ミッドウェイのレビュー・感想・評価
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日本人には複雑な映画
映画はよく出来てます。但し、50代後半~の世代には複雑な想いがつきまとう映画です。日米の兵士に捧げると有りますが、明らかに偏り有ります。どうせなら焼夷弾で逃げ惑う日本国民の映像も入れて欲しかったですね。古いですがトラトラトラを観て、男たちのヤマトを観て、そしてこのミッドウェイを観たらいいのでは?等思いました。トヨエツの淡々とした抑えた感のある演技は良かったです。
娯楽としては楽しめた
戦闘シーンを楽しもう
過去に映画化された「ミッドウエイ」は遙か昔に見ているため、記憶も薄れ比較対象にならないので、この新たな「ミッドウエイ」という作品に素直に向き合える。
正直、日本が負けることを知った上で見る戦いの物語であり、当然アメリカファーストで楽しめるように作られているので、あまり愉快ではないだろう。主に戦闘シーンを楽しめれば良いかな的な心構えで鑑賞。
人間ドラマをふんだんに盛り込んだストーリーはまずまずと言ったところ。日本人の描写も無難なところか。國村さんや浅野さんなど普段から良く聞き取りにくい日本語を話す俳優たちも外国人から見れば問題ないんだろうな。
しかしやっぱり見所は戦闘シーン。銃弾の中をかいくぐる戦闘機、その描写はまさにアート。臨場感溢れる圧倒的な迫力はさすがの一言。ローランド・エメリッヒ、間違いないですね。ここだけでも十分楽しめるところ。あとは歴史のおさらいができ、エンディングの壮大なオーケストラに包まれて、ああ満足。。。的な。。。
主人公に感情移入してしまった
太平洋戦争の勝敗が決したミッドウェイ海戦
ミッドウェイの映画は過去多くあるが一番の駄作でした。 私は詳しい分...
映像は◎
まあまあ良かった。
ショッカーの子孫
7:3
運命のミッドウェイ!
米日両国の英霊へ敬意を払っていることに、まず評価したい。日本側の視点でよくミッドウェイ海戦の評価や戦争論評は聞くが、アメリカ目線で見れたことは良かった。時々に日本側の視点も入っており、バランスが取れていると思った。
アメリカは余裕で勝てていた訳でもなく、戦争への緊張感、ぎりぎりでのやり取り、勝利への執念による戦略と技術向上への熱意が心に染みた。
命をかけた運命の決戦。戦争の悲惨さが伝わってくる。平和な世の中を願う。
ヒーロー映画ですね
ミッドウェー海戦については、よく映画になっているという以外には知識が無かったので、どういうものかを知ることが出来て良かったです。でも本作は反戦映画とは呼べません。東京大空襲について、10万人の死者を出した下町の爆撃シーンを入れてないですからね。
戦争がいかに無駄な事であるかは、膨大な金と時間と労力と人命を犠牲にしている、という点で伝わりますが、戦争の悲惨さを伝えるなら、「アルキメデスの大戦」の冒頭の大和沈没シーンの方が説得力がありました。
戦闘シーンの良し悪しについては私は分からないですが、飽きずに見られました。
本作に日本スタッフが入っていないのが残念です。清澄庭園の名前が出て元江東区民としてはうれしいんですが、あれは違いますね。日本軍側の俳優は、豊川さん、浅野さん、國村さんの他には日本人らしき名前が2人しか見つけられませんでした。
日本兵の動きがキビキビしてなく、散開するときに猫背でダラダラ走っていてカッコ悪かったです。
78年前
アメリカ目線のミッドウェイ海戦
コロナ自粛後の自分にとっては初となる映画館での鑑賞。
観に行った劇場も新しく出来た所だったので設備面での興味が倍増。 そんな第一弾として本作を鑑賞した。
真珠湾攻撃から始まる大東亜戦争の日米双方のターニングポイントとなったこの戦いに至るまでをアメリカ中心に書いてます。
とはいえ、この手の映画にありがちな残酷な日本人と真直ぐ正義のアメリカ人という対立図では描いておらず、両社とも知力の限りを尽くした戦いだったというある意味清々しい映画でした。
とは言え気になる点が幾つか有ります。
まず、多くの人が書いているように日本軍将兵の発音が明らかに片言日本語に成っている事。
この映画の中では南雲中将が無能な将軍として描かれていて、山本元帥が立派な人間とされている事。
アメリカ側も将兵を白人キャストが占めていた事。
日本の捕虜に成ったアメリカ兵の扱いが乱暴すぎること。
エンディングクレジットを見ると明らかに中国マネーで製作されているのだと分かるのですが、アメリカのエンタメ界も中国とズブズブなのでしょうね。
個人的に目から鱗なのがアメリカの戦闘機が基本複座製で後ろにも機銃が有った事です。
これは戦闘機を作る時の設計思想からしてパイロットの生還を前提としているかいないかの違いなのでしょう。
それとこの映画で主人公は俺様最強的な人物では無く家族が有り、周りに弱い所を見せられる人物でこの映画においては感情移入出来ました。
絶対にパールハーバーを思い出す
互いの立場からの視点で描いていたのは新しい。とはいえ、やはり7:3で米向きだったとは思うが、そこまでの偏りは感じなかった。
戦争映画は大がつくほど好きでよく観る、当然主人公側の立場から感情移入して観ているパターンがほとんどであったが、このように両者の立場が(正当に?)描かれていると意外にも没頭できない自分がいた。ましてや相手は我が国、大日本帝国であるとなおさら感じざるを得ない。日本国の空母や零戦が落とされていくのを見て『やった!』とは思えないのである。むしろ魚雷や急降下爆撃の投下が失敗し、『攻撃を免れた!助かった!』と思っている方が自然だった。
当然である。私は日本人だからである。
70年以上も前の出来事で、且つ、結果が分かっている戦いであるにもかかわらず、やはり日本側として観てしまうのである。米側(娯楽)として観たい自分もいれば、日側(リアル)としても観たい自分が鑑賞中に行ったり来たりしてしまう。ぱっと思い出してもハクソーリッジ、パールハーバー、シンレッドライン、父親たちの星条旗、を観てもここまで感情が行ったり来たりはしてなかっただろう。
映画館はおじちゃんで溢れていた。彼らがどんな思いでこの映画を観てたのか気になるところだ。私でも日本に思いを寄せるほどなのだから、描写は7:3の米側でも気持ちの上では10:0で日本側に間違いないのだろう。
最後に映画冒頭の日本語の拙さといったら笑うしかないです。
大きいスクリーンで観たいなぁと公開映画館をチェックしたんですけど、...
大きいスクリーンで観たいなぁと公開映画館をチェックしたんですけど、ほとんどの映画館が小さなスクリーン。。
と思っていたら、職場近くの豊洲のスクリーン10で上映してた。
ユナイテッド・シネマ豊洲のスクリーン10は22.6m×9.3mの大きさで全国でもかなり上位に入るデカさなんですよね(ほんとは池袋グランドシネマのBESTIAで観たかったけど、時間合わず、、)
さっくりと仕事を終えてスクリーン10へ
出だしはかなりある迫力ある映像で、スクリーン10で観られて良かったなぁ。最近のノーラン祭りでノーラン作品を立て続けに観ていたせいか、CG全開の映像にちょっと違和感はあったけど。日本人として後ろめたくなるシーンだったし。
そこからは、日本人として後ろめたさを感じる作り方では無かったこともあって割りとじっくり観られたかな。
キャスティングも凄いし。
中堅どころからベテランキャストまで次から次に出てくるから、映画好きとしては嬉しい演出。 日本人が出てくる作品てカタコト日本語が多いけど、本作ではしっかりとした日本語を話すキャスティングだったかな。ただ、音響のせいなのか、元の音録りが良くないのか、日本語で話すところが聞き取りずらかった。
恥ずかしながら、ミッドウェイ海戦がどのように行われたかよく知らずだったので、全てが史実通りでは無いと思いますが、少しでも知ることが出来たのはよかった。
情報の判断ミス、海軍、陸軍の確執、ここが無かったら、どうなってたんでしょうね。どちらにしても過ちであることは変わらないけど。
エメリッヒ作品、割りと好きな作品が多いですが、本作が記憶に残るかと言うとあれです、良くも悪くもエメリッヒな映画です。
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