劇場公開日 2020年10月9日

異端の鳥のレビュー・感想・評価

3.749
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2.0少年と狂人達

MARさん
2020年10月20日
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悲しい

怖い

ホロコーストから逃れるために疎開していた少年が、ある出来事から家を目指し旅立つこととなり、道中で起こる厳しい仕打と少年の変化の物語。

とにかく観ていられないような描写が続く。

少年が行く先々で出会う人物は皆揃いも揃って狂人だらけ。中には善人もいたり、よくわからん人もいたけれど。
しかし、人ってここまで狂えるものなのか・・・戦争って恐ろしい。。

とにかく嫌~なものが3時間ノンストップ。しかし、大人しかった少年が狂気のなかで闘うことを覚えていく、ある意味成長(は語弊がある?)物語なのかな。

戦時中に異端として扱われる者への厳しさ、残酷さがよく描かれていた作品だった。

ただ、それと同時に、個人的には
「みんなの嫌いなもの全部乗せ!」
みたいなノリも感じてしまい、純粋に物語を観れない部分もあったかも。

この半分くらいでも充分だった気が。

それと、ちょくちょく行く劇場なんだけど、長い作品を観るにはもうちょっと背もたれが欲しいのです(^-^;

話はそれるけど、昔、三羽のカラスが一羽のカラスを空で地上で啄み続けている場面に遭遇しました。
可哀想だったので三羽を追い払ったのだけど、急いでいたのですぐその場を離れました。あのあとどうなったのかな・・・。

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MAR

2.0なぜ白黒?

かんさん
2020年10月20日
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とにかく気分が悪くなる作品でした。
結末もよくわかりません。
主人公の少年、お疲れさまでした。

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かん

3.0いつかは、誰もが、ペインティドバード

2020年10月20日
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 予備知識0で、劇場へ。オープニングから、一体、私は何を観ているのかしらと、戸惑い続けた3時間。
 原作も、監督さんの意図も、解りかねます。と云うか、知りたいと思えないんです。ただ、あなたは、鳥にペイントしたことありますか?。ペインティドバードに、なりたいですか?。もし、ペインティドバードを見つけたら、何をしますか?。と、常に問われ続けた気がして、しんどかった。
 本作を宗教や民族で、他者をペイントしたがる、ヒトの宿業と捉えることもできますが、おそらく本作は、明確な正解とか、無理にメッセージを探すものではないようです。ただ、そこにある。そんな3時間。
 是非、皆様もご体感下さい。一時停止できない劇場でね。そしてラストに「フルメタル ジャケット」の微笑みデブみたいな目をしていた男の子に、幸あらんことをお祈り下さい。

「冬の小鳥」
 ヒトは、ホモサピエンスの直系ですが、少しネアンデルタール人のDNA が、あるそうです。ネアンデルタール人は、がっしり体型で、狩猟が得意。反面、共同作業が不得手だったとか。ヨーロッパ系の個体に多く、アフリカ系には、いないそうです。ネアンデルタール色が濃いのが「異端の鳥」や「白いリボン」とすれば、ホモサピ色が濃いのが「冬の小鳥」。併せ御覧ください。

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機動戦士・チャングム

2.5世の中のありとあらゆる不幸を描いたような作品。ホロコースト映画なの...

Shiroさん
2020年10月19日
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鑑賞方法:映画館

世の中のありとあらゆる不幸を描いたような作品。ホロコースト映画なのかも説明なければ分からない、ただの孤児いじめの話に見えてしまう。
BGMはなく、何かとハエの飛ぶ音を聞かせてくるのでちょっとイラッとしました。とにかく長く、エンディング前にとうとう寝落ちしてしまった..残念
ちなみに途中退場者は三名ほどいたようです。

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Shiro

3.5見てよかったのか?見ないほうがよかったのか?

2020年10月18日
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とにかく、重い。
人はこれほどまで、人を攻撃するのか?

映画の途中では、「これって、ソビエト残酷物語じゃない」と思いながら、目を背ける場面の連続。

この子が、感情を発達させていくさまも見どころだが、生きるって何だろうと考えてしまった。

これが、戦争の現実。
人が憎悪を噴出させる日常。
生きるために、異物を排除する世界。

ここから目を背けてはいけないのだろう。

原題が、この映画の本質をついている。

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ミツバチば~や

4.0軽い気持ちで観に行ったら、痛い目に遭う。

2020年10月18日
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ベネチア国際映画祭、ユニセフ賞を獲得してるので、日本でも注目度高いと思うが、これ、R15指定ってことだけど、それだけで大丈夫か?
戦争の現実を突きつける良作だとは思うけど、観るのに覚悟が必要だと思う。

3時間弱という長さの作中、拷問みたいに、これでもかってくらい、人間の邪悪で残虐な行いを見せつけられる映画。
あまりに救いがない。
モノクロなので、余計に陰鬱な気持ちになる。
特に女性には不快と思われる描写も多く、途中席を立った人もいた。

しかし人間とはこうしたもんであるというのも確かで、目を背けないことが、次の悲劇を生まないことに繋がるのかもしれない。
生きるということは、綺麗事では無いのだ。
まして、戦時中という混乱の中では。
自分の属する世界が、いつ何時、こうならない保証なんてない。
そうなった時に、人間的な行動が取れるか、そういうことを考えさせられる。
それにしてもちょっとこの平和な現代の日本で生きてたら、この過酷さは、想像できないだろうな。

あまりに凄惨すぎて、ちょっとシュールにさえ思えた。
そしてあまりに不運が続くので、少し感覚が麻痺して慣れてくる。
それは主人公も同じで、強く逞しく、狡猾に、非情になってゆく。

たまに登場する、ウド・キアーやハーヴェイ・カイテルやステラン・スカルスガルドやバリー・ペッパーなどの馴染みの顔にホッとする。

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クリストファー

3.5コミュ障少年の壮絶ロードムービー

2020年10月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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Mt.ブルー

2.5そんなに異端ではない。

ONIさん
2020年10月18日
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強烈なビジュアルとタイトルによりもっと異端な映画かと思ったらそんなに異端ではなかった。
原作は有名なのか、これはこれで面白そうだけど、モノクロの割にはお金がかかっている大作で、よくみればハーベイカイテルとか出ている。しかしいかんせん映画的興奮度が足りない。昨日見た「スパイの妻」に比べると圧倒的に興奮度が足りてないし、過去のソ連の戦争を描いた映画に比べても驚きが足りない、というのが冒頭10分ほどで気づいてしまう。けれど労作ではある。

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ONI

4.0東欧の人とは違った映画の見方をしてるかも知れない

HigeKoboさん
2020年10月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

時代感覚が無くなるほどの非文明的な田舎の環境に驚く。少年の流転する運命とともにだんだん周りは文明化した環境になるが異端者としての少年の排斥は続く。
小鳥も同じ。生と性に絡む軋轢、異端排斥は生き物の宿命なのか。
死ぬ運命の馬にしか話さなかった少年も最後には名前を取り戻して終わる。
宗教、ロシア革命、コサック、ホロコースト、ソ連周辺国の苦難。
色々盛り込まれていそうだが遠く離れた日本人には掴み切れない文化的底流が有りそうなのは分かる。ポーランドの原作者やチェコの監督とは違った映画を見てるかも知れない、そんな不安も感じる。

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HigeKobo

4.0エンディングに救われる。タイトルもすごい

惑星さん
2020年10月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

東欧の厳しく美しい田園風景を背景に、少年が過酷な運命に耐える。少年が出会う大人たちは年寄りも女も中年男もふつうの大人たちである。しかし、そのふつうの大人たちが少年を精神的に肉体的に虐げ、少年が安心して暮らせる場所はない。

長尺169分の大部分の時間、モノクロのスクリーンに過酷な試練に耐える少年の姿が描かれ続ける。そんなに続かなくてもよいのではないかと思うし、海外でのプレス向け試写会では途中退場者も多かったという。

物語の終盤、父とやっと再会した少年は口をきかない。父に自分の名前を忘れてしまったのかと問われても答えない。しかし、家に帰るバスに揺られて眠ってしまった父の横で、少年は曇った窓ガラスに指で自分の名前を書く。父への答えであろう。救われるエンディングだった。

最後にタイトルについて。
原題の「The Painted bird」をそのまま訳すと「塗られた鳥」であるが、「自分ではどうにもできないことを理由に差別される鳥」という意味を、やや大げさに、かつ商業的に「異端」とキャッチーな一言で言いつくすとは。屁のような、不要な副題をつける映画も多い中で、すごい。

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惑星

5.02020年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️✨

stoneageさん
2020年10月17日
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stoneage

5.0うまく中和

2020年10月17日
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mahasatearan

3.0正直、覚悟していたほどではなかった。

2020年10月17日
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観ていて辛かったのは「無垢の祈り」の方が格段上だ。
何故なら、本作では辛い目に合うのは少年だけではないからだ。
むしろ、いきたり火だるまにされるフェレットや、異質の色を塗られる鳥の方が悲惨に思える。
結局、生きるというのはそういうものなのだ。誰もが平穏に生活出来る場所などない。
何処に行こうと辛い現実が待っているだけなんだ。だからこその“目には目を、歯には歯を”なんだ。
「無垢の祈り」のラストの少女の祈りに比べれば、充分ハッピーな終わりかたであったと思う。

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ムーラン

5.0洋画タイトルのpainted birdが全て、それで考察

yyyさん
2020年10月16日
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色付けされた鳥、本来は仲間でもそれを見ると・・・
ナチスだから極悪・・・
ユダヤ人だから・・・
普通に暮らしている人は普通・・・
全部違う。

一部で起きているコロナウイルスの自粛強制する人たち、嫌がらせをする人たちも同じでは?と。
ステレオタイプの現代社会を撃ち抜く傑作でした。

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yyy

3.0さまよえるポーランド人

2020年10月16日
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梨剥く侍

3.5人の異質物を排除するエゴと欲と業を歴々と見せつけてくる作品です。

松王○さん
2020年10月15日
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悲しい

怖い

難しい

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松王○

4.021世紀の日本に生きている幸せをかみしめました。

2020年10月15日
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100年くらい前の世界は、今よりももっと強者が弱者を虐げるのが当たり前だったんですね。
いやもう、淡々と様々な種類の暴力を見せられて…主人公と一緒に自分の中が侵食されるような嫌な気分を味わいました。
同時にとても惹きつけられて、最後まで主人公の行く末を見守りました。

この100年で随分人類は進化したように感じますが、21世紀の今でも。
中東で。南アジアで。アフリカで。中国で。
アメリカでも。そして、日本でも。
主人公のように虐げられて、黙って耐えている人はいます。

どうしたらいいのか答えは全然出なかったけれど、心の中にこの気持ち悪さを置いて、考え続けたいと思います。

上映中、退出する方が何人かいました。
「気分が悪くなったのかな?分かるわー」と思いましたが、しばらくして戻って来られたので、トイレかな?
私もこの長さの映画は久々で、姿勢を変えたり、足をくんだり、普段よりいごいごしましたが、やはりお尻は痛くなりました。
でも、飽きずにエンディングまで導かれて、十分な満足感がありました(^^)

帰り、そのままだとしんどくて、今週上映終了の「ギブン」を観ました。
「ギブン」は上映時間59分の作品ですが、どちらも観てよかったと思っています。
映画って、不思議なアートです。

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のりたま

4.0depravity and prejudice

everglazeさん
2020年10月14日
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everglaze

5.0傑作です。

ちゆうさん
2020年10月14日
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泣ける

悲しい

怖い

音楽なし台詞ほぼなし。
粛々とモノクロの映像が戦時下の日常の悲惨さを訴え続ける2時間49分。

眼を背けたくなるようなシーンが続く。
動物がぎゃくたいされる。
殺人行為が平然と行われる。
暴行シーン数多。
途中退出する気持ちもわからないではない。
だが、観ている小生も時間の経過とともに段々慣れてくるのか、それほどでも感じなくなってきて・・・
人間って怖い、ほんと、天使にでも悪魔にでも成れる、二面性を持ち合わせてることを実感した。
この作品を理解するために2時間49分は必要不可欠だったんだと思わせました。
1時間30分や2時間では語り尽くせないんじゃないでしょうか?
正直、この映画、全く長く感じなかった。
むしろ、どんどん引き込まれていった。

そして、感動的なラストと
エンディング曲の素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものあり。

時間があれば、何度でも観たいです。

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ちゆう

4.0容赦のないリアリズム

2020年10月14日
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 ひと言でいうと-容赦のないリアリズム-である。ナチス・ドイツによる迫害を逃れて両親と離れて疎開しているユダヤ人の少年。小動物を助けようとするような優しい少年だ。ある出来事で放浪の旅を余儀なくされる。ベルリンの壁崩壊までは東ヨーロッパと言われていた地域である。戦争にすべてを持っていかれ、貧しくて逼迫した生活をするしかない人々。口を利かない少年のことを人々は何故かユダヤ人と見抜き、寝場所と食べ物を与える代わりに重労働を課す。
 少年は行く先々でさまざまな人に使われる。集落でシャーマンのように崇められている老婆、猜疑心と嫉妬心の塊のような年老いた牧場主、酒を密造しているホモのロリコン男、色情狂の若い女などだ。「十字は切れるのか?」と少年に訊いた鳥飼いの老人の台詞が印象的である。少年は躊躇いなく十字を切り、カトリック教徒を装う。生きるためには宗教も捨て、ユダヤ人であることも捨てるのだ。
 欲望や感情をむき出しで生きる人々と接する中で、少年は人生を学んでいく。ときどき飛行機の編隊が空を飛んでいるのが見える。戦争は少年には関係ない。今夜の雨風をしのげる場所と明日のパンがあるかどうかだけなのだ。
 映画は、ユダヤ人で差別を受けているからといって少年を正当化したりしない。自分が助かるために人を見殺しにし、旅に必要なものがあれば暴力で奪う。生き延びるためには他人の靴さえ舐めることを厭わない。靴を舐めるのは犬だ。犬は人間ではないから殺されず、放り出されるだけだ。善も悪もひっくるめて少年の人生である。
 優しさとの出逢いがまったくなかった訳ではない。年老いた牧場主の妻、カトリックの司祭、年配のナチス・ドイツ兵士などが、一瞬ではあるが情けをかけてくれる。しかし殆どは少年を便利に使ったり、欲望のはけ口にしたりするだけだ。意味なく殴る人間もいる。最初はただ無抵抗に殴られるだけだった少年も、いつしか反撃の手段を得る。迷いも躊躇いもない。
 ユダヤ人はナチス・ドイツが支配する地域においては塗料を塗られた鳥と同じだ。仲間に入れてもらえず、迫害されて殺される。だから生き延びるために自分を親戚に預けた両親のことは理解できる。しかしその行動を正当化しようとすることが許せない。それは嘘だからだ。
 ラストシーンで漸く少年の心に余裕が生まれる。父の腕に刻まれた数字を見て、少年は少しだけ優しさを取り戻す。過去を正当化することは出来ないが、これからも生き延びることは出来る。重荷を背負って生きていくのだ。原作者のイェジー・コシンスキは1991年に57歳で自殺した。

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耶馬英彦
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