劇場公開日 2021年1月29日

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花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価

全829件中、1~20件目を表示

4.0恋愛ってこういうものなのでしょうか。

2021年3月2日
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鑑賞方法:映画館

別れるために出逢うという、そんなよくある恋愛模様を見たような気がしました。凄い映画をガッツリ見てやる、というより気軽によくあるドラマを見ながら、のんびり過ごすには良いかと思います。ただ、あの閉店した老夫婦のパン屋さんがどうなったのか。それとも、閉店しなければどうなっていたか。その行く末が判らないままにしておくことで、二人に結末を決めさせたような、そんな気がします。下手に、パン屋さんの老夫婦と再開して励まされるというような、そんなエピソードがあったりしたら、そのエピソードに縛られてしまう、二人の自由意志が損なわれてしまったのでは、と思うのですが、如何でしょうか。(追記)後から思い付いたのですが、生花の花束って華やかだけど、いずれは枯れてしまうんですよね。そういう意味を示唆していたのでしょうか。だとすると、少しシビアな映画だったのですね。

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猿田猿太郎

2.5想像の余白を削る怒涛のモノローグ

2021年2月4日
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鑑賞方法:映画館

 学生から社会人になる環境の変化の中で、ありがちな恋がありがちな経緯で色褪せてゆくさまを描写した映画。
 自分自身も身に覚えのある浮き足立った純情を俯瞰で見ているようで、みぞみぞする場面もあったものの…

 坂元裕二脚本のドラマは「東京ラブストーリー」「カルテット」くらいしか見ていない。会話劇が秀逸な作家という評判だが、正直その会話があまり刺さったことがない。評判がよいので性懲りもなく足を運んでみたが、やはりどうもはまり切れなかった。ファンの方には本当に申し訳ないが以下は個人的嗜好に基づく率直な感想です。
 麦と絹の状況やら感じたことやらが終始怒涛のモノローグで事細かに説明されてゆくので、こちらが映像から想像を巡らせるような余白が少なく、身動きを許されないような息苦しさを感じた。
 びっしり詰め込まれたサブカルアイテムも情報としては多過ぎるように思えた。音楽、舞台、映画、舐めるように映される本棚、彼らの人となりの描写にあれだけ全部必要だろうか。映画なのだから必要以上の設定は縁の下に置いて説明し過ぎず、演者の表情や映像の工夫によって醸し出すに留めて、見る側が自分と重ね合わせて受け止めるための余白を作ってほしかった。
 多分あのサブカル&トレンド装飾は、「この漫画読んだ」「そのテレビ番組見てた懐かしい」といった観客の共感を呼ぶための安直な装置でもあるのだろう。そういった装置が全く不要とは言わないが、アイテムに視線を奪われることがあまり多いと、心がせわしなくなってしまう。もうちょっと決め打ちしてほしい。
 映像で語る自信がないのか?そんな印象を受けた。特別なレトリックで彩り、マニアックに背景を語りたいなら小説の方が向いている。
 複数のモブが必然性なく死に、そのエピソードが主人公たちの気持ちを測るただの道具として使われたこと、麦の変化や彼の職場トラブルの描写からエッセンシャルワーカーがそこはかとなく敗者扱いされているように見えたこと、せっかくのオダギリジョーがただの目くらまし扱いだったことも残念だった。

 平凡な恋バナと「共感度100%のラブストーリー」(映画サイトより)は表裏一体。実は難しい普通の人をキラキラと、痴話喧嘩さえ清潔感を失わず演じる主役二人の力量は十分感じた。

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ニコ

4.0コンテンツでつながる現代人

2021年3月31日
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鑑賞方法:映画館

コンテンツとともに生きる現代人としては身につまされる気分だった。本作の主人公2人を結び付けるのは、コンテンツの趣味だ。同じ大学ではないし、仕事場所も違う。2人の共通点はコンテンツである。SNSを中心にしたコミュニティは、共通の趣味や、同じ作品を好きな者同士で形成される。本作はそういう時代の恋愛映画だ。
学生時代にはそれなりに自由に好きなコンテンツに耽溺できたとしても、その生活を維持していくことは難しい。お金がなければコンテンツに接することはできない。菅田将暉演じる麦は、仕事に追われコンテンツを享受する時間を失っていく。そうして恋人同士に溝ができすれ違いが生まれる。
仕事と恋人との生活の天秤は、定番の展開だが、そこにコンテンツの享受が挟まる。コンテンツから離れてしまった結果、恋人の心も離れていく。金に切れ目が縁の切れ目ならぬ、コンテンツの切れ目が縁の切れ目とでも言うべき事態が起こっている。実際、推す作品が変わるとSNS上での人間関係ががらりと変わったりすることが現代人にはあると思うが、そういう感覚を古典的なラブストーリーに見事に組み込んでいて面白かった。

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杉本穂高

4.0観る人の好みがモロに出るデートムービーには不向きな恋愛映画の秀作

2021年1月31日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

悲しい

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清藤秀人

5.0坂元裕二脚本×土井裕泰監督によって、飽和状態にあった恋愛映画で新たな名作が誕生した!

2021年1月28日
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「花束みたいな恋をした」はタイトルからも分かるように、「ラブストーリー映画」です。しかも、かなり直球の部類かもしれません。なので、さすがに「ラブストーリー映画は飽きたかな」と思う人もいるでしょう。
でも、本作は見てみれば、「かなりの直球」ながら、「思いっきりエッジの効いた作品」で、私は「ラブストーリー映画に新たな名作が誕生した!」とさえ思っています。
まず、連ドラ全盛期から今に至るまでヒットドラマを作り続けている坂元裕二が珍しく映画の脚本を手掛け、一つ一つのセリフから細かい描写に至るまで冴えまくっています!
しかも、物語にリアリティーをより持たせるために、2015年から2019年の社会を彩ったカルチャーの分野における「実名」を出しまくり、それもかなり効果的で主人公らの時間の流れを自然に感じさせてくれます。
想像以上に考えられた構成で描写も細かいので、2回見た方が出来の良さを、より実感しやすいと思われます。
本作は、まず2020年から始まります。ただ、その後すぐに本題の2015年から2019年までの5年間の物語に移ります。
「罪の声」の演出が光っていた土井裕泰監督が本作ではモノローグ(登場人物が心情や考えを述べるセリフ)も効果的に使って坂元裕二脚本を巧みに映像化しています。
そして、ほぼ順撮りで撮っていることもあり主演の菅田将暉と有村架純の演技が、表情やしぐさ等、非常に上手く、珍しくマイナス要素が見当たらないくらいの完成度になっていました!
本作は主演2人の恋愛模様を中心に追いかけていくので、構造としては昨年の又吉直樹×行定勲監督の「劇場」に近いものがあるのかもしれません。
ただ、「劇場」はかなり観客を選ぶ作品でしたが、本作は「趣味趣向が驚くほど似ている、一般的な2人」という設定で万人受けしやすい作品だと思います。
ここまで趣味趣向で似た者同士の2人が、学生から社会に出る過程で何がどのように変化していくのか。これは、なかなか興味深い物語でした。
ちなみに、本作の舞台は東京です。ただ、「実名」の一つに、「さわやか」という「静岡県」の超有名な炭焼きハンバーグ店が出てきます。劇中で「新幹線に間に合わない」というセリフは出てきますが、それだけだと分かりにくい箇所なので、この「静岡県」の「さわやか」というハンバーグ店の名前だけは覚えておいた方が、より最後まで楽しめると思います。

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細野真宏

4.0「花束」のような作品

2021年1月27日
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鑑賞方法:試写会

本作は、冒頭でテンポの良い場面が出てきて、何事もなかったように余韻を持たせながら舞台が切り替わるので、「あれ?このシーンは何なのだろうか」と思ってしまう。
そして2人の出会いから始まっていく。訳がわからないところから本編が始まるという点では洋画のようで、最後まで観ないとその理由がわからない。
終電を逃した2人が居酒屋で過ごすという偶然から、一見「恋愛あるある」の王道をたどっていく展開。そう感じつつも、序盤からスクリーンに釘付けになっている自分がいた。
題名通り、手元がリボンで束ねられている「花束」のような物語。花束の花は一本一本、各々のペースで枯れていってしまう。本作で言えば、花は一つ一つのエピソード。2人の5年間(21歳から26歳まで)のやり取りを、一つ一つ丁寧に描いているため、数々の場面がリアルに心に残り、そのエピソードが飽きることなくどんどん束ねられていく。
恋とは言え、現実は楽しくて美しいことばかりではない。
そんな様々なリアリティのあるエピソードで構成される『花束みたいな恋をした』は、「切ない」ではなく
「面白かった!」という感想が出てくる作りとなっているのが大きな魅力。
例えば、絶妙なタイミングで2人の親が出現するシーンは笑ってしまう。他にも予想外のサプライズがタイミング良く出てくるので、「ラブストーリー映画は苦手」という方でも挑戦してみて欲しい。一見、王道っぽい感じでも本作は脚本が秀逸で、従来の作品とは一線を画している名作なので。
主演の菅田将暉と有村架純は驚くほど息がぴったりで、作品の質を大いに左右する難しい役どころを完璧に演じている。

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山田晶子

4.5坂元裕二の言葉の波に吞み込まれる珠玉の映画体験

2021年1月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

菅田将暉と有村架純が生き切った、麦と絹の出会いから別れまでを描いているわけだが、なんというか、うまく説明が出来ないほどに坂元裕二の脚本が素晴らしすぎる。固有名詞がこれでもかと詰め込まれているのだが、この溢れ出る言葉の波に身を任せ、呑み込まれていく体験がいつまでも続けばいいのにと感じてしまうほど。また、巧妙に張り巡らされた伏線が、徐々にボディーブローのように効いてくる。

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大塚史貴

4.0恋の輝きより、現実の重さが勝ったラブストーリー

2026年1月31日
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鑑賞方法:VOD

単純

等身大の恋のきらめきと痛みを丁寧に描いている一方で、麦と絹の価値観がずれていく過程には痛みよりも停滞感が残りました。
共感できる瞬間は多いものの、全体として物語の深まりにはやや物足りなさを覚え、終盤の感情の流れもどこか淡く輪郭がぼやけた印象でした。

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はんべえ

3.0冒頭の5年後のシーンは、二人の愛の復活?或いは、進歩・醸成された男女関係を描きたかったのだろうか?

2026年1月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

TV放映されたこの映画が、
キネマ旬報ベストテンにおいて、
第10位との選出ではあるものの、
原作超えの「いま、会いにゆきます」の
土井監督作品ということもあり観てみた。

そして、鑑賞では、
よくまあ、現代のカルチャー要素をここまで
盛り込んだなあ、と感心する一方、
冒頭の二人の余りにも似通った嗜好設定や
偶然の連発が、TVのトレンディドラマ的な
チープな印象があったことと、
その後の男女二人の4年に渡る同棲の話は、
特にドラマチックな出来事があるわけでも
なく、その淡々とし過ぎた展開には
観ていて若干の焦燥感があった。

しかし、
それなりに難しい男女の関係の展開には、
自分の結婚生活を振り返りながら
考えさせられることも。

さて、
二人の同棲後のあるべき姿については、
ラストシーンでの菅田将暉の台詞が全てで、
ここまで男女間の機微を語り交わしながら、
何故?との選択の結末だった。
しかも、まるで4年前の二人を思わせる
若いカップルを見て、どちらかからの
「あの二人も我々のように苦労しそうだね」
の一言さえあれば、結婚まで進んでいた
ように思える場面を設けながらも
そんな結末に導かないのは、
男女・結婚関係を無理に不可思議なものと、
作品に意図的に深みを与えようとする
あざとさを感じさせられてしまった。

ところで、私には、
二人がお互いの存在を認識し合っていたはず
としか思えない距離の演出に違和感を感じる
冒頭の場面だが、
イアホンを左右で分けて使っているカップル
に注意しようとした5年後のシーンは、
二人の愛の復活や、或いは、
4年間の経験が培った、
そんなものをも超える
男女関係の進歩・醸成なるものを
描きたかったのだろうか?

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KENZO一級建築士事務所

4.0恋とは?男と女が一緒に生きていくという事とは?

2026年1月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

悲しい

楽しい

癒される

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ratien

4.5離れる事になっても、一生で1番思い出す恋愛

2026年1月6日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

癒される

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さいとう わんさ

3.0結ばれないんだ…

2026年1月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

一次的に燃え上がった恋の結末なのかな…

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ろくさん

3.5現実と理想の狭間でよかった

2025年12月10日
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鑑賞方法:VOD

現実と理想の狭間でよかった

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namakemono

4.0好きなものを追い続ける胆力

2025年11月29日
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pote

3.0うーん、まぁ面白いんじゃない…?

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

オモコロとかネットのユーモアの大学生カップルが社会に出て現実的な付き合いをし始めて破綻していくタダの別れ話。
最初の方の冷笑人間みたいなのキモかったし、(就活の結果からわかる通り)奇を衒った凡人達だった。
彼氏は奇を衒って生きてきたから最悪のタイミングでしか行動できず、彼女はハッキリとものを言わない。
雰囲気はリアルだった。だからこそ序盤に主人公カップルへの嫌悪感や仲違いしていく不愉快さがしっかり感じた

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盲田里亭

4.5若い2人の未熟な恋愛により、その時にしか存在しない究極の美を見せつけられた

2025年10月24日
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鑑賞方法:VOD

知的

斬新

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Kazu Ann

3.0普通の恋愛を普通に観た

2025年10月1日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

カワイイ

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横浜のアルバルカーズ

4.0オチ以外は完成度高いです

2025年8月11日
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鑑賞方法:TV地上波

大学生の二人が偶然出会い、恋をする話。ありえないぐらいの共通点が続く。時代の流行に合わせながら展開していくのが面白い。二人のすれ違い方がリアル。別れ話のシーンの未練がましさは男性目線で共感してしまった。もうちょっと終わり方は考えて欲しかったと思いつつ楽しめる作品でした

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RYO

3.0役者嫌いの食わず嫌いーーー

2025年8月8日
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出演している役者が苦手で、ずっと避けてきた作品。
けれど「ファーストラブ」を観たのをきっかけに、坂元裕二作品として挑戦してみた。
最初はやはり鼻につく演技が気になったものの、中盤に差しかかる頃には、そこにいたのは紛れもなく“麦”と“絹”だった。
製作陣・役者陣すべての情熱が詰まった物語は、やはり素晴らしかった。

多くの人がタイトルの「恋をした」を過去形と受け取っているようだが、そうは感じなかった。
そこには、観る人それぞれの解釈に委ねる仕掛けがあると思う。
むしろ「花束」という、根を切られている状態のほうが、恋愛としてはホラーに近いと感じたほどだ。

それでも——
街で偶然出会ったとき、背中越しにバイバイできる関係。
それは「結婚」ではなく「恋愛」としては、最上級のかたちなんじゃないかなと、微笑ましく思えた。

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abu

3.5すれ違いが現実的

2025年7月23日
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鑑賞方法:DVD/BD
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まーみん
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