スキャンダルのレビュー・感想・評価
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シャーリーズ・セロンがかっこいい!
最初からスピーディな展開で必死で話についていき飽きることがなかった。 観ている間中、屈辱、悔しさ、息を呑むような緊張感で、胃がキリキリと痛んだ。 結局、21世紀になっても、一人の勇気ある女性が声を挙げない限り、それはなかったことになってしまう。 巨大な権力や存在に異議申し立てすることがどれだけ怖かったか。彼女たちに拍手を送りたいです。 そして、その陰に声を挙げられなかった幾千万の女性たちがいる。女性なら1度や2度ならず経験しているのでは? 21世紀になってもまだセクハラは世界中で日々横行しているし、世の中の変化は遅々としている。 一方で、ハリウッドでこのような映画が作られたことは素晴らしい進歩だと思うし、キャリアを積み重ねてきた女優たちがいたからこそ実現できた。シャーリーズ・セロンやニコール・キッドマンらハリウッドで働く女優たちにとっても勇気のいる挑戦だったと思う。 とくにシャーリーズ・セロン演じるメーガン。この人は役柄によって声色も変えるのか? その迫力に目が離せなかった。 世界的な#Me too運動やその流れはもう後戻りしないし、できない。 この映画を若い世代が観て、おかしいことはおかしい、正当なことは主張していいのだという意識を持ってほしい。100年後はどんな世界になっているか、見ることはできないけれど楽しみだ。
セロン様!
可愛いお茶目キャラの「ロングショット」から一転! ここでは超カッケ〜キャリアウーマン! 最初誰だかわからないくらいのセロン様 9頭身!美しい!美しすぎる!! これぞカズ.ヒロ(Kazu Hiro)のオスカーWINNERメイクアップ&ヘアースタイリング賞を受賞した魔術 後半、髪をバッサリした時のカッコ良さは何なん!? いや、10頭身はあるなコレ! マーゴットロビーの可愛さなんて相手じゃない 女性はやっぱ40代が1番美しいのである と言うと、セクハラと言われるこの時代 大丈夫、自分は性的な目線ではありませんので(笑) あっ、内容は言うまでもなく、セクハラをされた女性達の反撃! 生き残っていく為には仕方なかったのだろう そして自分達を責めて涙をのむ、あってはならない話し
女優陣の演技力
とにかく女優陣の演技力に圧倒された。 ほんのちょっとの目の動きや手の表情。なんとも言えない緊張感を持って物語が展開、ドキュメンタリー感も満載で濃い映画に仕上がっている。 瞬間瞬間の彼女達を見逃さないで欲しい。
もしも、日本人なら・・・・・ ?
女性の社会進出が増えてきたと思われている今、重要なテーマを、この早さで映画にしている。 先ず、ここは 大きな評価。 ただ、私は、主要人物の3人を演じた俳優に対して『運命やら権力やらに屈しない強者』みたいなイメージを持ってるので、そこに困った。 もしも、あまり有名でない俳優さんや、新人の俳優さんだったら、もっと素直に見られたかもしれない。 或いは、日本のテレビ局を舞台に、日本人俳優で ドラマ化したら、本当に身近な事として 問題を捉えやすいかも。 映画が終わって、ルパート・マードックが、ふと アレックスに重なり、マルコム・マクダウェル やっぱ好きだなぁ~ って思った。 ( 〃▽〃)☆
突破口
下克上!みたいな感じの作品が好きなので観に行ったのですが、自分の肌には合わなかったです。 早口すぎて何がどうかが分からない…字幕と追いかけっこしてる… この点だけでも頭がついていけなかったです。 メイクはすごかったです。以上。
自分にとって一番良いことを
誰もが持つ野心や向上心を、女性だからというだけでどうしてこうも踏みにじることが出来るんだろう。 見ているだけで辛くなってくるセクハラ、暴言、侮辱の言葉。 やんわりとやり過ごすテクニックも媚びたような作り笑顔も覚えたくないのに。 FOXの会長という絶対的な権力者を相手に、傷付き辱められた事実を告発する女性たち。 キャスターの座を下ろされたグレッチェン、良くも悪くも注目のキャスターを務めるメーガン、キャスターになりたいと強く望み行動するケイラ。 三者三様の立場とその想いを絡め、真っ直ぐな視点で描かれた作品。 挑戦的な姿勢をわかりやすく感じる映画だった。 ジャーナリズム的な映像表現からはスリルを感じ、ノンフィクションとフィクションの間を縫う独特のタッチには緊張感がある。 実際のニュース映像を使っていることにも驚く。 メイン3人の中で唯一の創作のキャラクターであるケイラの見せ方がとても良かった。 進行形でセクハラを受ける彼女を追体験している気分になった。 濃いメイクと派手なファッションで上辺を塗り固めて苦しみを仕舞い込んだ姿はどうしても痛々しい。 彼女の涙と言葉がストレートに刺さってくる。 正直、この事件のことをほとんど知らなかった。 知れて良かったと思う。 ただ、どうしてもモヤモヤしてしまう点も。 告発した女性たちがその後どうなったのか。告発しなかった女性たちはどう思っているのか。 もしかしたら、モヤモヤすることで正解なのかもしれない。 一先ずの解決は見せつつただスッキリするだけで終わる映画にはしないことで、問題提起とハラスメントへの意識を持たせる狙いがあるのかも。 万事解決!勧善懲悪!勝利万歳!なんて、現実ではなかなかないもんね。 もし私が直接の被害者になったらどうすれば良いんだろう。 怒りの声を上げるのも傷付いた心を公に訴えるのも、本当に疲れる。 メリットよりデメリットの方が頭に浮かんできて、行動に移すには相当の勇気と労力が要るでしょう。 そんな風に思っている私に、グレッチェンの最後の一言がガツンと響いてきた。 なんて頼もしい人なの。 間違ったことを間違っていると、正しいことを正しいと、そう言える人間になりたい。 うーんでも、過敏にはなりたくない。 SNSでたまに見かける、過敏な人の八つ当たりみたいな怒りにはなかなか同調しがたい。 立場を利用した性的搾取は絶対に最悪だけど、男女問わず人に性的魅力を感じることが全てNGだとは思わない。 やっぱりモヤモヤしてしまうな。時と場合と人によるんだよね。 あとトランプ大統領を本当にどうにかしてほしい。
作品として少し淡々とするぎるかな・・・・
好きなシャーリーズ・セロンが出ているので見に来ました。 本作品、内容は大変にシンプルなものなのですが、アメリカの事情なので、日本人には少し理解しにくい部分があるかな・・・・ また、もう少しコンパクトにまとめてくれると良かった気がしますが、作品として少し淡々とするぎるかな・・・・ ま、当事者などの証言を基に淡々と作り上げたんだろうな、しかし、もう少しドラマチックな作りになっても良かった気がするけど、ま、こんなモノですかね。 しかし、どんな世界でもこのような事情ってあるんですね。 また、その事情を知っていても、かばう人間もいて、見ていて気分が悪くなるな・・・・ 「お前の契約は何時終わるんだ」的な台詞には、憤りを感じたし、しかし、テレビや映画、撮られている事、見られているて事、人間を異常なテンションに押し上げるんだろうね・・・・・ あの世界で食べて行きたいと思う気持ちは分かります。
女優3人の豪華競演で見応えあります。 つい最近の事件がもう映画にな...
女優3人の豪華競演で見応えあります。 つい最近の事件がもう映画になっちゃうんですね。 トランプ大統領も出てるし。 マーゴット・ロビー演じる人物のラストはスッキリしました。
あなたは?
A.セクハラを容認して地位、名声、富を得る人 B.セクハラを告発して地位、名声、富を失う人 C.ボスのセクハラを知りながら、見て見ぬふりの人 さて私は…勇気の無い私は悔しいけど多分C ヘタレとお笑いください 2016年FOXニュースに起きた実話ベースの映画ですが、メディア繋がりという事もあり、伊藤詩織さんが民事勝訴した事件を思い出しました。 この映画は「#Me Too運動」の先駆けとして一定の評価は出来ますが、ひとつの作品として見ると、登場人物の多さや政治問題など、109分の中に情報を詰め込み過ぎで、もう少し整理してポイントを絞ってくれた方が感情移入しやすかった気がします。 カズ・ヒロさんの特殊メークは、多分素晴らしいんでしょうが、知識不足の私には良くわかりませんでした。
豪華女優の迫力ある演技力
メイクももちろんだけど、表情とか歩き方とか、全てが重なってこその完成度。予告編では何度も見たエレベーターのシーンとか、痺れます。ビリーアイリッシュの曲はなかったけど、挿入歌も良かったです。知的で品がある現代のロールモデル。女性として憧れる〜 ただ、ストーリーに関しては、話の焦点がいろんな人に当たっているからなのか?ちょっとごちゃごちゃしていて、少し分かりにくかったです。(私の問題かもしれませんが…) ある時から急展開… とはいえ、なんかもったいなかったような… 事実にインスパイアされてるから仕方ないのか… 個人的には同僚のジェスが、FOXはこういうところよ〜と、ケイラ(マーゴット)に説明してくれるシーンが分かりやすい。説明台詞はあのようにいれてくれるとありがたい笑 デートには不向き。ただ男性も見るべき。
権力者は、ほぼセクハラや何らかのハラスメントをしているという法則があります
実話について描かれていますが、シナリオはよく出来ています。 演技も素晴らしい。 こんな映画が評価されていることも素晴らしい。 日本の山口というジャーナリストがレイプしても安倍政権の友達ということで逮捕されない問題なんかも映画にしてほしいけど。 セロン、キッドマン、ロビーの演技が、とにかく、凄い。
忙しい。
大御所2人は流石。 マーゴット・ロビーはオマケみたいな感じ。 残念なのが、3人同時にカメラに収まっているシーンが、2~3分程度しかない部分か。 まぁ、実際あったお話が元ネタになっているので、実際絡んでいない関係と考えれば、サービスショットになるのかな。 スピード感を出そうとしたんだろうけど、この話の詳細知っている人間ならこれでも問題ないと思う。 知らない人間からしてみると、とにかく展開が忙しすぎてついていけないかな。 アチコチに字幕出てくるし。 3人それぞれの視点で描いたオムニバス形式でもよかったのではないかとも思えた。 劇場で吹替版観賞しようとは思わないんだけど、見終わった後、「吹替で観賞した方が、違った印象を受けるのかな?」って感じ。
日本でも、、
女性性との引換に 芸能界のトップに登るって、 もちろんあるんでしょうが、 というか、今ではかなり有名な女優さんが 未だ無名な頃、 そうゆうツテでデートしたと豪語する方を存じていますが、 日本の世相を見る限り、 この様に映画になる事は殆ど有り得ないのだろうなと思うと、限りなく残念な思いです。 シャーリーズセロンの熱演、素晴らしかった。 キャスターにしか見えなかった。
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