、作品の背景となる設定については、あまり説明的にならず、主に映像の積み重ねで示唆する程度にとどめています。そのためより詳細を知りたい場合は原作や資料に目を通す必要があるものの、本作はそのような詳細を知らなくとも、一つの作品として観通すことに何の支障もない作りとなっています。このあたりは演出力、編集による効果が大きかったと思います。恐らくスパイダーマンと敵対するヴィラン、という位置づけすら知らない観客でも、何も問題ないでしょう。
ジャレット・レトは役作りに入れ込む余り、過酷な増減量を行ってから撮影に臨むことが多く、かなり以前から通風を患っているそうで、今回も身体に負担がかかっていないか心配になります。彼にこそ治療法を…。
SSU(Sony's Spider-Man Universe、SSU)の今後に期待できる
あまり周りの評価は高くないようですが、スタンリーがいなくなって最近少しマンネリ化しつつあるMCU作品に比べるとSSUの勢いを感じる作品になった気がします。
もちろん作品単体としても、それまでのスパイダーマンシリーズやMARVEL作品を知らなくても十分に楽しめる内容。
個人的にはこれからのスパイダーマンシリーズにどう絡んでくるのかとても楽しみになりました。
なんじゃこりゃ
う〜ん
開始15分でだいたいストーリーが読めちゃうタイプの映画です。
こういうありきたりなストーリーの場合、演出で魅せてくれるといいんだけど、MCUのようなコメディタッチはほとんどなしで、ヴェノムよろしく暗いところで黒いキャラが高速で戦うので何やってるのかよくわからない。そのためかスローも多用してたかな。
マーベル作品を見てきた人からすると、ほとんど既視感で目新しいものはなく、なんでこんなの作ったんだろう???と、エターナルズ以上に思ってしまいました。
なんか、ポストクレジットシーンが一番の見どころって感じで、正直劇場で観るほどの作品ではなかったな〜。
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