ナイル殺人事件のレビュー・感想・評価
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ポアロはこんなダンディじゃない!
1930年台の上流階級のファッションとか装飾を美しく描いているのが素晴らしいですね。女優陣の衣装とかメイクなども綺麗です。
CGと実際の映像区別がつかないですが、船の外側から主人公をフォローするようなカメラワークとか、足元にフォーカスしたショット、ドローンを使っているであろう自在な撮影が素晴らしかったです。
作品自体は少し改悪な部分もあるかな。。?
ポアロの独特なマスタシュの理由とか悲しい過去などポアロの株を上げる演出が多め。
ポアロの印象といえば、傲慢で自尊心が高く、わがままどちらかと言えばウザい男の印象ですがw
監督兼主役の特権ですかね。。。いい男風になっちゃってます。なので最後の方にあなたなんて傲慢で自分本位で。。。!となじられるシーンがあり、そうそう、ポアロってそういうやつよ?っていうのが、なんかしっくり来ないジェントルマンな哀愁のダンディマンになっちゃってる!
あと登場人物の改変も著しい。ハリウッドのDE&I配慮にはウンザリ。なんで無理やりイギリスの上流階級の社交界にアメリカ南部の黒人やインド人の知識階級を入れてきちゃうのか。。
原作の時代背景を無視したそういうのはどうかな。
現実のDE&Iに関しては大賛成だけど、フィクションにまで持ち込むのは反対。
昔、先生が言っていた言葉を思い出しました
Mystery Nile〜
ポアロの髭に理由があったとは…
いきなり第一次世界大戦の戦場シーンから始まり、今の世界情勢を思い出し、少し重い気持ちになりました。
まさか、そこにポアロの髭の理由があったとは。
ストーリーとは関係ないところで感心したのは、舞台として登場したエジプト、ラムセス2世のアブ・シンベル神殿。昔は水辺にあり、ダム建設のために現在の場所に移設されたということを聞いていたが、今回は移設前の神殿を再現されていたという点がよかった。船からみて姿を現すアブ・シンベル神殿はきっと圧巻だったろうなと。
ストーリーは、違和感を感じた部分を紐解くと、犯人の予想がついてしまうのでそこは少し残念でしたが、
待ちに待って観れた作品なので、劇場で観れたことが嬉しかったです。
またガルちゃんの変わらぬ美しさを観れたことも満足でした!
大金持ちは多難
大画面で見るべき作品
良かった。
。
愛に関する映画は悲劇が名作になるって言われる意味がよくわかった。
一人への愛や一人からの愛に呑まれすぎるのは怖いなぁと。人だけじゃなくていろんなコト、モノを愛せる人間になりたいな。
ナイル川に行ったつもり
リネット役のガル・カドット目当てのオイラ。
最初は1914年のベルギーの塹壕のモノクロシーン。リェージュの戦いですか?
やっちまった!スクリーン間違えた?と、ちょっと焦った😵💦
1936年の高級レストランバー
サロメ・オッタボーンは黒人女性歌手。
セミアコ弾きながら、ブルース歌ってるよ!
小さめのギターアンプもあった。
1930年代のGibson?
すげー、ヴィンテージじゃね?
しらんけど。
サロメ役はソフィー・オコネドー(ジェシー・バックリー主演のワイルド・ローズで親切な資産家役だった)。
オコネドー姐さんのステージは3回ぐらいみれた。良かった。
オコネドー姐さんもケネス・プラナーと一緒でイギリス王立演劇学校行ってたのか~(Wiki)ケンブリッジ大学も。すごいなぁ。大英帝国勲章も2つ貰ってる。才女。
イケメン婚約者サイモンとエッチなダンスを始めちゃうジャクリーン役のエマ・マッキーっていう新人女優さん。有名な古城もたくさん所有しているフランスの500年以上続く貴族の娘らしい。すごいね。あちらも奔放そうで、なかなか色っぽい。
でも、ガル様の圧倒的な気品には及ばないね。
エジプトのラムセス2世の墓の前ではサイモンはガル・カドットとエッチなダンス。クレオパトラとアントニウス?歴史とか戯曲にはからっきしウトいので、下品なシーンしか記憶に残らないのよ😫
ガル・カドットが動かなくなっちゃったら、もうオイラのモチベーションは⤵️
うーん😔
オイラには敷居が高かったですね。
探偵さんのポアロの謎解きは最後に怒涛の展開。その前のやり取りは全然ピンとこなくて、ヨボヨボじいさんじゃ解決できないと思って、退屈だった。
ワニがペリカンを襲うシーンとかでナイル川の遊覧船気分を味わったからいいか。
ベタな展開だけど…
アガサクリスティ原作、過去にも映像化されていたようだが、映画館のCMに惹かれて鑑賞しました。
TVドラマの名探偵ポアロは見た事ありましたが…
ガルガゴッド演じる富豪の実業家が、新婚旅行の船で殺害され、船内の密室殺人事件をポアロが解決していくというお話。
ポワロ、監督もやってたのかー!
余計なシーンが有りすぎる
タイトルなし(ネタバレ)
『ナイル殺人事件』といえば、ジョン・ギラーミン監督、ポワロ役ピーター・ユスティノフの1978年作品を思い出します。
また、デビッド・スーシェ=ポワロの2004年のテレビ版『ナイルに死す』も印象深いです。
さらに、アガサ・クリスティーの原作も2度読んでいるので、犯人は知った上での鑑賞です。
第一次大戦中のベルギー戦線。
エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)が所属する部隊は、塹壕の中で命令を待っていた。
下された命令は、次に吹く海風に合わせて煙幕を焚き、総攻撃をかけるというもの。
すぐに風が吹く、と海鳥たちの様子から判断したポワロは上官に進言。
それが功を奏し、突撃は成功裡に完遂した。
が、隊長は敵方が残した罠にはまり、爆死。
ポワロも爆発に巻き込まれてしまう・・・
というところからはじまる物語で、ポワロの髭の由来と愛した女性の話が綴られます。
これは原作にないエピソードで、人間ポワロを描こうという意図で、ポワロものを前作『オリエント急行殺人事件』から観はじめた観客に感情移入しやすくする仕掛け。
と同時に、今回の『ナイル殺人事件』(原題「DEATH ON THE NILE」)の基軸は「愛」だということを印象付ける仕掛けです。
本筋に入って、
亡き父の残した遺産を相続した若き大富豪リネット・リッジウェイ(ガル・ガドット)。
セレブたちが出席するパーティの場で、親友ジャクリーン・ド・ベルフォール(エマ・マッキー)から婚約者サイモン・ドイル(アーミー・ハマー)の職を懇願されて、引き合わされた。
その6か月後、リネットが強奪婚の形でサイモンと結婚。
その新婚旅行でエジプトを巡ることにした・・・
とつづくが、リネット=サイモン=ジャクリーンの三者が揃うパーティの場にポワロを同席させ、さらに、エジプト旅行の冒頭で、前作にも登場したポワロの旧友ブーク(トム・ベイトマン)を介して、登場人物たちの人物紹介をやってしまうというスピーディな展開。
また、原作の登場人物の何人かは統合・整理されて、事件の関係者を減らして、わかりやすくしています。
これが良かったのか悪かったのかは観るひとによるでしょうが、豪華客船上でのリネット事件の際、事態を移動撮影を含めてワンショットで長く撮っているシーンがあり、良く観ると、この時点で観客に犯人がわかるようになっています。
(リネット事件の際、ポワロは寝込んでいるのが、コミックリリーフ的)
その間、またその後も含めて、ポワロ=ジャクリーン間での「愛」についてのやり取り、ブークと某女性との愛の物語、他の乗客間の秘密の愛、さらにはポワロが某女性に感じる愛の予感(これはエンディングエピソードに通じるのですが)と、「愛」「愛」「愛」の重層構造。
台詞の中にも「ラヴ」の単語が溢れています。
ということで、映画は『ナイルに死す(「DEATH ON THE NILE」)』ならぬ、『ナイルに愛す(「LOVE ON THE NILE」)』。
ちょっと胃もたれするぐらいです。
その他、映像的にはゴージャスな風景やセットで目くるめく眩惑感がありますが、風景の多く(ほとんどかも)はCGで、時折、あきらかにグリーンバックへのはめ込みね、と感じるところもあり(ライティングの関係でしょう)、ちょっと褒めるのは難しい。
65mmフィルムを使って撮影したらしいが、セット撮影にはもったいなかったね。
個人的希望ですが、次作は地味(滋味)な愛に関する事件、『ホロー荘の殺人』をお願いしたいところです。
めっちゃ予告編見せられたミステリー
前半長い。後半急ぎすぎ。
登場人物について丁寧に描きすぎているのか?
それともナイル旅行でも体験させようとしたのか?
とにかく、事件が起こるまでの展開が長すぎる印象。
逆に、事件が起きてからの展開が急ぎすぎる印象も受けた。
船が到着するまでの間に犯人探さないと、「全員監獄行き。」なんて字幕があったから、スピード感を出そうとはしてたんだろうけど。
なので、肝心の謎解きに関しては、かなり呆気ない感じ。
簡単にパズルのピースが嵌って行って、「犯人はあなたです。」って展開だからね。
ちょっと残念な作品だった。
昔、地上波で映画放送されていた時代に、この作品なんか結構放送されていたのではないかと。
『オリエント急行』は大まかな記憶にはあったけど、昔のと、犯人及び殺害方法及び動機が同じなんであれば、ガキには難しい題材かな。
タイトルは知っていても、中身は全然覚えていないし・・・
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