赦しのちから

良き父であり教師でありコーチ、その良き妻、その良き息子たち、良き校長、改心した良き糖尿病患者…話としては美しいのだが、途中からあまりにもキリスト教色が強く、若干食傷気味になってしまった。しかし、話としてはまとまっており、感動モノ。

他の方と同じく、私も感動スポーツものかと思い見てみたら全然違いました。 前半はあまりそういった気配はないのですが、後半からは怒涛のお説教が始まりますｗ 辟易します。 「登場人物の過ち、努力、才能、友情愛情etcは全て神の思し召し、キリスト教のおかげです」 キリスト教信者のみに向いてる映画です。

大工場が撤退、町の高校はジリ貧状態になる。 バスケのコーチだった主人公は、クロスカントリーの監督になる。 スポ根ものかと思って観ていたら、キリスト教のお説教映画だった。

ドワッと感動の波が訪れたかと思うと。「イエス様」。気分盛り上がって来たら。「神は私たちを赦した、だから私も赦します」。 感動！スーッと潮が引く。感動！スーッと。感動！スーッと。の繰り返し。 クロカンのレースとか、無茶苦茶ムネアツだったけど。イエス様の連呼は押し付けがましいって。これを気にしないで見れる人も、おられてでしょうが。わたくしは、ダメでした。 重ねて言うけど、ハンナのレースシーンは胸にこみ上げるものがありました。