ガリーボーイ

劇場公開日

ガリーボーイ

解説

インドで活躍するアーティスト・Naezyの実話をもとに、スラムで生まれ育った青年がラップとの出会いによって人生を一変させる姿を描いた青春サクセスストーリー。ムンバイの貧しい家庭で生まれ育った青年ムラード。両親は彼を大学へ通わせるため一生懸命に働いているが、そんな親の思いを知る由もなく、ムラードは悪友と車上荒らしに手を染め、医者の父を持つ身分違いの彼女と内緒で付き合っている。自分の人生を半ば諦めて生きてきたムラードだったが、大学構内でフリースタイルラップのパフォーマンスをしていた学生MC Sherとの出会いをきっかけに、ラップの世界にのめり込んでいく。親からの反対や友情、恋など様々な葛藤を抱えながらも、フリースタイルラップの大会で優勝を目指すムラードだったが……。「パドマーワト 女神の誕生」などボリウッドで注目を集めるランビール・シンが主演を務め、「チャンスをつかめ!」のゾーヤー・アクタルがメガホンをとった。作家・クリエイターのいとうせいこうが日本語字幕を監修。

2018年製作/154分/G/インド
原題:Gully Boy
配給:ツイン

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映画レビュー

4.0インドのスラム街にラップがほとばしる瞬間に心奪われる

2019年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

インド映画にはダンスと壮大な物語とメロディアスな歌唱がつきものと、判で押したみたいにそう理解していた。本作もある意味で同様なのだが、質感や温度は従来のイメージとまるで違う。これほど観る者の心を惹きつけて離さないのは、他でもない「ラップ・ミュージック」という題材が極上の化学変化を巻き起こすからだ。スラム街で育った青年の口からふとこぼれ落ちるビートとライム。その瞬間、彼はこれまで諦め続けてきたあらゆる物事に立ち向かう闘士となる。

本作は掘り下げ方も秀逸だ。当地になぜこの音楽が芽吹き、革命を巻きおこすのかという文化的、社会的背景はもちろん、家族や恋人との関係性、そして何よりも高みを目指したいとする主人公の感情を情熱的に描きつくそうとする。その点に感動し、感心し、好奇心を刺激されまくる2時間半。「8mile」「ストレイト・アウタ・コンプトン」という米産ヒップホップ映画とも併せて楽しみたいところ。

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牛津厚信

4.0勝気な恋人サフィナの存在が効いている

2019年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

貧しかったり、障害や悩みを抱えていたりと、なんらかのハンディキャップがある若者が音楽やスポーツに打ち込み、仲間と出会ったりライバルと切磋琢磨したりして、才能を開花させ人間的にも成長するというストーリーは、もちろん世界共通のスタンダード。本作もそうした類型をなぞるが、主人公ムラードの恋人の医学生サフィナが抜群にいい。

ゾーヤー・アクタル監督と脚本のリーマー・カーグティー(ともに女性)は本作の前にもたびたびコラボしてきたそうだが、サフィナのキャラクターはもともと独立した作品の主人公として構想していたとか。イスラム教徒の一夫多妻制、父権主義、親に決められる見合い婚など、インド社会における女性の生きづらさが描かれるが、サフィナはそうした因習と戦い、恋のライバルと戦い、幸福を自らの手で勝ち取ろうとする。格差社会における女性の自己実現という裏テーマが、この男性主人公の成功物語をより豊かにしている。

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高森 郁哉

4.5ラップサイコー!

2022年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

本編の物語づくりは言わずもがな、音楽がサイコーでした。
掃きだめで鬱屈した若者の絶望感が自らの曲に鼓舞、救済されていく様は正にHIPHOP! インドが抱える社会問題やヒンドゥー文化等にもスポットを当て、他国の方でも分かり易い構成になっていて、とても好感が持てました。
因みに私もオールドスクール派。Nas大好きです!

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針のむしろ

3.0あぁ俺はHIPHOP嫌いなんだな

marさん
2021年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

インド、身分差別、貧困…まぁ王道なテーマ設定にHIPHOPを足して
すごく現代的な感覚を表現しようとしていたのかなと。
ストーリー展開としても王道で、鬱屈・挫折からの成功っていう。

僕はHIPHOPもラップもあんまり興味ないんだけど、
ほとばしる感情の発露って感じのシーンにはやっぱり胸あ熱くなった。
ただ一方で、キレイに形を整えられた”フリースタイル”は
果たして本当にフリースタイルなのかと。

このストーリー構成でいくと、特別な才能がなきゃ現状は打ち破れないのかと。
他人をけなし、傷つけて笑うようなものが音楽なのかと。
ステージでMCが”アンダーグラウンドが今や表舞台”みたいなこと言ってたけど
しょせん黒人文化のモノマネしてるだけじゃねーの?と。

まぁ個人的に鼻につくというか、HIPHOPが好きじゃないから難癖つけてる感じだけど
なんか安易というか、ちょっと”よくある話”で終わった感があるなと。
あぁでも大学でやってたシェールのステージだけはかっこよかった。

ちょっとどんなもんなのか期待しちゃっただけに
全体的にお話としては普通に面白かったけど、なんか物足りなかった印象が否めない。

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mar
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