カセットテープ・ダイアリーズのレビュー・感想・評価
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ウチの娘は"Fire Blood"
すげぇ表現w
この娘さん、そんなに?どんだけなんw
やっぱり最後は"Born to Run"だすね!最高!
なんだけど。既視感も半端なかった。レディ・バードとノーザン・ソウル、エルトンの三本は直ぐに頭に浮かびました。
鉄鋼・自動車産業の斜陽化に歯止めが掛からなくなった'80年代のイギリスが舞台。ムスリムのパキスタン移民一家の長男がBossの歌に感化され、理解してくれない父親を捨てて自立しようとするも、差別の苦悩と戦い、Bossの生き方を理解する事で、家族との壁を作らない自立の道を歩み始めるまでの物語り。
ミュージカル仕立てパートは、やたら萌えます。バザールでの告白シーンとか最高だし、"Born to Run"とか「待ってました!」で拍手もの。爆音応援でお願いしたいです。
そこからは、正直失速感は有るけれど、最後までクリーンで爽やかで良かった。
Write your stories.
お前の生きたい様に生きろ。
ムスリムの家長として、コレは思い切り欧米化された変り身だ事。お父ちゃんの変化もあっての、息子の旅立ち。ってところが良かったです。
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8/29
待ち時間に、丁度良く嵌ったのでリピートして⭐︎上方修正。
異なる時代の者でも楽しめる
ジャベドという実在する人物の実話作品。
実話のためやはり見応えはある。
90年代に生まれ、カセットテープの存在とはほとんど縁もない僕だがそんな僕でもこの作品を楽しみ事はできた。
また洋楽には疎くブルース・スプリングスティーンの音楽は殆ど耳にした事はないが、それでもこの作品には移民に対しての人種差別や、宗教・文化の違いからくる保守的で頑固な父親との関係を悩むジャベドのファミリーストーリーとして十分楽しむ事はできる。
この時代を生きたリアルな世代の人たちに比べるとしっかり理解、楽しめてるかは分からないが、こういう作品を見ると音楽が持つ力の凄さ、魅力を改めて感じさせてくれる。
そして同時に他文化、異なる価値観を理解し共生する美しさを感じさせてくれる。
僕のように異なる時代の者でもこの作品を楽しめたのはまさにブルース・スプリングスティーンの音楽の力もその要因の一つだったと言えるであろう。
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