水曜日が消えたのレビュー・感想・評価
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ワクワクはしたけど
最後の方、曜日同士の垣根が低くなってますよね。
エンドロールの付箋に至っては、各曜日が同じくらいのテンションで、同一人物が書いたとしか思えませんでした。
ただ、その状態になるのに、能動的になったのか受動的になったのかが、私にはよく分からなかったです。
また能動的になったとして、そこに至るまでの心境が今一掴めなかったです。
設定はとても面白いし、前半は凄くワクワクしたんですけどね。
なんかワクワクが宙に浮いたまま終わってしまった感じです。
久々の映画鑑賞だったので、私の感性が鈍っているのかもしれません。
あと、これは完全に個人の印象なのですが、この監督さんは意外とリアルを重視するタイプなのかなと思いました。
ゆるやかな時間
長い自粛あけで、とにかく新しい作品が観たくて劇場ポスターで気になり鑑賞。中村倫也さんは10年以上前から脇役でよく見かけた方。
うーん…良くも悪くも中村倫也ファンの為の作品です。ツッコミどころも多いし設定がいろいろ中途半端。ゆったり観たい方向き。
中村倫也ファンに向けた作品
冒頭に単独メッセージを挟んだことが、それを前面に出している。ある意味潔い。
こういう多重人格を題材にした作品は昔からあるが、さすがに7人というのは見たことが無いし、それぞれの人格がお互いを意識して動いているというのも斬新で、なかなか面白かった。
また、7人のキャラクター全てが現れると観ている側も混乱してしまうが、物語は実質2人の人格で進行していく、というのもシンプルで良い構成だと思う。
ただ、この手の作品は映像化するより、舞台のほうが観客側も演じる側も楽しめるのかな、とは思う。
個人的にはきたろうの味のある芝居が印象的だった。
面白かったです。
もう少し他の曜日も出てくるのかと思ったらほぼ火曜日くんのたまに月曜日君って感じでした。
服装髪型を変えて見分けがつくのは分かるけど、同じ服装、同じ髪型で喋り方と表情だけで違う人物を演じられるのは本当に流石でした。
月曜日くんも素敵
皆さんのおっしゃる通り、1人7役は一瞬で
ほぼ火曜日ですね。
火曜日くんが図書館へ初めて行ったあたりまでは
なぜかものすごく眠くて
仕方なかったです。
何度も事故現場のスローモーションが流れて
だんだん飽きてきて(すみません😓)
でも後半のワイルドな月曜日くんが
なかなか良かったです。
視力が悪いので、付箋の文字が
よく見えないところがありました。
次は最前列で観てみようかな😃
可愛らしい倫也さんにホクホク
中村倫也さんの7役と聞いていたけど、ほとんど火曜日くんの1役みたいなものでした。けどずっと可愛らしい倫也さんが見れて嬉しかったです。ラブストーリーになるかと思いきや後半から謎が増えてきて真相が分かるにつれて物語から目が離せない展開に。ただのラブストーリーにならなくて良かった。あっという間の時間でした。面白かったです。
ミステリーでもサスペンスでもありません、ひねりも落ちもありません
もし、中村倫也の演技力が無ければ、区別すらつかないかもしれません。
彼の曜日ごとの人格を演じ分け、統廃合する様、時間ごとに人格が入れ替わる演技は見事です。
彼の演技だけでも鑑賞の価値ありです。
ちなみに、はらはらどきどきは全くありませんので、失望しないでください。
ひとりで生きていたならば
邦画の中でもいち早く公開が決定したので、ありがたく観させていただきました。
話の構成がシンプルでとても観やすく、楽しめました。
7人役自体を演じるのは終盤も終盤ですが、他の人物像を想像できるのでそちらの面でも楽しめるのは魅力的です。
一ノ瀬みたいな優しい同級生もいたからこそ、16年も生きてこれたのだなと思いました。火曜日から月曜日に切り替える中村倫也さんの演技は流石としか言いようがないです。
ドカン!と爆発するような展開があるわけではないですが、優しく心穏やかになれる104分です。
粗も多いが充分面白い
たまには邦画もと観賞
中村倫也は屍人荘の殺人以来でしょうか
あの映画はなぁ…と思っていましたが
映画の感想は
ありふれたアイデアながらコメディ要素
サスペンス要素巧みに含んでおり
充分面白かったです
ただ惜しい部分も少しありました
幼少期の事故で頭部に損傷を負い
毎週曜日ごとに人格が入れ替わる「障害」を持つ主人公
その人格はそれぞれ「曜日」で呼ばれますが
その曜日ごとに目覚めると1週間後に記憶が飛ぶので
他の曜日のしたことは形跡と治療に当たっている
病院が提出させている記録でしかわかりません
物語は一番大人しく他の曜日の散らかした部屋を
片付けたり注意事項をメモするなど几帳面な
「火曜日」を中心に進められます
他の曜日の風貌や様子は劇中では殆ど出てきません
火曜日は好きな旅行も出来ないし病院で治療を受ける時間もあるし
一ノ瀬という馴れ馴れしい女性は暇つぶしっぽく訪ねてくるし
旅写真が借りられる図書館も火曜日は定休日
他の曜日の片付けに追われ一旦寝れば起きるのは翌週の火曜日
そんな生活にウンザリしていた矢先ある日
起きるとなんと水曜日になっていました
水曜日が消えた…?
とりあえず水曜日に目覚めてしまった「火曜日」は
水曜日の行動を辿りますが
途中瑞野という図書館員に出会い一目惚れ
どうも瑞野は水曜日と面識がある模様でどうも
好意を持たれているようですが火曜日には水曜日の
立ち振る舞いがわかりません
そこを一ノ瀬は各曜日の仕草の違いや服装をフォロー
してくれ徐々に曜日ごとの人格の概要を知ることになります
その後急に倒れたり意識が無くなったりという症状が増え
瑞野とのデートもうまくいかなくなったり
場合によっては木曜日まで消えるようになります
不安に感じた火曜日は病院に行くと幼少期からずっと治療に
当たってきた安藤医師が治療データの改ざんを疑われ
調査しているという事で新木という若い医師が
病状の悪化を告げ今すぐ専門的な治療をと進めてきます
ところが火曜日は各曜日の楽しみや大切な人まで
消えていくことに不安を覚えそれを一旦拒否します
そして改ざんされた記録を辿ると「月曜日」が治療を拒否し
記録の改ざんを行っていたことをスマホの録画を通じて暴露します
結局主人公は治療を拒否し不安定ではあるものの
各曜日の人格を尊重しながら日々を暮らす生活に
戻っていくのでした
個人的にはこの辺が首をかしげました
火曜日のこの複数人格をあたかもウンザリしているかの
ような描写が続いており治療で人格がまとまる事に
関しては肯定的なのではないかと思っていたからです
それぞれの曜日はどうやら仕事もしている人格もあるようですが
週1回しか仕事しないで果たして仕事になるのでしょうか?
この映画の描写だと「各人格が目覚めている時間軸」と
「実際の時間軸」がどう進んでいるのかわからなくなってきます
主人公の意思と映画を観ている客の移入が
あんまりかみ合わなくなっている気がしました
じゃあそもそも何を目的にして治療を受けていたのか
治そうとしていたけど後から考えが変わったにしても
その基点がいまいちわからなかったです
あと人格が7つあるとのことでしたが
月・火・水の人格中心で木・金・土・日は
必要だったかなという位出てきませんでした
なら最初から3つくらいでも良かった気もします
中村倫也中性的な顔立ちも手伝いそれぞれの人格を
上手に演じていたと思いますし
記憶が飛ぶ描写はなかなか凝っており
見応えありました
なんか惜しいなあという気持ちにはなりますが
一度観てもらって欲しい作品だと思います
設定が好きだった
他の自分がいるって設定だけで、ワクワクしてしまう。違う曜日の自分は親しい友人みたいだし、共同生活も楽しそうに見える。
1人の人格にはいろいろな側面があり、バランスを保ちながら生きている訳だけど、一片だけを生きるのも悪くないな感じた。
楽しいエンドロールが心地良い
なんともストレスの感じないフワフワとした居心地の良い物語に巡り会えた
終始メインとなる火曜日くんは、見た目や心の年齢が10代にも思える可愛らしい青年だった
それを中村倫也さんが違和感なく演じているのが新鮮
キャストもストーリーも大渋滞していないので分かり易く、映像も静かでキラキラとしていて美しい
そして時折ミステリアスなテイストに映り入り、観るものを惹き付ける
ただ、エンタメ性を求めたり意外な展開や映画館で観るべき作品と言うと、またそこは少し違うので、あともう一捻りあっても良かったのかなと...
彼の7役7様の演技がもっと味わえる演出で観たかったです
中村倫也の1人芝居最高です
心が満たされました。
人間って、自分が一番かわいいって言うけど、自分よりも大切な人や物ってあると思う。それがこの映画でまた新たに解りました。
火曜日さんだけでなく、月曜日さんも他の曜日もお互いが家族なんじゃないでしょうかね。
Mr.カメレオン
ありがちな多重人格とはひと味も二味も違うストーリー。主人公を見事に演じた中村倫也くんは観るたびに演技の幅が広がる。同級生の彼女と図書館の彼女の抑えめの演技が好きです。7人の個性にも注目です。
是非映画館で🎦
後半は頭フル回転
1人の中に7人の人格が存在するという、非日常的な設定ながらも、物語は火曜日の僕の目線で淡々と進んで行きます。
ともすれば飽きてしまいそうなのですが、火曜日の僕が愛らしくて何だか放っておけず、目が離せない。
後半、大きく話が展開したところで出てくる月曜日と、それまでの火曜日の演じ分けが凄いし、映像も面白くて盛り上がるのですが、
すぐに、また前半と同じような空気感に戻ります。
でも、そこにいる火曜日は、前半の火曜日とはちょっと違う…。
まぁ、そんな感じ。
特に後半は、映画の中に多くの説明がないので、え?ん?と頭フル回転でした。
盛り上がり少なめ、説明少なめで、好みで評価が左右される映画かとは思いますが、私はとても好きな映画です。
それにしても、主演の中村倫也さん、色々噂されているとおり、やっぱり凄い俳優さんなんだなぁと思った次第。
石橋菜津美さんや深川麻衣さん、その他の配役もピッタリとハマっていました。これはプロデューサーの勝利?
そして、吉野監督もこれが長編初の監督作品とのことですが、今後が楽しみな監督さんですね。注目したいと思います。
設定はいい
曜日ごとに入れ替わる7人の多重人格者の火曜日が主人公。火曜日が目覚めると翌週の火曜ではなく、翌日の水曜だったって始まり方。期待感高まる!
設定としてはかなり面白い。多重人格者ものは結構好きだが、かなりいい線いってると思う。でも中村倫也が7人を演じ分けるって部分ではやや物足りない。
ものすごく驚きの展開があるわけでもないし、泣けるような要素も少ない。悪意のある登場人物がいなかったからだろうな。細かいところはぼかされた感じで納得できない部分もある。でも、全体的にはミステリー要素よりも自立とか成長の要素が強い映画なんだと思いなおした。こんなテーマなのに不思議と温かい気持ちになれた映画だ。エンドロールの付箋の印象が大きいのかも。
なんかちょうだい?
水曜日が消えたら前倒しで木曜日になるんじゃないんだ。とか、細かい事をアレコレ考えようとしない方がいいのだが、細かい事をアレコレ考えるのがこの作品の楽しみ方だとも言えるとも思う。
基本的に出はされるものを楽しむのがオススメ。
メッセージ性はさほど強くなく観る人によっては、こういう人がいるんですよ。っていう紹介のような作品に感じる人もいそうだなって気はした。
個人的にはもうちょい根っこの太い部分があったら良かったかな、という感じ。
サイドミラーの鳥の表現はよく思いついたなぁと思った。原作にあるのかな?
設定が興味深い
自分の中に7人の僕。
付箋でやりとりしながら共存してる絶対に会わない自分だけど他人という不思議な存在。
火曜日がメインだったけど、最初に全曜日バーっと全部演じてみて欲しかったなぁーそしたらもう少しだけ感情移入とか愛着を持って見れたかも。
設定はおもしろいけど、内容はまぁそこそこですな。もっとおもしろくできる気がしてしまう。もっと恋愛とか絡めて。ドラマとかにしたい設定。
自分がもしこうだったらとか想像して楽しんだ。明日があるって幸せですね。
エンディングの付箋はよかった。あぁいうのもっといっぱいみたい、笑。
最後の方
(ネタバレありますのでご注意ください)
最後の方で一ノ瀬が訪ねてきた時、コップの下りから月曜日は7人に戻ることは考えていなかったと思う。
一ノ瀬の話を聞いて心が変わって、火曜日のこと好きだったんだね、からの声のトーンが変わり始めて、火曜でもなく月曜でもない2人を上手く融合した様な声のトーンで、月曜になっていく演技のトランジションは凄かった。
あんなに自然に演じ分けられるのって、中村さんならではが垣間見れた瞬間でした。
7人に戻った後は、今まではお互いのこと興味ない無機質な感じだったのが、7人で完成形というか、それぞれ違うけど7人で1人みたいなどこか互いが融合している感じがした。一緒に生きていくみたいなお互いの思いやりが感じられて凄く暖かく感じた。
もしあの時戻る選択をしてなかったら、月曜日はずっと欠けた6人のピースを探し続ける人生になったんじゃないかな。
最後の付箋のやり取りが面白かったです。
1人7役ではない、、けどいい映画
映画館オープンしても新作がほとんどない(T_T)
洋画はあまり見ないので結局行かず、でしたが、ようやく新作です。
中村倫也、全開の映画です。ファンは必見でしょう。
7人をどう演じ分けるのか、、と思っていたら、実質は2役かな?期待はずれの面と、話がシンプルで助かりました。
ストーリーはネタバレ禁止の内容なのであまり触れませんが、恐ろしい、切ない、かっこいいなどなど、色々混在で楽しめました。
思っていたよりもシンプルと言いましたが、それでも、頭が回転して、意味がわかった時に、「!」と、気持ちがいい。
あとは、登場人物ごとの気持ちを考えると切ないです。
映像や音楽、演出も好きです。
ドンパチないし、誰でもわかりやすいとは言えないので、洋画に比べるとあっさり塩味ですが、出汁が効いている複雑な味。
邦画っていいなぁ、、、と。
全210件中、181~200件目を表示