子供はわかってあげないのレビュー・感想・評価
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眉毛の女の子
映画館を出てほっと一息。
気づけば思い浮かぶのは、
あの眉毛の印象的な女の子でした。笑
3回ほど同じセリフを繰り返し言ったり、
書道家のおじいちゃんの登場の仕方
くるくると思った「暗殺」にストライクではめてくる台詞回し…
テンポや作品の雰囲気が違えば全く笑えなかったのに、
この作品ではそんなところもなく、
めちゃめちゃ笑いました。
子役さんもさすが、自然。
上白石さんがなんと言っても
(もちろん可愛いのに)そこに住んでいる子という感じで変にキラッキラのヒロイン感がなくてその世界で生きている人間だと感じながら見るました。
(原作未読ですが…)
あのアニメにハマるのは謎ですが笑
初まりで、この映画後2時間あるのか…
と思ってしまいましたもの笑
町田くんの細田さん。
あの、優しくて、ぶきっちょで変わっていて、という役はぴったりです。
彼の誠実性が溢れ出していて、
見ていてこちらも心温まりました。
でもやはりトヨエツさんの
お父さん像が私は好きでした。
あの女の子がいなかったら
ジャンルがホラーになりかねなかったかもですが。
千葉さん。
お似合いでした。
番外編も出て欲しいな!です。
原作を遥かに超えて美波ちゃん
コメディ映画界トップランナーの真髄
『南極料理人』『モヒカン故郷に帰る』に次ぐ、3本目の金字塔を打ち立てたと言って過言ではない。映画史に残るコメディの大傑作。
今回、沖田修一作品の中でも圧倒的に磨きがかかっていたのが、唯一無二の「間」。普通の映画なら切るところで、まぁ切らない。予想だにしない間。独特でアグレッシブな間の作り方に、今回さらに拍車がかかっている。遠慮がない。
この間は映画的というより、お笑いのそれに近いと思う。長回しのシーンも素晴らしいのだが、要所のこの変な間が、全体の個性的なテンポを組み上げていく。緻密な計算と編集。この間を作られると、何もなくても、もう間だけで笑える。
そして同監督の得意技、というよりもう必殺技の域に達している「子供」と「素人」の使いこなしが圧巻。国内で長らく同監督の右に出る人はいない。
冒頭に挙げた2作品でも子役や素人(おそらく地元の協力者の方々)がザクザク爪痕を残すのだが、今作でもじんこちゃんや主人公の弟はもちろん、習字教室の子供達、フラダンスのおばちゃん達まで隙なく素晴らしい。
普通の監督は「マリオのお姉ちゃんの真似ー」なんて、訳分からんセリフを子役から引き出せない。化粧がちょっと濃いめの面白い顔のおばちゃんフラダンサーにスポットを当てない。奇跡のようなシーンに、もう感動すら覚える。
主要キャストの素晴らしさは言わずもがな。笑いのために作品を逸脱するシーン、アニメの予想外のクオリティ、オネエというよりババアな千葉雄大、背後で微動だにしないピンボケのトヨエツ、エスティマ〜など、語り尽くせない魅力の数々。
上映館数の少なさや、悲しくなるほど陳腐な作品群の予告編と並列されることなどへの不満もあるが、野暮なことは言わんとこう。
本当に素晴らしい。
私は今後、この作品を何度見返すのだろうか。
心の距離を埋めるコンクリート
沖田修一監督最新作。監督の前作にあたる「おらおらでひとりいぐも」が退屈な雰囲気で、「南極料理人」は好きだったものの蛇足が凄いというイメージが付いてしまったので、今作もそうかもしれないという予想であまり期待はせず。
めちゃくちゃ良かった〜!!
始まってすぐは「やばい、ハズレを引いたかも...」と思ったけど見れば見るほど面白くなっていき、たまらなく愛おしい映画でした!
水泳部の朔田美波(上白石萌歌)は、書道部の門司昭平と好きなアニメをきっかけに仲良くなる。そしていつしか、3歳の時に離れた美波の実の父を探す旅へと進展していくのであった。
最初の30分はすごく退屈でつまらなかった。
なんかイマイチ入り込めなくて、置いてかれてる感がありノリが上手く掴めず楽しくなかった。このままこの雰囲気が続くなら★2.5かなと思っていたけど...
門司くんの兄を演じた千葉雄大が登場したあたりから少しずつ面白くなっていき、美波の実の父を演じた豊川悦司が登場した頃にはもうたまらなく面白くなっていた。この映画、追い上げが凄い!!
つまらないと思っていた最初の30分でも「こてこ」のエンディングダンスを躍る古舘寛治は面白かったし、"な"の癖が強すぎる水泳部の顧問もなかなか面白かった。
30分が過ぎるとそんな笑いがずっと隙間なく続くように。千葉雄大がおかま役を演じることに違和感なし!タバコを吸っている姿も様になっていて、抱きついたり日傘飛ばしたりするシーンはめっちゃ笑えました笑
豊川悦司は爆発的に面白く、無言の空間や必死に距離を近づけようとするシーンとか愛おしくて本当に良かった。再婚したお父さんもめっちゃいい人だけど、実の父親もめっちゃいい人じゃん。人は中まで見ないとわかんないね。
他にも真面目な空間に笑っちゃったり、水泳を教えたり腹抱えるほど笑えるシーンは山ほどあるのだけど、最後20分は非常に感動するシーンばかりでグッときて素晴らしい余韻をもたらせてくれた。真夏の青空が広がる中、屋上でってもう最高すぎんか。ベタだけど、今の世の中では味わえない夏を感じられて本当に楽しかった。
少し取っ付き難い映画のように見えるが、中はめちゃくちゃ面白い夏の青春映画。クレヨンしんちゃんと共に今周りに進めたい1本だった。
ゆったり流れる高校生の夏休みを満喫した
原作は未読。
生き別れた父親がいて、しかもその父親が新興宗教団体の教祖。それだけでかなり面白そうな予感のする設定だ。実際、教祖である(だった)理由もいい。
この状況を危険だ、ヤバい(悪い意味の)と感じているのは周りだけで、みなみ本人は楽しんでいるところがこの映画の魅力なんじゃないか。
固定カメラで長めのワンカットシーンが意外と多いのだが、それも高校生が過ごす夏休みのゆったり感を演出しているかのようで不快ではない。みなみともじくんの会話や、父親とみなみの会話もゆったりとした時間が流れてていい。今さらだけど上白石萌歌っていい雰囲気持っているよな。もちろん豊川悦司の妙な雰囲気もとてもよかった。淡々としながら娘を接待したり、気に入ってもらおうとする姿はジワジワと来てしまった。
ニヤニヤしたり声出して笑ったりホロリとしたりしながら、父親との再会と関係構築、同級生との恋物語を楽しんだ。沖田修一監督の雰囲気好きだな。
出だしの30分位までは観たことに後悔したけど、終わってみれば満足度は高かった感じ。
夏休みの色んな出来事が満載。
キャストの全ての方の演技がとても良かった。
主役の上白石萌歌さんを中心に水泳大会や書道教室、豊川悦司さん演じる離婚した父に会いに行くなど、色んな出来事がてんこ盛り。
笑わせるたり微笑ましいシーンが多めなのも良かった。
豊川悦司さん。やっぱり良かった。
うどん食べながら娘似と言われ嬉しそうにするシーンがホントに良い!
千葉雄大さんの予想外のキャラにはビックリ。請求書の金額に男気があって好印象(笑)
斉藤由貴さんは良いお母さん。
オヤジギャグがリアル。
後半で上白石萌歌さんが長回しから涙を流すシーンが素晴らしかった。
涙の出るタイミングが絶妙。
ぶっちゃけ、タイトルの意味が全く解りませんでした( ´∀`)
これはまさに実写化された田島列島。
タイトルなし
青春映画は今さらついていけないかとつい敬遠しがちですが、レビューもいいので気になり行ってみたらおもしろい! 大人でもオッケー牧場です♪
各所に吹き出しちゃう場面がちりばめてあり、退屈させられません。
そして大人から子供まで、皆がお互いを信頼し大事にしていて、フィクションとはいえホッコリさせられました。
高校生のクラブ活動や恋愛もキャピキャピせず背伸びもせず、笑い所も多いのでスーッと入ってきてくれ、いいな青春、もう一度戻りたーい!と思ってしまいましたw
トヨエツさんや千葉さんのキャラクターもこれまでにない感じで見ごたえありです。
長年青春映画といえば『藍色夏恋』が心に残る一本でしたが、こちらもこの夏の印象深い一本となりました!
な!
コテコ
ほのぼのとしてる
あってもおかしくない。
自分がいるのだから、魔法があってもおかしくない。自分の存在の方が、魔法の存在よりも驚きだからだ。最近、やたらと、多様化、人権と耳にするが私は好きではない。多様化を受任しないと、差別と言われるが、私は差別はしていいと考える。好き、嫌いは誰しもあるから。これをなくすのは不可能。下劣を差別して何が悪い?どんどん差別した方がいいと考える。こう言うこと書くと差別的だと言われるが、差別した人を非難するのは差別ではないのか?あなたは差別した人を差別していないか?差別はしていいが不当な差別、例えば、誹謗中傷、罵詈雑言、いじめはだめだ。不当な差別をしなければ差別していいと考える。人の内面何て分からないのだから。それと、人権という言葉が水戸黄門の印籠みたいになっている。人権とは天与の賦。天から与えられたもの。従って、法律で保障された人権何て人権ではない。保障された自由何て自由ではない。偽悪が一番悪いが、偽善が増えていると感じる。あなたは、善という言葉の意味を知っている。だから、あなたは、善と悪自分で判断できる。善悪自分で判断するんだ。善悪は事柄ではないので事柄で表すことはできない。そこを皆間違る。善悪は相対的ではない。善悪は絶対的な存在だ。時間が立てば善でなくなるもの何て善ではない。次の時代になるのは時空を超えた善、真理を探求する旅だ。検討を祈る。
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