Red

劇場公開日:

Red

解説

直木賞作家の島本理生による、センセーショナルな内容が話題を呼んだ小説「Red」を、夏帆と妻夫木聡の共演、「幼な子われらに生まれ」「繕い裁つ人」の三島有紀子監督のメガホンで映画化。誰もがうらやむ夫とかわいい娘を持ち、恵まれた日々を送っているはずの村主塔子だったが、どこか行き場のない思いも抱えていた。そんなある日、塔子は10年ぶりにかつて愛した男・鞍田秋彦と再会。塔子の気持ちを少しずつほどいていく鞍田だったが、彼にはある秘密があった。主人公の塔子を夏帆、塔子がかつて愛した男・鞍田を妻夫木が演じるほか、塔子に好意を抱く職場の同僚・小鷹淳役で柄本佑、塔子の夫・村主真役で間宮祥太朗が共演する。

2020年製作/123分/R15+/日本
配給:日活
劇場公開日:2020年2月21日

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(C)2020「Red」製作委員会

映画レビュー

3.0アラサー主婦からみた自由な感想

2024年10月2日
スマートフォンから投稿

悲しい

興奮

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すぎちゃん

5.0彼女は鞍田と再び男女関係をスタートさせた。 数回ある長い性的行為の描写、 そのためにこの映画はR15+に指定されている。

2024年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

萌える

動画配信で映画「Red」を見た。

2020年製作/123分/R15+/日本
配給:日活
劇場公開日:2020年2月21日

夏帆
妻夫木聡
柄本佑
間宮祥太朗
片岡礼子
酒向芳
余貴美子

予備知識なしで見はじめる。
映画タイトルの「Red」がなんの意味かは分からない。
劇中で赤い布がひらひらしていたのは覚えている。

塔子(夏帆)は主婦。
幼稚園に通う娘がいる。

マンションかと思うよな大きな一戸建てに住んでいる。
相当なお金持ちのようだ。

夫の仕事の関係のパーティで塔子は男(妻夫木聡)を見かけた。

はっとする。
追いかけた。
見失う。

ぱっと手を取られて引き寄せられた。
唇を奪われる。
強く。
何度も。

それに十分に応える塔子。
ひょっとしてこの映画は不倫がテーマなのか?

二人は旧知だった。

建築士の鞍田(妻夫木聡)。
大学時代鞍田のアシスタントのアルバイトをしていた塔子。

二人は愛し合っていたことがあった。

10年ぶりの再会だった。

夫(間宮祥太朗)との意思の疎通、義母とのやり取り、
期待されている妻、母親としての存在、
そこからはみ出さないように生きていた塔子。

彼女は鞍田と再び男女関係をスタートさせた。

数回ある長い性的行為の描写、
そのためにこの映画はR15+に指定されている。

会社勤めをまたはじめた塔子。

塔子にちょっかいを出してくる小鷹(柄本佑)
魅力的な女性なら結婚していても相手は気にしないようだ。

鞍田とのやりとりが続くうちに、
塔子にとってすでに鞍田の存在が夫よりも大きくなっている。

そして最終的に塔子がした決断とは?

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

4.5焦点が絞られていていい

2024年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

主人公トウコの心情を描いた作品。
タイトルの「Red」は多義的だ。
赤という色の示す意味 制限を超える荷物を積んでいる警告の旗 その対象は個人かそれとも全員か?
トウコとクラタの間に落ちた赤い旗 それをまたいでクラタの車に戻るトウコ。電話ボックスの電話の上に捨ててきた結婚指輪。一線を越えた二人。
この作品は女性の幸せがどこにあるのかなどという昔じみた感覚はなく、恵まれていながらも不自由な生き方をしてしまっている女性にとって、本当に選択すべきことは何かを問いかけている。
物理的設定も面白い。愛する娘 優しい旦那と裕福な生活… それと天秤にかけるのが昔好きだった男 悪性リンパ腫を患う余命宣告された男。
コダカがトウコや彼女の身の上、クラタのことなどを見抜いていたように、クラタも好きだった女性トウコのことも家庭内の事情も見抜いていた。
だから新潟まで車を走らせたのだろう。大雪のため、飛行機も電車もすべて止まってしまっているにもかかわらず、タクシーでも帰って来いという夫。
下道で帰りながら途中で見つけた電話ボックスから自宅に電話すると、「どうやって帰っているの? 君のことが心配だ」などという夫の言葉に腹が決まる。
当然一番気がかりなのが娘ミドリのことだ。
しかしミドリが今後育つ上で不十分なものは何もない。
これ以上村主家には居られない。
彼女がそう決断するまでのことを描いている。
Redとは、今までずっと赤旗状態で生きてきたトウコのことを指しているのかもしれない。
腹が決まったことでその旗が取れ、赤旗ではない場所、好きな男の場所へ行くことができたのだろう。
その時トウコはすべての犠牲を払うことになっても、自分自身の心の自由を選択できたのだ。
一昔前の映画にはなかったものだろう。
生きるとはいまであり、そこに先のことなどない。
自分の心だけに従い、夫や村主家、娘のことさえも自分の心よりも下に据える。
自分の気持ちを何よりも優先するという思考は、これから主流になっていく思考だと思う。
指輪を捨ててクラタの車に戻ったトウコにはどこかすっきりした雰囲気が漂っていた。
そして、クラタが死んだ後も、トウコは娘にせがまれても、元に戻ることはしない。
最後のシーンは、あの日トンネルを抜け雪の世界から抜け出したとき、美しい朝日が二人を包んだシーンを、トウコが思い出したことで作品が終わる。
あの日の誓い、そして二人で見た朝日。
自由を選択した時、初めて訪れた光景。
「そこ」にしか自分で創造できる未来はないのだろう。
良い作品だったと思う。

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R41

0.5何も共感できない

2024年4月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他
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あこ