トップガン マーヴェリックのレビュー・感想・評価
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トムの本気を見た大傑作
前作の予習は必須です。
予習しないとなぜ彼らがこういう感情になるのか、という重要なことがわかりません。
航空機の撮影がいかに費用がかかり危険で狙った映像を撮るのに苦労したのかと思うとこの高評価は報われて第三者なのに嬉しく思う。
鑑賞後にはコロナで延期するのも頷ける三十余年の間隔があいた続編とは思えない傑作です。
世間一般的にこれはすごいと評判のインターステラーやインセプションに比肩する作品でした。
初日に見れて良かったです。
ストーリーを読ませない秀逸な展開で客の目を最後まで釘付け、鑑賞後には「やばい映画みたわ(褒め言葉)」という感情が溢れました。
ウクライナ戦争により世界の安全保障不安の中、世界の秩序を乱すものを許さないアメリカはこの映画のように世界の警察のままでいてほしいですね。
すぐにでも吹替版を上位演出劇場でもう一度見ようと思います。
トム、36年越しに最高の贈り物をありがとう。
シンセと鐘の音で始まるメインテーマが聞こえてくるだけでトリハダがたった。幕開けとともに空母から戦闘機が爆音を伴って発進する。36年前と同じケニー・ロギンス『Danger Zone』が流れると、早くも興奮が最高レベルに。
こんな調子で最後まで持つかなと思いながらも、空母に着艦する戦闘機がIMAXのスクリーンいっぱいに映し出されると、悶え死にしそうになる。
山岳の隘路を縫うように飛ぶシーンとかドッグファイトシーンは、迫力満点なんてもんじゃない。象に踏まれてブラックアウトしそうになる。そんなGが画面から伝わってくる。敵機の追尾ミサイルをフレアをデコイとしてかわす。このシーンなんか、思わず前のめりになる。
36年前は、予約なんてできなかったら1時間以上並んで大変だったなとか、トップガンを一緒に見た女の子とは、友達以上に発展しなかったとか、当時のことが思い出されてくる。だけど、ペニーなんて恋人いたっけ? グースが死んでしまってショックだったのは覚えているけど、他の登場人物が思い出せない。
それにしてもマイルズ・テラーは、グースにそっくりだよな。本物の親子にしか見えない。だから、マーヴェリックとの軋轢はめちゃくちゃリアルに感じる。僕の頭の中では、グースが死んだことは、フィクション上のことではなく、本物の記憶として処理されてしまっているらしい。ブラッドリーが、マーヴェリックとぶつかるたびにいたたまれなくなる。
ならず者国家が核兵器を完成させる前に、核兵器プラントを破壊するのが、今回のミッション。そんな国、イランか北朝鮮のどちらかでしょ。雪が降ってるから北朝鮮? 作戦は、すんなり成功しないよね。お約束だもんね。
お約束を通り越して、とんでもない絶対絶命だよ。どうするの、マーヴェリックさん。
トム、36年越しに最高の贈り物をありがとう。
追記
ペニーは誰なんだって件に関して、他のレビュアーの方から答えをいただきました。
前作序盤のこんなシーンです。
「管制塔を5回もかすめ飛び、同じことを司令官の娘にも💢」(上官)
「ペニー・ベンジャミンのことか?」(グース)
こんな伏線回収は、素晴らしい。
追記2
マイルズ・テラーがグースにそっくりだと感じたが、前作を見てみるとあんまり似てない。錯覚を起こす演出があった? 2回目に確認しないと。
追記3
本日、2度目のIMAX鑑賞。ファーストデイとはいえ、平日のレイトショーで満席なんてあまり記憶にない。初日に比べて20代が明らかに増えてる。なんか嬉しくなる。
興奮しっぱなしだった初回と違って、落ち着いて見ることができた。まず、気がついたのは前作と同じく逆光のシーンがエモい。空母から離発着するシーン、日差しをバックに登場するトム、夕日の中でのフットボール。トニー・スコットへのオマージュが感じられる。
NATOの条項に触れるとか言っていたから、ならず者国家は、やはりイランですね。F14は、パーレビ国王の置き土産で、現役機があるらしい。ウィングを広げるところが、大好き。
高橋ヨシキさんが、スターウォーズ説を唱えていたが、説明を聞いてすごく納得。デススターの弱点を破壊する作戦と大枠において同じ。このプロットをあの映像で見せられたら、悶絶級の興奮するのは当たり前だね。
次は何のフォーマットで見ようかな。
追記4
3回目は、通常字幕。3度目にして、空中での立体位置を把握できるようになった。山頂を背面ターンするときの見える景色もマーヴェリックと同じ感覚になった。これは、IMAXでもう一度見ないと。
今日は、ビーチフットボールのシーンで、気分がアゲアゲになった。早く夏にならないかな。
追記5
4度目は、IMAXで鑑賞。映像も音も迫力が2倍増しになっていることを再確認。戦闘機同士の相対位置が目で追えるようになると、とんでもないアクロバット飛行をしていることに驚いてしまう。メイキング映像を見てみたい。
ホルンの音が高らかに響く。勝鬨が上がる中、F14が帰艦する。ここのシーンは見れば見るほど感動と興奮が高まる。
追記6
5回目は、新宿TOHOのIMAXにて鑑賞。3週目の平日なのにほぼソールドアウト。20代を中心とした若い男女が多い。なんか嬉しくなる。
ダークスターが、離陸するときに守衛所の屋根を飛びそうになったのを発見。このシーンは、セル版を買ったら100回くらいリピートしそう。
追記7
6回目も新宿TOHOのIMAXで鑑賞。4週目でもソールドアウトなんてすごい。何度見ても、ダガー1が発進するところは興奮する。トムの切れ味鋭い敬礼がシビれる。
追記8
7フライト目もIMAX。セリフもほぼ聞き取れるようになったので、字幕を見ずに画面に集中する。脇の人たちの細かい表情にも気がつくようになり、さらに楽しめる。
本物のもつ迫力
Top of the top
最高!涙、涙で大変でした!歳をとったせいか涙脆くて…
トム・クルーズがスタント無しなのは有名ですが、今回若手のパイロット達も3ヶ月実際の戦闘機に乗り訓練を行ったそうで、CG一切無し。トム・クルーズ以外の俳優さん達も全てが実際に戦闘機に乗り実演した迫力が本当に凄かった!狭い谷間をすり抜けるシーンなんか手に汗握るスピードで、気づけば足を踏ん張っていました。
前作は当時小学生だった私は映画館で観れず、当初はビデオで観て、次はDVD、ブルーレイ、動画配信。今回は公開初日に映画館で観れました。
大学生の息子も私の影響で映画が好きで同じくマーヴェリックを観に行ったらしく、感動して泣けたと言うてました。
世代に関係なく感動できる良い作品だと思います。
まさか続編が出るとは思わず、映画館で観れて本当に幸せでした。
是非皆さんも映画館であの迫力を堪能していただきたいです!スクリーンが大きい内に行くのがオススメです。
追記
昨日IMAXにて更に観てきましたが、皆さんがおっしゃってるように凄い迫力で、自分がコックピットにいて操縦しているような感覚になりました。ちょっと遠くでもIMAXで観れるうちに行っておくと良いかと思います。物凄かったです。
又、トムがグースの為にプレミア前にマーヴェリックをグースの実在の息子さんも招待して観たと記事を読んでから、また観にいったので余計泣けてきました。グースと息子さんを含めたった8席ぐらいしかない特別な試写だったようです。
トムの心遣いにも感服いたしました。
それと若いお客さん達が、他の若手のパイロットは誰も知らんて言うてましたが、グースの息子役の方はセッション、ダイバージェントやオンリー・ザ・ブレイブという消防士の実話の映画にも出てます。女性パイロットの方は海外ドラマ、シカゴジャスティスに出てます。ハングマンはエクスペンダブルズ3やガーンジー島の読書会秘密に出てました。
いつかその日がくるかもしれないが、それは今日ではない❗️
前作『トップガン』の公開は1986年。
80年代に20代の一部が重なる私のような人間にとっては、85年の阪神タイガースの優勝(バース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発‼️)と同じくらい印象に残っている社会現象のひとつだったのだと実感しました。
ひとことで言えば、私の人生の中には〝トム・クルーズというジャンル〟があるのです。
マグノリア、カクテル、バニラスカイ、マイノリティ・リポート、ミッション・インポッシブル、7月4日に生まれて、アイズワイドシャット、アウトローなどなど。出演作が多くてキリがないのですが、どれも違うタイプの映画なのに、どんな映画?という問いかけに対して「うまく言えないけどトム・クルーズって感じかな」と乱暴に括られても、「へー、そうなんだ」と取り敢えず納得できてしまうと思います。
どんなにネガティブな言葉を投げかけられても、
そうかもしれない、だけど、それは今ではない。
そう切り返すトムの〝不敵なのに決して不快ではない〟あの笑顔。
私にとって最高の瞬間です。
考えてみれば、どの映画でも使う言葉は違っても、いつも〝それは今ではない〟と諦めないのがトム・クルーズなのですね。
ミッション・インポッシブルだってそうです。
不可能かもしれない、だけどそれは今ではない。
トムはいつも走ってます。
比喩ではなく、本当に走ってます。
この映画でも走ってました。
いつか走れなくなるかもしれない。
だけど、それは今ではない。
それが、『トム・クルーズというジャンルの映画』における統一テーマのような気がします。
だから、ある程度トムと世代の重なる人間にとっては、いつも楽しいだけでなく、励まされた気になるのだと思います。
待ちに待っただけになおさら
実際のトム・クルーズのままじゃ?
80年代空気満載の前作『トップ・ガン』は、イケメンのトム・クルーズが、パイロットとしての実力十分な一方、MTV時代の音楽にのって若気の至り全開。自制が効かないやんちゃぶりを発揮しまくって、明るく爽やかな印象だった。
今回の続編は、トム・クルーズも老けましたけど、まだまだカッコいい。苦労を積んで、年を重ね、少しは大人しくなったかと思いきや、神妙な面持ちで、前作より格段にヤバいことを繰り返す。
戦闘機に乗って急上昇、急降下、急加速。その危険飛行中毒ぶりは末期を超えた。規則破りはもちろん命知らずな行動こそが、人生だと言い張る始末。真面目な面持ちで、ヤバいことをする人は怖い。
前作の若々しくヘラヘラしてチャラけた感じは、今のトムからはほとんど消えていて、命知らずなハード感がヤバい。
これは、ミッション・インポッシブルシリーズでノースタントにこだわる命知らずな実際のトムそのもの。
いつか死にはしないかと心配にさせといて、笑顔で生還。これぞトム・クルーズ印の映画でした。
父親の影響で好きに
"Don't think. Just do it!"
前作の『トップガン』を観たのは、高校生のころ。もうとっくに記憶が薄れている中で見た本作での人間関係にキョトンとしてしまった・・・。遠い記憶をたどりながら、登場人物たちの人間関係を思い出す。「ああ、そうだった、そうだった。」という感じである。
前作もそうだったが、本作もストーリー展開は強引である。どう考えてもトム・クルーズたちに課された軍事活動は、武力不行使原則に違反する。ロシアによるウクライナ侵略について世界中の人々が心を痛めているこの時代に、これは認められるのだろうか? さらに、後半の展開はもう笑ってしまうぐらい無茶苦茶である。無事に帰還して、「イェー!」と盛り上がっている場合じゃないだろ。リアル世界であんなことしたら戦争が始まってしまう…。トム・クルーズも含めた製作者たちは、いまだにアメリカは何をしても許されると思っているのだろうか?
ただそんな無茶苦茶なストーリー展開はひとまず置いて、戦闘機の飛行映像と音響は素晴らしい。上映開始から始まる「トップガン~賛美の世界~」と「デンジャー・ゾーン」で、おっさんの気持ちはワクワクである。観ていて、聞いていて、本当に楽しい。まさしく トム・クルーズ演じるマーヴェリックが、マイルズ・テーラー演じるルースターに繰り返し語る "Don't think. Just do it!" の世界である。何も考えずに、大きなスクリーンと迫力ある音響で楽しむべきハリウッド映画の典型例ともいえる。
それにしても、字幕は戸田奈津子さんだが、英語を聞きながら「このセリフをこう訳すの?」という感じであった。いわゆる「なっち語」が健在なのを確認した(お達者で何よりですわ)。
完璧
印象マークが3つじゃ全く足りない。
心を鷲づかみにされて振り回された2時間強、
観終えて4時間たった今も高揚感が収まらない。
とにかく無駄のない計算し尽くされたであろう映像に魅了された。
途中トイレに立つ人の気が知れない。
一瞬たりとも目が離せなかった。
この心地良さはアベンジャーズエンドゲーム以来かも。
とにかくトムクルーズがすごすぎる。
もうすぐ還暦?
スタイリッシュでクール、申し分なし。
恋愛シーンも全く違和感ないどころか、胸が熱くなった。
老いらくの恋なんてとんでもない。
その意味では、ジェニファー・コネリーもこの上なく魅力的。
(無理だけど)歳はかくとりたいものよと思わせられた。
薄っぺらいラブストーリーよりよほど萌えた。
迫力満点の戦闘シーンや亡き親友の息子、戦友など胸熱シーンは枚挙にいとまがない。
私の表現力では書けば書くほどあの感動が薄れてしまう。
もう心の中に大事にしまっておきたいのでこの辺りで止めておく。
明後日のマラソン大会はこのサントラをBGMに走りたい。
ウルトラマン第一世代はトップガン世代
満員だった「シン・ウルトラマン」の初日と同様に多くの同年代の観客とともに地元のIMAXで本作を初日に体感。
小学生低学年で「ウルトラマン」と出会った世代は大人になって「トップガン」に夢中になった世代と重なる。主演のトム・クルーズは36年前の前作同様に年齢を重ねても我々には魅力的な存在。シワひとつない日焼けした肌、白く輝く歯。驚異的な若さに驚かされるばかり。場内大爆笑のコミカルな演技にも好感を持った。
今回はハードな任務を達成するために教官として若いパイロットを鍛える役割。その中には亡き親友の息子ルースターもいて…、という物語。敵国はどこなのか?敵地の先制攻撃は許されるのか?といった問題はひとまず置いておいて、迫力満点の飛行場面とIMAXとの相性は抜群でフルサイズで上映された特に後半の戦闘シーンには大興奮させられた。
IMAX、4DX、MX4Dなど様々な上映形式を試してみるつもり。大人の事情?でドルビーシネマでの上映がないのが残念。
CG無し‼️スタント無し‼️最初で最後の最高映画を目撃せずして、映画ファンとゆうなかれ‼️❓
優しく愛のある嘘
前作を見たその日に鑑賞。公開初日です。
何度公開延期になったんでしょうか、この映画は。ようやく、そして、映画館で見れることが非常に喜ばしいです。ありがとう。予告は良いけど、前作はあまり面白いものではなかったので、期待はそこそこ。不安もありながらだったけど、やってくれました。前作よりも遥かに出来のいい、最高の続編でした!
前作同様、トム・クルーズが魅せる作品。
36年の時を経て蘇ったマーヴェリックは、より一層、いや二層も三層もカッコよくなっていました。ドッグファイト時のたくましさはもちろんのこと、バイクに乗っている時の華麗さ、愛のこもった敬礼の美しさに惚れてしまいそうになる。どのシーンを取っても魅力的なトム・クルーズ。しかもそれが大スクリーンに映し出されるんだから。マーヴェリックという素晴らしい役を演じてくれてありがとう。
前作を見ていると分かる、懐かしのシーンの数々。演出から音楽から写真から。ファンの心をつかみながらも新たなるトップガン、更なるドッグファイト映画を見せてくれる。見ている人にも分かりやすいように説明されるが、これは見た方が楽しめる。そして、勢いがあり見応えが詰まったストーリーに興奮の歯止めが効かなくなる。ここまでよく出来た続編は中々ない。古参も新規もどちらも楽しませるなんてすげえよ。
軽くてポップな前作だったのに対し、本作はかなり重厚感があってかなり真面目。少し重くて疲れるなとは思うけど、こういう軍隊もの?映画としては相当なものかと。前作では出し切れなかった空中戦の迫力が、映画館で見たことによってか体に直接伝わる。音響もいいし、これこそ映画館で見るべき映画という感じ。というか、映画館で見ないとダメ。テレビで見ることは想定されていないであろう作品でした。
そして先程も書いたようにストーリーがパワーアップ。分かりやすいし、話に興味が湧く。単純にドッグファイトの映画としての欠点は全く無く心が高まるのにプラスして、骨太のストーリーでめちゃくちゃ楽しい。いい具合にコメディ要素を入れてくるのもまたいいし、マーヴェリックの強さが一気に伝わってくる。時が経ち、技術が進化したからなのか、前作でできなかったこと、できなかったことが全部詰め込まれているような気がする。こりゃ色んな意味でもIMAXで見たかったな〜。
ちょっと蛇足感を感じさせざるを得ない場面が続いて退屈したり、もっと短く簡潔にして欲しかったなとは思うけれど、全体を通してみればかなりの傑作でした。平日の夜なのに8割以上席埋まっていたし、改めてトム・クルーズの人気を確認できた作品である。また、「このシーン良かったよね!」とか「トム・クルーズカッコよかった!」とか、誰かと語りたい作品でもある。それほど、愛おしい作品です。劇場でぜひ。
★★★★★10.0G突破!
今年No.1でした。
あのトップガンでしたし、
あのトップガンよりもトップガンだったかもしれない。
ハイテク化が進みパイロット不要と言い放たれたマーヴェリックが闘う姿は、CGで俳優を若返らせたり配信サービス化が進んでいく映画業界に対し、公開を二年遅らせてでも劇場公開に踏み切ったトム・クルーズの姿と重なってしまう。
彼はまだ闘っている!
なんて元気が出る映画なんだ!
最高だ!
中盤から「おいおいまだあるのかよ」と止まらぬトムクルーズ様の奮闘シーンにテンション爆上がり。
終盤のあの!あれ!笑 まだ来るのか!? まだ私のテンションを上げさせてくれるのか!トムクルーズ!!!!
もうあの状況を作り出す為の作戦だったのか!と言いたくなるくらい憎い演出!
ラスト爆泣き。
テンション上がり過ぎて失神寸前でした。
最高でした。本当にありがとう。
最後に戸田奈津子先生に一言言いたいのですが、アイスマンからマーヴェリックへの「I need to meet you」を"会いたい"はちょっと違うんじゃないですか?笑
恋人か!!と思いましたけど、 実はアイスマンと恋人関係だっ可能性も0ではないので何とも言えませんが。
変態編隊長
元トップガン教官のマーヴェリックが30年ぶりにトップガン教官として呼び戻され巻き起こる話。
飛ぶことに拘り昇進を避け、超音速友人飛行機のテストパイロットをしていたマーヴェリックが、ウラン濃縮プラント強襲作戦を担うパイロットの指導をすることになるストーリー。
トップガン出身の精鋭12人の教官となったマーヴェリックが未だ健在どころか圧倒的な技術で、キルコールを連続する様は気持ち良すぎ♪
あらすじ紹介には型破りな指導になんちゃらとか書かれているけれど、そんな場面ありました?ルースターの反発も、訓練においてはそんな様子ではないし。
インポッシブルなミッションの為の訓練にそして実戦に、と結果が概ね読めるのに迫力がって面白かったし、ルースターとのドラマにマーヴェリック自身のドラマにとなかなか熱さもあって、間違いなく「トップガン」であり、間違いなく「マーヴェリック」だった。
恋愛要素は要りますか?という感じはあったけれど、まあ良い歳だしそれ程そこを引っ張る感じは無くて気にならなかったのも良かった。
1点を除いてとても素晴らしい
とても素晴らしい作品なんだけど、ジェニファー・コネリー演じる彼女の立ち位置が気に入らなかった。
前作のライバル(アイスマン)や事故死した相棒(グース)の息子を今作に引っ張ってきているのに、前作で惹かれあった女性教官(チャーリー)は出てこずに別人が恋人の位置を占めていた。
恋人が別人でもいいんだけど、説明がないので混乱してしまった(この人誰?教官にしては若いな・・、別人?)最低限の説明があればいいのに。
まあ、不満な点はそれくらいであとは大変すばらしい。
トムクルーズ演じる主人公は、相変わらずパイロットとしては折り紙付きだけど無謀極まりない行動を取っていて、毀誉褒貶が激しい。
ある国(まあ、モデルはイラン)が核兵器を密かに開発しようとしているので、アメリカ政府はその施設を破壊するため非常に困難なミッションが計画した。
計画に加わった主人公の姿が物語の主軸で、それに前作のライバルや事故死したバディの息子を絡めて描いています。
なじみのある音楽に戦闘シーンも迫力満点で素晴らしい。
ちなみに、力による正義というアメリカ文化満載な作品で、この点を嫌う人もいるかもしれませんが、自分としては嫌いじゃないです。
マーヴェリックはトム・クルーズそのもの
本当に最高の映画でした。
迫力のあるドッグファイト・シーンに超難度のミッション・シーンは、映画館の大きなスクリーンで鑑賞することの価値を改めて体験できました。
この作品で、マーヴェリックはトップガンの教官として、パイロット達が非常に困難なミッションを生き残って完遂するために、体を張って生き残るための飛行技術を教えていくのですが、トムはベテラン俳優として、体を張って後輩俳優に、俳優として生きていく技術(表層的ではなく、心の部分も含めて)を伝えたと思いました。
現役へのこだわりと誇り、困難への挑戦、後進に対する深い愛情、そして愛する者を命懸けで守ろうとするマーヴェリックの姿は、トム・クルーズそのものに思え、映画を鑑賞した後に深く感動しました。
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