劇場公開日 2021年1月29日

花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価

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4.0コンテンツでつながる現代人

2021年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

コンテンツとともに生きる現代人としては身につまされる気分だった。本作の主人公2人を結び付けるのは、コンテンツの趣味だ。同じ大学ではないし、仕事場所も違う。2人の共通点はコンテンツである。SNSを中心にしたコミュニティは、共通の趣味や、同じ作品を好きな者同士で形成される。本作はそういう時代の恋愛映画だ。
学生時代にはそれなりに自由に好きなコンテンツに耽溺できたとしても、その生活を維持していくことは難しい。お金がなければコンテンツに接することはできない。菅田将暉演じる麦は、仕事に追われコンテンツを享受する時間を失っていく。そうして恋人同士に溝ができすれ違いが生まれる。
仕事と恋人との生活の天秤は、定番の展開だが、そこにコンテンツの享受が挟まる。コンテンツから離れてしまった結果、恋人の心も離れていく。金に切れ目が縁の切れ目ならぬ、コンテンツの切れ目が縁の切れ目とでも言うべき事態が起こっている。実際、推す作品が変わるとSNS上での人間関係ががらりと変わったりすることが現代人にはあると思うが、そういう感覚を古典的なラブストーリーに見事に組み込んでいて面白かった。

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杉本穂高

4.0観る人の好みがモロに出るデートムービーには不向きな恋愛映画の秀作

2021年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

悲しい

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清藤秀人

5.0坂元裕二脚本×土井裕泰監督によって、飽和状態にあった恋愛映画で新たな名作が誕生した!

2021年1月28日
PCから投稿

「花束みたいな恋をした」はタイトルからも分かるように、「ラブストーリー映画」です。しかも、かなり直球の部類かもしれません。なので、さすがに「ラブストーリー映画は飽きたかな」と思う人もいるでしょう。
でも、本作は見てみれば、「かなりの直球」ながら、「思いっきりエッジの効いた作品」で、私は「ラブストーリー映画に新たな名作が誕生した!」とさえ思っています。
まず、連ドラ全盛期から今に至るまでヒットドラマを作り続けている坂元裕二が珍しく映画の脚本を手掛け、一つ一つのセリフから細かい描写に至るまで冴えまくっています!
しかも、物語にリアリティーをより持たせるために、2015年から2019年の社会を彩ったカルチャーの分野における「実名」を出しまくり、それもかなり効果的で主人公らの時間の流れを自然に感じさせてくれます。
想像以上に考えられた構成で描写も細かいので、2回見た方が出来の良さを、より実感しやすいと思われます。
本作は、まず2020年から始まります。ただ、その後すぐに本題の2015年から2019年までの5年間の物語に移ります。
「罪の声」の演出が光っていた土井裕泰監督が本作ではモノローグ(登場人物が心情や考えを述べるセリフ)も効果的に使って坂元裕二脚本を巧みに映像化しています。
そして、ほぼ順撮りで撮っていることもあり主演の菅田将暉と有村架純の演技が、表情やしぐさ等、非常に上手く、珍しくマイナス要素が見当たらないくらいの完成度になっていました!
本作は主演2人の恋愛模様を中心に追いかけていくので、構造としては昨年の又吉直樹×行定勲監督の「劇場」に近いものがあるのかもしれません。
ただ、「劇場」はかなり観客を選ぶ作品でしたが、本作は「趣味趣向が驚くほど似ている、一般的な2人」という設定で万人受けしやすい作品だと思います。
ここまで趣味趣向で似た者同士の2人が、学生から社会に出る過程で何がどのように変化していくのか。これは、なかなか興味深い物語でした。
ちなみに、本作の舞台は東京です。ただ、「実名」の一つに、「さわやか」という「静岡県」の超有名な炭焼きハンバーグ店が出てきます。劇中で「新幹線に間に合わない」というセリフは出てきますが、それだけだと分かりにくい箇所なので、この「静岡県」の「さわやか」というハンバーグ店の名前だけは覚えておいた方が、より最後まで楽しめると思います。

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細野真宏

4.0「花束」のような作品

2021年1月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

本作は、冒頭でテンポの良い場面が出てきて、何事もなかったように余韻を持たせながら舞台が切り替わるので、「あれ?このシーンは何なのだろうか」と思ってしまう。
そして2人の出会いから始まっていく。訳がわからないところから本編が始まるという点では洋画のようで、最後まで観ないとその理由がわからない。
終電を逃した2人が居酒屋で過ごすという偶然から、一見「恋愛あるある」の王道をたどっていく展開。そう感じつつも、序盤からスクリーンに釘付けになっている自分がいた。
題名通り、手元がリボンで束ねられている「花束」のような物語。花束の花は一本一本、各々のペースで枯れていってしまう。本作で言えば、花は一つ一つのエピソード。2人の5年間(21歳から26歳まで)のやり取りを、一つ一つ丁寧に描いているため、数々の場面がリアルに心に残り、そのエピソードが飽きることなくどんどん束ねられていく。
恋とは言え、現実は楽しくて美しいことばかりではない。
そんな様々なリアリティのあるエピソードで構成される『花束みたいな恋をした』は、「切ない」ではなく
「面白かった!」という感想が出てくる作りとなっているのが大きな魅力。
例えば、絶妙なタイミングで2人の親が出現するシーンは笑ってしまう。他にも予想外のサプライズがタイミング良く出てくるので、「ラブストーリー映画は苦手」という方でも挑戦してみて欲しい。一見、王道っぽい感じでも本作は脚本が秀逸で、従来の作品とは一線を画している名作なので。
主演の菅田将暉と有村架純は驚くほど息がぴったりで、作品の質を大いに左右する難しい役どころを完璧に演じている。

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山田晶子

4.5坂元裕二の言葉の波に吞み込まれる珠玉の映画体験

2021年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

菅田将暉と有村架純が生き切った、麦と絹の出会いから別れまでを描いているわけだが、なんというか、うまく説明が出来ないほどに坂元裕二の脚本が素晴らしすぎる。固有名詞がこれでもかと詰め込まれているのだが、この溢れ出る言葉の波に身を任せ、呑み込まれていく体験がいつまでも続けばいいのにと感じてしまうほど。また、巧妙に張り巡らされた伏線が、徐々にボディーブローのように効いてくる。

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大塚史貴

1.5仕送りの身でありながら同棲しちゃう男の子と、倦怠期に合コンに行っちゃう女の子のラブストーリー

2021年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

純粋無垢な中高生へ向け、レビューしたいと思います。

【絹ちゃんのキャラ設定】

可愛さを追求して生きてる女の子はトイレットペーパーを頼まれたら自宅近くでせいぜいエコバッグに入るサイズの2個入りくらいのを買います。両手いっぱいにトイレットペーパーを持って走りません。絹ちゃんは自分の世界をしっかり持ち、内面が充実しているため、そこは気にしないのです。
→このタイプが恋のライバルになったら敵わない。

【長身美女の役割】

麦くんが学内で目で追った長身美女ですが、この登場人物にはちゃんと役割があります。
麦くんは、偶然居酒屋でこの美女と出会し、話そうと誘われますが、やきもちを妬いて店を出て行ってしまった絹ちゃんのほうを追いかけます。麦くんはそれまで気になっていた見た目の美しい子より、トイレットペーパー女子を選んだのです。
→男の子(男性)は見た目以外でもちゃんと選んでくれる。

【同棲】

→順番は守ろう。

【就活をしないという選択】

麦くんは就活をしないという選択をしますが、この割合は、全体のわずか一握りです。大学院に進むか留年決定でバイトに勤しむか以外でこの選択をする人は、まずいない。夢を追って新卒で就職しないということは、本来ならば、相当勇気のいることなのです。しかし、麦くんはゆるい。その証拠に、間もなく折り合いをつけて就職します。
→就活しよう。夢を追うなら、5年は自分を試そう。

【絹ちゃん合コンへ行く】

絹ちゃんは、倦怠期にそれまで避けていたキラキラ女子からの合コンの誘いにのってしまいます。
→恋人がいる時の寂しさは、ひとりぼっちの時の寂しさよりつらいと知っておこう。

【イケメン上司の役割】

ただの上司役で登場してもよかったと思われるこの人物が、イケメンでなければならなかった理由はちゃんとあります。それは、絹ちゃんと男女の関係になるかもしれないという可能性を観客に与えるためのものです。
→男性上司が、割増でかっこよく見えてしまうことを知っておこう。

【上司の膝枕で目覚めるシーン】

彼氏がいて、男性に興味のないような絹ちゃんみたいな女の子でも、社会に出ればこんなことをしてしまうんだよという警告です。作り手は、男性目線でこんな女の子を見てきたのではないかと思われます。しかし、絹ちゃんはいたって天然です。
→お酒の飲み方に気をつけよう。

【麦くん振られるの巻】

麦くんが振られた理由は割愛します。ただ、これだけは言いたい。責任感のある男性なら、貯金もなく入社1年目ほどの駆け出しでプロポーズしません。
麦くんは、空気みたいになった絹ちゃんを失いたくなくて泣いただけ。寂しいから泣いただけ。
→お金のない男性と結婚したいときは、逆プロポーズをしよう。

おしまい

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そなちね

3.0もっと若い時期に本作に出逢いたかったという嫉妬心

ao-kさん
2021年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ラブストーリーほど観る者の価値観に左右されるジャンルはないのではないだろうか。それまでの恋愛経験や恋愛哲学、さらにはその恋愛をしていた年齢や時代さえも作品への評価へ影響を与えかねない。故に、この作品の評価が人によってばらつきが多いのは当然のことに思える。

かく云う自分はどうかと問われれば、それほどの共感を得られなかったタイプだ。若い二人が恋をして、甘美な時と厳しい現実に直面する時を経て、次第に変化する心境を紡いだ構成は見事であったし、恋愛のピークを超えて、感情がプラトーに達したやや退屈な日常さえも描いた思い切りの良さにも関心した。特段、前半で2人が居酒屋で語らうシーンの距離の縮め方のリアルさには頬を緩めてスクリーンを見つめていた。

だが、それは物語の輪郭にすぎないように見えた。2人のモノローグで語られるストーリーテリングは冗長に思え、展開が進むほどに2人のモノローグが左右で異なる音を出すステレオのごとく、不協和音となって耳に残る。無論、次第に変化するその微妙なセリフの食い違いこそが本作の魅力であるし、そこを読み解くことに物語の魅力が隠されているのだろうが、私にはセリフ過多のあざとい演出に思えてしまったのだ。

記号的に使われるサブカル情報が架空のものではなく、実在するものを登場させたことは諸刃の剣だ。同じ時代を生きた同じ世代の観客には響くトピックであっても、数年後、数十年後に本作を初めて観る者にはどう映るのだろうか?と首を傾げたのも事実。ただ、本作の主人公たちと同世代、同年代でこの作品を観賞したのであれば全く違った感情を持って観れただろうと思うと、もっと若い時期に本作に出逢いたかったという嫉妬心があるのも事実である。

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ao-k

4.0現実と理想のギャップが辛い

munさん
2021年4月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

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mun

4.5あの日、チケットで手に入れた5年にわたる2人の時間

唐揚げさん
2021年4月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

萌える

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唐揚げ

3.5切ない

2021年4月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

切なかったです!😢けど、共感出来る映画でした。

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キリンリリン

5.0観て良かった

2021年4月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

幸せ

評判が良かったので観てみました。
最近、後味の悪い映画が多くてあまり観ていませんでしたが、久しぶりに見終わって良い気分になる映画でした。

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ぱくじみこ

3.5人間は良くも悪くも変わっていくもの。 恋愛関係もずっと一緒ではいら...

2021年4月14日
iPhoneアプリから投稿

人間は良くも悪くも変わっていくもの。
恋愛関係もずっと一緒ではいられない。
ほとんどの恋愛はいずれ破局するし、結婚しても関係が冷え込む夫婦が多いのが現実でしょう。
この映画はそこを後味悪くなく、上手く描いていました。
でもデートムービーには向かないかな。

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やまぼうし

0.5都合良すぎ

2021年4月14日
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ジミシュン

2.0わからない… つまんなかった。

担々麺さん
2021年4月13日
iPhoneアプリから投稿

わからない…
つまんなかった。

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担々麺

4.0佐久間宣行のお勧めで

shioshioさん
2021年4月12日
Androidアプリから投稿

ノーマークの作品でしたが深夜ラジオで佐久間宣行さんが絶賛していたので、そうか、おじさんが観ても面白いのかと思い、公開1ヶ月遅れで映画館へ。
何となく昭和っぽいボーイミーツガール物語でしたが、主演の二人の演技が凄く巧すぎ。何十年か前の若かりし己の恋愛感情を思い出し、スクリーンに引き込まれました。
最後まで全く飽きずに鑑賞出来たのは劇中会話のセンス、と言うか素晴らしい脚本の出来と菅田将暉、有村架純のナチュラルな演技力の賜物でしょうか。
もしかしたら数年後に令和の東京ラブストーリーとしてエポックメイキングな作品と評価されるかも知れません。

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shioshio

3.0青二才に捧ぐ

2021年4月11日
iPhoneアプリから投稿

ひたむきさや熱い思いとやや対局な恋愛

セックスも淡白めなカップルの若さ故の破局

冒頭、歩行者量調査のバイト現場ロケ地(豊島区某所)
が徒歩1分の近所で、映った瞬間作品世界が現実とシンクロ率100%に、、、

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労働4号

2.5長過ぎた恋

2021年4月11日
スマートフォンから投稿

結局、社会の厳しさに負けて、傷ついて、お互い支えることも出来ず、別れる二人。
途中から、結論を先延ばしてる過程が観ていて辛かった。

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朝の視聴者

4.0共感できた

atpmさん
2021年4月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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atpm

2.0モノローグがいやだった

2021年4月10日
iPhoneアプリから投稿

合わなかった
モノローグで全て説明しちゃうのが嫌だった
イヤホンが有線だったり、猫の引き取りをじゃんけんで決めたりと、書きたいシーン、メッセージのために不自然になっている部分が気になりました。

さわやかの使い方は好きでした。

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映画ぜんぜん見ないくん

5.0「恋」で始まり「愛」で終わる物語

づかさん
2021年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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づか
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