花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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このタイトルから想像するに、都合の良い泣かせるための無理めな設定の...
このタイトルから想像するに、都合の良い泣かせるための無理めな設定の映画なのかと思ったが、むしろこれまでの恋愛もののドラマティックな展開や価値観を否定するような、今時の背伸びしないリアリティにこだわった映画だった。
ハリウッド映画だったら不仲になっても何か出来事が起きて、結局最後は二人力を合わせてハッピーエンドになる。あるいは逆に寄りが戻ったと思ったらどちらかが事故に遭って悲しむなどの劇的な展開がある。そういう、これが映画だというような価値観がまかり通っていたが、そういう見せるためのストーリーづくりに一石を投じるという意味では、それなりの効果を得たのではないか。
ただし、夢はないが。
演技は自然体でとても良かった。
おもしろかったです。
恋愛ってし始めが一番楽しいんだよなー
ほんとに結婚してもずーっと楽しい存在だったらいいなと
二人がわかれるとき結婚しようとなったけど、絹のこともちゃんとみてよとおもった。
ファミレスのシーン泣いた
刺さった
タイトルと恋愛映画ということで、毛嫌いしていたが、これは全人格労働の映画と見た。好きな彼女とお金の心配なく暮らしていく為に就職した主人公が、仕事に人生を支配され、大好きだったコンテンツを楽しめなくなっていく。いつしか、本も漫画も読めなくなり、パズドラしか出来なくなる描写が胸に刺さった。ホント、ブラック企業で働いてると、スマホのポチポチゲーしかできなくなるんだよな〜(T_T)かつてサブカル少年だった意識高い系サラリーマン必見の映画。意識高い系はこんなの見てる暇ないか〜(T_T)
可もなく不可もなく
歳が歳なので恋愛系はあまり観ない。 恋は光はコメディと思ってるw しかし、なぜに観る気になったのか・・・ それは、「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」。 メゾンマルジェラでビジュ爆発。 じゃぁ結婚しようよ! で、ある。 (意味わからない方はベイビーわるきゅーれ2ベイビー 観てみてください) で、感想ですが・・・ 面白かった・・・・・・・かな? 観れなくはない。 有村架純好きや菅田将暉好きにはいいのではないか? ストーリーが悪いわけでもないし 何が悪いわけではないがいまいちのめり込めない。 最後のファミレスもあれがあるから泣き所に なるんだろうけど自分的にはくどく感じてしまった。 が、うるうるはしたwww まあ、タイトル通りです。 可もなく不可もなくです。 花束みたいな恋とはどのような物か ピンとこなっかった・・・・・
画が良い
ストーリーは何てことないごくごく普通の二人の恋愛物語で、サブカルがどうのとかはどうでもいい、こんな登場人物は現実世界にも全然いるし、ストーリーも全然ありふれてる。 現実にはもっと拗れたサブカル好きもいるし、もっとサムくて、恥ずかしい人たちもたくさんいる。 なので、特にぶっとんだサブカル好きでもなく、浮世離れしてるわけでもない、貧乏でも貧困でもなく、多くの人が経験するような出来事に対して、知的でもなく、示唆に富んだセリフや考え方をするわけでもなく、ただひたすらふつ〜〜〜の二人が、ひたすらふつ〜〜〜な恋愛をして、青春を過ごしただけなので、そりゃふつ〜〜〜につまらない。 小学生の夏休みの絵日記の方がドラマがあってぶっ飛んでいて面白いかもしれない。 どこが名作なんだよこれの。こんなどうでもいい内容で2回3回見たいと思わないだろ笑 ありふれた二人でありふれた恋愛ストーリーならそら共感度100%になるでしょ。 ただ、こってりとした色味のルックは好みでよかったし、有村架純は可愛かった。
単なる恋愛映画ではありません(ネタバレ)
いやいや、素晴らしかったです。満足度120%!
いわゆる恋愛映画なのかな?と思って見てなかったけど、思ってたのと全然違いました。やっぱり会話劇です。さすが坂元先生という感じです。もっと早く見れば良かった。なんなら劇場で見れば良かったと思いました。このお話はお別れしないと成立しません。とても綺麗な別れ方でした。坂元先生的には最高の別れ方を見せたかったんだろうなという気がしました。そしてそして、別れたからこそ、最高の花束のような恋愛のままで終われたんだと思う。その辺はとても共感してしまって、私の場合は別れずに、結婚してしまったから、花束の恋愛にはならず、枯らしてしまったんだ。私もあのくらいの時に終わらせていれば、今の旦那さんとの恋愛も花束のような恋愛になっていたんだろうな、、、と思います。しかし、これは結婚して、今のこの状態だから言える事であって、恐らく今花束みたいな恋愛をしている最中の若者にはとても分かりづらいかもしれないです。
私もJAXA行った時にトートバック買っておけば良かったと思った(笑)そして、1番ツボなセリフはカラオケ屋さんじゃ無いよう見えるカラオケ屋さんでIT企業にみえる元ヤンキー達が集まってるってセリフが1番好きかな(笑)
ありきたり見えるかもしれないけどそれがいい
偶然の出会いから男女が恋人になり、そして共にするようになる。どこかありきたりのようなストーリーに思えるかもしれないけど、そのどこでもあるような世界ほどもっと大事しないといけない事を伝えてくれているんだなと思いました。
お互いが好きなものが一緒、嫌いなものが一緒。
そんな事、普通考えたらありえない事でもないのかもしれない。
全てが一緒とは、言えないけどどこかお互いに似てる部分があるからこそお互いをもっと自分のように大事にしようと思えるのかもしれない。
環境が変わって、自分の中で色んな変化が起きる。それが全ていいものでもないかもしれない。
だからこそ、今までそうであったと思う恋人とさえも違うのではないか?と疑問を抱いてしまう。
お互いに誠実で優しいからこそここまで傷ついてしまうのかと涙しました。
ストーリーも役者さんの演技も最高でした!
セリフは寒く、最後はえぐい
じゃんけん納得いかないだのあの2人のイヤホンはどうこうだの、自分だけは特別な感性を持ってる系の主人公たちが交わす寒すぎる長ったらしいセリフ。飛び交うサブカル固有名詞。ミイラ展…。自分の一番苦手なやつで、このゾワゾワ感もしや!?と思ったらやはり、めちゃくちゃ苦手なカルテットとか最高の何とかとかの監督だった。(何のドラマか忘れたがトイレットペーパーの花柄がどうのこうのという貧乏くさくてすっごく気持ち悪いセリフと雰囲気が忘れられない。)
なのでアマプラをやめてU-NEXTで倍速で観直した。実家の太さですれ違うと聞き、その実家の太さ細さがどんなもんなのか、すれ違うところがどうしても見たくて本当に頑張った。
まず、菅田将暉のアパートが古いのはあからさますぎるからこれは絶対フェイクのはずだと期待した。苦学生に憧れたおぼっちゃまの道楽だったのね…ひどい!という展開につなげるためだろう。
しかし次に架純の実家が出てきて特別綺麗じゃないけど貧乏でもなさそうで微妙な感じだ。対比としては弱いのでは?いや、これが問題にならないくらい将暉の実家が太いんだ…と花輪くんの家みたいな豪邸を期待してたら地方から出てきたお父さんはどう見てもそんな感じじゃない。適当な東北訛りに花火の寄付には笑わせてもらった。
そのあとで、え?もしかして架純の実家あれでも太いってこと?とわかりガッカリしながら、結婚式からのくだりは悲しかった。
なんというか菅田将暉の方が一貫して好きだよねと思った。
最後に彼氏彼女がいるのは気持ち悪いしエグかった。
お互い恋が始まる風ですれ違う程度でよかったのでは?
実家が太すぎ細すぎという対比を期待して観た自分には特にガッカリな映画だった。
早く観ればよかった
いやー、固定観念ってほんと 持っちゃダメだね。 タイトルから、スィートな ラブストーリーだと思ってて これまでチェックしなかったけど、 こんなにいいならもっと早く観ればよかった。 ’ 二人の口にのぼるサブカルも 長島有、穗村弘、スチャダラパー、 天竺鼠、押井守、今村夏子と いい感じを突いてくるなぁと 思わず笑った。 ’ 僕は有村架純側のような男なので(笑)、 ずっとサブカルで生きてきた。 だから女性にはいつも 「地上から2センチ浮いてるみたいな 暮らしだね。いつまで続けるの?」って 苦笑いされてフラれてきた。 気が付くと64歳。 10代とやってることはなんにも 変わっていない。 怖っ。 ’ そんな僕にとって、本作は 清涼飲料水みたいに喉元を 気持ちよく過ぎていく。 ’ 先入観をもっと捨てる。 ほんと、映画はいろんなことを教えてくれるねー。
よくもわるくも大人になってしまった
学生時代の恋愛、とても楽しかったな。 社会人になってから、学生時代の恋人とは続かなくなって、別れて、たくさんの人と交流して、楽しかったな。 変わっていく相手と変わりたくない自分。 とても共感できる映画だったけど、結末はあまり好きではなかった。 エンディングも、しっとりした誰かの歌が良かったな。 思いっきり浮気してるシーンとかも欲しかった。 懐かしい気持ちにさせてくれる映画。
価値観の変化と成長
恋愛映画だけど、キュンキュンするような恋愛映画ではなくて、この映画に登場する麦くんと絹ちゃんの価値観が、どちらが正しいというわけではないけれど、年齢や周りの環境で変化して成長していく姿をみている感じでした。 出会う環境や人の影響ってやっぱり大きい。
色んな場面に自己投影してちょっと胸がギュッとなる
自分の過去の恋愛だけじゃなくて社会人なりたての時‥
あの時の始まりや終わり、葛藤や喜び、悲しみや挫折‥
色んな場面に自己投影して切なくなったり楽しめたり懐かしめたり‥!
個人的に女性の方が男より何歳も精神年齢が上で忍耐力も倍は違うと思っているから、同世代の男はどうしても幼いし拙い。
最後のファミレスのシーンも麦くんは「幸せの現状維持」という目標を忘れて自己都合の「今の生活の現状維持」に行くのは何ら悪い事ではないけど、麦くんの結婚しようの理由のセリフが酷すぎた。
でも、きっと麦くんも心の中では分かっている、あの年齢でまぁまぁのブラックそうな企業に勤めているなら自己洗脳するしかない。
「こういうもんだ」「俺は間違ってないまわりがおかしい」そんなふうに洗脳しないと自分が壊れちゃうんであろう、そこからでてきたプロポーズ?の洗脳中のセリフ。
それすらも聖母の様な包容力で分かっているであろう絹ちゃんが「家族ならいいのかもしれないね」‥
ここで次のセリフは視聴者に想像させる「でも」なのか「じゃあ」なのか‥
のタイミングで若いカップルの登場シーン、あの時の最高に幸せな二人の想い出を思い出した二人は同情や洗脳が解け、元々の二人の感情に戻った上で「家族にならない」選択肢をする‥
そして冒頭のシーンに繋がるけども、
振り返らず見えない手を振るシーンでは「幸せに」なのか「またね」なのか「じゃあね」なのか‥その後のお互いのセリフ‥
何となくよりが戻るかも知れない可能性を含めたエンディング‥お見事でした、いい作品を作ってくれたみなさん、ありがとう!
坂元裕二全開
序盤から坂元裕二らしい特徴的なセリフ回しが面白い。もはやくどすぎるレベル。
中盤からは関係性が悪化していきながらも、ラストは前向きな内容ですごかった。
「二人が別れる」ということはわかっていたものの、それでも暗くさせずに、辛気臭くもさせない新しい失恋もののように感じた。
かなりリアル
最初はただ大学生が恋愛してハッピーエンドになるだけの映画かなと思っていたのだが、全く違った。 大学生から社会人になるタイミングでお互いに恋人や社会に対しての意識が変わっていきそのすれ違いが、2人に変化をもたらしていく。 かなりリアルな大学生の恋だと思った。 登場人物の描き方も絶妙によく、セリフの言い回しも印象に残るフレーズが多数あった。 価値観というものが人によって違うし、同じであっても変わるタイミングが人生にはあると言うことを繊細に描いていてよかった。
社会に飼い慣らされた元夢見る彼氏と自分軸で成長する彼女の話
大学生〜フリーター〜就活〜社会人までの恋愛模様を描いた作品。
趣味や好きな物が一緒だった事から付き合いだした2人。
環境が変わる時に成長の方向性が違うと歯車が噛み合わなくなりチームとして機能しなくなる。
若さゆえの独りよがりで彼氏が彼女を無視してしまったことにより、二人で進んでいた同じレールから知らずしらずと彼氏が脱線してしまったような印象。
出会いのドキドキ
ロケーションの良い素敵なお部屋での新生活のワクワク
などなど、疑似体験をさせて頂け昔の甘酸っぱい気持ちなどを思い出せる映画でした。
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