天才たちの頭の中 世界を面白くする107のヒントのレビュー・感想・評価
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インタビューをまとめた感もあるが・・・
どんな天才が出るのかと思って、興味深く見ました。
インタビューをまとめたという感じもしますが、色んな視点や考え方も感じることができた。
突撃インタビューも多くて、ビルゲイツのスルーには、まあ致し方ないのかなと思えた。
個人的にはダライ・ラマのコメントに暖かさを感じた。
一つのシンプルな質問に色んな有名人が答えてる映画
内容は
あなたはなぜ創造的なんですか?
っていう質問に色々な有名人が答えてるだけのものですが
結構、この人にどうやってインタビューしたんだろう?
って人も含まれる感じ
色んな人の見解が聞けて面白いが
最後のミヒャエル・ハネケの言葉が一番重要かもね
わかってなきゃいけない必要なんてないもんね
でも、それぞれの意見面白かった
たくさんの天才が『なぜあなたはクリエイティブ?』 の質問に答えるの...
たくさんの天才が『なぜあなたはクリエイティブ?』
の質問に答えるのがへぇ〜粋やなあとか
めちゃくちゃ面倒そうやなとか
単純に興味深い映画だよ
見たからって何か活力になったり自分がクリエイティブに近づけるヒントがある訳じゃないけど
天才の受け答え見るのって面白いやん?
こういう本ってあるけど、やっぱり映像の方が
表情とか態度とか雰囲気とか加味されて魅力的
私的には途中途中に挟まれてる絵がめちゃくちゃラブ
インタビューしてる人が書いてるのかな?
絵本のような絵で可愛くてキャッチーで上手い!欲しい!
当事者はいいかもしれないが…
もちろん、著名人が多く出てること自体
ものすごく興奮するし、それだけで面白い。
だが、それはその人ひとりひとりを知った上でのこと。
あの1分程度の映像やコメントで、深くは理解できない。出来るわけない。人となりをある程度知っていれば別だろうが……。
しかし、私たちの創造力を掻き立てるには十分すぎる追い風である。
面白かった
天から授かった才能を自覚し努力し続けること。喜びや苦しみといった感情を受け取る感受性が強いこと。自身が受け取った感受性から創造することに長けていること。天才達を観ていて、そんな印象を受けました。
私は、映画作家や歌手をとても尊敬しているので、沢山の天才のコメントが詰まったドキュメンタリーフィルムを観ることができて、とても良かったです。
創作のヒントがいっぱい
創る人たちに"Why are you creative?"と聞いていく映画。
「生まれつき」「これしかなかった」という人が多くてビビる。
「クリエーターは幸せにはなれないの」にやっぱりそうかと思う。
すごい魅力的な女の人がいたんだけど名前が解らないからDVDで観よ。
多分、英語だとより細かなニュアンス解りそうだから、英語字幕でも観てみたい。(ヒアリング弱いので聴き取れない)。
こだわり抜いて積み重ねたもの
作品の中で為される問い掛けは、あまりに漠然としていて、唐突にその質問をされても困惑するはず。しかしながら、同じことを何年もかけあらゆる場所で質問し続けたこの撮影量は、想像を絶する。
映像は粗いし統一感もなく、終始人物のインタビューだけなので、興味を持てなければかなり退屈に感じてしまうかもしれない。
それでも、登場するのは有名人ばかりで、しかもそのジャンルは多岐にわたっているため、何かしら興味を持てるような気がする。
同じ質問で、その反応や表情が明らかに違うので、かなり楽しめた。こうしたインタビューを並べ立てただけのドキュメンタリーの中では、かなり集中して見ることができた気がする。
とにかくやりきったものを提示されて、あとは見る側の観察眼が問われるような…、そんな作品なのかなー。
個人の映像コレクションだったらいいけど。
細切れに延々と同じ質問の繰り返し。そりゃ107人って人数だからそうなる訳か?
素材は最上級なのに味付けがイマイチな料理の様で、ドキュメンタリーとしては残念な仕上がりに感じる。
語られる言葉にグッとくる余韻も残さず次、そんなテンポ、観るには根気がいるな。
「なぜ」あるいは「何が」クリエイティブなのか
インタビューとその答えが、ひたすら繰り返される作品である。アポ無しの突撃インタビューもある。
1990年代後半から20年くらいの映像が大部分で、録り溜めた“映像コレクション”を一挙に公開します、といった作品だ。そのため、今は亡き大物もいる。
基本的に、英語・フランス語・ドイツ語が通じる“天才たち”を対象としている。例外もあって、たけしと荒木経惟は日本語で答えている。
107人ということだが、単純計算で一人50秒もない。
人物一覧は公式サイトで見ることができるが、人によって配分が大きく異なるので(例えば、デビッド・ボウイは何度も出てくるし、ビル・ゲイツは答えないで去って行く)、半数くらいは、風のように通り過ぎる“ちょい役”にすぎない。
また、回答の内容は人それぞれだから、人物の配列の意味や、全体にわたる構成は全く無いと言って良いだろう。
取材された“天才たち”は、芸術家やデザイナーやミュージシャン、映画監督や俳優ら、“アーティスト”が多い。
彼らの多くは、問いに対して一瞬とまどい、そして絞り出すように必死に答えるのだが、具体的な作品に即した質問ではないし、変なところを突かれて困っている感じだ。
原題の「ムカデのジレンマ」というのは、ある人物の「前に進まないと落っこちる」という回答から取ったと記憶する(が、定かではない・・・)。
ただ、内容が断片的で、かつ、あまりに進行が早い。興味のある人物が出てきても、記憶に刻む前にドンドン先へ行ってしまい、「あれ、今、何を言ってたっけ?」となって、大いに困った。
同じ流れがダラダラと続くだけで、途中は退屈してしまったが、後半はアーティスト以外の人物も出てきたので、がぜん面白くなった。
「クリエイティブ」という概念も、アーティスト以外の人物では、捉え方が大きく異なることが明らかになる。だから、当然、答えの質も変わる。
ダライ・ラマやローマ法王のような“宗教家”は、「クリエイティブ」と聞くと、「知性や心の働き」と哲学的に捉えるようだ。
マンデラやゴルバチョフのような“政治家”は、「昔のやり方に囚われない解決法」と実際的に捉える。(ゴルバチョフは、クリエイティブすぎて、心ならずもソ連を崩壊させてしまったのか・・・。)
サイエンス部門はホーキングだけで、“科学者”としては極端な例だ。だが、基礎科学をやる人間にとって、新しいことを見つけるのは当たり前であって、質問自体がナンセンスというのは、確かにそうだろう。
“天才たち”が具体的にどう答えたかは、見てのお楽しみである。
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