ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密のレビュー・感想・評価
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人は嘘をつく。謎解きが魅力、極上の本格ミステリー!!
【賛否両論チェック】
賛:王道を行く本格ミステリーなので、その極上の謎解きが痛快で魅力的。主人公のつかめないキャラクターにも要注目。
否:ミステリーに全く興味がないと、さすがに観るのは厳しいかも。上映時間も少しだけ長め。
まるで絵に描いたような設定から、一癖も二癖もある容疑者達、そしてミステリー好きをも唸らせる本格謎解きと、どれをとっても超一級品のミステリーといって差し支えないと思います。あまりストーリーのことを言うとネタバレになってしまいますので、その衝撃の真実は是非実際にご覧になってみて下さい。
そしてダニエル・クレイグ演じる主人公、ブノワ・ブランのつかみどころのないキャラクターも、本作の魅力の1つです。果たして本当に名探偵なのか、はたまた引っかき回すだけの迷探偵なのか、その真相も是非実際に確かめてみて下さい。
上映時間は少しだけ長めですが、グロシーンもあまりないので、苦手な人でも大丈夫そうです。ミステリー好きは勿論のこと、普段はご覧にならない方にもオススメです。
少し期待外れ
ダニエルクレイグ主演のミステリーということで、
ドラゴンタトゥーの女のような重厚なミステリーを期待していましたが、
どちらかというとコメディタッチの強い感じでした。
まず冒頭の喋り方、ふざけてるのかなと思いましたが、
訛りを表現されてるんですね。
結構気になりました。
内容というかトリックは、そうなのね、って感じで終わります。
というか探偵さんが意外とおっちょこちょいな感じで、
それはそれで新しかったです。
二回は見ないかな。
アカデミー賞脚本賞にノミネートされたのも納得の面白さ
手堅い興収が見込めるシリーズものやリブート企画、人気コミックの実写化企画の数が増えた昨今、オリジナルストーリーで勝負するその姿勢にまずは拍手。しかも、そのストーリーが、使い古された密室ミステリーでありながらもしっかりと面白く、全米では大ヒットしたのだから脱帽。
その魅力的な脚本に引き寄せられたのか、007の枷から解き放たれてクセの強い探偵役を嬉々として演じるダニエル・クレイグを筆頭に、クリス・エバンス、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレット、ドン・ジョンソン、クリストファー・プラマーら豪華かつバラエティに富んだキャストの演技合戦が楽しい。キャストがノリノリで演じているのが伝わってくるし、きっと撮影現場もさぞ楽しかったことだろう。ヒロインのアナ・デ・アルマスも素敵です。
大ヒットを受け、続編の企画も立ち上がったので、次回作にも期待したい!
タイトルなし
MY RULES MY HOUSE MY COFFEE!! Eat shit. Eat shit. Eat shit. おまけにセーターとドーナツ --- 才人ライアン・ジョンソン監督脚本 × オールスターキャスト共演で去年から今年トップレベルに見たかったミステリー(『BRICK』以来)! アガサ・クリスティを引き合いに出されるように往年の名作ミステリーを見ているような空気感・雰囲気ながら随所はしっかりと現代・今日にアップデートされつつ、彼らしい味付けもバッチリなされている。例えばそれはライアン・ジョンソン節とも言える肩透かし・拍子抜け。賛否両論巻き起こした『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』然り、批評家受け抜群なことに加えて一部の映画ファンからは熱狂的に迎えられるもの。故に見方によっては身も蓋も無く「え、本当にコレで終わり?」と映画的カタルシス少なめかも、だけど個人的には好き。あっけらかんと平気な顔してなんてこと無い所に帰着しても、そこに持っていくまでの見せ方・持っていき方が巧いから。本作でもそれは肝心な部分で遺憾なく発揮されつつも、やっぱり何より俳優陣の素晴らしいノリノリ好演祭と化学反応によって、不寛容と「善人は報われる」という核は一貫して変わらない(ex. 『オリエント急行殺人事件』)。
Maybe: B Blanc = ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、そしてジェイミー・リー・カーティスのキレキレさに、そんな高カロリー演技バトルにもめげることなくしっかりと自分の仕事に徹底しつつ観客が共感を覚えていくアナ・デ・アルマスの圧倒的美貌可愛さだけじゃない名演技(スマホ液晶バキバキなのも良かった)。あとスター・ウォーズと言えば地味にフランク・オズが出ていることに加え、この数年Twitter等のSNSやネットで叩かれまくった経験が活かされているようなキャラの設定も散見できる"ネトウヨ"政治活動家。ほぼ1人除いて皆私利私欲に素直に動く腹黒さが潔いほど。そして、またも地味にカメオ出演しているっぽい監督の盟友ジョゼフ・ゴードン=レヴィット(ex. 『BRICK』『LOOPER』)。オリジナル脚本賞受賞やオスカーノミネートも大納得なのである。謎解きとかスーパー頭良いわけではないかもしれないけど映画として賢い。きっと上述したような観客のキョトン顔も彼は楽しんでいるだろう。最高すぎる衣装やプロダクションデザインのセンスも完璧。既に続編製作に向かって動いているっぽいし、紳士探偵ブノワ・ブランの魅力は演じ手ダニエル・クレイグの名演技もあってスゴく惹き込まれるものがあるが、肝心の推理力は今回は今一つ分からなかった。一歩間違えれば小五郎のおっちゃん平常運転? 続編も既に楽しみ!!
♪Sweet Virginia by The Rolling Stones
シリーズ化してほしい
ものすごくベタな感じが最高でした!笑
こうゆうの見たいなって思ってました!
なんだろ。金田一少年の事件簿的な?笑
ごめんなさい、世代なのでこうゆう例えしかでません。
嘘をつくとリバースしちゃう設定はおもろすぎ。笑
最後もなんとも言えないスカッと感。たまらん。
ほんとシリーズ化してほしいー。
キャプテンアメリカも007には勝てず?
ノー・タイム・トゥ・ダイの公開が待ち遠しいダニエル・クレイグ。今作では静なる探偵役だが、静かなのは最初だけ。中盤からボルテージが上がり、最後まで秘めた熱き役者魂が隠れることなくスクリーンに投影される。
正直劇中で本人がいうほど凄腕の探偵とは思えないが、雰囲気勝負で押し通しという感じ。
ストーリーとしては、最後のカットで立場逆転の象徴的なシーンがあり、最後までみないと面白さも半減。ただ、結局、爺さんも看護師を守ったとはいえ、勘違いで自爆だから何とも言えない。
見所は豪華俳優人の共演かな。
リトル・ミス・サンシャインのトニ・コレット、キャプテンアメリカのクリス・エバァンス、そして、後から気づいたのだが、次回作のボンドガールのアナ・デ・アルマス。ダニエルとは前哨戦なのね、という顔ぶれ。
意外なミステリーもので、たまにはいいかなという作品でした。
見た目は007、中身はポンコツの探偵が繰り広げる新しいタイプの倒叙ミステリー
コロンボ、古畑のような倒叙ミステリー、、
と思わせておいて、実は、ちょっと違う
見た目ジェームズボンドで鋭そうに見えるが
中身はポンコツという探偵なので
コロンボのような展開になかなかならない
中盤、自分はいったい何を見せられているのか?
良く分からない気分になってくるが
クセの強い俳優陣の会話劇を楽しんでいる間に
だんだんと面白くなってくる
オチさえ先に知らなければ(感想文)
基本的には面白かったです。本当に。館の感じとかもなかなか良い。
ところが私、たまったまオチを知ってからみてしまったので、それがオチだと知らずにのうのうと行って途中から「あれっ?私この話どうなるか分かる、、、」となってしまいました。
悔しい
よく出来たミステリー
キャプテン・アメリカの純情なおっさんの役と打って変わって、クリス・エヴァンスが金持ちの道楽息子を演じているのが新鮮だ。意外と演技が達者である。ダニエル・クレイグは007が有名だが「ドラゴン・タトゥーの女」や「ローガン・ラッキー」、「マイ・サンシャイン」などの作品ではナイーブな男、豪放磊落な暴れん坊、腰の座った頑固者などの役柄を存分に演じていて、その演技力を高く評価している俳優のひとりだ。本作品で演じたブノワ・ブランという探偵はアガサ・クリスティのエルキュール・ポアロよろしく、名探偵ぶりを遺憾なく発揮する。一方で、ヒューマニストの側面も見せていて、この探偵の人柄が作品に奥行きを齎している。エキセントリックなポアロよりもむしろ鑑賞しやすくなっていると思う。
TVシリーズの「マイアミ・バイス」で活躍したドン・ジョンソンが冴えないおじさんででていたのも隔世の感があり、笑える。看護婦を演じたキューバ出身のアナ・デ・アルマスがある意味本作品の主役であると言ってもよく、正直者のユニークな看護婦をよく演じている。4月公開予定のダニエル・クレイグ主演「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」にも出演が決まっていて、いまから楽しみだ。
序盤の家族ひとりひとりの聞き取りから始まり、サブエピソードである手紙の仕掛けの回収もあったりで、謎解きのミステリー映画としてはとてもわかりやすくて、よく出来ている作品だと思う。
・・・
これはストーリーや出演者がどうのこうのより、ただ一言。
ゲロを吐くシーンはやめてほしい。
それも一度ならず何度も。しかも、吐しゃ物を映すとか、有り得ん。
最近の洋画(特にアメリカ映画)は、ゲロを吐くシーンをよく見かけるが、本当に不快でしかない。
最後まで楽しめました
これシリーズ化して欲しいです。
探偵の推理能力は観客の洞察力をはるかに超えていて、自らが謎解きをするという感じではなかった。まさに、見た目はボンド、中身はコナン(江戸川)って感じ(笑)
最後の最後まで、ドンデン返しがあり楽しめました。
もう一度観て、細かい複線が張り巡らされているのかを確認するのも楽しいかも?
謎は全て解けたかもしれない!
癖のある探偵、癖のある家族と億万長者、唯一まとも?な看護師が織りなす極上サスペンス!
ダニエル・クレイグも最初007にしか見えないが、違ったキャラで活きいきしている!
アナ・デ・アルマスも素晴らしい!かわいい!
キャップ!キャーップ!!
完全な推理物と思いきや…あれ?…ああ、そういうことか…なるほど謎は全て解けた…からの『!!!』が待ってるため、古畑任三郎や金田一(少年)シリーズが好きな日本人には受けるのではないだろうか。
拘り抜かれた屋敷の造形や意匠、カメラワークにライアン・ジョンソン監督の卓越した演出力が感じられた。
それにしても、アナ・デ・アルマスはビッチからアンドロイドまで本当に多才な表現ができて素晴らしい。
日本の女優も見習ってもらいたいものである。
監督は名誉挽回♪
正直、大好きなスターウォーズを奈落の底に陥れた(決して言い過ぎではないw)ジョンソン監督の映画ということで、あまり期待せずに見たがこれは面白かった。
細かな伏線を張り巡らせ、ラストで一気に回収するストーリーと、ユーモアのある絶妙な会話、キャラクター設定のバランスなど、どれをとっても素晴らしい。
スターウォーズとは何だったのか?
ただこの監督には合わないだけだったのかもしれない。。。
そんなに面白いかな?
主演俳優目的で鑑賞。予告編ではスリル満点で面白そうだなと思っていたが、いざ見てみるとそうでもない。
口コミや評価は良いみたいなので、見る人によるのだろう。ガチなサスペンスが好きな人には向いてないと思う。どちらかというとコメディ寄り。
描写やカメラワーク、空間の使い方はすごく洒落ていて好きだった。
面白かったとは思うが、正直これなら映画館で見るほどではなかったなと感じた。
思いの外、頭使って疲れた
もう少し軽いタッチかと思ってたら、結構ゴチゴチのミステリー。冒頭から観る側が頭を働かせることが続くので、後半こっちが疲れてしまいました。
主人公のキャラがもう少し立ってくると、全体の雰囲気も変わるかなー、とも思うが、そこまでキャラ立ちには至らず。あくまでメインは謎解き。
ミステリー慣れしてる方ならきっと問題なかろうて。
私の思考力不足とポップコーンもりもり食ってお腹いっぱいになったのが原因なので、所感より☆+0.5。多分面白い言葉使ってるっぽいので、英語が分かる人は英語で見たほうが良いかも。
役者陣はイカす。
上質映画!
粋なセリフ回しとかユーモアとかが私のどストライク!見た後もあのシーンの小物がさ〜 なんて言いながら、映画後の食事も楽しそう!(妄想…) いろいろ作り込まれた映画だから、もう一回見ても新たな発見ありそう。
ジョーカーよりはデートにおすすめ(余計なお世話)
ひとりでもおすすめです!
アクションしないダニエルも良い‼️
ミステリーだけど、よくある犯人探しの映画ではない。どちらかというと、ドラマの「相棒」みたいな感じ。犯人は、なんとなく分かっていて、証拠を見つけたり、動機を見つけたり…って感じ。と言っても、ラストに、どんでん返しがあり、思っていた犯人とは違う人が真犯人だったりしました。謎解きも面白かったし、意表を突かれた真犯人の存在も、とても面白かったです。そして、随所に散りばめられたコメディー。クスッと何度も笑いました。
相変わらず、ダニエル・クレイグ かっこ良い。映画館には、007のポスターもありましたが、アクションのないダニエル・クレイグも久しぶり。なかなか良かったです。
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