シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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特撮の良さも残しつつ
斎藤工さんの台詞は聞きやすい
斎藤工さんは姿勢がいい
ストーリーはウルトラマンそのもの
特撮の映像の粗さの良さも残しつつ
小気味好い掛け合いのコメディも盛り込んで
特にウルトラマンのファンではありませんが
とても楽しい映画でした
もう一度見ても良いかも
ウルトラマン設定の斎藤工さんは
瞬きが少ない
それも印象的でした
懐かしのオリジナル
ちょっと変わった作品だったね。カメラワークも独特で、でかい長澤まさみなんてまるでコメディだよな。外星人についてもどちらも中途半端だったし、ツッコミどころは色々あったよ。でもエンドロール後にオリジナルのウルトラマンが出て来て懐かしかったよ。
銀色の巨人
庵野秀明によるシン・ユニバース、3作目ともなるウルトラマン。
ウルトラQから始まるウルトラマンへのタイトルバックを彷彿とする
シン・ゴジラからシン・ウルトラマンへのタイトル導入。
前半、ダイジェストのように流れ突如現れるウルトラマン。
ザラブ、メフィラス星人、ゾーフィ。
人間との共存や支配を目論む外星人たち。
本作では複数の敵サイドがいるが全員、魅力的。
また本作品内ではメタ要素もたくさんあり
怪獣の着ぐるみを使いまわしていたこと(ゴジラからも流用あり)
カラータイマーを後付けしたこと、ゾーフィは解説の誤植をそのまま使用など。
ED曲の「M87」(M78じゃないの?と思いますが本来M87が正解らしい。)
そのネタはマニアックすぎるよ、庵野さん。
と言いたくなる狂った愛情っぷり。
実写映画としてシン・ゴジラとの比較もされがちですが
本作の大きな違いは主人公たちに意思を感じたこと。
シン・ゴジラは官僚や役人が主役のため、あくまで仕事の一環の中の
対ゴジラ戦でしかなく人間としての行動原理がピンとこなかった。
シン・ウルトラマンにおいて主人公、神永は外星人から地球人を守るという意思で動き
科特隊のメンバーはあくまで神永をサポートすることに徹する。
主人公にその行動をするという動機の意味がないと
こちらのモチベーションや興味が維持できないです。
また監督は樋口真嗣さんですが総監修は庵野秀明。
どこから見てるの?というような画角や早いカット割り、
主人公たちのPCはパナソニック製のレッツノートだったり
エヴァから見てきたファンにもニヤリとする演出もあります。
元々、3部作の予定で始まった企画とのことですが
サンダーバードが好きなキャラがいるということで
セブンへの伏線では?という方もいます。
感動した
最初のウルトラqで引っ張られ
あとの1時間はもうドーパミンがで放題。
特にメヒィラス星人の戦いと音楽は最高だ
後半と細かいところを突っ込むヤボ星人は無視をして楽しむべし。
細かいところはどうでもいいだよ、ようはウルトラマンと怪獣を楽しめれば問題なし。
庵野さんにこんなに才能があるとは。
良いオマージュ作品
シン・ゴジラが面白かったので、期待をして観に行ったが、そこまででもなかったかなという感想。でもTVウルトラマンの匂いを残した映像や、TV最終回のセリフをそのまま使った構成などが良いオマージュになっていたり、ウルトラマンとは何か?なぜ怪獣が現れるのか?もきちっと説明されていて、決してツマらなくはなかった。
体の色が変わることで、ウルトラマンのエネルギーの損耗具合がわかるというやり方は悪くないけど、カラータイマーは欲しかったなあ。
10-050
巨大浅見隊員が美しかった
シン・ウルトラマン、見たのは少し前ですが。良かった点、やはり想像の上を行く映像を見せてくれるのは、楽しい。特に、巨大化した長澤まさみさんのシーンは素晴らしかった。あれだけ大きな物が静かに移動するとか、神々しいまでに美しい姿だとか、そりゃ、スカートのすそが気になるよな・・・とか。妖怪巨大女から続く、フェティッシュの一ジャンルだな、と思いました。
残念な点。いくつかありますが、まあ、いいでしょう。特に気になった点は、宇宙人の侵略動機に違和感を感じました。あれだけ高度な科学力を持っているなら、何もナマの人間を使う必要は無いでしょう(クローンで十分)。魂を持った人間を兵器に使う理由が欲しい。
例えば、上記の巨大浅見隊員に対して、ドリルのような物でサンプルを取ろうとすると、六角形の赤いバリヤが発生して、「見て下さい、『未知のフィールド』です!」と言うだけで良かった。
SF特撮苦手なら見なくて良い
元々特撮に興味もなくSFも苦手だが、面白いらしいと聞いて見に行ったけど、ザ•SFで人生初の寝落ちした
今風ならパルムドール的な人間らしさが加わって面白いんかな、、と期待していた
好き嫌いが割とハッキリ出るんじゃないかと思います
ただ長澤まさみとモルフィスだけは最高 キャラ立ちがとんでもない。長澤まさみが救世主
痒い所に届かないむず痒さ
庵野作品、樋口作品はほぼ鑑賞済み。
賛否が激しく分かれている作品と言うのも前情報でバッチリ叩き込んで本日鑑賞。
意外にも年配のお客さんが多く驚きました。
僕はウルトラマンで言うと『ティガ』世代。
もちろん大好きで子供の頃は初代も母にせがんで全部レンタルして観ておりました。
ゼットン戦には子供ながらに衝撃を受けたのを覚えています。
で、本作。
単刀直入に言うと、めっちゃ好きだった。
圧倒的庵野思想作品だった。
ウルトラマンオタクが作ったウルトラマン。
面白かった面白くなかったではなく、好きだったか?嫌いだったかに分かれると思う。
もちろんそれは面白かったか面白くなかったにも通じるがちょっと違う。
まず巨大な人型の外星人が地球に干渉し、『ある事』が起き、斎藤工演じる神永の行動に興味を抱き、己の探究心の為同化する。
旧作と違い人類(ハヤタ隊員)に同情してでは無いアプローチの仕方が良かった。
そう。全体的にウルトラマン=人類の味方と言う昔のヒーロー的な描き方ではなく、あくまでも傍観者の立場であると言う完全な神的目線で描かれている。
そして言い方は悪いが初代の初期型ウルトラマンのあの気色悪さと、あえてチープなCGで作られた細くひょろ長い手足が薄気味悪さに拍車をかける。
お馴染みの『ジュワッ!』や『ヘヤッ!』の声を付けない為、感情変化がなく只々目標殲滅に動く姿は言い意味で気味が悪い。
何か無機質な兵器の様な印象を受けるが次第にその姿は斎藤工に見えてくる不思議。
斎藤工もウルトラマンに見えてくる笑
全体的な設定は、シン・ゴジラ同様非常に細かく現実味を帯びており、そこに非現実を落とし込む事で面白い状況が出来上がる。
面白い設定を面白かった!で終わらせたのがシン・ゴジラ。
あれは唯一無二の傑作だと思います。
本作も同じニュアンスを感じるが、面白い設定を詰め込み過ぎた上面白かった!で終わらせられなかったのかも知れない。
はい。
詰め込み過ぎです。
冒頭からの怪獣殲滅ラッシュと情報量の多さとゴジラ以上に読ませる気も無い長い文章。
まぁ庵野作品ですから、、、と言えばそれまでですが。。
ゴジラはオリジナルがほぼ映画作品。
同じ映画ならば作りやすいのは明白なのだが、今回はオリジナルがドラマである為、ウルトラマンとの信頼度を築く為にはより怪獣を倒し人類の見方をすると言う1話毎の話を映画にまとめるわけですから難しいですよ。
それはわかるんだけど。
にしても蛇足してた。
ザラブ星人いるかな??
外星人と言う概念や、ウルトラマンが敵かもしれないと言うアンチテーゼ的流れ。
神永がウルトラマンである事実が明かされた上、人類との信頼を築く大切なロジックだとは思うが、なんとかならなかったのか。
夜の空中戦は良かったが。。
うーん。
全編通して騒々しい印象。
もっとスマートにして欲しかった。
シン・ゴジラは単一の敵として扱われ映画全体の目的が明白だった上ゴジラ殲滅に対するプロセスがしっかりしていた。
ウルトラマンではそうも行かないのでここばっかりは仕方ないのかな、、、
そして、僕が何よりも嫌いだと思った物がゼットンの扱い。
正直『はい?』と。
これは頂けない。
まさかの衛星兵器。
嫌いです。
ただ↑でも書いた様に、ゾフィならぬゾーフィの言い分は光の国の立場が傍観者として一貫しててよかった。
ゼットンを召喚させる理屈も理解できたし面白い設定だった。
まぁ作中、高次元やプランクブレーン、マルチバースの存在を明言したのでシン・ゴジラ、シン・エヴァンゲリオンとの関係性も何となく『シン・ユニバース』が何をやりたいかも分かりました。
面白い試みだと思います。
庵野作品は個人的に好きなので是非成し遂げてほしいシリーズです。
シン・ウルトラマン
個人的には好きな作品になりそうです。
あと数回観れば大好きになっているかもしれない。
ただ人にはお勧めしません。
もろ世代なので😊
「シン・ゴジラ」に続く庵野秀明(企画・脚本)と樋口真嗣(監督)のタッグ。
ウルトラマンが「現代の日本」に現れた。
自分は「ウルトラQ」から「ウルトラマン」、そして「ウルトラセブン」まで観ていた世代。
だからかなぁ、凄く楽しかった。
世代でない方が観て楽しめるかは定かでない。
なんとも魅力的な、惹きつけられるカット割💦
エヴァ好き、庵野さん好きには申し分のない作品かと思います😊
エヴァ見た時に「アニメでこんなカット割するだなぁ…」と驚いたと同時に「アニメだからできるのかなぁ…」と思っていましたが、全然❗️
この作品内でガッツリ庵野節とも言えるアングルでの画がてんこ盛り!
セリフを喋る人を手前の人の脇の下から狙ったり、真下から床目線のような撮り方したり、テンポといい、フレーズといい、もう、自分なんかは一度見ただけではわかったような気がしているだけで、まだまだ足りないのでまた見ようと思います💦
樋口監督や庵野さんの円谷プロダクションさんへのリスペクトも感じましたし、〝大人が楽しむ特撮〟という感じがすごくしました✨
禍威獣て…(^_^;
もっと早く見ればよかった💦と慌てております。
楽しかったです✨
この分だとシン・仮面ライダーも楽しめそうでワクワクします😊
盛りだくさんの怪獣が登場するとはいえ
シン・ゴジラはゴジラ映画でありながら、なによりゴジラと戦う日本の役所が描かれた大人の映画であった。本作には盛りだくさんの怪獣、禍威獣か、が登場するとはいえ、巨大生物とのバトルだけでは大人は退屈する。
カラータイマーがなく、そのかわりに身体の赤のストライプが緑色になるウルトラマン。不自然な着ぐるみ感がないウルトラマンは美しい。
本編終了後に上映されたTVシリーズ「ウルトラマン」のメフィラス星人登場回と見比べると、その差は歴然としている。
綺麗にまとまったウルトラマン
特に庵野作品が好きというわけでもなく、
『エヴァンゲリヲンTV版』や『シン・ゴジラ』をつい5〜6年前にアマプラでみた程度。
世代的には『ウルトラマン80』や『ザ・ウルトラマン』で、初代ウルトラマンは再放送で何度かみていた。
つまり庵野世代のように初代が初めて目にする作品ではなく思い入れは薄い。
庵野氏の初代ウルトラマンに対する思い入れは、自分で例えるなら初代ガンダムとそれ以降のガンダム作品みたいなもので、でもSEEDとかゲームから入った人は初代ガンダムを見ても「ほぉ〜ん」って思うようなモノだろう。
なので今回のシン・ウルトラマンに関しては、なまじウルトラマン作品を知っているため「ほぉ〜ん」と言った気持ちが優ってしまった。
テレビ版の話を2時間に上手いこと凝縮し、至るところにオマージュやリスペクトを感じるいい作品だと思う。
まぁ、メフィラス星人のところが山場だと思っていたので、そのあとがちょっと盛り上がりに欠けるというか、『シン・ゴジラ』や『トップをねらえ』のようにバカバカしいことを真剣にやりきった時の爽快感みたいなものがない。
序盤から中盤を順番に盛り上げてきたから終盤の展開に「SF的にはあってるんだろうけど、なんかねぇ…」って感じになっちゃった。
νガンダムのように最後はみんなでアクシズを押し戻すってな展開はできないんだろうけど、綺麗にまとめようとしすぎた感はあるかな。
小泉純一郎ではないが「ウルトラマンをぶっ壊す!」って感じでやって欲しかったなぁ。
ガンダムで言えば『Gガンダム』みたいなw
そうすると初代ウルトラマンファンからは叩かれるんだろうけどね。
シン・仮面ライダーはどうなるかな?
ご期待してます!www
何か惜しい
好きな映画ではあるのだけれど。
畳み掛けるセリフ、表情、テーマ(三体を思い出した)など、好みではあるのだけれど、何故か見終わった後の満足感がなかった。
それぞれの俳優たちの演技も良かったのだが、何度か睡魔に襲われた。
何がどうだったのか、はっきりわからないが。
当初のデザイン、裏設定を正規のものにしようとする樋口&庵野の作り出したマルチバース!!
「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明が『シン・ゴジラ』に続き、平成ガメラの特撮監督・樋口真嗣とのタッグを組んだ『シン・ウルトラマン』がついに公開された。
まず目ほ惹くのが、今となってはデザインの象徴のような、カラータイマーがないことだった。一般的にはおかしなデザインに感じるかもしれない。しかし、これを特撮マニアが見ると、見え方は違ってくる。
そもそもウルトラマンのデザインには、カラータイマーは付いていないのだ。なぜカラータイマーが付いたかというと、それは前作『ウルトラQ』がモノクロだったことからもわかる通り、『ウルトラマン』の放送当時は、モノクロからカラーに移り変わる過渡期であった。そのためモノクロで『ウルトラマン』を観る子どもも少なくなかったことから、視覚的にウルトラマンが弱っていることを表現するために、カラータイマーが付けられ、それが点滅すというギミックを付けたのだ。
また背中の背びれは、人が中に入るためのファスナーを隠すため、目の黒目はのぞき穴の役割を果たしていた。ウルトラマンの特徴的な部分は、当時の諸事情によって付けられたものだったのだ。
映像技術が進歩し、今作のウルトラマンはCGのため、人間が中に入る必要もない。そこで成田亨のデザインのままに映像化することが可能となったことから、『シン・ウルトラマン』は成田亨のデザインを尊重したものとなっており、他の宇宙人のデザインも、成田亨デザインっぽい角々しいものとなっている。
実現しなかったデザインを使用したという点で、庵野が従来の「ウルトラマン」シリーズに属する、ド直球なヒーロー映画を撮るはずもないことが伝わってくるが、意外にも『ウルトラマン』のストーリーラインには沿っている。
細かい設定や、特撮ファンしか知らない裏設定を正規のものにしようとする企みも感じられるが、なんだかんだ言って、『ウルトラマン』自体も大好きな庵野は、成田亨のデザイんにもリスペクトしつつ、『ウルトラマン』として結果的に作られた作品に対してもリスペクトを忘れていないのだ。
ガボラとネロンガが登場するという点でも、特撮ファンはざわついていただろう。
何故なら、この2体は同じバラゴンの着ぐるみを改造したもので、同種族の怪獣という裏設定もあるため、何等かの共通性が描かれる可能性があったのだ。そして結果的にその通りであった。さすがにバラゴンは東宝怪獣シリーズということもあって、間のパゴスから派生したものということになっていた。
これでわかるように、実現しなかったデザインや企画、裏設定をことごとく詰め込んだものであるし、追い打ちをかけるように、主題歌の『М八七』も、企画段階では、ウルトラマンの故郷がM78星雲ではなく、M87だったからだ。ゾフィーもゾーフィーになっている。
作中でも言及されているように、今作はマルチバースが大きく関わっていることから、直接的ではなくても感覚的だったり、別世界として『シン・ゴジラ』と繋がっていることは否定できないし、もしくは『ウルトラマン』のデザインが成田亨の絵のままであり、裏設定を全盛にしたら、どんなウルトラマンになるのだろう……というメタ視点から見た「もしも…」な物語としても機能しているといえるだろう。
シンウルトラマンと神谷の融合 仲間愛
久しぶりの映画鑑賞です。
YouTubeのシンウルトラマンの10分の予告を見て、映画を 見ることにしました。
シンウルトラマンの人間を 理解したいと思う心。
そして神谷と融合して、仲間との関係を深める姿。
が印象的でした。
ラストは涙涙、
「自分を信じて生きていくしかない」
という思いが湧き出てきました。
CGと空想特撮の手作り感
観るべきか観らざるべきか、散々自分の中で迷ったあげく、「後悔するなら観てから後悔しよう」
と、公開から2ヶ月近く経過してようやく。
禍威獣出現の背景や、政府の責任の所在をたらい回しするキャッチボールが小難しい。
まあ、そこは深く考えずにラップミュージックのような「ノリ」を楽しめばいいんだろう。
全てをCGにすることは可能なはず。
それでいて、街や建物などを破壊するのは特撮でしたよね。
「あー、こんなウルトラマン、いいなあ」
と、頷きながら観ました。
製作者の「ウルトラマンは特撮だ!」という「愛と矜恃」を感じました。
長澤まさみのスカートを下から覗こうとした、スケベオヤジは私だけではないはず。
いつにも増して美しく撮影されていたなあ。
惚れ直しました。
ゼットンの脅威、それでいて科特隊の武器で倒されてしまうテレビ版でのビミョーなゼットン。
そのビミョーさをストンと腑に落ちさせてくれた展開、満足でした。
仮面ライダーも観に行こっ!
これぞノスタルジー。ウルトラマンは「帰って来たウルトラマン」がリア...
これぞノスタルジー。ウルトラマンは「帰って来たウルトラマン」がリアルタイムだけど、「ウルトラマン」も再放送でたっぷり観た。「シン」の味付けもしっかり。あの頃の未来はこんな現在になった感も。変身の解釈も面白かった。
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