ドクター・ドリトルのレビュー・感想・評価
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子どもたちは楽しんでいたが、私は途中で寝ました
子供向けにフォーカスした内容なのか?突然狩りをしている家族の描写から始まり、何やら心優しい子供がドリトルに導かれ、その途中王女のお告げを伝えに来た少女と出会う。
この時点で説明もほぼなく、間の悪い寒いギャグ満載で退屈
全てが中途半端で大金を掛けてまでこの時期に映画化する内容でもない。
これが全世代に受ける作品として製作したのなら監督含め開発陣の力不足
平和な世界
RDJも物語も大好きだよ。
良かったの一言。ただ……
お話がには色々言いたいことがある
だってジュヴナイルでしょ?
最近、ジュヴナイルという表現をあまり見かけなくなったが、小説や映画の対象年齢を意識する事は大切だと思う。
古くは「モンテ・クリスト伯」「宝島」「不思議の国のアリス」80年代以降なら「グーニーズ」「スタンドバイミー」「ハリーポッター(第一作目)」を考えるとわかりやすい。
10歳程度から(聡明な子なら8歳頃。幼い子は理解力不足の為に飽きてしまう)せいぜい14〜16歳頃までを対象とした作品には、その世代の心を掴む仕掛けや構成の難易度設計が重要だ。
そういう意味で本作は非常に良く出来た映画だと思う。
大人が観て、ストーリーに物足りなさを感じるのは当たり前。起承転結キレイに進行して捻りが無いからね。でもようやく山葵入りの寿司や中辛カレーを食べ始めた子供達に「辛味が足りない!」と指摘するのはお門違いだ。
飽きさせない為の見せ場も詰め込んである。いつかギリシャ神話の「竜が守る黄金リンゴ」や英国ヴィクトリア朝などの知識に出会った時、知的好奇心を強めるきっかけに本作がなれば良い。知識の種まきは、面白い物語に散りばめておけば、それで良いのだ。
星はあくまでローティーン対象作品という前提で評価したい。
昨今の「ハリーポッター」「アナ雪」「鬼滅」の大ブームには世を憂う。
だって全部ジュヴナイルでしょ?
大人が大絶賛してどーするの?
(もちろん星5スペシャルな良作だが、シアターに5度も6度も繰り返し足を運ぶ大人までいるというブームの過剰な加熱ぶりには首を傾げてしまうのだ)
本作の興行成績が振るわないというニュースにも同じ根っこを感じてしまう。
これね、もしも制作がユニバーサルじゃなくディズニーで、広告宣伝にガンガンお金かけて、プロ評論家に「ここが良い!」「このシーンにはこんな意味がある!」なんて大々的に流布させてたらかなりヒットしたんじゃないの?なぁんて醒めた事を考えちゃうんだなぁ。
さて、大人にはまた別視点での楽しみ方がある。だって、こんなドリトル先生、いないでしょう?(笑)
岩波書店版にしても、ポプラ社版にしても文章や挿絵からイメージされるドリトル先生像とはまるでかけ離れている本作。(岩波の挿絵は原作者ヒュー・ロフティングの絵がきちんと使われている)
どう見たって、トニー・スタークin the 1830s だ。
子供時代に「アフリカ行き」と「航海記」程度だけでも読んでいれば、ポリーの登場シーンだけで胸が熱くなるし、チンパンジーのチーチーがゴリラに置き換えられているに至ってはもう大爆笑だ。
人間嫌いな割に人たらしの天才科学者トニーが、メカの代わりに動物達を手足に出来たらこうなるわ(笑)
バックトゥザフューチャーのドク並みにしっかり朝食マシンも拵えているし、クジラ語はニモ以降のお約束らしい。
先生とスタビンズの絡みなんて、どうみてもトニーとピーターにしか見えない〜。橋からマストへのダイビングもスパイダーマンなら出来るよね。(トム・ホランド、出演してるけど「犬」です(笑)でもスタビンズより先生との信頼関係は先輩だから、ある意味納得の配役)
ロバート・ダウニーjr.ならではの「新解釈ドリトル先生」にはすっかり楽しませて貰った。
まぁ、皮肉な事に興行不振の結果、ロバートがマーベルとの再契約を考えているという噂だから、嬉しいと言えば嬉しいのだが。
しかし、それよりも本作の評価が上がる方がより一層嬉しいと思うのであった。
一昔前の冒険譚な雰囲気
セロリ
失踪した女の人はどうなったのよ。
絵本の読み聞かせのような映画
エディ・マーフィ版は観ていません。藤原啓治さんが吹き替えをされた最後の映画という事で観ました。
感想
端的に書きます。
全体的に粗が目立つ作品だと思った。ご都合主義展開ばかりであり、ずっと抑揚のない物語でもあった。そして、動物のかわいさを楽しむ映画と思いきや実は冒険物8割の内容でありその点を期待してみると肩透かしを受けるかも知れません。
最後に出るある動物⁈については動物として扱って良いのかすら怪しいと個人的には感じています。また、冒険物でよく観られる『ために!』の物語構成がひたすら続くので途中から何をしていたのかを忘れけてしまいました。
動物表現は毛並みがリアルで可愛かったです。
藤原啓治さんの最後の演技も楽しめました。今までありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。
総評
映像が大迫力で映画館映えする映画。絵本の温かいお話ではあった。しかし、もう一度見たいとは思えなかった。
気持ちが入らなかったのはなぜ?
想像以上に児童向けだったので驚いた
ダウニー版のパイレーツオブカリビアン
まるで、ダウニー版のパイレーツオブカリビアンである。何を言ってるか分からないかもしれないが、パイレーツを見たことがある人にはきっと分かってもらえる。
エディマーフィのドリトルはかすかに記憶に残ってはいるが、こんなにファミリー向けだったかしら。予告でもある通り、特効薬を探しに航海するのだから、舞台の半分は海。もちろん陸の場面もあるけど、軽妙なトークとコミカルな動きで問題を解決していく展開はよく似ている。適役もどこか憎めない。
そういえば、映画見て知ったのは、ドリトル先生が動物と会話できるのは魔法のような特殊な能力だと思っていたけど、本当は動物の細かな動きや鳴き声の違いから意志をくみ取っていること。つまりは技術であるので、極端に言うと誰でも獲得できるわけだ。だから、むしろ凄いと思ったし、子ども達の夢が広がりんぐだなと思った。
私は吹き替えで見たけど、映画好きなら字幕で見ても、誰がどの声だって分かるのかしら。トムホランドがいて驚いたし、アイアンマンとスパイダーマンのある意味共演が見られてほっこり。
吹き替えでも、有名な声優がバンバン出てくるから、この動物はあのキャラだ、とか考えるのが楽しい。ただ、吹き替え見て毎回残念に思うのは、エンドロールで声優の名前が出ないこと。たまにDVDでもエンドロールの後に表示されることあるけど、大概はない。だから気になっても自分で調べるしかないんだよね。めんどい。
それにしても、女王の娘役の女の子がめちゃくちゃ可愛い。あれは誰なのか。これから売れて欲しい。
子ども向け
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