ダウントン・アビー

劇場公開日:

ダウントン・アビー

解説

大邸宅に暮らす貴族・クローリー家と使用人たちの生活を描き、ゴールデングローブ賞やエミー賞に輝いたイギリスの人気ドラマを映画化。2010年から2015年まで全6シーズン放送されたドラマ版の最終回から2年後のクローリー家が描かれる。1927年、英国国王夫妻が訪れることとなったダウントン・アビーでは、グランサム伯爵家の長女メアリーが執事のカーソンを復帰させ、パレードや豪勢な晩餐会の準備を進めていた。そんな中、先代伯爵夫人バイオレットの従妹で何十年も音信不通となっていたメアリー王妃の侍女モード・バッグショーとバイオレットの間にぼっ発した相続問題など、一族やメイドたちのスキャンダル、ロマンス、陰謀が次々と巻き起こる。マギー・スミス、ヒュー・ボネビル、ジム・カーター、ミシェル・ドッカリーらドラマ版のキャストに加え、映画版で初登場となるモード役でイメルダ・スタウントンが出演。ドラマ版に引き続き、オスカー受賞のジュリアン・フェローズが脚本、マイケル・エングラーが監督を務める。

2019年製作/122分/G/イギリス・アメリカ合作
原題または英題:Downton Abbey
配給:東宝東和
劇場公開日:2020年1月10日

スタッフ・キャスト

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(C)2019 Focus Features LLC and Perfect Universe Investment Inc.

映画レビュー

4.0群像劇の妙味、ここに極まれり。TVシリーズのファンにはたまらない最高のフィナーレ

2020年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

TVシリーズを知らないまま映画版へ飛び込むのは無謀だが、一族と使用人の物語を一貫して見つめてきたファンにとって、本作はいつも通りの安定したクオリティと言える。出番の少ないないキャラクターでさえ、その表情やセリフや仕草は決して「点」ではなく、これまで点描されてきたものの延長にある「線」。おびただしい数を配した群像劇を卓越した手腕でさばくあり方は、過去のどの特別編よりも凛として冴え渡っている。

階級社会のイギリス。変わりゆく時代を生きる伯爵一家と、使用人たち。彼らは出入り口も違えば、階段を超えると住む世界も違う。その立場をわきまえつつ、従者は貴族に敬意を払い、貴族は一族のみならず従者のことも気にかける・・・。シリーズを通して描かれた光景に一つの国家が集約されている、という見方も可能だろう。そして今回のラストには、ヴィスコンティの『山猫』のエッセンスが投入されているのではないか、とふと思った。

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牛津厚信

5.0やっぱり期待を裏切らない。

2025年2月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

知的

幸せ

ドラマシリーズが好きで、映画化したのは知ってたものの、ようやく観れました!
このシリーズが面白いのは、激動の時代を一人一人が体現してること。
召し使いは自分の権利に目覚め始め、貴族は遊んでばかりはいられない。ちゃんと時代の変化に向き合って必死に生きているってところなんです。
今回もまた期待を裏切らないストーリー展開でした!
横柄な王室の召し使いたちにダウントンメンバーが策を弄して対抗するのが痛快でしたね!
召し使いだからって、黙ってない。
伯爵家のプライドを示しました。
また、ご主人さまたちも薄々気付きながらも愛情と信頼で見て見ぬふりをするのが素敵だなって思いました。
個人的に好きなのは、最後すっごい華やかなシーンの見せ場があるところ。
今回は舞踏会でした。そこがやはり貴族の世界の醍醐味。この世界を召し使いも、貴族も一丸となって、守っているんですよね。
私が印象に残ったのはメアリーが、一瞬気弱になるところです。
現代的な感覚もある彼女は、伯爵家を率いる立場にありながら、貴族的な生活や屋敷の維持の大変さに「こんなこと、いつまでも続けられない。子どもにもやらせられない」と侍女に弱音を吐きます。でも、侍女に「続けるべきです」と諭されるシーンです。
祖母にも諭されますが、それはまあ当たり前。
お屋敷のメンバーにとっても誇りなんです。
イギリス貴族社会が今も続いている理由がわかったような気がする、ワンシーンでした。

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ナイト

3.5英国貴族の優雅な 生活

2024年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ヒューボネビル扮する一族が3世紀も護ってきた大邸宅ダウントンアビーに住むロバートクローリーのところへバッキンガム宮殿から郵便が来て英国国王夫妻が一泊すると伝えて来た。

英国貴族の優雅な 生活といったところかな。やっぱり国王夫妻が泊まるとなると名誉で興奮するよね。ホテル並みの大邸宅だから使用人も多い。良からぬ者も出て来るけど意地もあるよね。劇場版では人間関係や前後関係が分からないのが残念だね。

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重

4.0期待通り

2023年2月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

萌える

新たなる時代へを上司に勧められ、劇場で観ました。
はまりました。それから、ドラマを最初から見始め、約4カ月かけて見終わりました。
そして、劇場版を観ましたが、期待通りでした。
新たなる時代へも動画配信が始まったようなので、次の休みに日に観る予定です。
早く、ドラマでも映画でもよいので、新しい作品を観たいなぁ

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seiyo

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