ドロステのはてで僕ら

劇場公開日:2020年6月5日

ドロステのはてで僕ら

解説・あらすじ

「サマータイムマシン・ブルース」などで知られる人気劇団「ヨーロッパ企画」の短編映画「ハウリング」をリブートした劇団初となるオリジナル長編映画。とある雑居ビルの2階。カトウがテレビの中から声がするので画面を見ると、そこには自分の顔が映っていた。画面の中のカトウから「オレは2分後のオレ」と語りかけられるカトウ。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差でつながっているらしい。「タイムテレビ」 の存在を知った仲間たちは、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるが……。主人公カトウ役の土佐和成をはじめとする劇団メンバーのほか、朝倉あき、藤谷理子らが出演。原案・脚本を劇団の代表である上田誠、監督を劇団の映像ディレクター、山口淳太が務める。

2020年製作/70分/G/日本
配給:トリウッド
劇場公開日:2020年6月5日

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(C)ヨーロッパ企画/トリウッド2020

映画レビュー

3.0 制作費いくらだ!?

2024年12月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

『リバー、流れないでよ』が超ツボったので観ました。
ほぼ同じ系統だから新鮮味はなかったなあ。というか劣化版に見えてしまった。
こちらの方が先なのに。。

しかしあれも低コストだったが、これはさらに金かかってなさそう。(笑
アイデア次第で面白いものは作れるのだよ、という演劇の力を見せつけられた。
一方で「映画でなくて演劇でやればいいんじゃね?」と思った。

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momokichi

3.5 ワンカット風長回し演出のライブ感が楽しい。

2024年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん

4.0 未来は変わったのだろうか?

2025年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

知的

斬新

ヨーロッパ企画の映画は、以前に「リバー、流れないでよ」2023年を観ました。
今回の「ドロステのはてで僕らは」は2020年公開の映画だそうです。
ヨーロッパ企画と言えば、タイムパラドックスもの。
「リバー流れないでよ」も面白く拝見。
いったい何回、階段を上がり降りするのかよ?と、心配になる穂ほどでした。
この映画は、カフェのオーナーが自分の部屋のテレビに自分が写っていて、
驚きつつ会話するところから始まります。
それが未来(2分後の)を写すテレビで、2回のマスターの部屋と
一階のカフェの店員、お客巻き込み、
更にテレビを持ち運ぶことで、更に複雑になっていきます。
そして隣に入っている理容室の経営する女性(藤谷理子)をマスターが
気に入っていて、自分のライブコンサートに招待したことから、
理容師の女性も巻き込まれてしまう。
単純なようでいて、アイデア豊富です。
5階のヤクザ事務所路の組員も参入。
理容師の女性が拉致されたことから、マスターの武勇伝につながる。
ケチャプやシンバルの小道具の使い方も絶妙。
ラストでは時空局が未来から訪れて、あり得ない展開へ。
巧妙にラブストーリーに落とし込むあたり絶妙です。
「リバー、流れないでよ」とはまた一味違うところに
タイムパリドッグスものの奥の深さを感じました。
技アリの、面白さでした。
なにより爽やかな香りが素敵です。

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共感した! 10件)
琥珀糖

5.0 面白い撮影方法

2025年10月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

知的

昔観た「リバー、流れないでよ」のキャストと同じ人が沢山出ていたので、懐かしい気持ちになったのと同時に、こうしてみんなで一つの作品を作り上げるって良いなぁと思いました。
(本作はリバーより前の作品だそうです)
ヨーロッパ企画の映画は、まるで舞台のようなライブ感が楽しめるので、こうした裏側にまで想像が及びやすいです。
そういう意味では、映画として観るより、収録された舞台として観る方がしっくり来るかもしれない。

タイムテレビの絡んだ時間軸はどんどん複雑になっていって、観ている方も何度も頭がこんがらがりました笑
本当に面白い撮影方法をしているので、新感覚の作品体験が出来ると思います。
おすすめです。

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Omi