「不幸話お腹いっぱい」異端の鳥 かとしさんの映画レビュー(感想・評価)
不幸話お腹いっぱい
なにやらエッジの効いた作品らしいという評判で見に行ったが、たいしたことなかった。
モノトーンの映像も宮川一夫に遠く及ばす、演出も平凡。音楽はほぼなし。
この手の不幸話は、これまで幾百の作品で語り尽くされている。
特にこの作品ならでは斬新さがあるわけではない。
人間がこれまで何千年と続けてきた不幸と、その不幸を生み出してきた人間の未熟さは、そろそろ終わりにしよう。
この不幸に三時間浸りたい人は見ればいいと思うが、私はもう十分です。
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