シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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シンとは、オマージュか?悪戯か?
シュワッチを聞きたかった。
カラータイマーのピコピコ音をIMAXのサウンドシステムで聞きたかった。
ウルトラマンの後ろ姿等のフォルムがやせマッチョいわくガリマッチョっぽくて笑いが3分止まらなかった。
ウルトラマンシリーズの怪獣ではタッコングが好きでした。!
「それ、クボタがやる!」とは言わなかったのでホッとしました
しかしこれ、初代マンの話を知らない人が観て面白いんでしょうか。我々はやりたい放題やなぁとニヤニヤしてましたけども。
まさかのまどかマギカオマージュとかオマケがてんこ盛りなので何回でも楽しめる作品。正直エンドロールを眺めるだけでも入場料払う価値あると思います。
縁の下の力持ち。
私はウルトラマンシリーズではネクサスが好きだ。
20話の無知な光を背に戦うあのカットが特に大好きである。
私と同じくこのシーンが好きな人ならば、とても楽しめるように思う。
細やかな点が気になったりはしたが、私としては概ね賛の評価だ。
期待値高すぎたかな??
単純に怪獣を相手にしたウルトラマンの活躍を観たくなって行った。
映像や音響技術も高くなった今、さぞ迫力あるのだろうと勝手に思い込みIMAXシアターを選んでね。
う〜ん IMAXチョイスは失敗だった。フツーで十分だった…というかTVでもいいやって思ってしまった。
この映画のカメラワークは好みでは無い。やたらとドドドアップも多いし、ソレが狙いなのだろうけどヘンなアングルも多かった。怪獣(禍威獣だっけ?)とウルトラマンの闘いも 全く期待ハズレ。
スーツ姿の科特隊(じゃない禍特対だったか)が 何やら小難しい専門用語羅列のセリフをまくしたてワチャワチャしてるだけ。
役者さんたちセリフ言うの精一杯で演技は二の次って感じがする場面多くて 上っ面だけに思えたし(ソレも狙った演出なのか??)…セリフは早口なので全然入ってこなかったなあ。
シンプルにウルトラマンと怪獣の映画観たかったんだけど。もう眠気まで襲ってくる始末。
終始ツッコミどころ満載で苦笑。
この作品は特に一部ファン向けって訳でもないんだよね???あれだけあちこちでウルトラマン知らない人でも みんな観にきてねって宣伝しているし。
監督や脚本家をリスペクトしてるファンや ウルトラマンマニアにはウケるのだろうか。
でも、特に何の思い入れも無く観たっていう人たちも感動した!とか、すごく良かった!っていう評価してるみたいだったからなあ…う〜ん人の好みや感想はあてにならないと改めて感じた次第です。
もともと国内映画は ほぼ観ない派なんだけど、それにしても これほど時間無駄にしちゃったかもって思わされた映画は久しぶりだなあ。
シュワッチ!聞きたかった〜
もっと怪獣や大迫力の闘いも観たかった〜
まあソレを期待していた自分とは全く違う方向性の映画だったということですね。
ウルトラマンは美しかったです。
新解釈、令和のウルトラマン!
昭和の怪獣たちが禍威獣(カイジュウ)となり日常に現れる日本。
突如、ヌラリと現れたウルトラマンは、昭和時代にテレビで観たヒーローとは異なる、宇宙人のような超越した人間、神のような‥、美しく不気味な存在。
ウルトラマンといえば、小さい頃にテレビで普通に楽しんでいた。マニアとは違う私でも、音楽は聞き覚えがあり小さいころにタイムスリップしたような懐かしさも。全くの新解釈に高揚、興奮しました。
斉藤工のどこか人間離れした雰囲気もピッタリ。
ウルトラマンになると何故かひょろっとしちゃうのもなんとも言えない。
長澤まさみはとんでもないことに巻き込まれるのも面白い。
奥深く知的な和の映画。
ロマン、切なさ。
特撮とCGの塩梅は日本ならでは。
庵野さん独自のセンスも加わり最高でした。
つい先日みたドクターストレンジも良かったけど
感動の方向にお国柄が出ますね。
同時期にどちらも観れて良かった!
星5です。
日本の指揮でハリウッドにCG作ってもらったら、すごーく面白そう。
オマージュ&庵野プラス
特撮特有のカメラアングル、動かし方や色味など、初代作品のオマージュ的要素が盛り沢山で、且つ庵野さんの過去作品のオマージュ(トップをねらえ、エヴァ、etc)となっていると感じた映像でした。
いまの20代や、子供とか観てどう感じるのかな!?
ウルトラマンは美しい
シン・ゴジラのように「もし現実の日本で起こったら、国家・社会はどう対応するか」というシュミレーションドラマとして観た。人間の知恵と技術で「禍威獣」を倒すイントロは良かったが、本編に入って、「禍特対」のメンバーが実写で現れてから、基本的にセリフでの説明だけで、アクションがないので、臨場感や切迫感が感じられなかった。「禍特対」の事務所もしょぼいし。メンバーが何かと現場に居合わせるのも、ご都合主義だし。
ウルトラマンにカラータイマーがないのが話題になっているが、作中で長澤まさみがふと漏らすように、とにかくウルトラマンの立ち姿が美しい。エネルギーの消耗具合を、ラインの色が変わることで表すのもうまい。
全体として、ウルトラマンが現れ、去るまでの物語を、初代ウルトラマンのエピソードを取り込みつつ、うまくまとめていた。それにしても、斎藤工がウルトラマンと合体するシーンは、ちゃんと描いてほしかったな。そこをごまかしていたのが致命的。
役者陣では、山本耕史が慇懃無礼さと滑舌の良さで出色。長澤まさみは、今あの役にハマるのは彼女だけという感じ。斎藤工は、どうしてこの役をやっているのか、自分自身で理解できていないような感じ。
ドラマ部分での極端なカメラアングルは、あまり効果を上げているようにも見えなかった。
庵野監督は
自分の大好きな「特撮」を予算ふんだんに
つけてもらって好きに作らせてもらってそら楽しいでしょう
オリジナルの要素を駆け足感は否めないものの
2時間強のシナリオに起こしたなあと感心はしたけれど
客の自分にとっては可も不可もなく、、、
シン・ゴジラのテイストの既視感もあいまって
次のシン・仮面ライダーは映画館じゃなくていいかなあ
美しいウルトラマン
幼児の頃に怪獣に相対するウルトラマンに頑張ってと声をかけていた私もおばあちゃん世代。悪くはない。というかウルトラマンって美しいモノだったのね。銀と赤の流線形。そしてあり得ないほどの圧巻の巨人。実際見たらビックリする。ウルトラマンは正義の味方ではなかったという辺りは今時解釈。トランスフォーマーのパクり?のような最終兵器やインド人、中国人の科学者、エンジニアが出て来なくても解決できた安易なラストにう~ん?。☆は3+αです。いっそのこと長澤まさみさんにウルトラマンを演じて欲しかった。(ウルトラの母ではなくて)
どこかでパロディ感が抜けきれないのはカメラワークのせいのような演出...
どこかでパロディ感が抜けきれないのはカメラワークのせいのような演出のような。楽しめる作品なのは確かでも突き抜けたものはなかった。
生々しさが良かった
現代版に置き換えなお行き過ぎない見せ方が素敵でした。
ウルトラマンとカイジュウの戦闘シーンの動きの生々しさが本当良い。ウルトラマン役の斉藤工さんが、人間と異星人の中間生物であるところの表情の作り方が抜群でした。
あと山本耕作さんも素晴らしかった。
一般受けする作品ではない
監督と脚本が樋口真嗣、庵野秀明の「シン・ゴジラ」と同じようなコンセプトで当時の作品の世界観や設定はうまく生かして時代背景などを現代にしたりしてうまくブラッシュアップさせてる作品って感じ。製作者側のウルトラマン愛やリスペクト、ウルトラマンが好きなんだなぁ。っていうのが観ている方にも伝わってくる。面白かったがCGを多用しすぎていて戦闘シーンがなんか薄っぺらい…とか全体的に駆け足で進むストーリーはウルトラマンのダイジェストを観ているようだ…とか不満点も多い。あとウルトラマン知らない人にも楽しめる!とか一般向けみたいな評価や宣伝されてるけど、少なくともメフィラス星人、ゼットン、ウルトラマンゾフィーの立ち位置を知らないと何のことか分からないストーリーになるだろうし全く一般向けではなく、一般受けする作品ではないと思う(シン・ゴジラも一般受けする作品ではない)
シン・ゴジラ×エヴァンゲリオンで最高タクミ!
面白かった!ってか、凄かった。
たった2時の間に、これだけてんこ盛りの内容を詰め込んで、更に、楽しいエンターテイメントに仕上げているんだから、恐れ入る。
しかも、現代風にアップデートされていて、政治やら、軍事作戦やら、人類の尊重や共存やら、小難しい話がてんこ盛りで、とても知的な作品を観たような気分になる(笑)
特撮技術が多用されているようで、バトルシーンはなかなかのモノ。原作のウルトラマンにオマージュしているのか、カメラを動かしたり、アップにしたりする事で省略する手法が取られており、ウルトラマン映画らしさも満点!
個人的に良いと感じたのは、作品の半分ぐらいある会話劇。シン・ゴジラほどではないけど、政治や体制などで日本が翻弄される姿が描かれており、国家としての弱さを露呈している。皮肉が効いていてとても好き
やっぱり、庵野監督作品は面白いなぁ〜。
でも、子供には難しい作品かな〜。
これもマルチバース映画
現代日本でウルトラマンが現れたら、、
という国防SFシュミレーション
恐らく観る人の年代や原体験によって
感想が大きく変わる作品なんだろうと思う
哀愁漂うウルトラマンは魅力的で
映画一本ではなく毎週観たいなと感じさせられた
1番のお気に入りは
山本耕史演じるメフィラス星人
話し方に不気味な違和感を感じさせる一方、
大将、おあいそ!なんてセリフもあって
いい味出している
あとは同時期公開中のマーベル映画と同じ
マルチバースを題材にしてるのは
なんの因果か宿命か
それぞれの解釈も興味深い
不満は
一部の戦闘シーンがCG感ありありだったことくらいかなぁー
マイティジャック!
「ローレライ」、「日本沈没」、「隠し砦の三悪人」とことごとく期待を裏切られてきた樋口監督の作品。
今作も御多分に洩れず、前半の小気味良いストーリー展開を後半でぶち壊している。なぜ、あれこれクドクドと説明をしないとならないの?BGMの雰囲気が変わったあたりから小難しくなった。エンドタイトルまでエンターテインメントに徹して欲しかったなぁ。
話は変わりますが、禍特対 非粒子物理学者の滝明久
(有岡大貴)席のPC画面のスクリーンセーバー、そして彼のPCラックの上にあった「マイティジャック」に登場したマイティ号のモデル!これに目を惹かれてしまいました。二谷英明さんが主演したちょっと大人な特撮ドラマ=「マイティジャック」をキムタクが出演した「space cruiser YAMATO」風にオールスターキャストで映画化したら面白いだろうなぁと考えながら見ていました。
出たがり女優中心映画
ウルトラマンと思って見に行ったのに、いつの間にかある女優中心の映画にすり替わっていたのが、残念です。庵野監督らしからぬ映画です。ゴジラや怪獣映画を散りばめたのは、何の意味があるかわからない!がっきや広瀬アリスなんかを起用した方が良かったんではないか?残念です。
人懐っこい異星人
自衛隊も撮影協力しているし、やはり普段見られないものを見せてくれる映画らしい映画だと思った。改めて思ったのは、ウルトラマンというのは日本的な空想特撮なのだなということ。洋物ならもっと冷たい異星人が多いと思うが、この映画では日本政府と交渉をする異星人がやたらいて、ある意味で、えらく人懐っこい異星人だなと苦笑した。見た人が賛否両論の巨大化プレゼンの場面は、そこだけ設定が緩い気がして、少し笑うためのリラックス・タイムだと思っている。
やっぱり「シン」シリーズは面白かった!
エヴァンゲリヲンやシンゴジラが面白かったので見てみました。シンウルトラマンも面白かったです!
ウルトラマンは小さい頃見てたくらいで全然知識がなかったのですが、とても楽しめました。
わざと特撮風?に撮っているところとかもよかったです!
作中の音楽はエヴァの鷺巣さんが担当してることもあり、エヴァ感があってすごくよかったです。
ぜひ皆さんもみてみてください!
俺は、怪獣の造形が心から好きです!!
金曜日に公開され、月曜日の夜に観た。
土日の2日間、皆があっという間にレビューを書いてくれたので、手当たり次第に読み漁り...気づけば、ストーリーをほぼ丸ごとカバーした状態で鑑賞。こんなにワクワクして映画を観に行ったの久しぶりだ。TV画面の30分枠でなく、映画スクリーンで112分観続けることができるウルトラマンを堪能しました。
宇宙のかなた、光の星M八七(「光の国M78星雲」ではないんだね)からやってきた、地球を見守る役割の銀色の巨人が、自分の出現による衝撃から子供を守るために死んだ地球人男性と命を共有する。両者が混ざり合った存在は、人類からウルトラマンと呼ばれ、地球に現れる怪獣(禍威獣か)と戦う話。登場人物の所属組織等は異なるが、原作39話の最初と最後のポイントをかなり忠実にトレースしながら別の話として語る。庵野総監修(脚本も担当)に「上手!見事!」と言うほかはない。
「キングコング髑髏島の巨神」のレビューで書いたが(下に引用)、俺は、CG全盛の中で、特撮はもはやそれは、ハリウッドが得意とするものとなり、日本はすっかり置いていかれてしまったと思っていた。円谷英二監督時代は、数多の知恵と工夫によって、日本発の高度な特撮も編み出し続けてきたが、今はCGとなり、基本的には "資金力" の差がものを言うのだと。邦画に期待するのは "酷" だと。
---ここから過去レビュー引用---
尊敬する円谷英二監督も、きっとこんな特撮を撮りたかっただろう。CGという技術がない中で、モノによる工夫によって空想の世界を実際の映像に映し出してきた特撮技術は、工夫という点で俺の心を捉え続ける。しかし、これだけリアルに描けるCG技術がある時代に円谷監督がいたら、いったいどんな映像を俺たちに見せてくれたのだろう。それを見られないのは、残念だ。
---ここまで過去レビュー引用---
引用した以前のレビューを少し反省して、今、言わなければいけないのは、「円谷英二監督、日本でもここまで描けるようになりましたよ」ってことだ(「シン・ゴジラ」で言うべきだった)。前半を構成する怪獣(禍威獣か)とウルトラマンの対決シーンは、山地シーンが多いなど予算面からの工夫はそこかしこにあるのだと思うが、とにかく素晴らしい!
そして素晴らしいCGの合間に、空飛ぶウルトラマンを初めとする「当時のままの特撮映像」が挟まれているのを円谷監督も楽しんでくれるでしょうか。「空を飛ぶシーンは、ウルトラマンや飛行機を糸で吊るして撮るのだが、糸はどんなに細くても映ってしまう。しかし、天地逆に吊るして撮り、それを天地逆に放映すると、人間は吊るし糸が下にあるとは思わないので、糸が見えないんだ」という技術を聞いた時から、「特撮の工夫」に感動し続けてます。「水の中に牛乳を流し込み、それを逆さまに放映すると "火山の噴火(モノクロ)" が撮れる」も感動です(本作には、もちろんそのシーンはないけれど)
TVシリーズでは怪獣との戦いに活躍する科特隊という5人のチームは、映画では現場の行政機関として描かれ、戦うのは自衛隊! これは、平成ガメラシリーズから、樋口監督の得意とするところで、今回も自衛隊完全協力のもと、リアルな "戦い" が観られる(テロップには、協力した部隊が駐屯地別に表示されるところまでいきましたね!)。ステルス戦闘機から投下される地中貫通弾は、数十発投下されて弾切れ。「次を米国から購入しても納入に数週間かかる」というセリフは、変なところでリアルを追求する庵野総監修らしい脚本。
終盤のゼットンとの戦いは、近年の円谷プロ的な、巨大な相手と空中(または宇宙空間)で戦う比較的すごくないCGだが、いつかはこの戦いすら肉弾戦を感じられるモーションピクチャーを駆使したCGで観たいなあ。金が全て、ではあるけれど。ああ、たとえば前○さんとかが、庵野・樋口チームに100億円くらいをポンとくれないかなあ。
それでも、当時のTVシリーズでは、円谷プロメンバーが毎週死にそうになりながら30分実質24分枠の終盤5分の特撮シーンを撮っていたと考えると、今回112分のうち約30分の特撮シーンを見られるのはすごいことなのだろう。ああ、次の「シン・ウルトラセブン(注1)」では、「上映時間の8割を占める特撮シーン!」といった宣伝文句を見てみたい!!
(注1)次の「シン・ウルトラセブン」…もちろん自分の願望であり妄想。でも、終盤でのゾフィー(ゾーフィか)のセリフを耳にしたら、宇宙人(外星人か)と戦い続けるウルトラセブンへの流れを、俺は当然期待しちゃいます。
セリフ「今回の件で人類はベータボックスにつながる技術を自分たちのものとしたが、理性の面では成熟にほど遠い。このことは、すでに多くの星の関心となっているだろう。人類のアンバランスさを危惧する外星人が、これからこの星に続々と現れ、大変な時代になるだろう」
追伸1
「シン仮面ライダー」の予告観た。庵野監督が「浜辺さんを撮りたいんだ」とわくわくして撮っている感じがにじみ出ていた。
追伸2
自分は、怪獣が好き。特に恐竜を意識して作り出されてきた初期デザインがこの上なく好き。庵野さんだと細身でメタリックになるのかなと思ってましたが、その造形は成田デザインを踏襲した上で、当時は出来なかったが現在なら出来る造形の妙を組み込んで、ホントにカッコいい怪獣(禍威獣か)達でした。観られて、幸せ。今回みなのレビューを読んでいたら、映画を観たら、レビューを書いていたら、ウルトラマン全39話の怪獣達の様々な造形が懐かしくなった。彼等の造形への個人的感想を人気ランキングとともに書いちゃおう。俺の好みってだけで誰の役にも立たないけれど。◎は造形大好き。
●一般に大人気な怪獣達(皆の記憶に残っている彼等)
レッドキング 怪獣王だし、何度も出るし、力持ちだし。俺はああいう色や質感は好きでないけれど、皆に大人気なのは間違いない!
バルタン星人 フォッフォッフォッフォって誰でも真似したことあるでしょ。セミとザリガニくっつけただけなのに、見事な造形は深く子供の心に刺さったんだね
ピグモン あの巨大で意思がないガラモンを小さくしたら、人情あふれる愛玩動物のようなピグモンって、考えた人すごすぎ。ま、目つきも変わったんですけどね
◎ ベムラー なにせ第一回の怪獣。そしてその恐竜らしさが、俺の心を捉えて離さない。小さめの頭、短い腕、逞しい足、小気味よくトゲトゲした頭部〜背中〜尻尾、う〜む、素晴らしい!
◎ゴモラ 頭部が大きくてもカッコよさを維持できるという奇跡を見せてくれるフォルム。この絶妙なバランスは、信じられない太さの尾があってこそなのか。そして光線や炎がないのに、強い。その点はレッドキングと同系統だが、自分はゴモラの方が好きだ
◎ゼットン なにせ、その回のタイトルは「さらば、ウルトラマン」そして、最終回にウルトラマンを倒すにふさわしい人工的な匂いをプンプンさせる姿形。着ぐるみの出来不出来がモロに出る造形で、怪獣ショーやその後のウルトラシリーズでは何度悲しい思いをしたことか。ちゃんと作れば、あんなにカッコいいのに
メフィラス星人 ゼットンと並ぶ「宇宙的な顔」。そして、一人の少年に地球を渡すか否かの意思決定をさせるというストーリーは、どれだけ多くの子供に「僕もしっかりしなきゃダメだ」と決意させたことだろうか
ジェロニモン 怪獣の酋長という概念は誰が思い付いたのか。そして酋長そのままの造形を恐竜型に見事にマッチさせた造形!どんな怪獣も蘇らせることが出来るというとんでもない能力も、酋長だったらそうかも、と思わせる何とも言えない説得力
ザラブ星人 石板のような姿形を俺は好きではないが、ニセウルトラマンだからか、人気は高い
ジラース 人気があるのは、襟巻きの愛らしさか、それともゴジラそのままだからなのか。自分はときめくところまではいかなかった。
●コアな人気を博する怪獣達
◎ブルトン 「次元が異なるってなんかすごく違うってことなんだ」と、子供にすら感覚的に理解させるこの造形!
ガヴァドン 子供達が愛する怪獣を倒さずに宇宙に運んだ後に、子供達に「毎年、七夕の夜に空を見上げてご覧」と語りかけるウルトラマン。「七夕の日に雨が降ったらどうするんだよ!」と涙声で叫び返す少年。名作。自分ははんぺんみたいな最初の造形が好き
ザラガス 「射つな、アラシ!」というタイトルが本編の全てを示す、極限状態での選択肢を少年たちの心に刻みつける作品。名作。だんだん強くなっていく、ということを造形で示す見事さ。
ダダ シュールなその造形は根強い人気
◎アントラー その強さ!甲虫好きな子供心を捕らえるその頭部
スカイドン 生真面目に演じるコミカルストーリーNO1。造形はそんなに興味ない
ガマクジラ 多くの人が愛嬌を感じる造形
ギャンゴ 生き物?機械?融合の不思議さを子供達に体感させる造形
◎テレスドン その顔形、シャープとはこうだ、と訴えてくる
ジャミラ 子供達に「理不尽」という心象を体感させ、なにかおかしいと感じさせる話と造形。ウルトラセブンの「ノンマルトの使者」、帰ってきたウルトラマンの「怪獣使いと少年」と本作で理不尽三大名作と自分は思っている
シーボーズ 愛嬌というより哀愁。それをこの造形で描いたのは天才か?
ウー 遠ざかっていく自然や過去、という感傷を、子供達に体感させる。名作
●渋すぎな怪獣達
ケムラー 俺は好きだな。でかい口、デフォルメの妙。そして開く背中、羽?
ペスター ヒトデとは。それも二つ?!どこから思いつくのそのアイデア。二人の人が入っているんだよ。
◎キーラ 虫みたいで俺は好き。でもなぜかこの回は人気ないよね。最終回の前の回なのにね。
ネロンガ 渋すぎに俺は入れるけど、今回は抜擢されてよかったね。電気好きだったおかげだね。エネルギー好き特集なのになんでバルンガ出ないの?(ウルトラQだけど)
ラゴン 半魚人は俺にはあまり響かないみたい
グリーンモンス ケロニアと並んで「動く植物」というのは、画期的アイデアと思うけれどねえ。
ガボラ 彼も今回、抜擢されたね。その襟?は秀逸なアイデアだけどなぜか俺には響かなかった
アボラス 俺の中での「怪獣らしい怪獣。ただ頭部デカすぎ
ヒドラ 鳥はあまり俺には響かない。でも、話は傑作。
ザンボラー これも怪獣らしい怪獣。オレンジ色を熱そうに感じるのは、彼のおかげ
●影が薄い怪獣達
チャンドラー 「やられ役」というのがあるだろう。かませ犬というのか。彼のための言葉だ。
マグラ 岩。それは怪獣のフォルムとしごく相性がよい。カッコいい。揺れる大地。しかし登場時間が短い!
スフラン しょうがないよね、ただの草だから。序盤の登場(第5話)だったからか、意外と図鑑類には登場してるのにね。
◎ゴドラ チャンドラーと並ぶ噛ませ役。でも俺は彼のフォルムが大好き。小学生の時に絵に描いた。黒と白の絶妙なコントラスト!
サイゴ 砂から出るせいか、暗い星が舞台なせいか、とにかく見えない印象。悲しい印象。
ドドンゴ キリンビールのラベルで見てたからかな。俺が黒色・褐色・灰色系が好きだから、黄色は響かなかったのかな。
ミイラ人間 ミイラだし…
バニラ アボラスの青との対比、結構工夫した回と思うが印象薄い。なぜだろう。
グビラ ユニークな造形!だけど俺はカワハギ型にときめかない。
ゴルドン レッドキングやドドンゴと並んでたぶん俺は、金色よ黄色がハマらない。
ケムール人 ウルトラQで代表格。向こうでの印象が強すぎて、こちらでは薄い。
ケロニア 植物が動く斬新さ、その強さ。なのになぜか影が薄い。
地底人 背広の人が目にパッチ当てただけって…ただ子供心には怖かった。
ゼットン星人 それ、ケムール人だし…と子供心にも思った。なかなか名前が公開されなかったしな。
ちゃんとゼットン星人で終わった。これで本当に、さらばウルトラマン。
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