劇場公開日 2020年1月11日

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音楽のレビュー・感想・評価

全87件中、61~80件目を表示

4.0みんなも覚えている衝動

2020年2月19日
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はじめてやった、あの感動と嬉しさって覚えてる?
はじめてバンドやった時、ほんとうに飛んでいけそうなくらい楽しかったな。

キングクリムゾンのCDを貸すシーンがいい。中学生らしく真っ直ぐだ。

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は

4.0作画に7年お疲れ様です

2020年2月17日
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『音楽』というストレートなタイトルは、逆に気持ちがいいが、このタイトル実は奥が深い。音楽とは何だろうかと考えさせられる映画なのである。

ユルい絵だから、適当に描いているのではないかと思うが、実は「ロストスコープ」という技法を使用している。「ロストスコープ」とは、実際に人間を撮影して、写真の上からトレースして絵にするという昔からある技法だ。

「ロストスコープ」ではないが、写真を撮ってから絵を描くという作画方法は、巨匠アレックス・ロスやアメコミ作家も行っている。

デザインはユルいが、手の描き方や動きが細かい部分は「ロストスコープ」で作成されているからであるし、背景も同じく写真を撮って線画におこしていて、スケッチをしたような感じをあえて残している。そのため、背景は何気にしっかりしていたりするのだ。

特にクライマックスのシーンは、演出なども含め、細かい描写が多くなっていくため、作画の手間が圧倒的にかかっている。

例えばフォークソングバンド「森田」の髪が風になびくシーンでは、400枚を作画していて、1枚に1時間かかっており、ご苦労様といか言いようがない。

どうしても映画の尺を稼ごうとして、やたら長い間や、歩いているシーンが多いのは気になるが、作画に7年もかけているのだから、それぐらいは暖かい目で観るべきなのかもしれない。

何に対してもめんどくさいと思っている不良高校生がある日、ギターを手に入れたことで初めてバンドをすることに。(明らかに窃盗だが)

音楽の知識も楽器を使った経験のない研二達は、めちゃくちゃな演奏をするのだが、この時の衝撃は正に「音楽」を初めて感じる瞬間。その人生の中で貴重な瞬間を見事に描いているのだ。

私たちは、どうしても「音楽」というと、ある程度出来上がったものを想像してしまうが、そうではない。

ただ純粋に音を雑音のようにかき鳴らしたものも「音楽」であるのだ。それこそが音を楽しむと書く「音楽」の本質なのかもしれない。

だからこそ周りのキャラクターや映画を観ている側も研二たちの演奏から、何かを忘れていたものを感じずにはいられないのだ。

劇中には森田率いる「古美術」というフォークソングのバンドが登場する。「古美術」の演奏に心を惹かれた研二達は、森田達にも自分たちの演奏を聴かせると、森田は感動するというシーンがある。

森田というキャラクターは、家にジャンル問わず、大量のCDが資料としてある正に音楽オタクであるが、研二の演奏を聴いたことで、自分の中での「音楽像」というものが崩れ去り、のちに音楽性の探求への発展していくという構造が立派な音楽映画なのだ。

シュールでユルいアニメ映画だから、その雰囲気だけで笑わせようとする映画であって、音楽はあくまでおまけだと思えば、実は音楽映画としての作り込みは凄いというギャップがこの映画の最大の魅力とも言えるだろう。

プロモーションにもあまりお金がかけれないことから、単館上映となっているが、近年のエンターテイメント性を強調した日本映画や漫画原作の恋愛映画などと比べても、物語のクオリティは高い作品だと言える。

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バフィー吉川(Buffys Movie)

4.0ドレスコーズとヤンサン

2020年2月17日
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映画.comでドレスコーズ志磨遼平 関連作品をチェックして発見

楽しみにしてたら、
渋谷でしか公開しないということで残念に思ってたところ、山田玲司のヤングサンデーでまさかの映画「音楽」特集!
そこで全国拡大公開が決まったと知り、すぐに観に行った

ヤンサン視聴者としては、冒頭シーンのBGMに嬉しいサプライズ

映画としては、ヤンキーが打ち込めるものを見つけましたマナーなんだけど、よくある爆発的なスキルとか、実は天才でしたとかではない、リアリティが好感持てる

とはいえ、この映画の魅力は監督が原画7万枚?9万枚?をほぼ一人で7年かけて描き上げた情熱につきると思う。
ヤンサン音楽特集会の冒頭1時間を見てから映画鑑賞することをオススメします

ギュンギュンします

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HIDE

4.0初期衝動に勝るものなし

2020年2月12日
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暇してるバカ3人が暇つぶしでバンドするお話。最高。1音出した気持ちよさのまま突っ走って音楽が爆発していく様はライブ時の神作画も相まって自然と体が揺れてました。個人的には森田くん推し。やっぱり感情丸出しの音はいっぱい練習した小手先音楽には叶わないなぁ、と。。失敗した時の「がんばれー」とかほんとしんどいよね。

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にしこ

3.0じんわりと

2020年2月12日
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鑑賞方法:映画館

バカバカしく、ありえへんやろ、それ!
なのにリアリティがある

それでいいんじゃないかと思わせる力がある

音楽にズンときたw

古美術が好きだ

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おんぷ

4.0明日平日の祝日なのに結構混んでた(仙台) ケンジ、かっこいーー。す...

2020年2月11日
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明日平日の祝日なのに結構混んでた(仙台)

ケンジ、かっこいーー。すき。
どこまでも自分に正直で気分屋だけどアツイおとこだ、、てかこんなお茶にごすのまーくんみたいなひとだっけ。終始笑えた。坂本慎太郎の声ちゃんとハマってたし。

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マモ

4.0やっぱ音楽ていいよね

2020年2月8日
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音の力
魂が揺さぶられる喜び
言葉がなくても
音楽が共通言語になる

本当に高校生なんかい⁉︎なシュールな絵とセリフ
フェスのリコーダーにはぶっ飛んだけど
音楽てやっぱいいよね
純粋にそう思えるいい映画

岡村靖幸ちゃんの(←靖幸ちゃん時代のファン)
魂の叫び
痺れたー‼︎

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ki_ita

4.0鳴らす衝動

2020年2月8日
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執念と衝動。
生まれて初めて楽器を鳴らして、感動と興奮に包まれた初期衝動のまま、突っ走る不良少年たちの物語。
テクニックがどうとか、理屈とかどうでもいい。
音を楽しむ、でいいんだよ!
みたいな想いがストレートに伝わってくる。
ロトスコープで一人チマチマ7年かけて描いたという、漫画原作の自主制作アニメ映画でして。
キャラも、声と相まって魅力的。
なんとも言えない味わいの一編でありました。

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コージィ日本犬

4.0間、空間、平凡、退屈、音楽で埋める。

2020年2月5日
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表情筋一つピクリとも動かさない不良学生。
格ゲーピコピコして過ぎる毎日。
暇で、ケンカして、飽きて、一人で街歩いて。
そんな男が、たまたまベースを手にした。
そして友人とバンドを始める。適当に。
そして適当に音をあててみる。

!!!!

生まれて初めて、彼らの人生に

!!!!

が現れる。

ドドド!!!

とか

ビョーン!!!

とか

ギュイーン!!!

だとかが現れる。

それは、感情の起伏である。
生命の躍動であり、生きていることの実感である。
そしてそれこそが、人生の充足である。

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冥土幽太楼

3.5森田の乱

2020年2月2日
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なんで古美術と古武術やねん、ってくだらんツッコミ要素は多すぎるので置いといて。

ホントは、目をつぶって浸りたいような世界観。
でも、視覚に訴えかけるあの、間、間、間笑
音楽じゃん、映画そのものが!!

個人的には、覚醒森田の古武術乱入エレキの乱に何故か涙が出そうになり笑

なんなんだよコレ!
なんなんだよコレ!
なんなんだよコレは!説明させろよ!

終わり方までなんなんだよ!笑

完。

観てくれなきゃ伝えられん!
Liveを言葉で伝えきれないように。

観れ

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グリーン

4.0日本映画的なアニメーション

2020年1月26日
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原作未読。
ロトスコープだからか、ものすごい実写的な感じがした。更にキャラクターが喋る時の間なんかも日本映画らしさがある。見ていて塩田明彦作品を思い出した。
しかし、キャラクターは大橋裕之のなんとも言えない緩さがある絵柄なので、唯一無二の世界観になっている。
(途中で絵柄が変わったりなど、アニメーションでしか出来ない事をやっているのも)

主人公の行動動機が掴めなすぎる感(マサルさんとかゴリラーマンみたいなキャラ)はあったが、この先何が起きるのだろうというワクワク感に繋がっていたのかもしれない。

なぜ『音楽』というでっかいタイトルにしたのか、まだその意味と内容の関係は消化出来ないが、印象に残る映画だと思った。

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P

4.5新宿武蔵野館にて🎥

2020年1月22日
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ついに、ついに観てきました。
いやぁおもしろかった。とてもシュールな世界なんだけどどこか懐かしい街並みにほっこり✨だけどフェスシーンは鳥肌🎸

岡村ちゃんはどこかしらって思ったころに、きたぁ💕監督、的確すぎです。やられました❗

時間ができたら、また観に行こうっと🎵

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yuka

4.0タイトルなし

2020年1月22日
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鑑賞方法:映画館

オフビート

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うんこたれぞう

4.0生き物がおよそ3匹

2020年1月21日
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音に触れて突き動かされて恍惚感を得る。多彩なタッチで描かれる画の数々。愛すべきキャラクター、無表情の中で沸沸とする青春感、恋の花咲くこともある。
捕物のゴタゴタそっちのけにギターに少し気がそそられるシーンが良かった。尺は短し、もちょっと浸っていたかった。

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Kj

3.0圧迫させろよ~。

2020年1月20日
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不良高校生がたまたまベースギターを手にいれたことからバンドを始める話。
登場人物に隠れた才能があるとか不真面目に見えて本当は努力家とかありふれた話にはならなないのが良い。
初めての楽器で音を出した瞬間の「これだ!」感は判る。

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DKawa

5.0オフビート感、最高!

2020年1月20日
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鑑賞方法:映画館

新宿で時間があうから「観よう」と思ったらなんと満席・・・
翌日リベンジで鑑賞。

あまりのオフビート感に好き嫌いはある作品と思うが、個人的には大ハマリ!
面白すぎました。。。
原作も読んでなくて全くの情報なしで観た分、インパクトが大きかったのかも。
フェスシーンの雰囲気が妙にリアルで、びっくり。
1000円のパンフレットも充実の読み物で、一気に「音楽」通になりました。
パンフレットもマストバイで!

サントラ、欲しいなぁ。

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わらびもち

2.5かんじんの音楽が・・・

2020年1月19日
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鑑賞方法:映画館

「ロトスコープ」という手間のかかる実写トレース法で作られたようだが、自分には効果があまり感じられなかった。
楽器を弾く姿の“シルエット”が、リアルだった程度だろうか。

“リズムセクション”だけなので、ラストが予想できるところはあるが、「研二」の意外な才能もあって、ストーリーはそれなりに楽しい。
「大場」役の竹中直人の声は良かった。

ただ、かんじんの“音楽”が、平凡なハードロック系のインストゥルメンタルにすぎず、ピンとこなかった。
リコーダーのソロの方が、どこか民俗音楽的で、よっぽど良い。
展開的に、ボーカルを入れることもできたはずなので、そこもガッカリ。
もっと、“音楽”でビシッとキメて欲しかった。そこが一番大事だったと思うのだが。
それとも、これが今の日本の音楽のレベルなのか・・・。

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Imperator

4.0青春の妙ちくりん

2020年1月19日
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鑑賞方法:映画館

ビリビリと音の振動が伝わってくるあの感じ、そうイヤホンなんかじゃわからないステージから空気を伝わってビリビリするあれだ。
ビリビリに心地よくなり、妙な間に意識はふっ飛ばされる。
絶妙なタイミングで折り込まれているゆるゆるでナンセンスな笑いが、青春の妙ちくりんを掻き立てる。
開放的でゆるりと流れる時間を味わえる貴重な作品だった。

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パプリカ

1.0タイトルなし

2020年1月17日
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鑑賞方法:映画館

衝動的で多分良いんだろうけど、全然感情に来なかった。この前にパラサイト見たからかな。人間一日にそう何度も感動出来ないや。

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kazuyuki

4.0いつかどこかで予告を観て、気になっていて観に行きました。 楽しめた...

2020年1月16日
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鑑賞方法:映画館

いつかどこかで予告を観て、気になっていて観に行きました。
楽しめた。なんだろなあ?全共感もしないし音楽もあれだし、かといってドタバタハチャメチャというわけでもない。
おもしろかった!

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らっこおやじ