悪人伝のレビュー・感想・評価
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県警対組織暴力、対、連続殺人鬼
愉しんだ。
B級以上を追わず説教せず捻り過ぎない潔さは、先の同系凡作、悪の偶像と真逆。
キャラと状況を説明しきる冒頭15分の手際良さ、ラストの切れ味と洒落っ気を評す。
快作、ベテランの系譜。
県警対組織暴力、対、連続殺人鬼。
この手を撮れるのが韓国映画の強み。
正直、マ・ドンソク目当てで舐めてました。
正直言ってドンソク様が好きでドンソク様のアクション目当てで鑑賞しました。舐めてました。ストーリーよりアクションが見れればいいやってノリで見たのですが、アクションもさることながら後半の胸熱展開の応酬に私は耐えられませんでした。夜中に家で拍手喝采です。アクションもちゃんとカッコよく何よりもうみんなカッコいい。今まで数多くの韓国映画を見てきましたが、今までで一番好きで一番面白いと思っています。うまく言語化できないほどの興奮を是非味わってください。
悪人ばかりが勢揃い。息をもつかせぬバイオレンスアクション!!
【賛否両論チェック】
賛:三者三様の悪人達が、自らの生き残りを賭けて死闘を繰り広げる様に、観ていてハラハラさせられる。相手を信じ切らないのも、悪人らしくて魅力的。
否:かなりグロい暴力シーンが多いので、苦手な人は観られない。
まずレーティングこそありませんが、かなりバイオレンスなグロシーンが多いので、苦手な人には向かないと思います。
襲われたヤクザの組長と、出世欲に憑りつかれる刑事、そしておぞましい猟奇殺人鬼。彼らの周りの人間達をも巻き込んだ、悪人ばかりの死闘の果てに、どんな結末が待ち構えているのか、息をもつかせぬアクションの連続に、思わず釘づけになってしまいます。
組長のドンスと刑事のテソクが、犯人を追うために共闘し、ある種の絆のようなものを育みつつも、肝心なところでは相手を信じていなかったり裏切ったりするところも、まさに“悪人”らしくてイイですね。
基本的にはサスペンス好きな方向けの作品といえそうですが、気になった方は是非。
いとしさと可愛さと心強さと
面白かった。
もはやマ・ドンソク主演作に間違いなし!
と言うところまで来てる気がする。
見終わって面白いと同時に悔しさがこみ上げて来た。
エンドロールなんかは日本の任侠映画を思い出させ、
その昔任侠映画と言えば日本が得意としてたところじゃ
なかったのか?
なんで日本に面白い任侠映画が登場しないのだろう?
と思ったりしました。
連続殺人犯がヤクザの親分を刺して、
警察と協力して犯人を追うなんて、
誰もが思い付きそうで思いつかないところ。
そこが上手いなと思った。
警察側も真面目な警察じゃないところが良い。
悪い奴同士で悪い奴倒そうぜ!って発想が
最高。
マ・ドンソクがまた良い。
親分として、締めるところは締める。
暴力で問題を解決する姿勢を見せときながら、
一般人には優しさを見せる。
もちろん子分にも厳しさと優しさと。
魅せ方を知っている。
そんなマ・ドンソクに対して熱血感で頑固者で
組織のはみ出し者の警察官も良かった。
負けてなかったと思う。
内容は言わずもがな。
ラストも任侠映画らしい締めで言う事なしでした。
男気!漢気!侠気!
いやはや、全編かっこいい!面白い!
序盤からクライマックスまでどんどんギアを上げていく感じ、
チーム(厳密には違うが・・・)が一体になっていく感じ、
堪忍袋の紐が切れる感じ、
いちいちかっこいい!上がるーーー!!!
アクションしかり、話が面白いのであっという間です。
そして、粋なラスト!
いい!
これはリメイクされるわ‼️
相変わらず荒い作りからのパワーで魅せる韓国映画。ストーリーもアクションも面白い。コメディ要素が少ないので持ち味半減と思いきやさすがマブリーサイコーです。兄貴もドンリーとして世界に羽ばたいて行くでしょう❗
正直苦手なタイプかと思っていましたが。。
まずポスターのイカツさに普通はびびるよねー。
そして韓国映画のヤクザモノって湿度が高く匂いも強烈で(あくまでイメージです)これは私にはキツイ映画だよなぁ、絶対苦手なタイプだよなぁと思っていました。
でも評判はかなりいいしハリウッドでリメイクされると聞けば、キツくても一応観とこうかなと決意。そして観たら、、ズバリ面白いっ!!普段映画始まってしばらくはその作品に入りこめない時間があることが多いのにすぐに入りこめたしテンポも良いから最後まで全くダレるところが無かったです。
実話ベースとはいえ娯楽作だからそりゃご都合主義もあるし、もしかしたら本当の韓国映画好きの人たちはもっとジメッ〜としたモノを求めていてこれでは物足りないかもしれない。けど私には多少エグいバイオレンスシーン(いきなりのあのサンドバッグ!)あれど全然許容範囲だしむしろ痛快。ひと昔ふた昔前の香港ノワールが好きな人なら絶対楽しめると思います。
マ・ドンソクの顔も体型もガチガチだけど決して男子向き映画じゃないですよー!!女子でもイケます(!?)
マ・ドンソクの破壊力が心地よい
英語のタイトルは「The gangster, The cop, The devil」というらしい。ヤクザと刑事と悪魔。物語そのままである。どいつもこいつも悪人だ、という日本でのタイトルよりわかりやすい。
ヤクザと刑事が手を組んで連続殺人犯を追うというストーリー。頭を空っぽにして楽しめて、何よりマ・ドンソクの存在感と破壊力が楽しく心地よい。
ウィキペディアを見るとマ・ドンソク、韓国でのニックネームはマ・ドンソク+ラブリーでマブリーというらしい。愛されてるな。
ヤクザ+警察+連続殺人犯の題材をどう描くんだろうと楽しみにしてたん...
ヤクザ+警察+連続殺人犯の題材をどう描くんだろうと楽しみにしてたんだけど、バディ感とスピード感、そしてキャスティングと最高な内容でした。
バリバリに展開する内容なのに、ちょっとしたシーンの演出がたまらない。
酒を交わすシーンとか、傘のところとか。。
気付けばバスに乗ってるとか。
マブリーはもちろん、キム・ムヨル、キム・ソンギュもよかったなぁ。
しかしあんな顔されたら生きた心地しないけど、最高なニヤリでした😏
最後まで目が離せない。
[こんな人にオススメ]
映画はストーリー重視の人。
やられたら、やり返す。がモットーの人。
中だるみ無しの展開に、終始目が離せない脚本でした。きっと最後にはスカッとするはずです。
マ・ドンソクの出演作を見るのは今回が初めてですが、マブリー兄貴の唯一無二の魅力にどっぷり浸かってしまいました。
マ・ドンソクの極道っぷりに痺れるぜ
新感染でブレークしたマ・ドンソクがヤクザの親分を演じる韓国ノアール。ハリウッドのリメイクが決まってるくらいだから韓国映画独特の陰鬱が思いの外少ない。ドンソクは見てくれも仁侠ソノモノ。仁義なき戦いの梅宮の辰っあんのように感じる。
グロさ、エロさは控えめだが久々の韓国ノアールとドンソク親分の立ち振る舞いに痺れっぱなしだったぜ!
ハリウッドでリメイク決定の血みどろ韓国バイオレンスアクション
久々の映画館…
ヤクザと刑事で殺人鬼退治って内容で面白くない訳ない
法で裁こうとする刑事と暴力で報復しようとするヤクザ
釣り合わない二人だが関係性が面白い
2005年が舞台なので携帯やカメラなどちゃんとその時代のものを使っていた
マブリー組長、怖かわいい…
バス停のトトロシーン良かった笑
マブリーのほくそ笑むとこ良いわぁ
おもしろかったー!
全くストーリーに関しては、事前に情報を入れていかなかったので、
マ・ドンソクの、ストーリーの関わり方がとても新鮮でした。
しかもそこから、痛快バディムービーになるかと思いきや、
ストーリーは2転3転、一筋縄ではいかないところも見事。
途中、主人公たちのちょっとよくわからない行動があったり
(これは私の理解力の無さなのでしょう)、
少々説明くさいカットや、ラスト数カットが必要ないんじゃないか、
とかいろいろ思うところはありますが、
脚本や俳優、撮影、編集などすべて世界に通用するクオリティでした。
菅原文太と松方弘樹でリメイクを希望します(無理)。
敵の敵は…奇妙な敵
今までインファナルアフェアの相互ダブルスパイやレザボアドッグスの三角四角関係で描かれた善やら悪やら悪の悪やらのややこしい話がどの立場でも人間臭く、最強傑作と思ってましたが、これまた違うアングルで奇妙な関係を描く好作品に出会ったと言っていいでしょう。
通常なら対立する力の強い奴同士が組むとこうも恐ろしいことかと思い知る。
最後の最後まで食えない歪な関係が、勧善懲悪とか変な友情とか気持ち悪い綺麗事物語になっておらずむしろ妙に現実味を帯びた複雑で感情の置きどころに困るいい映画でした。
ドンソク祭り‼︎
『ヤクザと刑事 vs 悪魔のようなサイコパス』という構図。
まあ、みんな悪い奴なんだけど、何の感情もなく無差別殺人を繰り返すサイコパスが一番恐いわけで、彼に襲われて瀕死の傷を負ったヤクザの親分・ドンソクを応援することに。
サイコパスの心の闇を深掘りするわけでなし、難しい話は抜きにして『ドンソク祭り』を楽しむべきかと。どこまでが筋肉でどこまでが贅肉かわからないファットな肉体から繰り出される重いパンチに拍手を送った。
どぎついバイオレンスは観る人を選ぶが、このジャンルではよくできた作品だと思う。
韓国アクション面白い!
全然前情報無しでの鑑賞でした。
バディ物だったのね。
全く意外な事にシリアルキラー物でもあったのね。
このどこまでが、実際の事件と同じなのかしら?
オープニングは「タクシードライバー」を彷彿とさせる、だけど極彩色が韓国らしさを出していていい感じ。
その後は展開が早いし、話が二転三転して目が離せません。
寝不足で映画館に行くとつい眠ってしまう事が多々ありますが、この作品は全く寝せてくれませんでした。
韓国映画あるあるですが、今回は
チョン刑事って「百獣の王」武井壮をもちょっとイケメンにした感じだよね。
兄貴!!
さすが兄貴な映画でした!
ヤクザな兄貴と1人の刑事が手を組み、悪魔のような連続殺人犯を追うクライムアクション
ヤクザと刑事、相反する2人が共通の目的の為に協力するバディモノっぽさを出しつつも、報復と逮捕という違う結末の為にお互いをどこまで利用し出し抜くのか、どちらが先に犯人を捕まえるのかというスリリングさと犯人がいつ捕まるのかという緊張感、兄貴が魅せる重量感溢れるアクションの数々は見ごたえ満載。
サイコな犯人の佇まいも不遜かつ不気味でとても良い味を出しており、猟奇的犯人+兄貴+奇妙なバディものという近年の韓国映画の良い要素を合わせたような作品で満足度は十分!
…あと皆言ってるけど、刑事が武井壮に見えて仕方ない(笑)
冒頭では人間サンドバッグをボコボコにする兄貴という武闘派な一面、悪な一面を見せ、刑事は命令無視な粗暴な刑事という一面、さらに犯人の猟奇的な一面を見せ、それぞれの特徴を見せてくれる。
そして、兄貴の元に犯人の魔の手が…と言ってもただではやられないドンソク兄貴はモチロン反撃しその重量級の拳を犯人に叩きつける。だが、犯人には逃げられ、ヤクザの面目も潰れてしまう兄貴…一方連続殺人と睨んでいるのに上司に相手にされなり粗暴な刑事は、生き残りであるドンソク兄貴に情報を聴きにくるが…お互いに相手の情報や設備、人手が必要な彼らは奇妙な共闘関係を結ぶことに…もちろんお互い脅しあったりしながらという形ではあるものの、共通の敵に対して協力する相反する2人というのは見ていてワクワクする。しかも友情で結ばれるみたいなそんな結末にもならないし。
敵対するヤクザとの駆け引き、それによって引き起こされる抗争、そこで炸裂するのはドンソク兄貴の重量級の拳、平手、拳!この一発一発が響くのがこれまたドンソクアクションの魅力ですねぇ。
そこでの二人の背中合わせでの格闘戦や
女子高生に傘をあげる兄貴とそこに突っ掛かる刑事とのやり取りなどコンビっぷりを発揮する部分もチラリと見せてくれるのもまた良い。
犯人捜しでの小気味よいBGMとスピード感のあるカット割りで捜査が進んでいく様や夜の街での人海戦術なヤクザと刑事の協力聴き込みでの次々と場面が切り替わる様は捜索の物語を加速させるスピード感が出ていて良かったなと。
殺人犯は何を考えているのかワカラナイ得体の知れない犯行の数々と不気味な笑い、不遜な態度がかなりムカムカさせてくれる熱演で素晴らしい!
終盤でのカーチェイスもスピード感と迫力があって見ごたえがあるし、犯人を捕らえるために見せてドアごとのぶちかまし&連打にスカッとしたりもしましたねぇ~
最後は刑事が犯人逮捕するものの証拠は無く…という処で兄貴のご登場!タトゥーに染まった肉体を見せ、犯人に刺された傷や証言をして犯人を死刑へと追い込む!しかし兄貴は刑務所へ…ヤツと同じ刑務所へと収監される兄貴のニヤリ顔がこれまたニクい!
兄貴が無双するような映画とは少し違うけど、連続殺人犯の狂気、重量級アクション、奇妙なバディの協力と出し抜き合い、スリリングなカーチェイス、ニヤリとする結末まで楽しめる韓国映画の良いところを詰め合わせた傑作!
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