糸のレビュー・感想・評価

展開が早すぎて、全く感情が動かず。
キャストだけがよかった。

ＤＶＤを借りて観たのですが
なんとも表層的な平成史をぺろっと舐めたような映画で
主人公たちの行動も深みが無くありきたり。
ラストも予定調和お涙頂戴でこっちが泣きたいわ、笑
よくこんな脚本が通ったことに驚き。
日本映画も情けなくなったな。
「糸」やら「ファイト」やら名曲を馬鹿にするのもいい加減にして欲しい（怒）
映画館でみなくて良かったです。

レビューしていたはずなのにできてなかった・・・・
何と言ってもこの二人が出ている映画であること
小松さんの演技がまた良いです
最近の「花束みたいな恋をした」と比べてどうか？となりますが、甲乙つけがたい！
私の世代では中島みゆきの分だけこちらが勝ちかな
もう一回見るとしたらこちら

平成元年に産まれた男女の平成と言う時代を通して描くドラマ。
代々30年ほどの人生話？

13歳ウブな少年少女の初々しさにムズムズ。
少年少女の逃避行に「青い鳥」の様な歯痒さ感。
大人になり、男女共別の生き方。
発散にはカラオケでファイト。
綺麗なロケ地。海外ロケも敢行。
榮倉奈々は結婚してから良い女優になりましたね✨
夢も希望も絶望も。時代は巡る。
人生生きていけば何とかなるさ‼️
糸をバックに泣いてカツ丼食べる女性初めて観たわ💦

人生のエエ話よ。はい。
人生頑張ってる人程感動出来ると思う。

しかし、映画がエエ話でも中島みゆき必要かい⁉️

俳優に若々しさがあっても、流れる歌に若々しさが無い。
名曲「糸」が支持される世代って50歳ぐらいから上の世代なんだよね💦
カラオケでもその世代から超聞かされるし😓
ある程度人生の糸を紡いだ人達。
年代幅広く支持されている訳でも無い。

もうちょい40歳超え、更に歳を重ねた主人公男女を描ければ中島みゆきファン層に届く様な映画になったのでは無かろうか？
この30歳止まりの映画からは、40代半ばの中間にいる私なんかには糸リンク感は届いていない訳で、それを更に飛び越えて届く様に思えない訳で。

いくら中島名曲であっても、20歳代の役者をメインに観る&これからまだまだ人生の糸を紡ぐ若者達にはこの映画を通して響かんよ。

総合的にターゲットを絞れてないなと思えてしまう。
また、東日本大震災を喰らった人間としては、ファイトを入れ込まんでくれよと。俺だったら頻繁に来てくれたりしてた八神純子ぶち込むわw
とも思いました。

男女2人の主人公の約30年を描くという
長期スパンの物語。
結婚したり、起業したり、子供が出来たり、別れがあったり、
たっぷり人生色々起こる。
ヴォリューミーな内容。
やっぱ子供ネタは泣いちゃうな。

幼い時、漣と葵は一緒に生きていこうと誓い合ったが、大人の力で引き離された。
二人は、何年かぶりに再会したがお互いの本音を言うことはなかった。
月日は流れ、二人ともそれぞれ幸せなことや辛いことを経験した。
そして、二人はお互いが大切な存在と知り一緒に過ごすことを決めたという内容だった。
漣は、自分がいるべき場所はここだと決めつけていたが、その中でも必死に生きていく姿が良かったです。
葵は、つらいことを何度も経験したのに、挫けずに生きていこうとする姿に感動しました。
話の展開は、二人が離れてもいつかは一緒になると分かっていたので特に驚きもなく安定した話でしたね。
出演者は豪華なのに残念でした。

前から見たくて借りて見ました。簡単に言うと全てが演技派で固めた事もあり、凄く良い映画に仕上がっていました。小松菜々さんはちゃんと時代によって表情が違い迫力もあり菅田将暉君は父親の顔にしっかりなれていたりチョイ役の二階堂ふみさんも地震を体験してからの情緒不安定さも出ていました。あと榮倉奈々さんが娘に伝えた遺言は泣けました。

ほんとかわいい

「糸」は名曲だと思いますが作品のなかで時代が進んで行ってるはずなのに所々で曲が流れて昭和な感じになって雰囲気がおかしくなってる様な。
可も無く不可も無い内容でした。

5回くらい号泣しました。
半分は悲しくて、最後は嬉しくて

「織りなす布がいつか誰かを温めうるかもしれない」
曲とのリンクに鳥肌立ちました。
見終わったらファイトと糸が頭から離れません。
少しファイトの歌詞もストーリーに反映されてる。

みんなそれぞれたくさん辛いことを抱えて
それでも一生懸命生きている。
いま築いてる絆やどんな経験も
「いつか誰かを温めうるかもしれない」と信じて。

なぜ巡り会うのかを何も知らない二人。
どこにいるの？生きているの？遠い空の下の二つの壮絶な物語・・・この縦の糸と横の糸が交わることの奇跡に、どっぷりと感動を持っていかれました。
でも、一番泣いたのは「ファイト！」。しかも2回とも。 あっ、あとかつ丼「まずい」。。

見た後に暗い気持ちになりました。

特にクセもなく気持ちのいい映画でした。
期待せずに肩の力を抜いて観るのが良いと思う。所々突っ込みたくなる所もあるけど、そういう所は流して観るのがいい。
榮倉奈々ちゃんの演技と役柄が良かった
北海道の風景も素敵。

「糸」という曲が大好きな私としては、曲をイメージしてできた映画ということだけで、それだけで◎でした。
もちろん、映画の内容も良かったですよ。
主人公に感情移入して大いに泣いてください！

出逢うべくして出逢う人、素敵な存在だなぁと思った。
小松菜奈ちゃんの食べ物を頬張りながら涙を流すシーンが印象的で、わたしもつられてしまった。

5回泣いたぴえん

平成史と共に歩んできた2人の恋愛映画。
糸・ファイト・時代など、色褪せない中島みゆきさんの名曲とそれにマッチしたストーリー、主演の2人を中心とした人間模様など、非常に魅力的な映画だった。(キャストも非常に豪華！！)

長すぎる初恋を描くストーリーは、弥生 三月 君を愛した30年に近い(偶然にも成田凌さんが両作品に出ていますね。)が、自分はストーリーが王道的な本作の方が好きだろうか。

非常に魅力的な映画だが惜しいのは2点。
クライマックスのシーン、ケータイ(スマホ)はどこ行った？笑　いくら相手が既婚でもメアドくらい交換してるでしょ。幼馴染の初恋相手なんだから。恋愛映画の王道的場面とはいえ、現代ではありえない展開。(弥生〜はそのあたりに向き合っていた。)

まぁケータイの件はご愛敬として、、、
平成元年生まれの主人公2人と同世代だからこそ感じるのだが、流石に人生が濃すぎませんか？31歳で、結婚相手をガンで亡くしたり、親友が再婚していたり、海外で起業して友人に裏切られたり。人生の濃さ的にせめて40歳くらいでないと説得力が無いよね。

平成元年生まれの2人の主人公という設定と、菅田将暉・小松菜奈という、若い主演キャストが原因でしょうか。
テーマからすれば、平成元年生まれの設定には拘らず40代の設定&キャストの方がベターだったと思います。物心ついてから昭和→平成の改元を経験した40代の方が“平成史”を実感しているし、中島みゆきさんの曲も刺さるでしょう。
結局のところ、映画のターゲット層が不明瞭なのです。平成生まれがターゲットなら平成史を振り返るというテーマは壮大過ぎるし、昭和生まれがターゲットなら主人公が若過ぎる。実に惜しい作品でした。

一つ一つの出来事に重みがあり、面白いのだけど、平成内に納める事にこだわったことで、時間の進行に無理が出ているのが残念です。映画のなかで、あと５年ぐらいの時間があれば、それぞれのエピソードの繋がりが説明しやすくなったと思います。
映画の中のエピソードを全部盛り込むのなら、主人公を昭和６０年頃生まれの設定にした方がスムーズだったと思います。

縦の糸は最初から最後にうまく繋がってました。横の糸は沖縄行ったあたりで。。。でも、繋がってるか。
縦横以外の糸の群像劇になっていて良かったです。
それを言っちゃあおしまいよかもしれませんが、中島みゆきはエンドロールに、そう、そこだけに、取っておけば良かったのになあ。そこが惜しいなあと思いました。

菅田くんは次の次くらいに超悪役やって欲しいです。
日本を代表する偉大な俳優になるに違いない菅田将暉の悪役を見てみたいです。

感動的なシーンが多いんですよ。良いなと思うシーンが多いから、三つくらいの映画に分けて欲しくなっちゃいました。

「泣いてる人がいたら、抱き締めてあげる｣
それだけで、一本の映画にして欲しいくらいに良いシーンが有りましたよね。
この言葉が心に残った映画でした。