糸のレビュー・感想・評価
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今だから見たい映画かも
コロナとかない時に見たら、普通に平成を振り返る映画だなーと思ったかもしれない。こんな時だからこそ、人と人との繋がりによりジーンときてしまいました。
漣と葵のエピソードは、子供時代が好きだったなー。ピュアで真っ直ぐで。札幌まで追いかけていった漣の行動力もすごい。
大人パートはすれ違ってばかりで、もどかしかった。。。
もうちょっと一つ一つのエピソードが丁寧に描かれてるとより良かったかな。水島もうちょっといろいろあったでしょー!
豪華なキャスト、菅田将暉くんの切ない表情ステキだし、小松菜奈ちゃんはひたすら可愛かったです。
平織りでも綾織りでもなく、パッチワークでしたか
中島みゆきの「糸」が織りなすのは、どんな布でしょうか。私のイメージでは、曲の素朴で温かい味わいから、ざっくりした木綿のハンカチーフ(太田裕美じゃないけど)やシャツ生地とか、シンプルなデニム生地です。でも本作は織るというより色んな生地を縫い合わせちゃってます。パッチワークを美しく仕上げるには、センスが必要です。
確かに、歌詞には沿っていますが、曲のイメージとは違うかな。演技はどなたも素晴らしかったですけど。
うまくない脚本と、ダサい演出と、雑な音楽にシラケてしまいました。また人物の正面のアップが多すぎて単調な気がしました。
幾つか実例を挙げます。
・香と漣が呑んでいる場面。香が昔の恋愛を愚痴ると、漣がいきなり強い声で「しっかりしろ、香!」(って君が言う?)
・子ども食堂での倍賞美津子さんの言動は意味不明でした。
・母親が普段から”ギューッと”していれば子供が真似するのは自然で微笑ましいです。でも、母親があんな小さい娘に、わざわざ「泣いている人が居たら抱きしめてあげる人になりなさい」と言わないでしょう。今のご時世、女の子が見知らぬ他人に抱きついたりしたら何をされるかわかりません。その時母親は娘を守ってやれないんです!…もちろん葵を抱きしめたあのシーンは良かったですよ。
・「チーズ国際コンクール」?コンテスト?もっといい名前はないのかな。
・平成に絡める必要性を感じませんでした。やるなら3夜連続ドラマの方が向いていたかも。震災の当日は電話が全然通じなかったから、岩手の妻の安否はすぐには分からなかったのではないでしょうか。
もう一度家で
もう一度家で、涙をこらえなくてもいい場所で観て、人目をはばからず思い切り泣きたい映画でした。
菅田将暉と小松菜奈の競演映画は、過去にもストーリーや脚本は漫画の実写化だったり、今回も糸という名曲を元にしたものだったり
その良し悪しは置いておいて、いずれも観たとき、観たあと、彼らの心情やたたずまいに強く心惹かれる作品でした。
それは個人的に俳優・菅田将暉が好きなこともあるけれど、役者としての2人の相性のようなものもあると思う。
…個人的な思い入れも手伝ってるのかもしれないけど。
それにしても結婚式で久しぶりに再会したときの、蓮の、何かを期待してしまうけれどあからさまにはその期待を出せずに普通にふるまう様子や、胸の奥に消せない想いを抱えながらも、いま目の前にいる愛する妻のことを考え思わずこみ上げ泣いてしまう様子、シンガポールで葵がカツ丼を泣きながら食べるシーン、など。
数え上げればきりがないけど、2人ともさすがでした。
見終わったあと、急に連絡したくなる運命の人が過去にいなくて良かったです笑
久々の大作
期待してました。☆彡
やっと見る事👀ができて
あえてレディスデイでなく
木曜日の昼間
ゆっくり見たいと思い。
良かった☆彡
菅田君の演技もだけど脚本がいい。。。
平成の30年の総括的な。
久々の邦画大作☆彡
榮倉奈々さんに助演女優賞を!!
今年の賞レース独占するんでしょう〜!
いい映画を作ろうという制作陣の思いに、俳優さん達が見事に応えた作品
勿体ないくらいに主演クラスの俳優さんが惜しげもなく出てきますが・・・
旦那さんに負けてはいられない榮倉奈々さんに助演女優賞を是非!!!!
後、主演女優の糸をBGMにカツ丼シーンは最高でした。
気になったのは、菅田くん・・・・
演技は素晴らしいんですが、作品掛け持ちなのか!?
10数年の歳月が流れてるのに、髪型体型ずっと一緒^^;;;
あれ系の職種で、お父さんならもう少しオヤジ化した方が自然ですね。
菅田 小松らの出演者のファンが観て楽しむ作品?
これ本来4月に公開する予定だったはず3月に弥生3月が公開されなぜ続けて似た作品を?ラストレターの様に人気タレントを集めてウケ狙いで無理矢理こじつけた様な物語30年から20年と弥生よりは見やすく分かりやすかったが定められた時間内に詰め込み過ぎた感じでつまらなくはないが感動はせず新元号記念作品!
薄く思えて悲しい…
役者の皆さんは本当に上手なんです!
小松菜奈は最高!菅田将暉も良い!
それでも!
まるで全てが流れる速さで描かれるおかげで人生が薄く見える場面が多々ありました…。
特に榮倉ちゃんのところは少しショックでもある。
癌ですよ!?彼女の命が完全に脇に置かれてしまっていることがちょっと悲しかったです。
勿論彼女の存在意義はありますし、沢山のことを残した役回りではあります。彼女なしで物語は進みませんでした。
でもちょっと呆気ないと言うか…。こんなにさらっとしてていいものなのか、と自分は思ってしまいました。あくまでも個人の感想です。
逆に幼少期の場面は比較的良かったです。
あおいちゃんの境遇を考えると無力感に苛まれした。れん君も、中学生の強さというものを感じさせてくれてとても見応えがありました。
問題は結婚式での再会後ですね。
平成に起こった事柄と交えて物語が進みますが、それが飛ぶように進みすぎてパラパラ漫画見てるような気分にさえなりました。
そして最後、エンドロールよ!
え、結婚式まで!?やる!?もう「菅田将暉」と「小松菜奈」にしか見えない!
だっていくらなんでも子供の結ちゃんってそんな簡単にさらっと新しい家族に馴染めるものなんでしょうか??
映画に現実味を求める訳ではないですが、平成が舞台ということでどうも映画にのめり込めない部分がありました…。
でも観に行ったことを後悔はしていません!観て良かった。
心を浄化してくれるよう
中島みゆきの曲が3曲流れる。もちろん映画のタイトルでもある「糸」は何度も流れ、エンディングでは菅田将暉が熱唱する。残りの2曲は「時代」と「ファイト!」である。特に「ファイト!」の使われ方がよくて、辛い体験をしたあとにカラオケで歌われるのが印象的だ。本作品はこの3つの曲の世界観を融合させているように思う。中島みゆきには突き放した厳しい歌もあるが、優しい世界観の歌もある。本作品は少しだけ優しいほうの作品になっている。北海道出身の中島みゆきにちなんで北海道が舞台なのもいい。
中学生のときに知り合った男女の18年間に及ぶ物語である。出逢ったときから問題を抱えていた少女と彼女を助けようとする少年。麗しくも辛くて儚い恋は、その後の二人の人生に心の灯となって燃えつづける。それは幸せだがやるせない記憶であり、そして生きていく拠り所でもある。二人の中で灯が燃えている限り、二人はずっとつながっている。タイトルの「糸」を上手に昇華させた見事な作品だ。
瀬々敬久監督は前作の「楽園」ではムラ社会に追い詰められる他所者の悲劇を冷徹に描いてみせたが、本作品では打って変わって人の優しさを描く。キーワードは「泣いている人がいたら抱きしめてあげなさい」である。この台詞を言う桐野香を演じた榮倉奈々は、このシーンだけでも十分に演じた意味があった。
小松菜奈は上手い。大泉洋と共演した「恋は雨上がりのように」の女子高校生役は出色の演技だった。この人は目が大きなライオンみたいな顔で、何を考えているのか微妙に判らない印象がある。そのせいなのか、得体の知れないような、吸い込まれそうな魅力に溢れていると思う。少女時代を演じた植原星空にも似た雰囲気がある。本作品の不幸な少女時代を背負った悲しいヒロイン園田葵には二人ともぴったりだった。
そしていまさら言うまでもないが、菅田将暉の演技は天才的で、どのシーンを見ても主人公の心の奥に園田葵がいるのが分かる。もはやどう見ても菅田将暉ではなく高橋漣にしか見えない。他人の不幸を真正面から受け止め、ひたすら誠実な生き方をする主人公に感情移入する人は多いだろうし、人から受けた親切を忘れない健気なヒロインに感情移入する人も多いだろう。鑑賞時は女性客がとても多かったが、物語が進むにつれてたくさんの人が泣いていた。
生と病気と死、出逢いと別れ、信頼と裏切りなど、多くのテーマが共存した作品で、高橋漣と園田葵のそれぞれの物語にいくつものテーマが鏤められている。そして力強いストーリーが観客をグイグイと引っ張っていく。濃密で奥行きのある作品であり、悲しくも美しい恋の物語は心を浄化してくれるようであった。
「糸」に頼り過ぎかな〜
繰り返し聴かせる…またか、って感じ。
中島みゆきメドレーにした方がよかったかも。
昭和的ストーリー、想像通りのラスト。
ただ、東北「ファイト!」は沁みた。
エンドロールの歌は本家よりよかった。
泣いている人がいたら抱きしめる
レディースデーだから?ファーストショーだから?
そこそこ人いたなぁ。
詰め込みすぎのせいか
シーンの切り変わりやBGMに時折『ん?』
でも、ストーリー良かった。
キャストも良かった。
※近くの席の女性、エンドロール入った瞬間にスマホチェックしないでぇ‥下がるわ〜
これはこれでいい!出演者の方に拍手です。
出演者の皆さん、素晴らしかったです。
菅田将暉さん、小松菜奈さんの映画は、今後必ず行きますと思わせてもらいました。
榮倉奈々さんの役者魂も感じました。
葵ちゃんのカツ丼シーンは、胸を打たれました。
私も落ち込むことがあれば、カツ丼かっくらいます!
元気になれる素敵なシーンでしたね。
ゆいちゃんの演技もおじさんをホロリとさせてくれました。
そんな素敵な映画でしたが、脚本は残念でした。それ要る?みたいなところがいくつかありました。
あとは音楽です。
どれだけ中島みゆきさん使いたいのかなと思いました。
誰か止めてあげれなかったんですかね。
少し脚本が違って、音楽が普通に良ければ、☆5にしていたと思います。
映画音楽って、本当に大切だなあとしみじみ思わせてくれた一本です。
予想どうりソコソコの映画だった。いい意味で。
30年をつなぐ糸なら、こういう映画だろうと思った。
よい場面も多いが、それをつなぐ糸が、よく見ると、
ほつれてるのに気がつくと、少し残念だ。
最初のホツレは、最初の家出で、警察に捕まる所だ。
警察が介入したなら、必ず、レンは、虐待の事を訴える。
近所の人も、同級生も、疑問に思っていたのだ。
訴えれば、事実が明らかになり、解決へと向かう展開になるはず。
昭和初期ならいざ知らず、平成の世の中、
児童虐待の事件はかなりの社会問題として、表面化していた。
自分的には、もうこれで、この映画は、小松菜奈を見る映画と決めた。
その後の破綻は、気にしない事として見た。
気にしたら、見られないほどだから。
自分には、小松菜奈の演技を、見るだけでも、その価値はあった。
ただ、糸といったも、まだ、30年ぐらいの若造の物語だろう?
まだまだこれからが、人生なんだぜ!とも思ってしまうおじさんなのです。
仕合わせに大号泣
今年は花火が見れないと諦めていましたが、大スクリーンで綺麗な花火が見れました(^^)
嗚咽を我慢して号泣している人は私だけではないことに映画を見終わった方の会話で知りました。
マスクが良いハンカチとなってくれました(^^)
人生経験が長ければ長いほどたくさんの仕合わせがあり、色々な想いが広がります。
北海道の大自然と東京の景色、沖縄の綺麗な海と寛大な人達。ギラギラしたシンガポールの夜景。
大きなスクリーンで観る迫力。
3.11の状況をどうして取り入れたんだろうと驚き、それがファイト!の歌詞にリンクしてくる。
シンガポールで食べる日本の食事に涙し、時代の歌詞がリンクする。
それにしても中島みゆきさんの歌詞はすごい!深い!
泣いている人がいたら抱きしめる
そんな優しさがあふれた歌詞に感動し、もっともっと中島みゆきさんの歌を聴きたくなりました!
榮倉奈々さんの役作りの痩せ方もすごい!
病気になっても物凄くたくましく寛大!
幸せではなく仕合わせと表記した歌詞が響く内容でした。
今まで出会った方、今仲良くしている人達を抱きしめたくなりました(^^)
素晴らしい映画
複雑な伏線とか緻密な話の繋がりを期待する人には物足りないかも知れない。
ただひたすら、まっすぐに人と人の繋がりの無常と愛おしさを描いている映画です。
私は24歳ですが、自分が子供の頃の出来事が多く出てきて、あーこの頃はこんなことしてたなとか、あんなこと頑張ってたなとか思い返せてよかったです。
また、最近自分自身にとても辛い出来事があるなかで、このような映画に触れることができ、心が少し洗われた。このような時期にこの映画を見ることができて仕合せに思います。
私も、泣いている人がいたら抱きしめる勇気を持てるよう、生きていきたい。
究極のラブストーリーって程ではない
菅田将暉さんは大好きな俳優さんで、中島みゆきの名曲「糸」がモチーフという映画なので、自分勝手に期待度を上げ過ぎたのか?ラブストーリーなのに、好きになる心情が深く描かれていないので、胸がキューンってなるような切なさとか、嬉しさとか、そういう気持ちが伝わらず、恋愛物語的には普通と感じた。大人になってからはサラーっと進むので、平成時代をいろんな困難を乗り越えて過ごした感がないので、再会しても嬉しさがいまいち伝わらない。出会いの中学生時代はしっかり描かれていてよかったな。「糸」というタイトルから、なんとなく結末がわかっていて鑑賞するので、もう少し葵と蓮が大人になった時にも、お互い好き同士であることがわかるような場面が欲しい。どんな生活を送っていても、結局運命の人とは数十年何もなくても結ばれるということが言いたいのかな?斎藤工さん演じる水島社長の葵に対する気持ちだけが、すごくラブストーリーっぽく感じ、そちらのストーリーがメインでもよかったかな。食堂の場面もベタな感じだけれど、演技が上手いからか、よかったな。すべて役者さんの演技が上手だったという印象。菅田将暉さんの演技はとても上手ですが、お父さんになってからのビジュアルは、もう少し父親っぽくした方がいいのではないかなぁ。小松菜奈さんは魅力的でした。
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