ソウルフル・ワールドのレビュー・感想・評価
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「今までとは一味違う“大人のピクサー映画”」
新型コロナウイルスの影響で、劇場公開ではなく、Disney+での独占配信という形で公開された訳だが、
もうすぐ2020年終わるってんのにこれまた傑作誕生!
◎大人だから読み取れるメッセージ〜生きる意味とは〜
人は生きる理由に、大層な目的を付けがち、探しがち。
でもそれが本当に生きる理由なのか。
じゃあそれが無くなったら死んでしまうの?
この映画ではそんな生きる理由・目標なんていらないと堂々と言っている。
人は複雑な問題を単純化したがる。
しかし、実際のところ世界は複雑なことで溢れている。
今生きてることに大層な理由なんていらなくて、
今生きてるから生きてる。そこに理由なんてないんだと。
一瞬一瞬を大切に。
すごい哲学的で、ある意味人生観変わるかもしれない映画になってる。
だいぶ対象年齢は上な気がするけど、
大人は確実に観て何か心に刺さるものはあるはず。
タイトルなし(ネタバレ)
トゥエンティトゥー。。泣
となって、僕もjazzingして生きたいと思った
人生を豊かにしてくれる温かい作品。
きらめきは目的じゃなくて
活き活き生きる気づきみたいなもの。
目的や手段に囚われて
本質をおざなりにしてしまっている
すべての大人に観てほしい
生きてるだけで素晴らしい?
CGキャラとは思えない鳥肌モノの演奏シーン。ユニークな見せ方で楽しませてくれる魂の世界。アニメ表現の素晴らしさはさすがです。
しかしテーマに新しさは感じませんでした。常に新しさを求めている訳でもないので否定ではありません。
人は常に大きな目標や目的を持たなくてはならないのか?日々の生活で当たり前にように消化している一つ一つにも喜びや幸せが溢れているのでは?そう考えると生きてるだけで素晴らしい?
世界が色褪せて見えるか鮮やかで眩しいと感じるかは自分次第ではないのか?
世の中はそんな綺麗事で済まされないほど理不尽が溢れているけど、どんな些細なことも幸せと感じることが出来れば生きることが楽しくなるのは事実です。
自分と重なる部分がありました。
ピクサーの作品は大好きですが、その中でもとてもお気に入りの作品になりました。
これは今までの作品よりもメッセージ性の強い大人向けのものだと思いました。
私はこれといって本当に自分がやりたいこと、好きなことが分からず、主人公のような自分の好きなことや夢がはっきりしている人を羨ましく思っていて、きらめきが見つからない22番がどこか自分のようで重なる部分がありました。
でも、きらめきが生きる意味ではないと。
当たり前になりすぎて見えなくなってしまったけど、日々の何気ないことも幸せなんだと改めて気付かされました。
やりたい事が見つからなくても、一瞬一瞬を大切に生きようと思います。
人は何のために生きるのか
ピクサーがこのような哲学的テーマの作品を作るとは思わなかった。見て感じたのは人は何のために生きるのかということ。富や名声の為ではなく大義の為ではない。ただ木漏れ日の暖かさを感じる。美味しい食べ物を美味しいと感じる。美しいものを美しいと感じる。楽しいと感じるものを楽しいと感じる。そんな当たり前のことが生きる意味だということを伝えている。
なんだろう
人生の豊かさとは?
ただ、ただスクリーンで観たい😢
これまでの人生、これからの人生・・・グサッと来た良作!
今年1本目は、昨年末ディズニー+で配信開始の『ソウルフル・ワールド』
序盤のジャズが、心地よく身体に入ってくる感じからディズニー&ピクサーならではの黄泉の世界に引き込まれる。
吹き替えだったので、22番の声優誰!?と思ったらまさかの彼女!
元AKBでは、断トツの才能の持ち主ですね。
長〜いエンドロール途中からのJUJUの歌声で、パッと目が覚めた感覚になり現実に戻る。
夢や目標を持った事のある中高年には、間違いなく刺さる大人のアニメです。
昨年観てたら年間ランキングベスト3は、確実に変わってた。
*2021年からインスタにも同HN『eigatama41』で、投稿開始しました。
映画好きの皆様宜しくお願いします。
勿論素晴らしい映画ではあったのですが、、
何しろ“一瞬一瞬を大切に生きよう”は
描かれすぎているテーマというか、
でもそれが人生の真理だということは
わかっているんですけど、、
それがラストで終わっていたのが少し物足りなかったり。
その先の何かまで描いて欲しかったのが正直なところ。
こういうテーマって実は様々なところで
描かれていて、真っ先に思い出したのは
藤子不二雄先生のタイトルは忘れてしまったが、
発明家と大学生の魂が入れ替わる話。
結局、人間として生きているだけで、
この地球上に存在するだけで素晴らしいことで
この素晴らしい星に生まれ、五感で感じていることが
贅沢なことで、、って
常に思えるわけないですよ、
今回たまたま美容師がいい人だった訳で、
母親がすぐに折れてくれた訳で、
って考えるのは拗らせすぎですかね、、、
あのソウルナンバー22番だって、
生きたいと思うのはいいけどさ、
辛いのはこれからなんだぜって、
思う訳ですよ。
とはいえ、あのソウルの世界の描きかたは
素晴らしいの一言に尽きるし、
あそこにいた二次元のキャラクターの
どことなく恐ろしい感じとかよく表現したなと
思ったし。
偉人が出てくるのも面白いし、
何より、子供向けのアニメーションであるピクサーが
ポテチを強く否定していたのが印象的だった。
これは素晴らしいよ、
本当に子供を対象としたアニメでこういうことが
行われるってさ本当に理想的なことだし、
会社が本気で変わろうとしてるんだなって思う、
革新だよこりゃ。
さすがピクサー。これぞピクサー
すごい作品。
子供が暇そうなので試しに観てみた。子供は一瞬で飽きたけど、妻と僕はかなりハマった。というかショックを受けた。
一般的な見方で見ると、なかなか深い、心温まる大人向けのアニメ。でももしかしたらそれ以上なのかもしれない。
BLMからの最近の傾向を汲んでいますが、ソウルという、年齢や人種やジェンダーを超えた存在にまで昇華した。
新自由主義経済の限界がここ数年で明らかになって、世界的なコロナの影響で、人類の大きな転換期になっているこの時期、産業革命以降に課された、競争と発展のプレッシャーからの開放の一つの提案が示されている。すでに幸せ=報酬、または努力が成功ための道筋だという関係性そのものを無効化し、近代以降の、線状の歴史観さえも疑問視する。
それは90年代に流行ったニューエイジ的な世界観に新たな救いを求め、新しい世界での価値観、つまり、過去とミライの軛から開放されて、ただ生きることに幸せを感じろ、そのようなメッセージを受けた。
監督は十分に名の通った方であるのにも関わらず、ピクサーという会社は、チームの名前が常に前に立つ。ジブリが宮崎駿、スタジオカラーが庵野秀明という、中心人物の才能とネームバリューで成り立っていることと比較すると、その先見性が目に止まる。ディズニーが完全にマーケティング主義とも違う。複数の才能のあるスタッフで、共同でワンマンにも陥らず、商業主義にも、キリスト教主義にも陥らず、より良い作品を作るという姿勢が次世代のものだ。
大人向けの日本アニメのクオリティを完全に超えたと思う。同じ土俵に立って努力で超えたというよりも、方法論そのものが違う。目指すものが違う。
パラダイムシフトというと大袈裟かもしてないが、今までの僕たちの生きてきた世界観はここで終わりを告げ、これから何かが始まるのだと感じた。それは希望というよりも、恐怖だ。
大好きな映画のひとつとなりました
ジョーの体に入り、人間の世界は嫌な場所ではないと認識する22番。
一方、ジョーは“22番のジョー”を見て子供の頃の純粋な喜びを思い出します。
テンポ良くストーリーが進み、映像も綺麗なので飽きません。
お子様には内容は少し難しいかもしれませんが、ストーリーがよくわからなくても
楽しめるのではないかと思います。
私の好きな映画の1つになりました。
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