ハスラーズのレビュー・感想・評価
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コンスタンス・ウー好き❤️
あまり評価が良くないこの映画。犯罪映画だからでしょうか…。まあ、犯罪シーンは、いただけないし、共感もできないので、分からなくはないのですが…。
個人的には、ショーのシーン好きでした。バブル全盛期の華やかな世界、ちょっとワクワクしました。
それから、主演のコンスタンス・ウー、初めて見る女優さんでしたが、なかなか好きでした。ジェニファー・ロペスが、とても貫禄のある体型と存在だったので、とても対照的で良かった。私、何故か、こういうアジア系の女優さん好きなんですよね。黒髪ロングのチャンツィーとか…。ボディーも、ジェニファー・ロペスのボン・キュッ・ボンに比べると、薄っぺらい。でも、その感じが好き。しかも、ジェニファー・ロペスに比べると、賢かった。俄然、応援したくなるんです。良い、良い。
…とは言いつつも、ジェニファー・ロペスの貫禄には、恐れ入りました。思わず、年齢確認して、びっくりしてしまいました。あの歳で、あの体型に、あの動きって、流石としか言いようがありません。やはり、努力していらっしゃるんでしょうね。
試写会で
Hurt people hurt people... 真理。胃がキリキリするシスターフッドの傑作。『オーシャンズ8』もSATCはじめ皆がNYに抱く幻想も気持ちいいほど打ち砕く、さながら"全員"女性版『グッドフェローズ』・ミーツ・最下層『マネーショート』! ジェイロー(= デニーロ?)ことジェニファー・ロペス姐さんキャリア史上最高の名演技が始終素晴らしいし、彼女演じるラモーナの言葉・セリフ一つ一つの重みがスゴい。それはもちろん実話を基にした脚本の良さもあるけど、いちいち画が引き締まっていて格好良く独自の空気・雰囲気テンポを紡ぐ演出と、製作も兼ねた彼女自身の入魂の演技力&人生経験バックグラウンドに依るもの(そして両者に共通するものは伊達じゃないストリート感覚 ex. カーディ・Bの存在も)。自宅にポールまで置き猛練習に励んだほどで、体は所謂セクシーとかって表現を優に超えるほどバッキバキの筋骨隆々に仕上がりまくりで真の意味で人としてセクシー。背筋エグすぎ体の線太すぎるだろ! 彼女が傑作『アウト・オブ・サイト』以降、役者としてパッとしない出演作ばかりだったけど、本作であの輝きが幻などではなくまだまだ磨けることが証明された。またコンスタンス・ウー( = レイ・リオッタ?)も『クレイジーリッチ』と、本国1億ドル突破の本作でドル箱スターの地位更に強固に。ただゴキゲン&セクシーみたいにポップな作品を期待したら(良い意味で)肩透かしを喰らい、このウーマンパワーに懐持って行かれる!
作品としてもゴージャスやスキャンダラスという以上に骨太で、痛快爽快というより最後は胸締め付けられて切なくもなる。リーマンショック後を主に描きながら、そこに格差社会からの最下層=移民の変遷、母親という存在(デスティニー ≒ ラモーナ)まで込めしまう。正直オーディエンスフレンドリー抜群な作品ではないけど、例えば本作の製作に名を連ねているアダム・マッケイ(&ウィル・フェレル)監督『マネー・ショート』が届いた人にはハマるはずの傑作だ。時に居心地悪くもなったけど、それでもなお前のめりに見入ってしまったし、言うなら傷跡はまだジンジンズキズキ疼くのについつい触ってしまって気づけば抉っているような。だから気分が沈む瞬間もあるし、鑑賞後の余韻のまま今の社会を憂う事になるかもしれないが、だからこそ良いし見る価値がある。世の中を見据えて革新を突き刺してくる強烈な一打を見事にエンターテイメントとして昇華している、言うなら警鐘促す社会派エンタメ。ジェイローの言葉は最後の最後まで響く。そんなジェイローの尽力あってかサウンドトラックもこれまた豪華で、個人的には好きなロードの代表曲で出自を歌ったRoyalsが流れるタイミングが完璧だった。
人間の尊厳
もちろんJ・ロペスの美しさは絶賛に値するが、主演の誰もが際立っている。
ジェニファー・ロペスとスクリーンで再会したのは『ザ・セル』(2000)以来だから、実に20年ぶり。当時も素晴らしく美しい容姿だと思ったけど、現在はゴージャス感も加わってより輝きが増していました。
彼女と共演しているもう一人の主人公、デスティニー扮するコンスタンス・ウーは、ストリッパーとしてはなかなか芽が出ないという役柄上、最初は控えめな演技が目立ちましたが、J・ロペス演じるラモーナとの共同ビジネスに乗り出すあたりから俄然輝きが増します。脇を固めるカーディ・B、リゾらもそれぞれ見事に役柄を主張しています(各方面での活躍ぶりからすると当然ですが)。
このように多様性、ボディポジティブムーブメントに強く配慮した配役である一方、Hustle(客引き)の餌食になる男性はみな一様に白人のビジネスエリートで、言動も罠にかかる経過も判で押したように同じであるという点で、演出上のバランスの悪さを感じました。もちろんラモーナらはウォール街で暴利を貪っているエリート証券マンを標的にしていたので、ある程度男性像が似通ってしまうのは仕方ないことです。しかし、幾つかのアクシデントを除いて男性達が同じ手口にだまされ続けるため、途中で少し退屈を感じてしまいました。目論見を見抜かれて危機に陥る、という場面が一つでもあれば緊張感が保てたと思うのですが。だまされた側の男性は友人の誰にも手口を明かさなかったのか、という疑問も残りました。この辺りは現実の事件の経過に忠実だったのかも知れませんが、必ずしも実際の出来事に忠実である必要はなかったかと思います。
映像も俳優も(パンフレットも)、非常にきらびやかですが、パンフレットでジェーン・スーさんが指摘しているように、彼女らの夢は必ずしも叶えられた訳ではありません。むしろラモーナとデスティニーがこのビジネスを手がけたのは、それ以外の夢が潰えたから、とも言えます。その点を踏まえると、本作は女性の力を全面的に信じ、称賛している訳ではなさそうです。結末でラモーナの手から舞い散るあるものが、彼女らの夢や努力のはかなさを象徴しているように思いました。
J.Loが輝いてる!
これ、アイリッシュマン以上にグッドフェローズだろ!最高じゃないか!「こういう生き方しか出来ない、どうしようも無い奴だけど何故こんなに愛しいんだろう。」モノの新たな傑作。しかも舞台は最近であることが、俺たちが生きているこの世界であることが、さらに私たちの心を深く抉る。
このタイミングでコービーとシャックのくだりとか、何か作品全体がマジックに包まれているよう。この根元にあるのは間違いなくベストアクト更新のJ.Loと、コンスタンス・ウーの若干抑え気味でありそれでもしっかりとした存在感だろう。
スカッとしたカタルシスは無いが、決して劇場内だけの世界だけで完結しない、その一歩先を行った作品と言って良いだろう。
J.Lo「名前は?」
Usher「...Usher.」
J.Lo「ガハハ!」
がベストシーン。ここは何回でも観たい!あと屋上のタバコシーンも!
冒頭のショーが良かった!
ワルいことを共有すると男女の分け隔てなく友情はいっそう深まります
舞台はポールダンスショウクラブ。
我が国のストリップ劇場とはずいぶん違っておりました😅
ちょっと、ゲイバーっぼい方も二人ほどいました。
監督は若い女性監督なんだ。
期待に胸を膨らませて、レイトショー行きましたが・・・
個室サービスは間口は広い風俗店の荒稼ぎの常套手段なのですなぁ。
カード決済を悪用し、酔わせて暗証番号を言わせ、上限いっぱい踏んだくる手法。最初は店での決済で、取り分は折半だったが、途中からMDMAとケタミンを酒に混ぜる荒い手口になり、最後は自宅やホテルで馴染みの客をターゲットにして、ヤバい女も雇って手広くやって儲け、あの二人は後方に回ったんですね。捕まった時には、実行部隊のほうが刑が重いような。
ケタミンのバイアルは液体ですが、プレートや電子レンジで熱して個体にしたり、MDMAを潰して混合して使ってましたね。盛られた方はかなりの多幸感を感じるのか?そのせいもあって、訴える者がすくなかつたのか?やったことないのでわかりませんけど、大変勉強になりました。
リリー・ラインハートのマーライオン並みのゲロゲーロは特撮ですね。
ずいぶん色っぽくなったと思ったけど、コメディアンヌ的立ち位置なのね。
隣のお姉さんにしては絶対キレイ過ぎると思うけど。
まあいいや。
店のMAMAが清川虹子に見えて仕方なかった。
幻覚か?
リーマンショックか〜
女性詐欺犯罪グループエンターテインメントブラックコメディ
ダブル主演の片方であるデスティニー(コンスタンス・ウー)が、もう一人の主役であるラモーナ(ジェニファー・ロペス)のストリップショーを見て魅了されるところから話が始まる。彼女たちの犯罪はつまりぼったくりなのだが、背後でコントロールをしている男がいるわけではなく、自ら計画を立て、実行しているいわゆる詐欺師集団で、その指揮を取っているラモーナとデスティニーの師弟のような友情のような絆が話の軸になっている。
多くのアウトローを描いた作品がそうであるように、犯罪が成功するとワクワクするし、被害者側にはあまり同情は湧かない。その描かれ方とアメリカの興行収入に、米社会でウォール街の連中がいかに恨みを持たれており、やり込められるのを見るとスカッとするんだろうな、と想像できる。
物語は実話を元にしており、ベースになった記事もWebで読むことができる。New York Manazine の記者がデスティニーに当たる人物にインタビューをしているのだが、映画はほぼ記事通りだった。映画でもそうであるように記事を読んでもラモーナとデスティニーの行き先に幸あれという気持ちになる。
ただの再現フィルム
生態
いわゆるクライムストーリーだとは思うのだが、緻密な計画も大胆な犯行もなかった。あるのはただただ乱痴気騒ぎから抜け出せない人々の話だった。
彼女達の行動や思考に身勝手だなあとは思うものも、彼女達が悪いとも思えない。母という側面があったりドロップアウトした経緯があったり。職業の選択は自由だけども、そもそも選択肢が極端に少ない状況があったり。
そんな環境下でも、女性は母となり子供は育っていく。お腹は減るし、突き動かされる母性もありはするのだろう。
彼女達は彼女達の出来る範囲で最大限稼ごうとしてたわけだ。
唖然とするのは男達の馬鹿さ加減だ。
俺は酒も飲まないし歓楽街に行く習慣もないので、アレが普通かどおかは分からないが、彼女達が巨万の富を手にするだけの頭数はいたって事になる。
…まぁ、彼等もある意味金に狂わされてるのであろう。そおいう時代だったのかもしれない。
日本でいうバブル期にも同様な人間達はいたと思われる。使ってもすぐに補填される状況にあるのなら執着も薄いんだろうと思う。
それとは真逆に搾取される側の女性たち。
大金を手にした時の弾けっぷりは狂気じみてた。それ程に抑圧されていたのだろうし、信じ難い状況に有頂天だ。
金へなのか、男たちへなのか、社会へなのか…復讐できた達成感でもあったのだろうか?
金を稼ぎ、どんどん派手になっていく女達。もはや実業家レベルの給料だとも思うのだが、それだけでは心は満たされないようで、娘を学校に送っていく道すがら、向けられる視線には居心地が悪そうだ。
おそらくならば、そのオバさん達の何千倍も稼いでいるだろうし、生活を誰かに依存する事もない。彼女の思う幸せは、お金だけでは賄えないものでもあるようだった。
祖母に渡すお金も札束レベルになっていく。自身はチンチラの毛皮を身にまとい、裕福この上ない生活でもあるようだ。
だけど祖母の服装が派手になる事はなく、他界するまで以前と変わらぬ地味な身なりだった。
彼女は招かれたパーティーで、楽しそうにしながらも話を合わせていただけかもしれない。
どんどん身なりが派手になっていく孫を憂いながらも微笑んでいたのかもしれない。
そんな推測もあって、彼女達を嫌悪しきれずにいる。
エンドロールが流れる中、アナウンスが流れる。「もう待ってても女の子達は出てこないよ。早く帰りな。」とか、なんとか。
プッと吹き出す。
きっとそうなのだろうな、と。
時代が巡り同じような事が起こっても、今作のような女性はもういないのだろうなと。
女性は強かに学習し、進化していくのであろう。変わらないのは馬鹿な男だけだと言われてるような気になった。
そして、それはあながち的外れではないような予感もあって、思わず笑ってしまった。
カマキリのメスは、交尾後にオスを喰らうという。自然界のルールが不思議と合致したように思え…性欲の衝動を刺激されたオス程、単純で狩猟しやすい生き物はいないのだろうな、と男に産まれた業を嘆く。
底辺女性がもがく話
そのおっさんはトム・クルーズ似というよりニコラス・ケイジ似では?
みなさんはジェニファー・ロペスの実年齢を知って驚いてますが、個人的にはまだ39歳のジュリア・スタイルズがアップになると老けて見えることに驚いてます。そんなセクシーなお姉さんたちの中で誰がいい?なんて聞かれても、「ジュリア・スタイルズがいい」と言ってしまいそうです。
頭の中には予告編で何度も見ている『ジュディ』が気になってしょうがなくて、誰かが「虹の彼方へ」を口ずさんでたような気もしたし、デスティニーのことをドロシーと呼んでた?などと、頭はそっちの方向に向いてしまってます。
内容的には男が悪い!だけじゃ片づけられなくて、ドラッグ使ってたらヤバいよねぇ~などと日本人的感覚にもなりますが、訴えてる被害者が少ないのにも驚きを隠せません。まぁ、遊んでる人にとっちゃ一晩に50万円から100万円を使っても関係ないんでしょうけど、仕事柄、色んな自慢話を聞くし、悲惨な目に遭ってる人も目撃したりします。例:「5千円ぽっきりと書いてあるのに10万円取られた」と怒ってる人etc.日本のキャバクラの場合は、女の子たちは義務的に「一杯いただいていいですか?」などと言いつつ席につき、さっさとテーブルから離れていくという、男性客にモテモテ気分さえ与えない酷さもあるようですが・・・
中にはツワモノもいます。「お兄さん、一杯いただいていいですか?」と聞かれたら「ダメ!」と頑なに断る男性。もうここまでくれば達人です。ただ女の子をからかってるだけのようです。それよりも「ルーシー・リューおいで!」とか、「チャーリーズ・エンジェルに似てるね」とか、褒めた上でさっさと50分で帰る方がいいのかもしれません。
さて、何の話でしたっけ?あ、そうそう・・・とにかく自分はモテない!と思っていたら、こんな被害に遭うことなんてありません。それよりも街に飲み出ても高そうな店には近づかないことが被害に遭わないことの第一の鉄則です。と、書きたいことがわからなくなってしまいました。
トム・クルーズの名前なんか出して『ハスラー2』へのオマージュか?などと考えてもみたのですが、原題が全く違うので要注意。それよりも『ジュディ』とか『チェーリーズ・エンジェル』とか『ジャージー・ボーイズ』あたりを意識したのかな~なんて。
姉御がかっこよすぎてやべぇ
よどみに浮かぶ泡沫(うたかた)
J. Loの50才と思えないスタイルと美貌には、驚いて口があんぐり😅😅ポールダンスもキレッキレだし、どんな鍛え方したんだろうね。
オーシャンズ8みたいに軽快でコメディタッチに進んでいく感じを想像していたんだけど、結構、重苦しかったね。事件が終わった後にデスティニーがジャーナリストの取材を受けて過去を振り返るスタイルを取っているんだけど、二人の表情が硬い。事件としての物語であることを暗示していた。
お金を巻き上げられるウォール街の金融マンや、騙し取るラモーナ達もどちらも「よどみに浮かぶ泡沫(うたかた)」であって、どちらかを責めようと思う気にはならなかった。毎週、映画館に行く余裕があるくらいがちょうどいいのかな。😸
ちょっと思った作品では無かった。
バブルさなかのウォールストリート
男達が、稼いだ泡銭を女が吸い取る!
やがてはじけて
女たちの仕返しがはじまる。
ジュニファーロペスは、主演、製作
コンスタンスウーは、アジアンビューティ
ジュリアスタイルズは久し振りに観た。
あまり痛快さが無いのが
実話をもとにしてるからなんかな?
女という生き様
どうせ抱かれるなら、金に。
実話があるので、どうレビューしても本当の動機は彼女たちにしか解らない。
それを承知で言えば、女はいつだって逞しく生きていける生き物だということ。
それを痛快に、かつ同性に共感できるように仕上げた作品という感じ。
監督も女性なんですねーこれ。
それぞれのキャラクターのどこかしらに共感できる。
誰も根っからの悪人ではない。
ただ、なにを守りたかったの違いだけ。
セクシーダンサーたちが数多く出るので、
初日の邪な動機でお越しになったおじさんたちは、
肩透かしの内容だったかもしれないけど、
これが女の生きる道を見せつけられて、
被害にあった男性のほうに共感するのかもしれないw
もちろん50歳であれだけの容姿を見せつけたJロペスは、
もはや叶姉妹の隣に立っても違和感がないほどだけどw
それよりこの作品は、
女というものは強かだし、
母というものは、頭がイカれている。
それを豪華な音楽と煌びやかな映像で表現した作品。
以前、どこかで聞いたフレーズ。
”たとえ地球が滅びようとも、女とゴキブリは生き延びる"
なんて失礼な言い草だと思ったけれど、
これを観たら、確かにそうかもしれないと…www
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