チャーリーズ・エンジェルのレビュー・感想・評価
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魅惑的なエンジェルたちが舞う
評価低めなのでイケてないかと思ったら、スピーディーな展開とアクションで、十二分に楽しかった!
キャストの良さを活かした三者三様のキャラクターはさすが。たいしたドラマ性はもちろんないけど、迫力あるスクリーンでなら有意義な2時間を過ごせる作品。
ちょっと間が
38本目。
チャーリーズ・エンジェルは初めて観るんどけど、この作品に限って言うと作品全体の間が自分には合わなかった。
まあ普通には楽しめたんだけどね。
クリステン・スチュワートは髪の長さから察するに、ふたりのT・Jリロイの後に撮ったのかな?
ガールズパワー……お腹いっぱい、かも
女性の活躍は応援したいのですが
最近、こんなんばっかでな……
正直、お腹いっぱい、かも。
暴力で男上回るのがガールズパワーか?
ストーリーもうーん
出演陣達は美しかったが、強さの説得力は、「ターミネーター」の女性陣たちのがあったかも。
あと、全然関係ないですが、ナオミ・スコット、広瀬アリスさんに似てる!
手ぬるいけど可愛い
元祖のチャーリーズエンジェルを見て育ち、小学生で映画が好きになった頃にキャメロンバージョンが始まり、それも全て映画館で鑑賞していての、今作。
ナオミスコットがアラジンで可愛かったし、他2人知らないけどまぁ見てみるか、感覚だった。
でも、キャメロン・ドリューバリモア・ルーシーリューのビジュアル(主に顔)よりは、ナオミスコット・クリステンスチュワート・エラバリンスカのビジュアル良いと思う。
元祖は美人ボーイッシュ可愛い3人組だけど、アバズレ感はなかったから、キャメロンバージョンになった時はなんだか羞恥心なく暴れすぎなカタギでない感覚がしていたけれど、今作は、時代の変化に合わせて、現代に合う暴れ方な感じ。とにかくアクションというよりは、ハッキングしたり、年相応の悩みもそれぞれあったりで、弱さも見せつつな設定なのがご時世に浮いてなくて良かった。
実際のご時世はもう少し進んでいて、あんな主婦やってりゃ良いんだみたいな男もそうそういなくなってるし、馬に乗れる女性も特に珍しくないし、管理職になっている女性などわんさかいるけど。
女性陣の背の高さ胸の大きさに舵を切っていないのも、アクションできても頭良くて専門スキルがあって気がきかなきゃ活躍できない時代の流れの反映?
合わせて、敵男性陣もめちゃ弱。男気感じない小者でも筋肉なくても、稼げる男は巷にもいるもんなぁ。でも、特に、ボスが弱いなら、雇われ殺し屋陣も強いのを揃えとかないとと助言したい。
キャメロン時代の髪の毛集めてるキモ男、キモいけど直接戦うと強くてめっちゃ怖かったなと回帰。
脚本自体は、直属上司が信頼できるのかできないのか疑心暗鬼に陥るのはMI6?であったし、端末で全てが操作できてしまうみたいなのはジョニーイングリッシュですらあったしで、既視感あり。他の映画では核に関係する物質なりを取引してる中、証拠の残らない発作に見せかけて殺せるというのは悪人からしたら魅力的な武器かもだけど、大量殺戮には向いていない武器を、あんな鉱山のようなとこで大げさに6つだけ取引するかねぇ?
後から大量生産すると仮定しても、端末そのものはライトが付くだけの特別たいしたものじゃない。
でも、3人とも男性を誘ったり挑発するような目の動きはないんだけど、特にエラバリンスカの憂いを帯びた目と戦闘スイッチが入った目の使い分けがとても印象的で、イギリススパイあがりの一匹狼な性格が、助け合いスタイルのエンジェル様式に変わっていったり、男の子
の前で女の子になる変化がとても上手だった。背も高くてアクションもキマッてて、一見カエルちゃんみたいなお顔立ちながら様々なメイクや服装をこなしていて、これからがとっても気になる女優さん。
ナオミスコットは、新人でーすみたいなフレッシュ感満載。仕事では管理職まで行かずとも新人ではないはずだけど、オックスフォード首席といっても高いプライドも感じさせないし、理系ながら可愛くて態度も謙虚で、内部告発する勇気と正義感があり、スパイとしての機転やアクションの素質もある、実は完璧ガールが、今回機会に幸か不幸か恵まれ、目覚めちゃったというところ。
クリステンスチュワートは、かつてのエンジェル達の色白要素を一手に担う役どころだが、エマワトソンの二番煎じみたいなビジュアルだし、キャメロンほど笑顔が印象的な明るく愛想が良い役どころでもなく、最初の場面でカツラを取るシーン以降特に印象に残らない。それでも、生い立ち説明シーンがあるおかげで、キャラクターに深みは出てた。
謎めいたエンジェル達だけど、そこらの孤独だったガールが見出され、特性を活かすためにアクション訓練してエンジェルになる、という流れみたい。元祖の小さな探偵社がどんどん組織化し海外進出し支店を待ち、という中でボスレーという直属上司立場で、エンジェル育成を長年してきたボスレーが裏切ったらエンジェル達、もっとショック受けそうなもんだけどなー。キャリアだけはある老害がエンジェル達の内部事情にはかなり詳しいにも関わらず悪さして、未来ある若い女の子達が内部犯のせいで危険な目に遭うとか、タチ悪すぎる。
全体的に手ぬるいけど、最後に教官として活躍する元祖エンジェルも出てくる。手に汗握ったり、ビックリな事が起きたり、しびれるようなカッコイイアクションシーンに魅了されたり、臨場感溢れて楽しい!って興奮するようなシーンも特にないけど、元祖のドラマ感覚で片手間にでも見られて、楽しめはする作品。それでも勝てちゃうのは、かちゃかちゃキーボード押せばなんでもできる的な雑な描かれ方だけど、ハッキング能力が速さ強さとも半端ないから。ナオミスコットは、賢いとか強いに突出しない愛嬌もある顔立ちで、だからこそ相手はナメてかかって油断するしエンジェルのミッションには本来ピッタリだし、そこそこ人気が出ないといけないアジア人枠として見ても最適なんだけど、多分凄みのある冷たい顔立ちの美人の女の子の方がもっと強そうにはなるのかな?
3人集まらずとも、全ての要素を兼ね備えてピンで戦えるアンジェリーナジョリーってやっぱり凄いわと再確認。
普通に楽しめた
ニッショーホールにて試写会鑑賞。
あまり前評判は高くなく、そこまで期待せずに鑑賞した事もあってか、まぁ普通に楽しむことはできた。
女性だらけのアクション映画はやはり軽快な動きが多く、本筋と離れたところではチャーミングなシーンも多く惹きつけられる。
やはりなんといってもC.スチュワートがカッコいい!男性のカッコよさの魅力とはまた違うカッコよさである為、終始彼女の姿を目で追っかけてしまう。
対してN.スコットはとてもチャーミングなシーンが多い。衣装やら表情やらとても可愛いシーンが多く彼女の魅力がとても引き出せてたように思えた。
E.バリンスカに関しては新しい役者さんのため僕は初めて拝見。三人の中で一番アクションが様になっていた気がする。とてもカッコよかった。
以上のように彼女達3人の3種多様の魅力を楽しむ分には十分満足した。
ストーリーは前評判通りと言ったところかな。ごちゃごちゃしてるわりにはアッサリしてるといったところ。
特にE.バンクスが本当は黒幕じゃないのかというミスリードを与える場面があるのだが、その発端も突然きて荒々しい。
そして特にそのドキドキ感を味わせる事もなく、あっさり本当の黒幕は結局P.スチュワートだと明かしてしまうストーリー展開。
最後には、冒頭のオーストラリア人は結局寝返ったなどなんか最後はバタバタしていて面白さを感じる事はできなかった。
結末やエンドロールなど見る限り続編は十分ありえそうな終わり方であった。
エンジェル達の魅力は十分描かれていただけに、次回はもう少しストーリー性の高い作品であれば、より次回作に期待感が湧き、楽しみである。
取ってつけたようなエンジェル愛がクソサブい壮絶な凡作
カリストと呼ばれる画期的なエネルギーシステムが開発された。しかし主任エンジニアのエレーナはカリストには容易に軍事利用出来る欠陥があることを指摘、社内報告を上げるがシステムの商品化を急ぐ上司に無視されてしまう。内部告発を決意したエレーナはタウンゼンド事務局のエンジェル達とコンタクトを取ろうとしたところで謎の男に襲撃される。
まぁ去年予告観た時から判ってたことですが、これはアカンやつ。前のシリーズはドリュー・バリモアのエンジェル愛が炸裂してポップでキュートなアクション映画に仕上がってましたが、こちらにはそんな偏愛がどこにもない。アクションのキレも悪いしギャグも全然笑えんしとにかくテンポが悪い。エリザベス・バンクスはコメディ映画のセンスはピカイチですがこういうアクション映画の演出には向いてないかと。あとキャストも中途半端。クリステン・ステュワートの美貌が際立ってるだけで他のキャラが全然前に出てこない。そこはちゃんとエンジェル達にメリハリのある見せ場を用意してあげないとダメです。どっかで聞いたようなプロットをどっかで見たようなアクションでデコってみたって面白い映画が出来るわけあれへんでしょう。あとあれは蛇足でしたね、歴代エンジェルとの合成写真。そういう安易なリスペクト表現はファンの神経を逆撫でするだけです。一つだけよかったのはエンドクレジット前にブチ込まれたカメオ出演。正直あの数分以外は観るだけムダでした。続編作る気バリバリですけどこの程度の心掛けじゃ世界中でコケるでしょう、御愁傷様でした。
ギリシャ語から派生した ”misogyny” ッて何よ?
ステーキハウスに行った時、分厚いステーキを注文する。仮の話として、出てきたのが、脂身をそぎ取り、徹底的に脂分を取り除くために焼く前に丁寧に湯煎をし、なおかつ油なんてサラサラ地球上では無く、塩コショウなんてチョコザイな事はしないことに加え、がっつり焦げ焦げのウエルダムなんて言葉は存在しない。ダイエット用映画か? たとえ話として....!? 知らんけど。
テレビドラマのジャンルでは、「ワンダー・ウーマン」と並び、テレビ界の’ポルノ’と言わしめた ”Jiggle television” の雄の1つとして名を残し、禁忌とも言える英語では珍しい”sexual allure”なんて言葉がぴったりあう女性のセックスアピールをただ単に男性向け娯楽番組に仕上げた”buffoonish”テレビと揶揄されたものから前作における有名3女優陣とビル・マーレイを起用することで「ミッション・インポッシブル」や「ジェームズ・ボンド」と肩を並べる”テクノスリラー”映画の格を一段にも二段にも押し上げたものを....! スティーブン・スピルバーグの顔を知らなくてもDrew Barrymoreの悲惨な過去を知っている寡聞な者でも、前作の映画が初登場にしてNo.1になったのを記憶している。さらに’リメイク’と’リブート’との違いが分からなし、知ろうともしない蒙昧な人間でも、この映画が、脚本家である監督によって、内容もさることながら、登場人物やチャーリー・タウンゼント探偵社自体を改変しているのが一目瞭然のように理解できる。あなた方は、何をしたいのですか?
一番の欠点は、スタン・ボズレー 役のパトリック・スチュワート。彼が登場した時、「チャーリーズ・エンジェル」シリーズ初となるチャーリー本人のご登場か?と一瞬思ったけれども肩透かしを食らったような気分となるのと同時に、その仏頂面が、大学の学長らしく、コメディの要素をぶち壊して、しかも、映画を最後まで見なくてもラストのオチが鮮明に分かってしまう。"Sir"の称号を持つイギリス人俳優。スピンオフ・ドラマでまたピッカリ・ピカード(失礼)を演じている。謝るぐらいなら書くなってか?
暗殺者役のジョナサン・タッカーという俳優さんが映画「T2(1991)」でのT-1000の俳優さんと後ろからも前からもクリソツなところが、気になり映画どころではなかったなんて言い過ぎか?
3人のお嬢さんの中でマーシャルアーツが唯一できない設定のエレナ役のナオミ・スコット。以前鑑賞した「アラジン(2019)」での演技もさることながら、今回はクイーンズ・イングリッシュを隠し、ヤンキー娘になりきっているようにオーバー・アクションが目についてしようがない代物となっている。それと映画「モンスターズ 悪魔の復讐(2018)」ではその内容からニコリともしない役柄からか、あまり好感が持てない感じがあったが、セザール賞やゴールデンラズベリー賞など由緒ある180度も違う賞を独占されているクリステン・スチュワートさん。この役はミスキャストと言え、あなたでは、サビーナ役を演じる前に背が低すぎて見た目がよくなく3人のバランスも悪い。皮肉たらたらでした.....すみません。
辛口なコメントのオンパレードの中にも救われる思いにさせてもらえたのが、アクション映画の作曲なら右に出る者がいないといえる音楽監督のブライアン・タイラーが挙げられ、テレビドラマのオマージュともとれる1980年代を彷彿とさせるディスコ調のサウンドスケープを活用して映像と音楽の融合が成されていると...
この映画のなんと言ってもNo.1なところは、アリアナ・グランデ、マイリー・サイラス、ラナ・デル・レイが歌う主題歌 ”Don't Call Me Angel” 批評家からはあまり高い評価が示されていない歌にもかかわらず、個人的には、たった数分間のPVにもかかわらず映画よりもセクシーさを前面に押し出して好感が持てるものに仕上がっている。この歌の共同制作者であり、プロデューサーでもあるアリアナ・グランデさん。特にひいきをするわけではないが、アメリカのシットコムテレビ「サム&キャット(2012)」のキャット・バレンタイン役の印象しか残っていなかった人が、さなぎから蝶にかわるように....変な話、自分の歳を数えてしまう。
ハリウッド映画界は悩みが尽きないようで、象徴的な映画として「ティファニーで朝食を(1961)」まず挙げる方が多いホワイトウォッシングの問題や有名プロデューサーやスパーヒーローを演じている俳優が実は、テレビの本番中にセクハラ大王になり、しかも彼は、離婚訴訟中の最中、婚姻関係にあった時のセクハラ行為は認めず、独身の時の行為は、すぐに認めるという人間美的感覚の喪失を起こしそうにさせられたり、また本作については、大ラスの変なオチを持ってくることによって、この監督の意地の悪さや偏ったメッセージを暗にシナリオに組み込んでいることで、ドン引きとなり興ざめもさせられてしまう。言いたいことはわかるけれども押し付けがましすぎるように感じてしまう。
Uh, I make my money, and I write the checks
So say my name with a little respect
All my girls successful, and you're just our guest
”Don't Call Me Angel” の歌詞の一部からとオーラスのオチから独断でこの映画のことを称するなら”タフなフェミニン映画”と...対義語をつなげ合わせたようなそんな映画です。
こう評する方もおられる。「チャーリーズエンジェルという映画を押し付けられて、しかも初めて、時代遅れを感じさせられた映画」と.....
この3人の女優陣では、2000年に公開されたアクション・コメディ映画とされる前作のコメディ部分をそっくりそのまま取っ払ったような映画作りがされていて、2000年の「チャーリーズエンジェル」のプロモーションビデオとしてなら見る価値があるかもしれない。言い過ぎました。それなら書くなってか?
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