超擬態人間
劇場公開日:2020年10月30日
解説
「狂覗」の藤井秀剛監督が、赤子を抱える男の幽霊を描いた伊藤晴雨による幽霊画「怪談乳房榎図」に着想を得て、幼児虐待をテーマに描いたホラー。いつものように朝を迎え、目を覚ました風摩と蓮の親子は、いつもと違う異変にすぐに気が付いた。2人が目を覚ました場所、それは深い森の中だった。一方その頃、結婚式を控えたカップルと新婦の父親を乗せた車がなれない山道で方向を見失い、山中で車が故障してしまう。やがて結びつく2つの話。それが意味するのは世界崩壊の始まりだった。
2018年製作/80分/R15+/日本
配給:イオンエンターテイメント
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2023年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
これはキービジュでワクワクしてたのですが、何だかんだと日にちが合わず終わってしましました。
ちょうどコロナが大変なことになっててて、公開日がすごいずれてた記憶があります。
エログロホラー作品で擬態に至る設定などは面白いです。
しかし色々な要素を詰め込みすぎているのと、プラス音や台詞がすごく聞き取り辛い、暗くて誰かよく分からない、などが組み合わさって何というか見づらいです。
不穏な空気をより煽っている狙いかもしれないのですが、逆に作品と距離ができてしまったかんじでした。
強制子作りマシンや腸ロープなど、パーツパーツでは印象に残るものもあるんです。
しかし、逆に言ってしまうと話に繋がらずそこだけで終わってしまうんですね。
鑑賞後最初に感じたのが「うーん…」でした。
ちょっと期待が高すぎたのかもしれませんね。
2022年6月16日
Androidアプリから投稿
映画としての出来ははっきり言って悪い。
設定や謎を知りたい、気になる、先が見たいという気が起きない。
けど、後半で出てくる強制○○マシーンだけはインパクトが強く、エログロ好きにとっては大変宜しい。
寧ろあれをピークとしてババーン!と出すために他の所をもっと頑張って欲しかった。
一箇所だけあります。強制子作りマシーンみたいな所がほんのりとエロい事。それだけ。
兎に角全編通してセリフが聞き辛いのは、録音の手法のせいでしょうか…。
ナマハゲみたいなバケモンのお面とったらレザーフェイスのパチモンみたいなのが出て来るし…。何となく全体的に不穏な空気はフィルター通して出てるけど、最後まで何じゃこりゃ?って感じです。コレを令和の時代にやってはダメでしょう…。クソ映画でも再評価された80〜90年代くらいの作品だったら、マニアの皆さんにVHSが高値取引されそうだけど…。
結局は幼児虐待とか、原発問題とかに少しでも触れたかったのかな?とか、そう思ってみるとトタン興醒め。
ホラーに社会性持たせるとトタンに白けますよね。ジョーダン・ピール作品でもこちとら白けるのに。。
あ、ロメロはOKよ。アチラはそこまで露骨じゃないからね。
〜劇終〜
人物造形は薄くストーリーは支離滅裂、やってることもかってあったホラーの手法をなぞってるだけで新味はない。正直、評価に値しない作品にもかかわらず、褒め称えるレビューが寄せられていることが怖い。こんなんじゃ映画は見られなくなる、映画離れを促進する。みんな損する映画だと思う。