劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価
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時代を思い出す事になるだろう歴代1位
良い作品なんだけど…と、何かと言い訳が出てきそうな現状ではある映画
なんせアニメ映画で、原作ありでのまだ序盤と言って良い話の一部の話、それが歴代1位の興行成績を出してしまったという。例えばさよなら銀河鉄道がトップになったとしても、あれは映画単体でストーリーは完結してる訳で。この映画単体では鬼滅の刃のストーリー全体を語れている訳でもなく
なので、映画単体でこの成績、この作品を語れないという所が言い訳が色々出てくる状況な訳で。何よりもそれ以前にあった鬼滅ブームから繋がった劇場版の流れこそがこの記録を産んだ訳で、その周辺状況から語る必要が出てきます
自分の理解では、これだけ大きくブームが起きたのは何よりも子供に鬼滅ブームが来た、という所が大きく、更に言えば何故子供に流行ったか?それは昨今の少年漫画の複雑化し、高学年向けとなってた現状に対して、シンプルな鬼滅の刃の作りが上手く今の子供達全体にハマったのではないかと考えます
鬼滅の刃は原作は完結し、TVアニメで1クール放映され、映画はその続編として上映されましたが、おそらくはあと2~3クールは放映される量の原作があります。なのでまだ物語的にはまだ序盤も良い所で、話は後半もっと盛り上がるでしょう
この映画単体でも最低限の知識は映画内で語られるので、単体でも十分見れますし、映画の中身としてもUFOTABLEによる剣劇や演出は実に素晴らしく、全体的に言ってすごく良い映画だと思います。泣いてしまいました
ただ、続編のアニメが作られ、また映画が作られたとしても、そしてその映画が今回のより良かったとしても、おそらくは今回の記録を抜く事は無いかと思います。今回の映画が大ヒットしたのは、子供から広がったブームで家族で行ける映画となり、それが世間の話題になるだけのブームとなり、丁度コロナ自粛から復帰した映画館がこのブームに乗っかる事で上映館が増え、といういくつものタイミングが揃ったところがあったからです
ブームとは切ないもので、流行り廃りが早く、特に子供に流行るブームは、シンプルなものほど受け入れやすい分、次へ移るのも早いです。既に鬼滅の刃ファンには二期が来る前に呪術廻戦へ流れる動きもあり、盛り上がりは今よりは落ち着いていくでしょう
でも多分、この映画は単体としての力も強いので、何年後にこの作品を観ても、その魅力が失われる事は無いと確信します。その時はこの映画が1位を取る事になった2020年の鬼滅ブームとコロナ下の状況を思い出しながら観る事になるだろうと思います
残念⤵︎
家族で行った4dx
TVで観て!屋敷編も観て!テンションアゲアゲだった家族と共に👍✨
観終わって誰も、否定はしなかったけど、皆んな少し残念気味な空気かん…
戦いシーン多すぎ!下弦早く終わりすぎ!
TVでは個々のストーリー「なんでこうなったとかetc」好きで…奥深くて…期待した
アレだったら蜘蛛🕷の、話を映画でやった方が凄く良かったかなーー
あの流れを期待してしまった⤵︎
無限列車🚃名前格好良くて!でも列車の話あんなにいるかな?アレだったら短くして、次の話と繋げて上映して欲しかった残念⤵︎ざんねん🙏
好きで期待しすぎたので、あえて辛口で投稿させて頂きました、作品はすごく好きです😊
追伸
テレビで見直したら
それはそれで凄く楽しかった!前回は期待度が過ぎて辛口でした🙇♂️奥の深い鬼滅の刃👍✨
原作に忠実だからなに?
映像はよかった。さすがユーフォーテーブル。
「列車」ってものが映画向きだし、夢を介した無意識のシーンでそれぞれのキャラクターを掘り下げてみせたところからも無限列車編は映画でやるべきなのだとおもった。
しかし結局アニメ。映画としては無理ある。
原作に忠実なあまりほとんどセリフで説明されてて冷めるし、全編通して同じ曲を変調したものでしつこい。夢で攻撃する鬼が死に際、敵をほめちぎって消えていくのも寒いし、ラストはふらっと現れたチンピラに初対面の先輩殺されてお涙ちょうだいは白ける。
「鬼」が生物として上位なことをアピールしてくるのであれば、人間は死ぬからこそ次の世代に知恵や意志を引き継いで成長していく尊さがあるというところまで一本の作品でもっていってくれないと、アニメシリーズの真ん中みせられただけで、映画の意味ない。
全集中で観ている映画ファンほどしんどい作品だった。
良質な映画に出会えた(必死に生きている人たちに観てほしい)
私、漫画は読んだことはありません。
コロナ禍でアニメを観て、一気にハマり、年が明けてようやく映画を観れました。
何といえばよいだろう・・・。悲しいとか、悔しいとか、そういう単純なものではない。
確かに泣いたが、もっと深く、儚く、汚い表現だが膿みのような涙が出た。
私、35歳の男。まだまだ若造だが、それなりに辛い思いもしてきた。
私は「主人公だけが光っている、都合の良い映画」は嫌いだ。
ただ、この作品はどのキャラもひとつ筋が通っている。(味方側も相手側も)
キャラクター各々の言動が妙に突き刺さる。この先もずっとこの物語を見届けたい。
因みに、私が涙したのは
・夢の世界の家族に背を向けて走り出す炭治郎
・煉獄さんの死、直後の伊之助の言葉
男泣きに泣いた
男泣きに泣いてしまいました。私は50代なのですが不思議と少年ジャンプマンガに縁が薄く、今回の『鬼滅の刃』鑑賞は完全にネットやマスコミによる情報のゆえでした。
50代の私ですら「人間の生命は地球より重い」のような戦後教育を受けて育ち、私の同世代でも高い教育を受けながら「おれは死にたくない、だから戦争反対。死にたい人間はさっさと戦場に行け」のような、じつに軽薄で軟弱な思想に甘んじています。
マンガに学ぶということは一見、じつに幼稚なように見えますが、己の生命を賭して守らねばならぬ価値がある、あるいはほとんど勝ち目のない戦闘に敢えて赴かねばならないという主張は、とくに日本では社会全体から抹殺されて、かろうじてフィクションのなかに生きながらえ、逆にその存在感をましたのではないでしょうか。
「強いものは、弱いものを守る、それが当然の責務」というキャラクターの強いメッセージは、現代にも生き続けるナラティブ(説話)として強烈に響いています。
もちろん『鬼滅の刃』の個々のエピソードを見れば、本当に新しいものはないかも知れません。そのような正義感は『宇宙戦艦ヤマト』の時代からあるのだろうとはおもいます。
しかしながら、この国難の時代にあって家族間の価値、同胞の価値が綺麗事ではなく、血を流して勝ち得るものだというメッセージがあらためて国民にもたらされたことに大きな意義を感じます。
他の諸賢の方々がおっしゃっていることだとは思いますが、最初から商業的な大成功を狙った作品であれば、このような鮮烈な輝きをもつ作品にはならなかったことでしょう。
色々言いたいけど、結局最後、涙した。
原作をまだ半分しか見てない私が、この映画を観た感想です。
【好きな所】
◎劇場版4DXで観ました。煉獄さんの剣には突風が吹き、炭治郎の水の呼吸で実際に顔に水飛沫がかかったり、これはもう単純に、臨場感凄くて楽しかった。
◎炭治郎、煉獄さんの真っ直ぐな情熱と言葉には、ボーッと観てた私でも熱く心動かされるものがあった。
そしてあまり知らなかった煉獄さんをあっという間に好きになり、最後の展開には少し泣けた。
【好きじゃない所】
✖️夢から醒める時に何度も行われる自決が大嫌い。子供には何度も観てほしくない。あと相変わらず残忍なシーン多い。
✖️夢を武器にする鬼の悲しきバックボーンは何処に?これが鬼滅の良さ?だったような気もするが、映画のこいつはただただ悪い奴?
✖️上弦の鬼、唐突な登場。
なんか時間伸ばしか、煉獄さんの見せ場作り?の如く唐突で、??となってしまった。
と書きましたが、結局最後には泣かされてますので、トータルでは面白い映画だった、という事だった思います。
まぁ残忍なシーンはもう少しどうにか表現を変えて欲しいですね。好きでは無いです。
また漫画を最後まで読んだら感想も違うかも知れません。しかし大きな映画館、もしくは4DXは楽しかったので、おススメします!
原作漫画のファンです
原作を読んでいるので内容は知っていましたが、動きと音が加わるとやはり臨場感が違いますね。見入ってしまいました。
ただ見返してみると、やはり少し疑問点が浮かんでくるのも事実です。
特にラストシーン。仲間とはいえそれまであまり関わりのなかった3人が煉獄の死にどうしてあそこまで感情的になって涙するのか。
最終選抜や那谷蜘蛛山でも鬼に対して怒ってはいましたが、死に別れた仲間に対して涙することはありませんでした。
まあ共に戦ってるうちに仲間意識が、と思うことにします。
映画オリジナルの演出に関しては良かったと思います。
冒頭のお館様のシーンや、ラストの涙する鎹鴉ですね。
あと映像の迫力や声優さんの演技は素晴らしかったと思います。
原作ファン、アニメファンは観て損はないと思います。
原作ファン向き
映像が綺麗
良い映画
煉獄杏寿郎の"技"にただただびっくりし(笑)、その優しさにホロリとさせられた2時間でした。
*原作は読んだことがありませんが、後半に上弦の鬼が、何の前触れもなく登場するのは、ちょっと唐突な気がしました…反則ですね、これは(笑)…(原作通りとのこと、仕方がありませんね笑)
*サブタイトルにもなっている"無限列車"が舞台となる物語自体は、意外にあっさりとしてました…
『那田蜘蛛山編』で下弦の鬼が、大して強くないのがバレてしまったから仕方がないかも知れません(笑)
でも、個人的には『那田蜘蛛山編』は好きです、この映画作品よりも(笑)
*この映画は、TVシリーズを全部観てからぜひ劇場へ足を運びましょう…でないと、この作品、面白くも何ともないはずです(笑)
…ただ、話題になっているからと、ハードルは上げ過ぎない方が良いかもしれません。
*竈門炭治郎は、毎度ながら、いい仕事しますね(笑)
煉獄杏寿郎という唐突感
アニメ全話、今後どうなるかを掻い摘んで知ってる程度でした。
TVシリーズでも少ししか登場しなかった煉獄さんに映画で全てを持っていかれました。
ぼろぼろ泣きながらEDを迎え喪失感は消えず繰り返し煉獄さん観たさに通っています。
炭治郎以外は初対面(炭治郎も一度しか会っていないし話しすらしていません)の煉獄さんに炭治郎達がなぜあんなに感情を大きく揺さぶられるのか違和感に思う意見がありました。
しかし炭治郎達の背景を知っていると唐突感は無くなります。
煉獄さんは炭次郎達にとって上司でもありますが頼れる兄のような感情も持っていたのではと思いました。
炭治郎は父親が他界し一家の大黒柱として中学生の年齢以前から家計を支えている長男です。善逸と伊之助も家族はおらず鬼殺隊に入るまでは一人ぼっちでした。日常から自然と年上に頼ることが出来ない環境を余儀なくされています。
極限の中15、6歳の少年達にとって20歳の煉獄さんは憧れだけでなく兄のような感情を抱いても不思議でないです。
何も出来ずただ見ていることしか出来なかったのは本当に悔しいだろうと観客側が思うのですから本人達はそれ以上でしょう。
煉獄さんの信念と言葉は今後炭治郎達の成長に大きな影響を及ぼしていくのは想像に難くなく。
映像美もですがアニメーションの場面に合わせて作曲されたBGMも大変素晴らしいです。
続編も楽しみにしています。
舐めてはいませんでしたが
設定を知らなければきつい
原作読んで、映画を観た周りの反応も良かったので上映終わる前に行かなきゃと見に行きました。
結構設定の説明が端折られているので、あらすじや設定をある程度知らないときついと思います。そうでなければ、煉獄さんの強さはイマイチ伝わりづらいかも。
こちらを観るまでは特に思わなかったのですが、煉獄さんのファンになってしまいました。それ程煉獄さんが魅力的に描かれていたし、原作よりも描写が丁寧でした。迫力が凄かったです。映画館鑑賞してよかったと思います。最後煉獄さんが亡くなるまでの描写、炭次郎が絶あかざに向かって絶叫するシーンはうるっときました。周りからはすすり泣く音が聞こえてきましたよ。観る年齢層も幅広かったです。私の60代の父も観たいと言っていたなあ。普通にいました。それくらいの方。
個人的には最後炭次郎が煉獄さんの刀の鍔を受け継ぐところまでやって欲しかったなあ。
期待はずれ
作画、歌、声優はやはり完璧
タイトル通りで、流石ufotable、大手声優さん、LiSAさんだと思った。ただ、毎度思う事があって、一度妹を殺しに来た人にたった1晩であれだけ泣ける位の情を持てるのが謎。
どこで泣けばいいのか全く分からなかった
まわりの普通のおばさんや小学生、十代の若者が3回も4回も劇場に行き、「煉獄さん!」「煉獄さんが!」「煉獄さぁーん!」「号泣」「泣いた」と激推ししてくる。アニメは視聴済みだったが全く響かず、しかし「その後が面白いから!」と言われて見てみた。
で、その煉獄さんだが、それまで苦楽をともにしてきた戦友でもなく、"見かけたことがある"程度でほとんどカラミも無い非現実的なマンガ的豪傑属性キャラが急に現れて過去語り始めて死んで、みなさんはいつどこで彼に愛着をもち、感情移入できる時間があったのかお聞きしたい。
ちなみに他のレビューにも散見されるが、煉獄の母親の言葉はアメコミスパイダーマンの(育ての)父親の言葉であり、メインテーマ。知らない世代にこの言葉を伝えてくれたのは、パクリだと責めるのではなく次の世代に広めてくれた、と評価するべきだと思う(ここに0.5点)。自分がもしスパイダーマンを先に見てなかったら、この言葉は突き刺さったはずだから。
映画のあと自分の感性がおかしいのかと思い、みんなはきっと原作を最後まで読んでるからだ、それを踏まえなければ何も言えないと考えて原作を最終話まで読んだ。が、え?これで終わり…??
とにかく全体の尺の大半を急に現れたポっと出キャラの薄い過去編に費やし、愛着も何もないのに急に過去を語られても…と戸惑い続けて読み終わった。しかもまさかの100%すべてが家族愛家族愛家族愛家族カゾクで、全部同じパターンのこすり倒しで胸焼けした。自分の生い立ちの影響もあって家族愛(自己遺伝子の保存)より友情の方がずっと尊く理性的(自己の遺伝子外への愛情なので)という考えなので、正直気持ち悪かった。
逆説的な考えになるけど、この映画(漫画)に共感できる人たちって家族愛に共感できる(家族愛に恵まれた)幸せな人たちなんだろうな、日本てまだまだ平和な国だな、と思い至った。
とにかく映画も原作も、ポっと出キャラの深掘りに必死で(しかも数が多いから結局一人一人が浅い)伏線も壮大なストーリーもなく、小さなスケールで家族愛の押し売りセール、泣き所が全く分からない漫画だった。
散々言われてることだけど、少年漫画を見たこと無い層が今の苛烈なブームを作ってる。まわりの鬼滅おばさんたちもやはり鬼滅以外のマンガ読んだことが無いそうな。まぁ、でしょうね。
3回も4回も行く時間とお金があったら、どうかこれを機に原作者が影響を受けてきた数々の映画(洋画)や漫画を観てみて欲しい。
もっと深く、熱く、すごいから。
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