ラーヤと龍の王国のレビュー・感想・評価
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あたらしいかたち
とにかく映像が綺麗。髪の毛なんかはモアナあたりから凄かったけど、本物みたい。
背景も合成かと思うくらい。ビジュアルはともかく龍も綺麗だったなー。
あまり期待せずに観たら、後半にかけてどんどん面白くなってくる。桃太郎みたいに仲間がどんどん増えていくんだけど、それぞれ個性があって魅力的。
この手の物語は、鍵となる龍を復活させるまでの道のりにフォーカスしがちだけど、その龍は冒頭であっさり見つかる。(その先にもっと大きな目的はあるものの)ただの冒険活劇ではなくて、目的よりも手段としてどうするべきか、どうあるべきかを重点に描かれていたと思う。
至るシーンでそれを感じさせる。
最後も、主人公が決定打となるのではなく、託すというのもなかなかない新しいかたちだったと思う。その表現の仕方が不覚にも感動させられてしまった。
簡単なようでとても難しいこと。信じること。
まずは相手を知ること。
現実問題、知れば知るほど難しいことも逆にあるかもしれない。
でもそれでも信じて一歩踏み出す。
そうできたらいいなと思わずにはいられない。
※字幕で観たかった…
平和な世界を望むすべての人に観て欲しい。
ファンタジーあふれる冒険物語で、映像の美しさにただただ観惚れました。
実写と見まごうばかりの出来栄えで、キャラも音楽もストーリーも申し分なし。
冒頭からウルウルして、涙腺ユルユル、ドキドキワクワクも存分に味わいました。
私たちの世界も、「ラーヤと龍の国」のようになればいいなと思うものの、龍のような絶対的な力とカリスマ性のある象徴がない以上、道のりは険しく長いよなーと感じました。
まずは、自分の周りから。
ラーヤのように、相手を信じて行動で示すことを実践していきます(*^-^*)
あー、いい涙活になりました!
豊かな描写
舞台になってるアジア、豊かな描写にとても驚いた。
船の上で作る料理のハーブの使い方、美味しそうな果物や街並みの喧騒も雰囲気を堪能出来たし、文化を感じさせるそれぞれの王国の衣装や髪型の使い分けも素敵だった。
なんだか一緒に旅に出た気分。
協力し合うテーマが根底にあり、損得勘定や悪党が出てこないから、平和な気分で観られるのもよかった。
しかし、大人の事情に作品が巻き込まれて、多くの人に観てもらえないのは残念。
これこそ今、万人に観てほしい! 新時代のアジアヒロイン冒険譚
久々のアジア系ディズニーで、今はエヴァもあってかそんな話題も聞かんけどとりあえず…とナーメテーターら、
いやいやこれこそ今劇場で、全世界の人が観るべき新時代のハートフルファンタジー名作だった!!
特に”主人公が言い伝えによる1つ1つのミッションを達成してくことで、ゴールへ近づくと同時に、世界や真実・仲間も更に広がり、EDには自身の成長と共に序盤と違う選択肢を選ぶ冒険譚”
といった世界観や展開・そして全曲キャッチ―にして美しい音楽の数々は、
ゼルダやワルキューレの冒険などのアクションADVや、比較的王道RPGなどのゲーム好きにも、終始ワクワクと高揚・鑑賞後には余韻や夢想が止まらなくなる作りではなかろうか!(中盤の赤ちゃんたちとのアクションは、クラッシュ・バンディクー味が凄い笑)
勿論ゲームに疎い人や、純粋に映画を楽しみたいという人たちにも、
侮れないファミリームービーとして、女性が活躍・進出する今日的な設定が、ごく自然に入りつつ、
先述したような古き良き冒険譚の構成も踏襲しつつ、現段階では”今、これこそが次のヒロイン・ヒーローたちに求められるべき選択”という、現在の子供…いや大人も含めた全ての現代人たちへ向けた理想像やメッセージもしっかりアップデートされた、
やっぱり万人に勧めたくなる一作ではなかろうか…!
ただ、そんな魅了された自分でも、
ここは目を瞑るに瞑れない弱点だな…というところもある。
それは『これだけ可能性を感じさせ、魅力も壮大に秘めてるはずの世界を、この映画一本でまとめるには”尺不足”なのが否めない』ということだろう。
共に冒険していく仲間たちの掘り下げや、
各ステージ…ぃゃスポットでのミッション達成に至る緊張感、
そして主人公が最後・感動的に成長する場面を、
よりリアリティを持ち、力強く我々を号泣させるため…などなど、
とにかく全体が『もっと味わえるのに…!』とか『もっと作り込まれたであろうものを見せてくれたら、より好きになるのに…!!』という、
単純に物理的な”時間がかけられたことによる厚み”が足りないゆえ、
厳しく言えば、多くのカタルシスがあっさり削られ、そんなことはないと確信させる作り込みながらも、しかし場合によっては”ご都合的”ともとれる、特に後半になるほど忙しない畳みかけになってしまっていたように感じた。
なので、結論としては、
『今作は映画でやった内容まんまでいいので、改めて連続物(1話30分等)のアニメ化や、なんなら腰を据えて何十時間やるのは必至の”大作ゲーム化”すべき傑作!!』と、
言わざるを得ないのが現状!(某師匠風)
そしてそんな応援すべき今作も、結局何かしらの新作ができるかどうかは、
今回の映画の興行収入もかかわることは間違いないので、
未見の方はとにもかくにも是非、とりわけお子さんをお持ちの全親は、
今すぐ子供と劇場へ駈け込んで、劇場ならではの”シスーの水面昇龍”を、
情操教育として体感させてあげてください!!
地味目なのは分かっちゃいるが、個人的には今年暫定ベストな一作。
作中の様々な要素が「刺さった」という全くもって個人的な理由により、「今年の暫定ベストワン」作品となりました。
明確にカラーコントロールされた画面はどのシーンも非常に美しく、特に緑と水、そして砂漠の黄土色は強烈に印象的です。登場人物の現実感も尋常ではなく、これはCG技術の飛躍的なアップグレードに加えて、重力と筋力の物理的制約を盛り込んだ所作も大きく影響していると感じました。要するに、従来のフルCGアニメのキャラクターが見せるような、軽やかでメリハリの効いた動きに代わって、むしろやや鈍重とも言えるような動作なのです。しかしこの「重み」を感じさせる所作のため、ラーヤの持つ剣の切れ味、格闘する際に手や足にかかる衝撃が、画面外にも伝わってきます。
『アナと雪の女王』のような、荘厳かつ華やかな中世ヨーロッパ的な世界観に代わって、森と水、そして砂漠に囲まれた本作の世界は一見地味な印象を与えます。一方であるお姫様がハーフモヒカンだったりと、現代のモードもしっかり取り入れており、この辺りはポリネシア文化を前面に出した『モアナと伝説の海』(2016)とはやや異なり、バランスを重視した美術となっています。
物語の舞台が5つの王国に分かれていることも、作中に様々な文化的要素を混在させることができた要因となっています。それぞれの王国は明確なカラーと文化を持っているので、ヴァイキングの文化とモダンアートのような文化を並列してもあまり違和感を感じさせないのです。この辺りの美術設計は見事と言わざるを得ません。
一方で、舞台を5つに分割することは、作品に利点と不利点をもたらしました。利点としては、ラーヤが旅の途上で仲間を得ていく、という、ロールプレイングゲームのように明確でテンポの良い構成となった、という点です。一方、本作の上映時間を踏まえると5つの舞台はどう考えても多すぎていて、じっくりと雰囲気を楽しむ余裕が少なくなっています。特に、作中でラーヤとその仲間達は、「家族」に対して何らかの問題を抱えていることが示唆されているのですが、ごく短い説明以上には掘り下げていません。この点は、それぞれのキャラクターが魅力的に描かれているだけに、やや物足りなく感じました。風景描写も素晴らしいのに、それをじっくり鑑賞する余地が少ないことも残念でした。
要するに本作で数少ない欠点を上げるとしたら、「上映時間が短すぎる」ということに尽きます。
最後に、ラーヤは冒頭である「技法」を用いていたのですが、なかなかマイナーな「それ」を本作で取り上げてくれた監督に、「ありがとう!」と密かに心の中で感謝を捧げました。
予定調和、ストーリーに捻りがない
もう少し話に動きと奥行きが欲しいところ、
見終わったあと物足りなさを感じる。
キャラクターに深みがなく、作り物の域を出ない。
コンプライアンスが厳しい現在、多方面に配慮しすぎて逆にあからさますぎてうるさすぎるような印象を与える登場人物の設定とその関係性。
前座のショートムービー然り。
(ディズニーはなぜこうも両親が揃った主人公を描かないのか。意識しすぎてるところが逆に差別的で偏見がすぎる。
王子様に守ってもらうだけが女の子じゃないのよ感がハンパない、あからさますぎる強烈アピール。今作に至っては描写の余地すら与えないという。
その他、これでもかというほど見えすぎる製作者の意図が散見され、その都度興醒めしてしまう。
もっとナチュラルに描いてもらいたいところ。)
子ども向けとしては充分。
しかし動きやアクションシーンは非常に見応えがあり、その点だけとってももう一度劇場に足を運んでもよいレベル。
最近流行りの、自分の命をないがしろにすることを美徳かのように扱う他作品に辟易していた自身としては、
本作ヒロインの自分への誓いは心地よく響いた。
自己犠牲の美しさを謳うのではなく、まず自分を大切にする。
そうして初めて本当の意味で他者を大切にすることができる。
それが健全な精神の本来の姿。
また、トランプ政権を皮切りに米中をはじめ世界中がいがみ合い不審に満ち溢れ、コロナ禍でさらに拍車がかかってる現在にぴったりな、
非常にわかりやすいメッセージ性のある作品に仕上がっている。
ぜひこれからの時代の子どもたちはこんな世界観で生きていっていただきたい、とエンディングロールを観ながら漠然と思った。
可愛い過ぎっ!ベストキャラ❤️赤ちゃん詐欺師
幼なき頃の出来事から他人を信じる事をやめてしまった主人公ラーヤ…
白馬の王子様を待つプリンセスではなく
クールな眼差し…アクロバティックな身のこなしで凛々しき剣の猛者
新しきヒロイン、ラーヤが自身の力で立ち上がり信じ合う心の大切さを説き、観るものの背中を押してくれる壮大なファンタジー・アドベンチャー!!
残念ながらムーラン、ソウルフル・ワールドと配信になってしまった作品が続いたディズニー
やはり見応えには欠けてしまいました😢
今作も配信と同時公開ではありますが
スタッフの完璧なリサーチによるアジア的文化色…
街並みや音楽、服装や食に至るまで多様性を感じる美しく見事な映像をおっきなスクリーンで観られた事にとにかく感謝です!
斜め前に座っていたお婆ちゃんとお孫さんかな?…お孫さんらしき少年がエンドロールで泣いていてお婆ちゃんが少年の頭を撫でていました
その光景を見ただけでこの作品が少年に与えた影響力と深さを感じられました!
少年!立派に成長しておくれ!
短編あの頃にもう一度にもヤラレましたわぁ💦
歌が欲しかった。
音楽やCG、吹替の演技などは素晴らしかった。
特にRPGゲームをやっているような演出は自然とテンションが上がった。
ただ登場人物にイマイチ感情移入できなかった。
ディズニーお約束のミュージカル要素が無かったので1曲だけでよかったので何か聞きたかった。
中華思想の教科書…かも?
なぜディズニー映画なのにこんなに宣伝しないのだろうか?というのがちょっと不思議。
いちおう主人公はプリンセス設定なので、これも歴代のプリンセスに加わる?
ストーリーはアジアをモチーフにしたオリジナルのファンタジー世界で、まあまあ面白い。
テーマは「戦争はおろかだ。多様性を認め、お互いに信じあってよりよい世界を作りましょう」みたいな感じ。
よくできている映画だと思うが、特にキャラに魅力を感じることがなく、それがこの映画の致命的な弱点だと思った。
もともとは1つの国だったが、人間のおろかさが原因で分裂し、互いに争う複数の国になった。だから、また1つの国になることが理想です、みたいな価値観…。これはすごく「中華思想」を思わせる。中国が「1つの国」に非常に強い執着をもっているのは、中華思想と無縁ではないだろう。
また、「龍(竜)」は中国では「皇帝」のシンボルである。ラーヤのいた、「龍の石」を守る国の名前は「ハート(心臓)」。中国語でも「心臓」は「心脏」「心」だから、「中心」という意味になる。つまり、「ハート」とは中華思想的に中国のことだと解釈できる。
うがちすぎな解釈かもしれないが、中国は他国をこんな風に見ている(中国を中心とした1つの国になろうよ!)、という映画に見えなくもない。
作ったのは中国人ではないし、モチーフも東南アジアだし、「ハート」も映画のストーリー上の解釈では「こころ」を意味すると考える方が妥当だろう、というのは承知の上で、中華思想の教科書的なものをねらってるのかな…、などと思ってしまった。
思わず感動‼️
狙ったのかどうか知りませんが、このご時世にマッチングした内容だったように思います。信じる強さと脆さ…。くーっつ危機を乗り越える為の試練‼️肉体的と言うより精神的に、とても難しい課題だった様に思います。まあ何を言ってるのかさっぱりですが、とにかく5回は泣けるし感動します!鬼滅の刃も良いけどディズニーも負けて無いと思います。辛い日々を耐えている人々に、明けない夜はない‼️って、叫んでる映画だったと思います!映画館へGOです👉
このボリュームを100分そこらで収めるディズニー
個人的にはディズニーアニメ
ナンバーワン。
二部作でやってもいいボリュームを
100分そこらで
納めちゃうからテンポがすごい駆け足
でも見応えあるし
描写不足とかないのがすごい。
普通物足りなさや
掘り下げ不足になるのに
ならないんだからすごすぎる。
ストーリー的に真新しさはないし
オチもどこかでみたことある展開だけど
この王道をきちんとやれるのがディズニーの強み
伏線回収!計画通り!変化球求む
みたいな方にはちょっと物足りないと思いますけど
ほかのとこだとよくそういうのを無理にいれて
台無しにしちゃうよね 最近とくに。笑
この王道が良い。
ディズニープラス配信もあって
劇場削られてるのがもったいない
観れる方にはみんなにみてもらいたい
アニメーション
ストーリー
笑いあり涙あり
今期、映画ナンバーワンの出来。
みれて良かった。
大手でも上映してくださった
イオンシネマさんありがとう
色々圧力とかあるだろうに...。
ストーリーが王道で秀逸、もっと評価されても良い
評価点だけ調べ、事前情報無しで、期待せず見に行ったが、
さすがディズニー、映像だけで無く内容も秀逸だった。
本作は子供だけでなく、大人もしっかりと楽しめる作品となっている。
アジアが舞台なので少しとっつきにくい部分と、
コロナ渦と宣伝不足で過小評価されている感はあるが、
ストーリー構成はディズニーらしく非常に秀逸。王道で泣ける。
穿った見方をすれば、粗の多い作品だが、「信じる心」をテーマにしており、現代社会でそれが失われるつつある大人の心には刺さるものがある。
可もなく不可もないディズニーアニメ
レビューサイト高評価だったので鑑賞。
ディズニーアニメはあまり前向きじゃない僕です。
うん、ぜひお子様と一緒に楽しんでください!って言う感じの作品です。ご家族で楽しむには持ってこいです。
信じる心、仲間の大切さ、テーマは明確。
バラエティに富むキャラクター。
ハラハラ、ドキドキをパラパラと振りかけられ、
最初はとっつきにくいキャラデザインになれちゃえばこっちのもんです。
楽しめます。
しかし、可もなく不可もない、高品質ディズニーアニメ。設定やキャラなどの根幹はあまり変わらず、横展開してる感があるんですよね。
設定オリジナル、ストーリーは焼き直しな。
だから、ヒネクレモノの僕はあまりドキドキしなかったんです。
けど、当たり前のようにこの品質の作品作れちゃうディズニー恐るべしなわけですが。
敬意を表します。
必見、新たなディズニーヒロイン誕生
前宣伝通り、アジア神話を舞台にしたディズニーヒロインの話。ストーリー分かりやすく、演出問題なしで、挿入歌も良い。全体的に良くできた映画で、見て損はないかな。
サブキャラに好感が持てるのもいいね。自分は強くて無口な姫ラマーリの方が好きになった。
吹替を観たけど、ラーヤの声優にアジア感が感じられず、いまいち。ヨーロッパ風に感じた。字幕にすれば良かった。
なぜか泣いてしまう
評判が良さそうだったのと、Disney映画はハズレが少ない印象だったので、ほとんど前情報なしの状態で鑑賞。
とっても良いお話で、字幕版で見られた自分はラッキーでした^ ^
映像がものすごくキレイで、話は割と単純なんだけど、なぜか泣かされてしまう。。
(終盤の壮大な映像の世界観にグッときたのか、最初は自分でも何に感動したのかよく分からない感じで涙が出てきて、なんだか不思議な感覚でした笑)
他人を想う気持ちや、家族への愛は、やっぱり感動して胸が熱くなりますね。
他人を信じることは難しいけれど大切なことで、だからこそ他人から信じてもらえるような自分でありたい。
そのためには、まずは自分が他人を信じること。
自分が相手のことを信じなければ、相手にだって自分のことを信じてもらえない。
単純だけど意外と深いところを突いているというか、だからこそ知らないうちに感動していたのかな〜なんてことも思いました。
ラーヤの仲間たちはみんなチャーミングですが、特にトゥクトゥクがめちゃくちゃ可愛かったです(*^^*)
普通に凄い
特に前情報無く観に行ったらやっぱ凄かったディズニー最新作。オープニングの短編の完成度の高さに度肝を抜かれてると本編が始まり。ストーリーは普通、ドラゴンボールだったりトゥームレイダー、レイダースからのインディジョーンズのいいとこ取り。ひねりは無いけど😃おそらくカンポジアや東南アジア近辺を意識した映像があまりにも美しい✨ドラゴンのデザインは、ウ~ン、もうひとつでしたけど。
ファンタジーに勇気をもらう
夢と魔法の王国が、新たなる新天地を開いた、そんな印象の映画でした。
主人公のみならず、枠役たちの背景や心模様も細かく描かれ、メッセージ性もストレートでわかりやすく、大人も子どもも楽しめる作品だと思います。
現実社会が厳しいからこそ、この様な珠玉のファンタジーに心洗われる時間は大切な気もします。
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