さんかく窓の外側は夜のレビュー・感想・評価
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新しい切り口のミステリーホラー
SNSなどで、発する言葉が自分も他人も縛りつけてしまう怖さ、呪いの概念が変わる!赤い色の部屋は正にそれを可視化したシーンだったように思える。音や色、セット、あらゆるシーンが本当に綺麗で丁寧で、人のこういう部分に切り込んで描かれた作品は初めて観ました、今の時代だからこそ観て欲しい作品、人生で1番好きな映画になりました!信じる信じないの概念にも、注目して欲しいです。
儚く美しく、怖くて優しいリアルな作品。
何度観ても飽きず、何回でも観たいと思えて、見る度に発見があり、深く深く『人間』について考えさせられる素敵な作品でした。
人と人との関係性に常にフォーカスしていてリアルな世界観でした。
マイノリティーを抱えているからこそ強く面白く生きていける、幼少期と大人になってからの違いもとてもリアルです。
寄り添ってもくれる映画です。
ただ怖いホラー映画では決してない、人間の在り方や現代に向けてのメッセージも込められているから多くの人に観て感じてほしいと思います。
あとは曲の使い方が素敵でした。劇中の音の使い方もそうですが、ずとまよのオープニング曲と主題歌が映画とマッチしすぎてて鳥肌です。
自信を持ってお勧めできる作品です!!
スルメ的映画かな、と。
1回観ただけでは、わかりにくい内容かなと思いました。特に原作を知らない方はハテナマークが頭にたくさん浮かぶんでないかと。また原作を好きな方ですとやはり不満が出てくるところもあると思います。ストーリー、キャラクター設定など異なる点があるので。
そういう人ほどもう一回だけでいいので観てみてほしいです。
私はすでに5回観ましたが、観れば観るほど発見があり、良い作品だなって言う思いが更新されていってます。
原作はBLで、そういった場面が全然ない!という感想も見られましたが、役者さんの仕草や目線、声のトーン、台詞等で私はものすごくBL要素を感じました。
あるワンシーンで岡田さん演じる冷川が志尊さん演じる三角のメガネを取るシーンがあるのですが、ここがものすごい妖艶というか綺麗で私はものすごく好きです。他にも冷川さんが三角くんに触れる際の手の動き、触れられたあとの三角くんの静かな息遣いなどすごく良かったです。
また平手さん演じるエリカは漫画からそのまま飛び出してきたのかと思うくらいエリカで、あの目力は本当にすごいな。と。
滝藤さん演じる半澤さんはこの物語において非常に重要な人物で、この人の信じない力というものもまた誰かを救うんだな。ということがものすごく印象に残りました。
映画では社会的なメッセージ性が強くあり、今のこのsns時代にはとても刺さる気がしました。
言葉は刃とよく耳にしますが、言葉は呪いでもあるのだなと。
そしてこの作品はとにかく映像と音楽が美しいです。
凄惨な場面で、華やかな音楽を起用してたり、オープニングではもっとこのオープニング見たい!ってめちゃくちゃ思いました。とにかく綺麗です。ずっと真夜中でいいのに。さんの主題歌も本当に心地良く、スッと心に沁みてきました。
魅力溢れる作品ですので興味のある方は是非観てみてほしい作品です。
ホラー要素があり現実とは離れた設定の物語ですが、SNSでの誹謗中傷...
ホラー要素があり現実とは離れた設定の物語ですが、SNSでの誹謗中傷などの社会問題にも目を向けられていて、非現実的な世界観とリアルさが共存している今までにない映画でした。
そして、音楽や映像がとにかく美しかったです。血でさえキレイに感じてしまう不思議な感覚にも陥りました。
ストーリーを楽しむというよりはこの不思議な感覚や新しい世界観を楽しむ、鑑賞中に涙を流すというよりはエンディングテーマ中に静かな空間でそっと涙が溢れるという感じの作品です。
個人的には何度も見に行きたくなる程クセになる映画です。
俳優さんの演技にも痺れました。それぞれの表情が徐々に変わっていくところにも注目してほしいです。
観客の想像力を大切に
森ガキ監督はCMの世界では15秒の時間の中で観客にインスパイアを射ってきた名手だった。
その実力は、この映画でも遺憾なく発揮されている、、刹那的に
しかし相沢友子と組んだ、この脚本に於いては、観る者の想像力のゲームを軽んじている
役者の度量の無い場合なら、尚更 そのリズムに傾注すべきな筈
CGやMTV的編集にたけても映画は作れない
ヒチコックの映画術を再読して、人間を描ける監督になって欲しい
見に行こうか迷ってる人へアドバイス
まあ…高評価つけてるのは出演者のファンが多くて、低評価は原作ファンて感じですかね?
感想としては大絶賛も出来ないし、かと言ってクソつまらん金返せって程でも無いかな。
面白い箇所もあるけど全体通して見た印象としては物足りないという感想ですかね。
大まかな話はシンプルで分かりやすいんですけど、展開が分かりづらいんですよね。
幽霊や呪いとは何だったのか?
結局お前らは何がしたかったんだ?と中々登場人物に感情移入出来ないまま出来事が進んで解決していってしまうので、そこが1番の問題点かと思います。
★2〜3.5位の評価の人が一般的かなと思います。こんなに高評価と低評価で割れるとは…中々不思議な現象が起きてますね。
原作ファンVS出演者ファンの構図か??
原作読んでないから分からないのですけどかなり原作と内容違うんですかね?
低評価は原作ファンの恨み節というか怨念をヒシヒシと感じます笑
出演者のファンが書いてる?(違ったらごめんなさい)気がする高評価レビューはツッコミ所が多くて、
感動しました!
いや、感動する様な内容ではないだろ!
面白かったとかならまだ分かるけど感動は違う気がする。
SNSや誹謗中傷について考えさせられました。
これやたら★5レビューで書かれてるんだけどそんなにSNSや誹謗中傷がメインテーマになってたっけ?
メッセージ性が強く
すみませんメッセージ性は全く感じませんでした…。どちらかというとエンタメよりの作品だったと思います。
続編が見たい、また見に行きたい、考えさせられる、本当に素晴らしい作品など。見てるこっちが恥ずかしくなるくらいの絶賛の嵐。
いや、けっこう映画見る人にとって★5の最高得点て割とつけ辛いものなんですよ。
私もそれなりに面白くても★4とかにする事が多いので★5レビュー書くともうレビュー書きたいし絶対見て欲しいと思って書くんですよね。想い溢れるみたいな。なんかこの映画の高評価レビューはそれが感じられないんだよなぁ…。
レビューのテンプレでもあるのでしょうか?
皆さんも★5のレビューだけまとめて見てみて下さい。けっこう?ってなる文章が多いです。数字や★の評価だけでなく書かれている内容も見て観に行くか判断するのをおすすめします。
綺麗でヒンヤリ。静かに考えさせられる映画。
わーっと盛り上がる娯楽映画では無い。
そういうのが好きな私にはすごく好きな映画でした。
なんといっても映像も音楽も美しいし、良い意味で日本の映画っぽくない。
今までの大衆受けする映画が好みの方には受け入れられないかもしれないけど、原作の世界観が好きな方はぜひ。まあ、あの作風の話だから
万人受けは元から狙ってないだろうけど。
ヤマシタトモコさんの世界はちゃんと感じられたと思う。あの言葉は少なくとも行間で深く語る世界はそこにありました。
主要登場人物(岡田・志尊・平手・滝藤)が顔やスタイルだけでなく醸し出す雰囲気込みで神聖で美しい。それによってより人間の怖さの演出が増幅され深みを増している様に感じた。
私は大人だけど、こういう映画は子供が観たらどう感じるのかな?
まあ、色々もう少し掘り下げたい部分もあるのでまた観に行きます。
さんかく窓は外側は夜
すごく 良かったです。
時間があっという間に終わって
余韻がすごいです。
こんなに 何回も見たいと思った映画はあまりないです。
また 今日見にいく予定です。
森ガキ監督らしい映像でした
原作、予告ともに一切前情報なしに、霊が見える男と祓える男のお話というくらいで鑑賞しました。
まずオープニングから、街を歩く人々がみんな黒。そこへ白の霊が現れて…色使いのきれいな映画の印象です。
カレイドスコープの綺麗さや、少々グロテスクなシーンですら日差しの光が綺麗で、森ガキ監督らしい映像だと感じました。
泣ける映画とは全く思っていなかったので、最後の方の三角くんと冷川少年の「これは運命?」のシーンで号泣。
三角くんのコロコロと変わる表情とは対象に、冷川のほとんど変わらない表情が印象的。でも最後は三角くんのおかげで少し人間らしさを取り戻した冷川の微笑みがたまらなく素敵でした。
ヒウラエリカも表情はさほど変化がないけれど、目での演技がとてもすごかった。
また音楽もとても素敵で、ドキドキするシーンでもきっちり音楽が耳に入りました。個人的には冷川少年が螺旋階段を下るところの音楽が好きです。
原作をよんでいないと理解するのに少し時間がかかるかもしれませんが、1回ではなく何度も見たいと思ったし、(実際何回も見ています)これで森ガキ監督の映画は間違いないなと確信を得た映画でした。
これは絶対に大きなスクリーンで見て欲しいです。
原作がブロマンスだから見たくないとは言わないで欲しい
面白かった!原作は読んでおらず、「見える男と祓える男」ということくらいしか予備知識がないまま観に行きましたが、ほどよいテンポ感でストーリーも理解しやすく楽しみやすい映画でした。
登場人物の設定やストーリーや展開をスッと受け入れられたのは出演者の安定した演技力と癖のない脚本、演出のおかげなのかなと思いました。
ときおり音楽がかっこいいなと思ったり、映像綺麗だなと思ったり。
何気ないシーンの陽の射し方と捉え方が写真みたいに綺麗で素敵でした。
演者の芝居も素晴らしかったと思う。台詞ひとつひとつはありきたりな言葉だけれど、皆さん言い方や表情がよくて、言葉は少なくても各キャラクターの考えや想いや個性が伝わってくる感じ。
感動の押し売り感や熱苦しさもなく、観終えた後、ふわっと心に残る感じが心地よかった。グロ目なシーンもあったのに不思議です。
好印象な点が記憶に残る満足度の高い作品でした。
個人的にはブロマンス作品やBL作品の実写作品が苦手で、原作がブロマンス作品であると知って、観るのを躊躇いながら観たのですが、観てよかったと思いました。
続編を期待しています。
サントラ欲しいです!
映像と音楽が相まってとても一つ一つの場面が美しく感じました。それでもちゃんとホラー要素もあってあまり無駄な会話もなく雰囲気と音楽とで感じとれた映画でした。とにかく音楽がいい!!(サントラが出たら是非買いたい)言葉の重みや自分が人と違うことで劣等感を感じるとても現代の悩みを織り交ぜたところもあって単なるホラー映画とは違う捉え方ができました。まだ後何回かみたいと思います!
スタイリッシュ映画
原作は読了した上で見たが、原作とは別物として一本の映画として見るのが良い。
全体的に映像が美しく、MVを感じさせる作り方。バックにかかる音楽が良い。
序盤からテンポ良くストーリーが進み引き込まれる。ただ、ラストはイマイチ回収しきれてない感がのこってしまったのが残念…
脚本家がだいぶ削られてると嘆いていたので、ディレクターズカットが見てみたいので、円盤発売の際はそこも入れた完全盤が見てみたい。
【役者について…】
◯岡田将生の今までにない役どころで新境地を見せたと思う。瞬きをあまりしない人形のような目付きが冷川のプラスチックな雰囲気を醸し出していて良かった。
◯志尊淳はとにかく演技が上手い。
若手の中ではかなりの実力派だと思う。
倒れて過去のトラウマの夢を見た後に起き上がり、秒で涙を流すシーンには驚いた。
これからの若手俳優の中でもかなりの筆頭株になる俳優だと思うので、今後の作品も楽しみでしかない。
◯平手友梨奈は2作目の映画で、相変わらずの目力に圧倒される。半澤の妻を見つけ「信じてるもの見つけた…」というシーンは何度見てもゾクゾクする。ただ、ラストのシーンではここで涙をポロっと流せるようになれば女優としてかなり期待できると思うのだが、そこは残念。まだまだこれから沢山の場数を踏んで目力だけの女優から色んな表情の作れる演技が出来るように開花するのか楽しみ。
◯滝藤賢一はこの映画の中での肝だと思う。
全体をピリッと締めた演技が素晴らしかった。
◯和久井映見はだいぶ年齢がいったなぁ…と感じたが、「他人より少しだけ目が良かっただけ」というセリフがとても良かった。
◯筒井道隆の教祖はちょっと勿体ない使い方だった気がする。胡散臭さ満載の衣裳がこの映画のスタイリッシュな衣裳の中で唯一浮いていた…
全体的にストーリーに補完が必要なところがあるので、パンフとノベライズを見てからもう一度映画鑑賞すると更に見方が変わると思う。
最初のオープニングと最後のエンドロールでかかる、ずと真夜の曲がすばらしい。
映画の挿入曲もいいのでサントラも買いたい。
ラストのシーン
私は原作を見ずに映画を拝見させていただきました。※かなりネタバレを含みます。
実はこの作品を見るのは今回2回目でした。1回目は話の流れを理解するのに必死だったのが正直な感想です。ですが、冷川さんの過去や三角くんと英莉可ちゃんの生まれ持ってしまった才能について理解し、自分なりに考えることが多く見た後の余韻もすごかったです。
2回目は流れも知り過去も知った状態だったので1回目とは違うところに着目することができました。まずは音楽。個人的にとても好きでした。綺麗なハーモニーで場を作ってから落とす不協和音に鳥肌を感じストーリーに入り込むような感覚がしました。特に好きだったのは英莉可が登場する可憐なピアノ。英莉可は当たって普通の女子高生。呪いを操れるという特殊能力を持って生まれただけであり、本当は普通に過ごしたかったはず。等身大の女の子であるということを表すような音楽が印象的でした。
私が1番理解が難しかったシーンは宗教と暴力団の交わりです。これは原作を読んでないからなのかなと思っています。2回見た今でも理解しきれていません。私はパンフレットを購入したのですが、2時間という短い間にこの連載中であった原作のストーリーを取り入れることが難しいという監督の言葉に頷きました。限られた時間の中で表すことが難しい部分であるのかなと思いました。三角くんが心に残る過去や、冷川さんの人間関係、英莉可の特殊能力。普通に生まれただけなのに他の人とは違う力を持ってしまった3人がさんかくに結ばれ、涙するシーンがとても心にグッときました。冷川さんに勇気をもらえたように、三角くんが過去の冷川くんを励ますシーンから涙が止まりませんでした。
私が1番考えさせられたシーンはラストの腕のシーンです。台本では冷川さんと三角くんが会うシーンで終わりだってらしいのですが、英莉可の腕でパッと終わりました。1回目は続編があるのでは?と思いましたが、よく考えればそうではないなと思いました。英莉可は理由はともあれ殺人という重い罪を背負っています。呪いがなくなったからといって英莉可の罪が許されたわけではない、そう感じ取りました。ハッピーエンドかと思いきや、「お前がやった罪は償えない」と語りかけられた気がしました。劇中でもあるように人間は何よりも恐ろしいです。時には人を死に追いやります。英莉可はそれが呪いだっただけの話で、決して許されることない。傷つけたものは一生背負って生きていく、というメッセージではないかと考察しました。
あまり見ないジャンルであり新鮮でした。オープニングのずっと真夜中でいいのに。さんの「過眠」とのカットのマッチがとても好きです。色彩がとても工夫されていて、人の服の色分けや血の色など、なぜか綺麗だと感じさせられました。この作品では色遣いと込められたメッセージに注目してみていただきたいなと思います。冷蔵庫の平手さんの絵も見つけておらず、原作を読んでからの感じ取り方の違いを楽しみにまた何回もみたいと思います。
こんなに映画で深く考えたことは初めてです。穢れの裏にメッセージを込められていて見た後も余韻に浸ってしまう素敵な作品でした。
これはホラーではありません
心霊探偵バディの特殊能力で数々の怪奇事件を解決(?)していくお話です。
ホラーは苦手なので観ませんが、これはホラーではありません。
「霊より人間の方が怖い」
「人に呪いをかけると自分にも返ってくる」
「暴言をよく吐く人がその暴言に支配される」
「言霊。言葉そのものが力を持つ」といったようなセリフが印象的でした。
自分自身が発する言葉にも気をつけたいものです。
退屈な映画では寝てしまうことも多々ですが、間延びする箇所もなく、最初から最後まで楽しめました。
映像も素晴らしかった
懐かしく感じる映像、飴細工のようなキレイな映像。あるシーンは舞台を見ているような…
見る側の心情で見方感じ方が変わる感じがしました。今の時代を象徴してるような…メッセージがあり、あっという間に見終わった。また観たいと久々思った映画です。終わり方…もーっ!って感じ。続編を期待してます!
役者だけ良い
回収しきれてない伏線が多すぎると思う。
映画よりも、連ドラとかの方が見応えあった。
宗教andオカルト強めのホラー、だが怖くない!
(人はめちゃくちゃ死ぬ)
しかし俳優陣に救われた。
三角役が志尊淳じゃなかったら観て損した気持ちになったかもしれない…
志尊淳は人の感情を動かす演技をするから暇はしなかった!
あと岡田将生の最後のタートルネックがカッコ良すぎてそれまでのグダグダはどうでも良くなった。
イケメン最高。
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