劇場公開日 2020年10月9日

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「モノクローム3時間で送る、悪夢の傑作」異端の鳥 自称 映画評論家 Sさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0モノクローム3時間で送る、悪夢の傑作

2020年11月10日
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この映画は少年が家族を探すために生きていこうとする姿を描いた映画である。
少年が行った先々にはいじめや恐怖、虐待などが待っており、少年に幸福はない。むしろ不幸が続く。そんな作品だ。
誰もがもう二度と見たくないと思うだろう。カンヌ国際映画祭では、観客の半数が途中退却したが、そのモノクロームの世界に魅了された人々が、上映後、たくさんの拍手を送った。かなり過激なシーンが多い本作だが、傑作だと言う人は少なくはない。
少年が生き延びようとする姿を過激なシーンと共に描く傑作映画なのだ。

ただの映画好き