グレート・ウォーのレビュー・感想・評価
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監督の堂々たるパクリに拍手
プライベートライアンは自分の中でトップ3に入る映画で今まで10回は観てます(好き過ぎてダントツの回数です…)
プライベートライアンのシーンやセリフはほぼ鮮明に覚えてますが、この映画はどれだけパクるの?ってくらいパクリ切ってます。
序盤に黒人部隊を救出するかどうかのくだりで、エイブラハム・リンカーンの手紙を読み上げたあたりで、およよ笑??って嫌な予感がしましたが、それ以降は忠実におパクリになられてました笑
これだけパクって訴えられたりしないのかと疑問に思いました…
模倣でも良いので、説得力のある設定を!
第一次世界大戦末期、最前線で行方不明になった黒人部隊の救出に向かった小隊の物語。
B級ミリタリーアクションです。そして、プライベート・ライアンの模倣です。
B級でも、模倣でも良いのですが、もう少し設定は詰めて欲しいです。
この映画で言えば、「黒人部隊の救出」が肝になるのでしょうが、「なぜ黒人部隊を救出しなければならないのか?」に納得感がなく戸惑いを覚えます。
「普通の部隊でも救出する?」「政治的プロパガンダ」等の設定があれば、各段に説得力が上がったように思います。
同じように、「黒人部隊が闘う理由」「救出部隊が命を賭ける理由」にも説得力がありません。
模倣が先にあって、それに合わせて人の感情を付け足しているので、映画としての完成度に疑問を持たざるを得ません。
B級ですからアクションの迫力にも乏しく、映画として見るべきものがないと感じられた、残念な映画でした。
最前線の生々しい戦いが凄い。
第一次世界対戦、1918年11月11日の11時に休戦協定が結ばれる間際のストーリー。
ドイツ領域に孤立した黒人部隊を探し、救出するミッション。
過去に観た、ライアン二等兵を探す出す映画の様相に(笑)
ってかもっと昔に観た、サンダース軍曹のテレビドラマの雰囲気(爆)
出だしは銃撃戦が多く、単純にドンパチするだけの作品の認識。
だけど黒人部隊を救出する指令が出てからの見応えはかなりあり。
戦争中なのに仲間の黒人を人種差別するシーンが生々しい。
実際にあったのか知りたいところだけど、これが本作の肝と言った感じ。
孤立した黒人部隊を見つけ出し、その数時間後には休戦。
なのに、そこからの展開は正に熱い軍人魂が表現されて作品に釘付け。
その最前線の攻防戦が生々しい。
攻めては前進。攻められては後退の繰り返し。
生々しい肉弾戦が戦争の恐怖感を倍増。
そんな戦いの中休戦になる時間が待ち遠しい。
レビュー数も評価点もイマイチな作品だけど自分的には良い作品と思います( ´∀`)
このスティーブンルーク監督…
完全にプライベートライアン大好きだな!
随所にみられるあのシーンこのシーンがインスパイア、いやただのもろかぶり演出で当方プライベートライアンが大好きなだけに終始ニヤけ顔、最後の戦闘シーンでは大笑い!
・孤立した部隊を救出するというシナリオそのもの
・冒頭の激闘(ということにしておく)からの始まり、からのトランペットBGM
・戦争による大尉の後遺症(ミラー大尉と階級も同じ)
・救出せいと命令される前の手紙を読むくだり
・道の角をナイフに取り付けた鏡で確認する
・機関銃の標的に手を挙げておとりとなる
・水溜りを踏む接写シーン
・部隊のみんなに看取られるシーン
・墓穴を掘るシーン
・助けに来たと思ったら、黒人部隊は残ると言い出す
・そしてそこに留まり一緒に戦うことになる流れ
・最後大尉が撃たれ、部下が衛生兵を呼ぶ呼び方とそのトーン
共に闘ったこと
第一次世界対戦も終戦間際、最後の領地取り合戦の中、戦地で行方不明になった黒人部隊を探し出し連れ戻す任務を与えられた兵達の物語。
勇敢な黒人部隊を絶対に連れ戻せとの命令があるなか、黒人の為に命をかけることに反対する兵士も。仲間が死に、黒人兵と白人兵で仲間割れもありながら、最後には共闘し終戦を迎える。
黙っていても終戦が近づいてくる状況の中、黒人隊長が下した決断、それに追随する大尉の行動が正解なのかは自分にもわからない。
だけど、このまま終戦を迎えたところで、国に帰ればまた差別に苦しむ日々が待っているとわかっている黒人兵の意地のような気持ちはわかるような気がする。
因みに、自分は歴代映画の中でも一番好きなのがプライベートライアンなのだが、本作はストーリー展開的にも、第一次世界大戦版プライベートライアンといった感じ。
総じて、非常に楽しめた映画だった。
クライマックスでは、「死にたいの?」と突っ込みたくなるような大尉の奇行の数々の理由も明かされ、何より、
「勝ったものが正義とは限らない、でも我々が行ったことでひとつ、間違いなく正しいことがある。それは・・・」
のくだりは本当に良かった。
数々の戦争映画と比べても並みの面白さかな~といった印象だったが、ラスト1分くらいで一気に来ました!
終戦間際ならぬ、映画終了間際にガッツリ心を持っていかれた、そんな映画だった。
最後の三日間
1918年11月第一次大戦終戦間近のアルゴンヌの森で、前線で孤立し連絡のつかない黒人部隊の365部隊との合流、救出を命令された自由の女神師団の話。
開始早々結構派手な戦闘シーンがあり期待値上昇。…と共にちょっと嫌な予感w
黒人部隊救出の話はまだ出ないけど、メンヘラ大尉とかちょっと引っ掛かる。
その後も色んなところでシーンの展開が唐突だったり白々しかったりと演出にも安っぽさがあり、重厚さをあまり感じない。
When Johnny Comes Marching Homeだってコテコテ過ぎるしね。
その分気軽にみられるし、人種差別問題に触れてるし判り易いけど。
ストーリー的には非常に好みのものだったし、最初に引っ掛かったメンヘラ設定もちゃんと拾ってくれたのは良かった。
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