たまには、大きな声で
解説
ガールズユニット「9nine」の村田寛奈が主演&主題歌を務めた短編映画。村田演じるシンガーソングライターの主人公が、スランプや恋人との別れに思い悩みながらも、やがてそれらを乗り越え、前を向いて歩み出していく姿を描く。アマチュアシンガーソングライターの大石慶子はスランプ真っただ中で、新曲も書けず、歌声も本来の良さを出せずにいた。バンドのキーボディストとして慶子のサウンドを裏方として支えていた恋人の彼も、最近の慶子の腑抜けた様子に落胆していた。慶子は東京の事務所に所属することが決まっていたが、自分の存在が慶子を甘えさせ、足を引っ張っていると考えた彼は、慶子に別れを告げる。このままではいけないと気持ちを新たにした慶子は、曲作りに取り掛かり、上京前の最後の地元でのライブにのぞむ。監督・脚本は「パーフェクトワールド 君といる奇跡」「君の好きなうた」の柴山健次。「9nine」活動休止中に村田が、アコースティックギターの弾き語り動画をYouTubeに投稿する活動を始め、その姿を見た柴山監督が村田自身をモデルに脚本を執筆。クラウドファンディングで製作費などを募り、完成させた。
2020年製作/30分/日本
スタッフ・キャスト
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