花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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現代版リアル恋愛おとぎ話
日本らしい恋愛、すれ違いを絶妙にまとめた作品
実在する音楽や映画や漫画にゲームが観る側のエモさを与えてくれる
大人になると現実を生きて日々の忙しさから趣味や好きだったものを同じように好きでいることは難しい
まだ好きでいられる人をまだそこにいれるのかと羨ましくも思い、いつまで遊んでいるんだと苛立ちとともに傍観する
殻を破って世界を広げると視野も思考回路も変わってそれを会話にすると噛み合わなくなる
ファミレスで最後に涙で抱き合うシーンは愛のかたちが変わってしまった熟年夫婦のよう
とにかくはじまりがお伽話のよう
キラキラのピークがすぎる
麦くんの先輩の死に寄り添えず先に寝る絹ちゃん
さわやかのステーキを先に食べてたのに
なんの罪悪感も抱いていない絹ちゃん
ゲームしたらイヤホンされてゲーム消す絹ちゃん
麦くんの理想の将来を聞いてピンとこない絹ちゃん
なんか悲しいけど分かってしまう
2人は別々の人生を歩んで幸せになってほしい
美しい思い出は綺麗にしまっておいてください
ここまで同じ好みの人がいるのか!!
こんな思考や好みが一緒の人がいたら、本当に凄いと思う。でも似過ぎてパートナーとしてはどうなのだろうと思う。デコボコがかえって上手くいくと思える。
付き合い初めから終わりまで、若い頃を思い出して胸キュン映画ですね。
有村架純さんの作品を初めて観ました。髪の毛をアップにすると別人かと思いました。髪型でこんなに顔のイメージが変わるのだとビックリ。
ご都合主義と永遠のナレーション
2人の趣味が合いすぎる。なにそれ?とかそゆ会話くらいして欲しい。ナレーションシステムにより最後の最後まで全て懇切丁寧な説明がある。目をつぶってても話がわかる。
出会いのシーンが致命的にご都合主義。前半だけで対象年齢が10-15歳かな?と感じる。
演出されたいやーな親の像。初対面娘と彼の家で飯食うのすらおかしいのにそこで説教とかありえん。全てなんというか、都合よく組まれたキャラクターとセリフ。説明多すぎてスマホ触りながらでもわかる解説のせいで飽きる。
てか、簿記2級を武器に就活したのにクリニックの受付してるのがちょっと意味わからん。まぁリアルではあるけど
共通項
展開や雰囲気がものすごく好きな作品でした。
やっぱ付きあってる時、特に付きあいたてがものすごく楽しいんだなと思い出させてくれた感はあります。
あんだけ話が合ってもうまくいかなくなることがある思うと、何が正しくて何が悪いかを考える方がバカバカしく、それならいっそ前向きにだけ生きようと思いました。
それぞれの花束
花束みたいな恋でした。この作品を観た人はそれぞれ「花束」の意味をどう考えるんだろうか。
パーソナルな部分をクローズアップする事で普遍性を獲得しているタイプの作品だから、出てくる固有名詞が分からなくても抽象化して鑑賞できるから大丈夫。
出てくる固有名詞を知ってる事で作品の楽しさが左右されるつくりにするのは割と簡単で安直だけどそうじゃない作りにしてるは偉い。
花束みたいな恋が現在進行中の人、終わってしまった人、何周かしてる人、まだの人、次の段階に行ってる人、それぞれどう受け止めたのか話してみたくなる作品でした。
ネトフリから観ました!
YouTubeやTikTokではない、芸術という古典的な趣味を大切にしている2人のお話。
個人的に、誰にでも起こりうるすれ違いが上手く描かれていて、プラスして映画ならではのファンタジー要素というか夢要素が上手く組み込まれてて良かった。
見始めは羞恥心を感じてしまってまともに見れなかったけど、忙しいながらも趣味を大切にしている人と、忙しいから趣味は後回しの人の違いが見れて面白かった。
万人が経験してそうでしてなくて憧れちゃうみたいな恋愛を一本の映画に...
万人が経験してそうでしてなくて憧れちゃうみたいな恋愛を一本の映画にできちゃう坂元裕二すごすぎないか。
彼女とよく聴いてたきのこ帝国。彼女はきのこ帝国のこと元彼から教えてもらったという事実が映画中に発覚してちょっと喧嘩したからこの映画ちょっと嫌いになった。
ラブストーリー苦手な人も大丈夫
いままで何となく避けて見てなかったけど、想像よりも見やすかった
誰もが経験のあるような、あぁ、分かる。。ってシーンが多くて、胸キュンラブストーリーが苦手な人でも見れると思う
しんどいって思うか、しみじみするか分かれそう
良い意味で裏切られた
正直予告を見た時は、あまり面白そうではないなと思っていました。しかし、実際はとても面白かった。
映画の流れとか都度都度入る細かな描写が凄く好き。時の流れを感じる小ネタも好き。主演の二人の演技も上手だった。
ただ、何も起こらない映画ではあるし、普通の恋愛だし、最後はリアリティーがある感じで終わるし、カップル向きの映画に見えるけれどそうじゃないので、カップルで見るのは辞めておいたほうが良いかも(笑)
坂元さんが描く若者のリアルな恋愛
趣味がぴったりな男女がたまたま会って
恋愛に発展する話。
いやあやっぱり坂元さんの脚本はいいですね。
リアルなセリフ回し、
固有名詞の連続による共感度の高さ、
サブカルコンテンツの豊富さ、
くすりとくる笑いどころなどなど
観てて心地よいんですよねえ。
描くのは男女のすれ違いなので、
カップルにはおすすめできないです。
すれ違いというか、
思いやりがないというか、
時間の経過だから仕方ないというか
誰が悪いわけでもない感じ。
とにかくリアルな描写が続くので、
「あ、確かにこういうときあるかも、、」
と相手に思い、観終わるころには別れてるかも!
終盤のファミレスのシーンはよかったですねえ
ちょっとやりすぎなくらいの演出でしたが。
あの頃の2人はとても綺麗だった、
でもあの頃の2人には戻れない。
咲いたあとは枯れていくだけの花のようですね
タイトルがそれを指してるかは、知らんけど。
個人的には「じゃあ」に関するシーンが
グサっと来ました。よく言ってるかもなあ、、
賞味期限あります
劇中で「恋愛はナマモノ」というセリフがありましたが、本当それです。恋愛には賞味期限があります。
麦くんも絹ちゃんも、実は自分の好きなものを共有する相手が欲しかっただけです。自分を認めて欲しい、自分を満たして欲しい、自分を愛して欲しい。恋愛の本質は「自己愛」だということ。自己愛だから、時間と共にエゴのぶつかり合いになってしまってました。私も若い時にこの事に気がついていれば、もっと色々と楽だったかも。
40歳を過ぎたら、異性に対して、はっとしたり、ときめいたり、ワクワクしたりすることが少なくなりました。ひとりが楽しくなる。だから、付き合う云云の前に、異性への興味、人間への興味にも賞味期限があります。
そう、恋愛だけではなく、人生にも賞味期限があるんですよね。好きなことや興味、やる気があるだけ、花×100(花束)なんですよ。
なめてた…凄い泣いた(笑)
今日が楽しかったからそう思うだけ…まさにその通りだなと、自分で決断したものの楽しかった事ばかり思い出して後悔しそうになってたから刺さりまくって凄い泣いた(笑)
いい歳して恋愛映画なんてと思ってたから久しぶりに見たけど見て良かった…自分の決断は間違いじゃなかったよ!と思わせてくれる映画でした。
番う、ことの理由
最低のプロポーズ
好きになった理由がある
それだけじゃ、ずっと一緒にいられない?
結婚しなくても
生きやすい世の中になって
ずっと一緒にいることの理由が
減っていく。
この年になると想う
長く つがうことで 生まれるものもある
でも、はなれても
心の中に 宝石のように
花束のように
そんな恋ができた幸せ
共通する何かを見つけたり偶然が重なったりすると距離があっという間に...
共通する何かを見つけたり偶然が重なったりすると距離があっという間に縮まって、でもその興味が薄れたりすれ違ったりしまうとあっという間に距離が遠くなる、なんかSNSの友達っぽい。でも共有する物がズレても距離が遠くならず長く一緒にいられるひともいる、その差は何だ?とか思ったり。2人の出会いのシーンは可愛くて好き。
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