劇場公開日 2020年10月9日

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異端の鳥 : 関連ニュース

【「異端の鳥」評論】少年の受難と人間の罪をモノクロ映像美で描く、東欧映画の躍進を象徴する画期作

【「異端の鳥」評論】少年の受難と人間の罪をモノクロ映像美で描く、東欧映画の躍進を象徴する画期作

第二次世界大戦下の東欧のどこかで、ひとり放浪を余儀なくされた少年が体験する“地獄めぐり”の物語だ。ユダヤ人迫害や反戦といったテーマも含まれるが、「異端の鳥」においてそれらは背景にとどまる。劇中で前景となるのはあの手この手で繰り返される“普通... 続きを読む

2020年10月13日
少年への残虐行為にベネチアで退場者続出 発禁書を映画化「異端の鳥」本編映像

少年への残虐行為にベネチアで退場者続出 発禁書を映画化「異端の鳥」本編映像

ホロコーストから生還した、ポーランドの作家イェジー・コシンスキが1965年に発表し、同国で発禁書となった小説を原作に映画化、第76回ベネチア国際映画祭でユニセフ賞を受賞した「異端の鳥」の本編映像の一部が公開された。ナチスのホロコーストから逃... 続きを読む

2020年10月6日
発禁の書を映画化、“悪魔”と呼ばれた少年が人間の悪意に立ち向かう「異端の鳥」予告編

発禁の書を映画化、“悪魔”と呼ばれた少年が人間の悪意に立ち向かう「異端の鳥」予告編

ポーランドでは発禁書となり、作家自身も後に謎の自殺を遂げた“いわくつきの傑作”を映像化、ナチスから逃れるために田舎に疎開した少年が差別に抗いながら強く生き抜く姿と、ごく普通の人々が異物である少年を徹底的に攻撃する姿を描いた「異端の鳥」の公開... 続きを読む

2020年7月26日
ホロコーストから逃れた少年が直面する過激な差別と迫害……「異端の鳥」特報入手

ホロコーストから逃れた少年が直面する過激な差別と迫害……「異端の鳥」特報入手

第76回ベネチア国際映画祭で注目を集め、第92回アカデミー賞国際長編映画賞のチェコ代表にも選出された「異端の鳥」の公開日が6月12日に決定し、特報映像とティザービジュアルを、映画.comが先行入手した。本作は、第2次大戦中、ナチスのホロコー... 続きを読む

2020年2月27日
発禁書が奇跡の映画化 ホロコーストと“普通の人々”からの差別に抗う少年描く「異端の鳥」公開

発禁書が奇跡の映画化 ホロコーストと“普通の人々”からの差別に抗う少年描く「異端の鳥」公開

昨年のベネチア国際映画祭で注目を集め、アカデミー賞国際長編映画賞のチェコ代表にも選出された「ThePaintedBird(原題)」が「異端の鳥」の邦題で、2020年初夏公開される。第2次大戦中、ナチスのホロコーストから逃れるために、たった一... 続きを読む

2020年1月28日
第44回トロント国際映画祭を総括 票を集めやすい傾向にある作品とは?

第44回トロント国際映画祭を総括 票を集めやすい傾向にある作品とは?

第44回トロント国際映画祭は、オスカー前哨戦の皮切りとされる観客賞ほかを発表した9月15日に閉幕した。結果を語る前に、今年の特徴をお伝えしたい。(取材・文/よしひろまさみち)今年のトロントは、一言で言うと「いつもと違う」。まず、アカデミー賞... 続きを読む

2019年9月17日
ベネチア映画祭終盤、ポランスキー新作と「ジョーカー」が高評価

ベネチア映画祭終盤、ポランスキー新作と「ジョーカー」が高評価

8月28日から始まったベネチア国際映画祭も終盤を迎え、概ねコンペティションの作品が出揃った。批評家による星取り表でダントツに評価が高いのは、ロマン・ポランスキーの「AnOfficerandaSpy」と「ジョーカー」。その後イタリア映画の「M... 続きを読む

2019年9月6日
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