劇場公開日 2021年2月11日

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すばらしき世界のレビュー・感想・評価

全610件中、141~160件目を表示

4.0母ちゃんしか覚えとらんことばい

2022年3月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

映画「すばらしき世界」(西川美和監督)から。
人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした男の再出発の日々は、
経験したことのない私にとって、コメントができる立場にない。
しかしなぜか、気になったフレーズのメモは溢れ、
到底、一回では書ききれないほどだった。
今回は、そんな体験をしてきた主人公が、自分を産んでくれた母親に
会いにいくシーン。
同行した記者が「どんなことを訊いてみたいですか?」と訊ねたら、
「お産の時の話は聞いてみたいね、自分をどげんして産んでくれたか」
と答え、逆に記者に訊き返す。
「あんた聞いたことあるどね?」と。
そして最後に「母ちゃんしか覚えとらんことばい」と語った。
私は、この台詞でハッとさせられた。
今、自分がこの世界にいるのは、母親が産んでくれたから。
そんな当たり前のことなのに、自分がどうやってこの世に誕生したのか、
その瞬間の話を聴いたことがなかった。
生まれた日時、体重、身長などの数字、
そして、私を取り上げてくれたお産婆さんの名前まで訊き出したのに、
母親しか覚えていない、産んだ時の記憶を聴いたことがない。
お互いが認知症になる前に、聴いておこうっと。

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shimo

3.0演者も演出etc.も、全部良かった。良かったけど、終わり方は分かる...

2022年3月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

演者も演出etc.も、全部良かった。良かったけど、終わり方は分かる作品だったなぁ…
あと正直「いい人だいぶ多いな…」と思っちゃった。

周りの評判が良かったのでどんなものかと思っていたけど、私は「ふーん」って感じでした。

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さな

4.0役所広司の渾身の演技に圧倒される

2022年3月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

観終わって、すばらしき世界という題名は、生き辛い今の社会を皮肉ったものではなく、目指すべき社会のことを強く示唆していると感じた。

本作は、人生の殆どを刑務所で過ごしてきた男が、最後の更生のチャンスに賭けて懸命に愚直に生きる姿をリアルに描いた作品である。犯罪者の更生を描いた作品は多いが、本作ほど、犯罪者の人間性を浮き彫りにした作品はない。犯罪者を演じる役所広司の渾身の演技に圧倒される秀作である。

本作の主人公は、13年間の刑期を終え出所した、元殺人犯の三上(役所広司)。彼は、更生するため、懸命に努力していくが、なかなかうまくいかず、悶々としていた。TVディレクターの津野田(中野太賀)、TVプロデューサーの吉澤(長澤まさみ)は、そんな彼に近づき、彼を題材にしたドキュメンタリー製作を目論んでいくが・・・。

本作のキーパーソンは役所広司である。曲がったことが嫌いで、困っている人がいると黙っていられない直情型性格でトラブルが絶えない、不器用で武骨な三上という男に憑依したような演技と、役所広司の持つ優しい佇まいで、三上の生き様、人柄を表現している。

身元引受人の弁護士をはじめ、彼の人柄に惹かれた支援者たちに助けられながら、主人公は、更生するために、愚直に行動していくが、犯罪者の更生を阻む多くの壁が待ち受けていた。壁に藻掻き、自暴自棄になりながらも、更生への道をひたすら突き進んでいく主人公の姿は胸に迫るものがある。

本作は、主人公が出所したところから物語が始まる。罪を償ったところから物語が始まる。主人公の過去を映像で見せつけることはない。そこに作り手の意図を感じる。罪を憎んで人を憎まずという諺を思い出す。劇中、娑婆の空は広い。という台詞がある。広い空は自由の比喩であろう。どんな人間でも自由に生きることができる社会。生き辛さを感じることのない社会。それが、我々が目指す社会であるということを本作は、鋭く問題提起している。

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みかずき

3.5普通になることの難しさ…

2022年3月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

4.5今の社会福祉になぞられているような…

2022年3月5日
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社会福祉士を目指すかたに見てほしいような作品
更生保護制度や生活保護制度に当てはまるかな

 刑期を終えると、人は社会生活をすることになる。
そこで社会生活する上で必要になってくるのは、その人を受け入れる受け皿。そこがある・なしで、その人の人生が分岐する。
 主人公は、周りに支え支えられて生きる人生や、元の必要とされる環境で生きる人生の選択がある。主人公の曲がったことが出来ない性分は果たしてどちらに転ぶのか…
と概要は以上です。

 ヤクザ役の役所さんは、本物ぽっいです(本物は知りませんので)迫力があり、でも気の優しいところもあってその緩急が良い味になってます。役所さん一色の映画のようですが、しかし他の役者さんもいい味を出して、主人公扮する役所さんの生活や気持ちを支えて居るんだなと思い、役所さんを応援したくなります。

とっても良い映画でした。

…福祉に携わっているので偏っているかも知れません。

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PerfectWay

4.0それでもすばらしき世界

2022年3月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

三上のカーッとなって大声を出したり、人を殴ったりを始終ヒヤヒヤしながら見てた。

だめだよ、せっかく堅気になろうとしてるのに、抑えなきゃ、やめてやめて、

少年の頃から30年近くを牢屋で過ごした人が、社会に出るのはなんとも生きづらいのだろう。それでも今度こそ堅気にと誓って務所をでたものの、周りのいい人達に支えられながらも、怒りを抑えられない姿には辟易した。
しかし、普通の社会というものすら彼には違う世界で、それでも少しづつそこに身を置く努力を彼なりにしていて、心の中で小さく

頑張れ、堪えて、

と踏ん張りながら投げかけてた。

もちろん流石の役所さんはとても素晴らしく、怒りを抑えられない場面ではクソだなと思える程の演技。三上を支え世に出す手助けをする弁護士先生夫婦、ケースワーカー、スーパーの店長、それぞれの優しさがものすごく身に染みた。

そして、三上を知るうちに彼をなんとか元の世界に戻らせまいとするツノダを演ずる太賀が私を泣かせた。

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Qoo

4.0この、すばらしき残酷な、世界

2022年2月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

私は、何を見て見ぬふりをしているのだろう
自然に身に付けてしまった術なのだろうか
学校ではイジメが、家庭では虐待がニュースになる
会社でも日常にあるんです
仕事の覚えが悪い人を罵ったり、体力作りだからと運動させたり
やらせている人は自分が正しくて悪いことをしている感覚がなくなっている
どんな呪いをかけて自分を正当化しているのか私には分からない
どこでそんなやり方を学んできたのか
学校、会社、町内会、ママ友、etc……
あげればキリがない
そんな無法地帯で罪を犯さず人を傷つけずに生きていくのはとても難しい
口では勝てないからって拳を上げれば罪になる
逃げれば陰口を言う人が増殖する

それでも生きなければならない、悪いことより良いことの方が少ないけどそれだから良いのだと思う
たまにあるから有難いし価値がある
人は慣れると麻痺してありがたみが無くなるからね

前科者だから生きづらいのではなくてこの「すばらしい世界」だから生きづらいのだろう
それでも空は広い
「そのうちなんとかなるだろう」と歌って乗り越えていきたいものです。

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カルヴェロ

5.0正義感など必要ない。自分の損得だけ考えろ。

2022年2月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

すばらしき世界。
ラストに浮かび上がった文字。
監督の世の中への皮肉を込めたメッセージ。
電車内で暴行を受けてる人がいても誰も止めず知らん顔。
自分には関係ない。関わりたくない。知ったこっちゃない。
安倍政権の八年で日本人のモラルは崩壊したと思う。
正しい事をしようとした人が自殺に追い込まれる社会。
レイプしても権力者の側近なら逮捕されない社会。
そしてそれを容認する国民。
自分には関係ない。

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馬券師

5.0すばらしき

2022年2月25日
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自分の感情をコントロール出来なければ一般社会では生きていけない、我慢が必要。しかし幸せなのか?というメッセージが感じられました。

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alextm

3.5素晴らしき世界のままで

2022年2月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

役所広司の全てが怖い。
まず目。何かしでかしそうな、何が企んでそうで、
こちらの思惑は全部お見通しと言う目つきが怖い。
髭の生え方か髪型も怖いし、佇まいも怖い。

なので三上もとても怖かった。
絶対公正してないだろ、
自分の事を悪いと思ってないだろって感じで
嫌な奴かと思っていたら、
切れやすいところはあるが、
実直で人を信じやすく、
悪い事は悪いと言える男でもあった。
人たらしな部分もあって魅力的な人物だった。

こんなガキのまま大人になったような奴、
この世界でやっていけるわけないと思っていたら、
周りに気にかけてくれる人がたくさん集まって
三上もその情を無駄にしたくはないと言う思いが
公正に向かわす仕組みは、
本来あったはずの古き良き日本の人間関係なのかなと、
粗暴だから見放すのではなく、長所を伸ばしてやろうと
言う働きかけは大事だなと思いました。

三上に関してはとても恵まれた環境だと思うけど、
結末はこれ以上この世界の汚い部分を見せたくない
と言う監督の思いなのかなと、
つまり、昔はあった素晴らしき世界は
もう今はなくなってませんか?と言う問いかけのように
僕は感じました。

役所広司さんの素晴らしさは言わずもがな。
今作も魅力をたっぷり堪能させてもらったけど、
仲野大賀さんもとても良かったです。

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奥嶋ひろまさ

5.0見てよかった作品

2022年2月23日
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一言「うっわあ!!」。

実はこの作品、結末をぼんやりですが知ってたんです。
じゃあどういうに話が進むのかなと思って、見始めました。

ざっくりいうと、累計20年以上刑務所にいた男が。
出所してからどう社会に戻っていくか。

「喧嘩のマサ坊」と呼ばれた主人公は、弱いモノいじめの仲介に入ったり。
ちょっと進んだかと思ったら、また短気を起こして後退する。
見ていてハラハラ。

だけど頭を下げたりお願いすることで、手助けしてくれる人もいる。
その恩を忘れず、少しずつだけど喧嘩の拳を心に飲み込む。
そうそう、みんなそうやって社会で生きているのだよ、って。

ラストは、知っていたのと違った終わり方でした(ウルおぼえ)。
こういう終わり方、本当は好きじゃないけど。この作品ならあり。
見終わった後、「どう思う?」って語り合いたい作品。

出演陣も豪華で、実力派勢揃い。
そして役所さんじゃなきゃできない、主人公でした。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「大切なのは誰かと繋がりを持って、社会と繋がりを持つこと」

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ゆき@おうちの中の人

3.0役者の演技力に頼りすぎ・・・

2022年2月21日
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鑑賞方法:映画館

役所広司、仲野太賀をはじめ俳優陣の演技力は「すばらしき世界」だったが、ストーリーは今ひとつで、特にラストはこれはないだろう! と怒りさえ覚えた。
結局、役者の演技力に頼りすぎ・・・という感想しか持てない作品。残念。

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SHOT

5.0久しぶりに

2022年2月20日
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良い映画見ました。役所さんの服役あがりは
うなぎ以来かな。。

この方は一生を演じるに素晴らしい役者さん。
でも、今回は中野太賀にやられました。
素晴らしい!

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sakuzou

4.5色々な意味で心に染みる話だった

2022年2月17日
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ニョロ

2.5ここにリアルを求めたらいけないのだろうか

2022年2月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

劇場公開はちょうど1年前だったんですね。つい先頃Blu-rayで観ました。

一言で言ってちょっとピンとこなかった。そもそもこれ、ミスキャストなんではないだろうか。

主演の役所広司サンは言わずもがな、そりゃもう誰もが認める名優であって大変お上手なんだけど、彼は言ってみれば優等生。とにかく監督の要望に応える、いや、常にそれ以上の演技をするのでしょう。でもそれは “監督の要望” の延長線上にあって、決してそれを逸脱して突飛なことをするわけでもなく、役所広司はあくまでも役所広司然としているということ。もとより、最近は知性的で地位のある役柄が多く、やはり所作の一つひとつが上品に収まってしまう。その点では「安心して見ていられる」のだけれど反面、残念ながらそこにハラハラするようなスリルはない。

また、思い出したように取って付けた付け焼刃的なシーンが多く、無駄や無理も目立つ。
「そうか、ここはかっとなってチンピラに絡むんだっけ」とか「ここは声を荒げて怒鳴るんだっけ」とかいうように、「本当は優しいキャラ」という設定においてはそれぞれが不自然で唐突に映る。
「母探し」も何か本筋からは浮いているし、教習所のシーンもただ滑稽でしかない。車の運転は、例え10年15年のブランクがあっても忘れないものだ。この場合、脱輪に自らイラっとして(腕が鈍っているとか、いささか不甲斐なく思える自分に対して)、八つ当たり的に車を蹴飛ばすくらいの方が流れとしては納得ができる。

とにかく主人公においてはもっともっと様々な葛藤があるはず。挫折感、疎外感、絶望感、あるいはそれに対する開き直りやジレンマ。自暴自棄になることだって多々あるだろう。
映画では描かれていないが、例えば「出所したらおいで」と言ってくれていた友人や知人が居たとして、いざ実際にその場になってみれば何かと理由をつけて拒まれ忌避され、そうして裏切られる。結局受け入れてくれるのは同じ釜の飯を食ったムショ仲間。それが世の中の常道である。
外に出れば腫れ物に触るようなよそよそしい周囲の目、そして直面する差別。
また「母親探し」をネタに接触をしてくるテレビ局やマスコミ。本来テレビ局なんていうのはそれこそヤクザな存在で、主人公の三上正夫をとことん食い物にしてやろうとあの手この手を弄して執拗に付きまとい、実に無遠慮で狡猾極まりないもののはずである。決して長澤まさみ演じるプロデューサーのような可愛げはない。

一方、捨てる神あれば拾う神あり。親身になってくれる弁護士夫婦然り、若手ディレクターの津乃田(仲野太賀)などがその役回りなのかもしれないが、この場合、スーパーの店長(?)は不要で、例えばそれが介護施設の所長だったりした方が現実味があったのかもしれない。

何れにせよ、そうした紆余曲折をリアルに、「明」と「暗」とを鮮明に描き分けた方が映画、物語としての説得力があったように思う。
この映画の本題は、こうした主人公の境遇を、主人公自身がいかに乗り越えて克服して行くかにあるのだろうから。

また元来、主人公はもっとがさつで不器用で、言わば品性に劣る粗野な面があるはずだ。いみじくも原作者の佐木隆三が言ったのかどうか「横山やすし」とは言い得て妙だが、まさにあのイメージなのだろう。
例えば主人公の三上正夫にはむしろ香川照之あたりを据えた方が良かったかもしれない。彼の「怪演」にはすさまじいものがある。随分とスリリングで面白い作品に仕上がったのではないだろうか。

ここで結論を言えば、本作は業界人に持ち上げられただけのマスターベーション的な作品にしか思えないし、演出が上手いとは言い難く、もとより取材が不充分で練りが足りない。仮に丹念な取材を重ねたとするなら、消化不足とともに思慮不足であるのは否めない。

オフィシャルのホームページを見れば著名人の美辞麗句にちりばめられたコメントの数々が見られるが、そりゃ “お仲間” としてコメントを求められた側からはネガティブなことは書けないでしょう。どなたかが「役所広司×西川美和?そんなの傑作になるに決まってるじゃん」などと仰っていたが、それもあなた達にとってはね。(例え本心ではないとしても、忖度することが美徳であり、それが不文律となっている世界なので。)
さておき、過激な表現を避け、最大公約数的に無難なところで「こんなもん」と手打ちをして自画自賛。業界内では仲良し小良し、お約束の “予定調和” にさえ思える。
結果、シリアスなドラマでもなく、かと言ってエンターテインメントにも収まってはいない、実に生ぬるい中途半端な作品になってしまっている。
どうせならとことん醜態を曝して “本当の意味での”『問題作』として話題に上るくらいの方がインパクトがあって良いのでは?

本作で評価できるとすれば皮肉を込めた『すばらしき世界』というタイトルと映像に見る画面構成、そして丁寧なカメラワークというところだろうか。
西川美和監督の「ゆれる」もいまいちピンと来なかったが、同監督作品では唯一「ディア・ドクター」が良かっただけに非常に残念である。今後に期待。

従って、テーマを考えさせるに及ばず、それ以前にせっかくの逸材をこんな料理の仕方で良いのだろうかと考えさせられた作品で、勿論、印象には残っているが故のこうしたレビューではあるけれど、「もう一度観たい」とは思わせてくれなかった。

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MJ

4.0リアルにそこにある話

2022年2月14日
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☆沖ドッキー☆

4.0受刑者

2022年2月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

殺人で13年の刑期を務めた主人公(役所広司)が出所、東京の引受人のところへやってくる。
主人公を取材しようとするテレビ局、勘違いするスーパーの店長、なんか放っておけない役所の窓口などが、なんとか更生させようと協力する。
しかし主人公は、刑務所に行くのは嫌だけど、社会の歯車になるのはゴメンだ、という気持ちがあり、すれ違いばかり。
社会の有り様を問うてはいるが、後口は悪くない。

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いやよセブン

3.5名優

2022年2月13日
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役所と大賀の名演が光る。ヤクザの世界でしか生きてこなかったものが、出所後のストーリー。

言いたい事も沢山ある作品、この監督も好きじゃない。役所を使えば作品としては成功しちゃうよね。

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ken

3.5泣ける映画でした。

2022年2月9日
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Jホラーちゃんとしろ!

5.0大きな夜空に光る希望でもあり孤独でもある一番星

2022年2月4日
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2021年劇場鑑賞4本目 名作 95点

熱くレビューしたのにも関わらず見返したら何故か消えていたので、また別の角度から再レビュー

当方2021年劇場鑑賞を60本ほどした上で年間3位の本作は間違いなく大傑作で、嘘偽りなく鑑賞後席から立てなかった数少ない作品でもあります。

ですが同時期かつ同ジャンルのヤクザと家族がわたくしの年間1位で2位にミニシアター系映画の由宇子の天秤になっており、あえて1位と優越をつけるとしたら、ヤクザと家族はmvまでのストリーや週刊ヤクザと家族という役者と製作陣の舞台裏を観れるコンテンツがあったので上映時間2時間以上に濃い愛が生まれてしまったのが大きくあります。

逆に言うと映画単体で観るとこちらに軍配が上がるのも頷けるし、より丁寧に繊細に箔がある作品はすばらしき世界だと思います。

不器用に生きる彼が手先や久々の自転車を軽々乗る器用さの対比、恵まれた周りの人への向き合い方や周りからの向き合われ方の変化の対比、世界が許してくれない部分と己が許せない部分の対比、など繊細に丁寧に残酷に描いていました

己を許し就職が決まり歩道橋で一番星を写したシーンは秀逸で見事でした

是非

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サスペンス西島