DRONE ドローン
劇場公開日 2020年2月7日
解説
「ゾンビーバー」のジョーダン・ルービン監督が、殺人マシーンと化したドローンが巻き起こす恐怖を、1980年代ホラーへのオマージュ満載で描いたサスペンススリラー。新居で幸せな新婚生活を送るレイチェルとクリス。ある日、クリスが1機のドローンを拾ってきたことをきっかけに、自宅で不可解なことが起こり始める。レイチェルはクリスのパソコンに隣人女性を盗撮した画像を発見し、身に覚えのないクリスと険悪な状態に。実はこのドローンには、レイチェルと別れた後に連続殺人鬼へと変貌した元恋人ラムゼイの魂が乗り移っていた。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020」上映作品。
2019年製作/82分/アメリカ
原題:The Drone
配給:インターフィルム
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隣人の日光浴のシーンが1番好きだからですけどね(笑) そして、まさかのおじさんのお尻・・(笑)
2020年2月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
頭のおかしい殺人鬼の魂がドローンに乗り移り、殺戮の限りを尽くす!
コテコテのパロディを詰め込み、愛嬌たっぷりにウィンクしてくる憎めない作品。
「チャイルド・プレイ」ならぬ「アダルト・プレイ」かな。
現代的な家を舞台に置き、現代的なドローンをネタにしているのに、やってることは完全に80年代なのが面白かった。
軽いBGMにのせて回るレトロなカメラワークとスタイリッシュな舞台とのギャップよ。
登場人物の言動も徹底して軽薄。
コミカルでテンポ良く、ゆるゆるヘラヘラしながら軽く観られるけど、スリルはあまり無かった。まあ仕方ないか。
「ふしだらな隣人」のナイスキャラを活かしてもっと暴走させて欲しかった、という欲も。
夫の職業を聞いて一瞬で目の色変わるの好き。
しかし意外にもドローンが策士なのが面白かった。
まず夫婦仲をギスギスさせていくとは…戦略家じゃないか!
電子機器同士は絶対にリンクできるのだ。電子機器はそういうものなのだ。ハッキングは無敵なのだ。
何よりも良かったのが、アレックス・エッソーの存在。
2016年の「ネイバーズ」、2018年は「トーナメント」、2019年の「セーラ 少女のめざめ」、さらには「ドクター・スリープ」の過去パートにてダニーの母親役、そして本作。
彼女は今のところホラー系の映画にしか出演していなくて、なんだかそれがとても嬉しいんだ。圧倒的B級率も好き。
華奢な長身に小さな顔で完全にモデル美人なんだけど、大きめの口や神経質そうな目が最高の恐怖顔を見せてくれるのよね。
新たなホラークイーンとして確実に地位を築いてほしいし、それを追いたい。いや、今すでに彼女を追えているという幸福よ。
頑張れアレックス・エッソー!!ずっとホラーに出続けておくれ〜!
2020年2月11日
Androidアプリから投稿
新婚10ヵ月のアーティスト夫婦の嫁が、落雷でゲス野郎の人格が乗り移ったドローンに付き纏われるホラーでスリラーな話。
ホラーといっても8割コメディw
知らないドローンが荷物に…とか言ったら、そもそも他者の操縦を疑わないの?というところがついて回るでしょ。
ドローンにどんだけパワーあるんだよ!とか、何でも出来すぎ!というツッコミどころから、こうすれば簡単に…と思う展開もありながら、間やテンポやリアクションと立ち居振る舞いがめっさふざけまくりだし、オマージュも満載。
怖さよりも不気味、不気味さよりもコメディな感じのおバカなパロディ満載で愉しい作品だった。
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