ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密のレビュー・感想・評価
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思わせ振りなグレイグ氏
どうしても最近は007のイメージが強いが、
今回は饒舌な探偵さん。
冒頭の鍵盤は何の意味があったのかわからぬまま。
ミステリーだが、設定の特殊さなのか、出演者のせいなのか、コメディ色が強い。
見終わった後も嫌な気分にはならない。
謎解きは物足りない
アナ・デ・アルマスが終始天使のよう。
嘘が付けないという設定を背負ったまま、
主役を喰う程の出演時間で大活躍。
好み!
「秀逸」
今年16本目。
ゴールデン・グローブ賞作品賞にノミネート。ダニエル・クレイグ、アナ・デ・アルマスもそれぞれGG賞主演男優賞、主演女優賞にノミネート。それだけ突出した作品だったと思います。ミステリーでは今まで見た映画の中でNO.1でした。
それが「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の監督のライアン・ジョンソンのオリジナル脚本と言うから驚き。
最初の入りの音楽がオシャレ。途中のクラシックも秀逸。
そして、キャプテン・アメリカとは別人のうさんくさい放蕩息子を演じるクリス・エヴァンスがいい。「アベンジャーズ」より今作で好きになりました。
夜のゆっくりな時間にこう言う格別のミステリー見ると、映画っていいなと思います。
定番の謎解きミステリー
定番の謎解きミステリーですが謎解きのポイントとなっている注射薬の展開は以前どこかで観たような記憶がある。嘘をつくと吐いてしまう正直者の看護婦には苦笑。ミステリーそのものが好みで無いこともあり個人的には新鮮味が無く退屈な作品でした。
2020-29
お洒落なサスペンス
探偵ダニエル・グレイク、ハマってました
ポンコツ名探偵?
2020年 9本目 ★★★★ 「この世に不思議な謎などないのだよ」
ダニエル・クレイグだし
ミステリーだし勝手に舞台はイギリスと思ってたけどアメリカだった。最初まどろこしかったけど中盤以降は展開早くて面白かった。ドン・ジョンソン久しぶりに見たかも。
上質。
きれいな混沌
最後まで安心して楽しめる物語。
全てにおいてオーソドックスな、舞台設定・家族の秘密・ミスリードからの返しで、王道ミステリーではあるんだけども、こんなにきれいにミステリーです!という仕上がりにするのはきっと難しいからすごいんだろう。
「富豪の85歳が亡くなった!友だちとして親しくしてる女性がいる!絶対男女の関係だ!」
思考がうるさく、マルタが遺産目当てで悪いことしてるんじゃ…と邪推してしまうくらいには最近のどろどろドラマで目を腐らせていた。
家族関係は悪いし、殺人は起きているし、マルタの特性は確かに汚い。
でも精神的に惑わされたり、心が拒否したり目を塞ぐような嫌なところがなく、エネルギーを使わずに見ることができる。
個人的には序盤の事情聴取シーンからずっと「英語が聞き取りやすいなあ、富豪一家の英語は勉強用に良いかも」
なんて思っていたのに、罵り合いシーンでの汚い言葉のオンパレードに笑ってしまった。
期待しすぎちゃったのかな、
いや面白いですよ、普通に。だけどあまりに王道すぎて、もう一捻りほしかったかな。
ゆる〜く軽〜く観るには良いよね。
だけどアメリカ人ってなんでゲロネタがお好きなんでしょうね。面白いの?笑えるの??
「ピッチ・パーフェクト」は大好きな作品だけどしつこい位にゲロゲロでそこだけは受け入れられなかったのよねぇ。
この映画でもウソ発見器のような使い方でコメディ要素になってるんだけど他の方法を考えてほしかったなぁ。
やっぱり私のように不快に思う人の方が少数派なのかな。それとも国民性の違いかな。
なんだか「アメリカ映画におけるゲロシーンの必要性について」みたいになってしまいましたが、こちらシリーズ化するようなので次作に期待しております。
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